「ムラサメ」の版間の差分
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:対ビームコーティングが施された実体盾。戦闘機形態時には機首となる。内部には戦闘機形態時に使用する収納式カナード翼と、離着陸時に使用されるノーズギアが内蔵されており、戦闘機形態では欠かすことの出来ない装備となっている。反面、作戦行動中二シールドを失った機体は戦闘機形態への変形が不可能となり、以後の公道はMS形態のみに成約される。 | :対ビームコーティングが施された実体盾。戦闘機形態時には機首となる。内部には戦闘機形態時に使用する収納式カナード翼と、離着陸時に使用されるノーズギアが内蔵されており、戦闘機形態では欠かすことの出来ない装備となっている。反面、作戦行動中二シールドを失った機体は戦闘機形態への変形が不可能となり、以後の公道はMS形態のみに成約される。 | ||
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+ | ;ムラサメ ([[サイコガンダム]]) | ||
+ | :『[[機動戦士クロスボーン・ガンダム DUST|DUST]]』に登場する同名の機体。 | ||
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2021年7月26日 (月) 20:18時点における版
ムラサメ | |
---|---|
外国語表記 | Murasame |
登場作品 | 機動戦士ガンダムSEED DESTINY |
デザイン | 大河原邦男 |
スペック | |
---|---|
分類 | 汎用量産型可変モビルスーツ |
型式番号 | MVF-M11C |
全高 | 17.82m |
本体重量 | 46.88t |
主動力 | バッテリー |
開発組織 | モルゲンレーテ社 |
所属 | オーブ国防軍 |
母艦 | |
主なパイロット |
|
概要
M1アストレイに代わるオーブ国防軍の次期主力量産型モビルスーツ。
M1アストレイが陸戦専用で、作戦展開地形が地上に限定されていたのに対し、空陸両用の万能機としてモビルスーツ形態から戦闘機形態へ瞬時に変形し、幅広い戦況に対応する事が可能。空戦はもちろんのこと地上・宇宙と幅広い戦況に対応出来る汎用性を有する。可変機としての性能も連合・ザフトの可変機と比較してもトップクラスの水準を誇り、オーブの軍事科学力の高さを粗めて世界に印象付けた。
また、「専守防衛」をコンセプトにしたM1アストレイとは異なり、「積極的な攻撃による防衛」をコンセプトとしており、量産化する際に省略されていたP0シリーズの設計思想やM1アストレイの運用で得られた実戦データを元にして武装や機体の見直しが行われた結果、M1アストレイの後継機でありながら、可変機構やオプション兵装の充実など先代機とは180度転換させた、オーブの国家方針を具現化したMSとして完成している。
登場作品と操縦者
- 機動戦士ガンダムSEED DESTINY
- 初出作品。第14話からオーブ軍の主力機として登場し、ネームドパイロットとしてババ、イケヤ、ゴウ、ニシザワ等が搭乗した。地球連合軍への増援として空母タケミカヅチに搭載され、ザフト軍艦ミネルバと交戦し、多数が撃破されるが、ミネルバにも多大な被害を負わせる事に成功している。また、残存したタケミカヅチ搭載機の一部はアークエンジェルと合流し、ベルリンでの戦闘で出撃。イケヤ、ゴウ、ニシザワの駆る3機がカオスを連携攻撃で撃墜するという戦果を挙げた。その後も本機はオペレーション・フューリーやレクイエム攻防戦などで投入されている。なお、この3人の搭乗機には「801、802、803」のいずれかのナンバリングが施されていたとされている。
- 機動戦士ガンダムSEED DESTINY (小説版)
- ∞ジャスティスの代わりに本機がミネルバのメインスラスターを破壊している。
装備・機能
特殊機能
- 変形
- 戦闘機形態への変形が可能。
武装・必殺攻撃
- M2M5D 12.5mm自動近接防御火器
- 頭部と可変式主翼カウリング内に2門づつ装備されたCIWS(近接防御火器システム)。イーゲルシュテルンに代わって装備された物であり、イーゲルシュテルンよりも小口径だが、威力の低下は1/2に抑えられている。
- 72式高エネルギービーム砲
- 背部垂直尾翼に内蔵されたビーム砲。戦闘機形態時のみ使用可能な固定兵装であり、その出力は72式回とほぼ同じで極めて強力。MS形態時には自動でパワーリンクが切断されるため、暴発などによって自機を損壊する恐れはない。
- 66A式空対空ミサイル「ハヤテ」
- オーブ国産のミサイル。腰部フロントスカートに左右2発ずつ搭載されている。主に戦闘機形態次に使用する事が多いが、航空機相手なら絶大な威力を発揮する。
- 72式改ビームライフル「イカヅチ」
- ムラサメ専用に開発されたビームライフル。ムラサメの右腰部ターレット・マウントに装着され、戦闘機形態次も航空火器として使用する事が可能。MS形態次にライフルとして使用する際には、トリガーを引いて発射するが、航空火器時にはマウントを介して発射信号を送る為、トリガーを引く必要はない。
- 70J式改 ビームサーベル
- 左腰部に1本マウントされたビームサーベル。M1アストレイの70式ビームサーベルの改良型。旧タイプから省電力化と信頼性及び整備性の向上が図られている。この改良により、70J式は従来に比べて30~40パーセントの駆動時間維持に成功している。
- シールド
- 対ビームコーティングが施された実体盾。戦闘機形態時には機首となる。内部には戦闘機形態時に使用する収納式カナード翼と、離着陸時に使用されるノーズギアが内蔵されており、戦闘機形態では欠かすことの出来ない装備となっている。反面、作戦行動中二シールドを失った機体は戦闘機形態への変形が不可能となり、以後の公道はMS形態のみに成約される。
- Mk438 3連装ヴュルガー空対空ミサイルポッド
- 地球連合軍のジェットストライカーに搭載されている物と同一のミサイル。主翼にあるハードポイントに装着して使用する。
対決・名場面
- 対カオスガンダム
- 『DESTINY』第32話より。ベルリンにおける戦闘でカガリのストライクルージュと共に出撃したイケヤ、ゴウ、ニシザワの3機は、カオスガンダムに執拗に狙われているフリーダムガンダムを援護するべく攻撃を開始。足止めを食らっている間にネオが撃墜され撤退しようとするカオスに対し、3機連携の曲芸的な急降下攻撃で撃破した。量産機で敵のワンオフ機を撃墜する大金星を挙げたシーンではあるが、どちらかと言うと、カオスの不名誉シーンと言うべきか。
関連機体
パーソナルカスタム機
- バルトフェルド専用ムラサメ
- 本機のアンドリュー・バルトフェルド専用機。機体が黄色に塗装されている他、コーディネイターであるバルトフェルドに合わせて、機体性能を設計限界値一杯まで出せるよう改修されている。
系列機・派生機
- 偵察型ムラサメ
- 背部にレドームを装備したムラサメ。長距離偵察や索敵を得意としている。また、通常のムラサメの武装は(背部のビーム砲以外は)そのまま残されているため、充分な戦闘能力も持っている。
- オオツキガタ
- 超長射程高機動砲撃戦に特化した派生機。M1Aアストレイの僚機として開発された。
- M1アストレイ
- 前世代機。主にシュライク装備の機体が本機と共に運用されている。
- エクリプスガンダム
- 同じオーブの防空計画から派生し、ムラサメよりも先んじて開発された可変モビルスーツ。
その他
- Ζガンダム / Ζプラス
- シールド形状や変形時にシールドを機首にする点など、デザイン面で共通性がある。特に戦闘機形態の機体形状はΖプラスA1型などにかなり似通っている。
- ムラサメ (サイコガンダム)
- 『DUST』に登場する同名の機体。
商品情報
ガンプラ