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:地球連邦軍の[[ライラ・ミラ・ライラ]]大尉率いるライラ隊の所属艦。艦長は[[チャン・ヤー]]少佐。『Ζ』第3話から登場し、[[アレキサンドリア]]と共にアーガマと数回に渡り交戦。途中、[[サイド1]]・[[30バンチ]]の戦闘でライラ隊が全滅しつつもアレキサンドリアと合流後に補給を済ませ、[[アンマン]]でアーガマ出港の足止めを行った。 | :地球連邦軍の[[ライラ・ミラ・ライラ]]大尉率いるライラ隊の所属艦。艦長は[[チャン・ヤー]]少佐。『Ζ』第3話から登場し、[[アレキサンドリア]]と共にアーガマと数回に渡り交戦。途中、[[サイド1]]・[[30バンチ]]の戦闘でライラ隊が全滅しつつもアレキサンドリアと合流後に補給を済ませ、[[アンマン]]でアーガマ出港の足止めを行った。 | ||
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:『Ζ』第3話から登場。当初は連邦軍所属だったものの、第9話で[[グラナダ]]を襲撃してきたアーガマ隊に同型艦1隻と共に奪取されエゥーゴカラーに塗装された後、[[ジャブロー]]降下作戦に参加する。 | :『Ζ』第3話から登場。当初は連邦軍所属だったものの、第9話で[[グラナダ]]を襲撃してきたアーガマ隊に同型艦1隻と共に奪取されエゥーゴカラーに塗装された後、[[ジャブロー]]降下作戦に参加する。 | ||
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:『センチネル』第3章に登場する連邦軍α任務部隊所属艦4隻の内の2隻。[[ペズン]]攻撃の際、共に[[衛星ミサイル]]の直撃を受け轟沈する。 | :『センチネル』第3章に登場する連邦軍α任務部隊所属艦4隻の内の2隻。[[ペズン]]攻撃の際、共に[[衛星ミサイル]]の直撃を受け轟沈する。 | ||
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=== エゥーゴ === | === エゥーゴ === | ||
;モンブラン | ;モンブラン | ||
− | :『Ζ』第2話から登場するエゥーゴ艦。[[アーガマ]] | + | :『Ζ』第2話から登場するエゥーゴ艦。[[アーガマ]]の随伴艦を務めるも、第6話の地球衛星軌道上での戦闘中にボスニア所属のライラ隊の集中攻撃を受け撃沈された。劇場版では戦闘シーン自体がカットされている。 |
;シチリア | ;シチリア | ||
− | :『Ζ』第11話で登場するエゥーゴ艦。ジャブロー降下作戦に参加中、[[パプテマス・シロッコ]]の駆る[[メッサーラ]] | + | :『Ζ』第11話で登場するエゥーゴ艦。ジャブロー降下作戦に参加中、[[パプテマス・シロッコ]]の駆る[[メッサーラ]]が放った[[メガ粒子砲]]が側面に直撃し轟沈する。 |
+ | ;シブヤン / スル | ||
+ | :『Ζ』第11話に登場するエゥーゴ艦。シチリア撃沈後の[[トーレス]]の通信で名前のみ登場。 | ||
;ハイフォン | ;ハイフォン | ||
:『EVOLVE』第5話に登場するエゥーゴ艦。[[アイリッシュ級]]スタウトや同型艦と共に[[チャクラ研究所]]防衛に参加し、[[ゲミヌス]]の迎撃にあたるものの、相手の攻撃で艦隊ごと全滅した。 | :『EVOLVE』第5話に登場するエゥーゴ艦。[[アイリッシュ級]]スタウトや同型艦と共に[[チャクラ研究所]]防衛に参加し、[[ゲミヌス]]の迎撃にあたるものの、相手の攻撃で艦隊ごと全滅した。 |
2024年6月30日 (日) 21:02時点における版
サラミス改級 | |
---|---|
外国語表記 | Salamis Modified Class |
登場作品 |
スペック | |
---|---|
分類 | 宇宙軽巡洋艦 |
全長 | 198m |
全高 | 56m |
全幅 | 75m |
推進機関 |
|
搭載可能MS数 | 4機[1] |
カタパルト数 | 1基 |
開発組織 | 地球連邦軍 |
所属 |
概要
一年戦争後、地球連邦軍が近代化改修したサラミス級。連邦軍宇宙艦隊の中核として大量建造された。
サラミス改級はサラミス級の基本設計を流用しながら、モビルスーツ運用母艦としての機能が付加されている。効率的なMS運用を可能にする各種装備が新設されており、艦首ブロックを延長しMSデッキとカタパルトが増設されている。大規模な改修ではないためMS運用能力は最小限に留められているが、シンプルな構造により既存艦の改修も可能など量産性に優れた艦となった。
艦首ブロックに装備を施したことで元の単装メガ粒子砲や両舷のミサイル・ランチャーはオミットされているが、メイン・ブリッジ両舷に位置していたサブ・ブリッジを廃し、そこに主砲が追加されている。加えて各部に対空砲が多数追加された結果、砲撃能力と対空防御能力は結果的に増強された。
装備の追加による重量増加に対応してメインエンジンの左右にサブエンジンが1基ずつ増設されており、排熱対策として冷却装置を艦艇部に追加している。これらの改修により本艦は高い完成度を誇る艦となった。
高い完成度故か非常に長期間運用されており、宇宙世紀0150年代にはミノフスキークラフトを搭載する等の追加改修が施されている。
登場作品
- 機動戦士Ζガンダム
- 初出作品。モンブラン、ボスニアなどを筆頭にエゥーゴ、ティターンズ双方で運用された。
- 機動戦士ガンダムΖΖ
- 最終話の第47話の1シーンに登場。ハマーン・カーンの戦死によるネオ・ジオンの敗北後に遅れて艦隊が到着した。
- ガンダム・センチネル
- 編成表に名称のみ存在する艦も含め、連邦軍とニューディサイズの双方で複数の同型艦が登場する。
- 機動戦士ガンダム 逆襲のシャア
- ルナツー所属艦など複数の同型艦が登場する。
- 機動戦士ガンダムF91
- 作品冒頭、フロンティアIVの港ブロックの内外で停泊中の計2隻が登場。港に侵入してきたエビル・Sにブリッジを破壊された。
- 機動戦士Vガンダム
- ミノフスキークラフト搭載艦が登場。単独での大気圏飛行が可能となり、リーンホースを牽引するタグボートとして運用されるなど、様々な場面で登場。
- ADVANCE OF Ζ ティターンズの旗のもとに
- ADVANCE OF Ζ 刻に抗いし者
- 機動戦士Ζガンダム外伝 審判のメイス
- 機動戦士ガンダムUC
カラーバリエーション
- 連邦軍カラー
- 地球連邦軍の所属艦。サラミス級と同様にグレーを基調としているが、艦側面に赤色と黒色が配色されている。また、『V』に登場する艦は、シーンによって艦全体がベージュ、MSデッキ側面の一部分が赤く塗装されている場合がある。
- ティターンズカラー
- ティターンズの所属艦。カラーリングはほぼサラミス級と同一となっている。
- エゥーゴカラー
- エゥーゴの所属艦。カラーリングはカーキ色を基調としている。
- α任務部隊カラー
- 連邦軍・α任務部隊の所属艦。船体は淡いグレー(模型作例では白)で、放熱板の色は赤色。
- ND討伐本隊カラー
- 連邦軍・ニューディサイズ討伐本隊の所属艦。α~とは異なり、識別のために放熱板がグリーンとなっている。
同型艦
地球連邦軍 / ティターンズ / その他連邦系組織
- ボスニア
- 地球連邦軍のライラ・ミラ・ライラ大尉率いるライラ隊の所属艦。艦長はチャン・ヤー少佐。『Ζ』第3話から登場し、アレキサンドリアと共にアーガマと数回に渡り交戦。途中、サイド1・30バンチの戦闘でライラ隊が全滅しつつもアレキサンドリアと合流後に補給を済ませ、アンマンでアーガマ出港の足止めを行った。
- サチワヌ
- 『Ζ』第3話から登場。当初は連邦軍所属だったものの、第9話でグラナダを襲撃してきたアーガマ隊に同型艦1隻と共に奪取されエゥーゴカラーに塗装された後、ジャブロー降下作戦に参加する。
- ブルネイ
- 『Ζ』第3話から登場するティターンズ艦。アレキサンドリアと共にアーガマを追撃後、追撃任務から外れたバスク・オムをグリプスへと送り届けた。
- タカオ / ロングビーチ
- 『センチネル』第3章に登場する連邦軍α任務部隊所属艦4隻の内の2隻。ペズン攻撃の際、共に衛星ミサイルの直撃を受け轟沈する。
- ユリシーズ / レパルス / カンバーランド / スティキスホルム
- 『センチネル』に登場するα任務部隊所属艦(月宙域での交戦時)。
- エクゼター / キャンベラ / アトランタ / プリンツ・オイゲン
- 『センチネル』に登場するβ任務部隊所属艦(月宙域での交戦時)。
- モガミ / アストリア / ヨーク / トリエスデ
- 『センチネル』に登場するγ任務部隊所属艦(月宙域での交戦時)。
- ストラスブール / ポートランド / サセックス / シェフィールド
- 『センチネル』に登場するδ任務部隊所属艦(月宙域での交戦時)。
- トレント / アオバ / ダンケルク
- 『センチネル』に登場するニューディサイズ所属艦(月宙域での交戦時)。
- カシマ / ブラジリア / ヴォルゴグラード / ストックホルム
- 『センチネル』に登場するエイノー艦隊所属艦(月宙域での交戦時)。
- レボリューション
- 『センチネル』に登場するエアーズ市民軍の旗艦。旗艦を含め計4隻からなる艦隊を形成している。
- アルテミス
- 『ダブルフェイク』冒頭に登場する連邦艦。アラハスがコロニー・テキサス内部へ内部調査および試作機テストのために侵入している間、同艦の護衛を務めた。直後にカラードが攻撃を仕掛けてきたため、アラハスからアンティケが救助へ向かっている。
- エスメラルダ
- 『ダブルフェイク』に登場する連邦艦。サイド2を出港したアラハスの護衛のため同型艦1隻と共に合流地点に向かうものの、そこでバギ・ドーガとクォータースーツの奇襲を受け2隻とも乗員が全滅した。
- ヘラート
- 『エコール』に登場するティターンズ艦。
- イズミール
- 『A.O.Ζ.』に登場するティターンズ艦。T3部隊へ途中から配属され、マーフィ小隊の新たな母艦としてアレキサンドリア級アスワンと共にグリプス戦役の終盤まで戦い続ける。
- ヴァルナ (デルフォイ)
- 『A.O.Ζ. 刻に抗いし者』に登場。ロサ・ギガンティアを襲撃するも、その際の戦闘で鹵獲され、デルフォイと改名された上で以降はエゥーゴ所属艦、『審判のメイス』からは連邦軍所属艦として運用される。
- エレトリア / トブルク
- シラクサ / カタニア
- 『審判のメイス』に登場する連邦艦。デルフォイ隊の所属艦として「審判のメイス」阻止作戦に参加した。
- サン・ドミンゴ
- 『ジョニー・ライデンの帰還』に登場するサラミス改と思われる連邦艦。サイド5宙域でネオ・ジオン残党と交戦していたが、突如としてキマイラ隊の奇襲を受け、敵艦のエンドラ級共々轟沈した。
- ハーマン / シカゴ
- 『ジョニー・ライデンの帰還』に登場する連邦艦。コンペイトウ宙域のパトロール艦で、サングレ・アスルの確保に動いたが、シャア専用ディジェの急襲を受け2隻とも轟沈した。
- バレンシア / サラマンカ
- 『ヴァルプルギス』に登場する連邦艦。サイド2にてネオ・ジオン残党と交戦し、2隻とも轟沈した。
エゥーゴ
- モンブラン
- 『Ζ』第2話から登場するエゥーゴ艦。アーガマの随伴艦を務めるも、第6話の地球衛星軌道上での戦闘中にボスニア所属のライラ隊の集中攻撃を受け撃沈された。劇場版では戦闘シーン自体がカットされている。
- シチリア
- 『Ζ』第11話で登場するエゥーゴ艦。ジャブロー降下作戦に参加中、パプテマス・シロッコの駆るメッサーラが放ったメガ粒子砲が側面に直撃し轟沈する。
- シブヤン / スル
- 『Ζ』第11話に登場するエゥーゴ艦。シチリア撃沈後のトーレスの通信で名前のみ登場。
- ハイフォン
- 『EVOLVE』第5話に登場するエゥーゴ艦。アイリッシュ級スタウトや同型艦と共にチャクラ研究所防衛に参加し、ゲミヌスの迎撃にあたるものの、相手の攻撃で艦隊ごと全滅した。
カメラード
- ウェストサハラ
- 『審判のメイス』に登場するカメラード所属艦。「審判のメイス」作戦においてネオ・ジオン残党軍の旗艦を担った。
装備・機能
特殊機能
- 大気圏突入カプセル
- 艦底部に装備できる小型シャトル。サラミス級から引き続き搭載されている。
- コンテナ・ハッチ
- 両舷の裏側にある物資積み込み用のハッチ。
- 大型ブースター
- 地球からの打ち上げの際に船尾に接続される大気圏離脱用ブースター。
- ミノフスキークラフト
- 宇宙世紀0150年代の艦艇に追加されたミノフスキー粒子を応用した大気圏内浮遊システム。サラミス改は元来は航宙艦だが、これによって大気圏内での運用が可能となった。
武装・必殺攻撃
- 連装メガ粒子砲主砲
- 2連装式の主砲。アレキサンドリア級の物と同型で、ブリッジ両舷に1基ずつ搭載されている。
- 単装メガ粒子砲副砲
- 単装式の副砲。これもアレキサンドリア級と同型の物で、艦首ブロック両舷に1基ずつ、主砲後部に1基ずつ、ブリッジ後部に1基の計5基搭載されている。
- 連装対空砲
- 艦体各部に計6基装備されている。
- 単装対空砲
- 艦体各部に計8基装備されている。
- ミサイル・ランチャー
- 艦首両舷に左右四対8基搭載されているミサイル・ランチャー。
- M弾頭
- ビーム撹乱幕と高密度ミノフスキー粒子の散布によって中・遠距離のビーム兵器による攻撃を決定的に無効化するミノフスキー粒子兵器。一年戦争後に締結されたグラナダ条約により使用が禁止されており、万が一使用する場合には連邦軍総司令部の許可を得る必要がある。
主な艦載機
エゥーゴ
ティターンズ
地球連邦軍
対決・名場面
関連艦
- サラミス級
- ベース艦。
- サラミス改級 (0083)
- 宇宙世紀0083年におけるサラミス級の改修艦。
- アラハス
- 『ダブルフェイク』に登場する、本級をベースとする開発情報収集艦。
- ネルソン級
- 本級以前にモビルスーツ運用母艦として改修を受けたサラミス級。
リンク
脚注
- ↑ 『ADVANCE OF Ζ 刻に抗いし者』では、平時定数3、最大搭載数6と設定されている。