「ガンダム・バルバトスルプス」の版間の差分
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2017年1月12日 (木) 16:31時点における版
ASW-G-08 ガンダム・バルバトスルプス (Gundam Barbatos Lupus)
- 登場作品:機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ(第2期)
- デザイナー:鷲尾直広
- 分類:モビルスーツ
- 装甲:ナノラミネートアーマー
- 全高:19m
- 本体重量:31.2t
- 主動力:エイハブ・リアクター×2
- 開発組織:ギャラルホルンの前身組織(原型機)、テイワズ(改修)
- 主なパイロット:三日月・オーガス
鉄華団のモビルスーツ。ガンダム・バルバトスの改修機である。
エドモントンでの戦いの後も数多の戦場で常に最前線に立ち続けてきた事から、鉄華団のメカニックのみでは修復困難な程にダメージが蓄積していた為、テイワズの本拠地「歳星」にあるMS工房へ一時的に預けられてオーバーホールを行っている。その際、パイロットである三日月・オーガスのこれまでの戦闘データを基に機動性と反応速度を高める調整が加えられた。
ガンダム・フレームは両腕部を延長しつつ三日月の脳が感知する速度感と反応指数を完全に一致させる事で、阿頼耶識システムを通じたパイロットとの一体感をこれまで以上に肉体感覚へと近づけている。また三日月の主な戦闘スタイルが接近戦である事から敵機への接近時に受けるダメージを低下させる必要があり、装甲は軽量化が図られると同時に被弾した際の衝撃を最大限に緩和できるよう曲線を多用したデザインに設計された。武装もそれに合わせて見直されている。
ちなみに「ルプス」は「狼」を意味するラテン語である。
登場作品と操縦者
- 機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ(第二期)
- パイロットは三日月・オーガス。
クーデリアらのハーフメタル採掘場の現場視察中に起きた戦闘で出撃している。
装備・機能
武装・必殺攻撃
- ソードメイス
- 本機の主兵装。テイワズの技術者が機体の改修に合わせて用意した質量破壊武器で、機動性を維持できるよう形状や重量に配慮して造られている。
- ツインメイス
- 背部に2本までマウント可能な武器。本機の乱戦時の主兵装として用意された物で、以前使用していたメイスを小型化したような形状となっている。
- 腕部200mm砲
- 両腕部に1門ずつ、計2門を装備している実弾砲。以前装備していた滑腔砲よりもサイズは小さくなったが、マニピュレーターに武器を保持したままでの発砲が可能となった。不使用時には砲口を後方へ向けるようになっている。
ジョイントパーツを介して背部にもマウント可能で、その状態でも砲撃が可能。 - ヴァルキュリアバスターソード
- モビルアーマー『ハシュマル』迎撃戦の際、共闘したヘルムヴィーゲ・リンカーから強引に拝借した大型剣。武装の殆どを失ったバルバトスルプスが、ハシュマルにとどめを刺すために使用した。
対決・名場面
- 対ハシュマル
- 300年の時を経て再起動し、殺戮の為に動き出したモビルアーマー『ハシュマル』を止めるために、鉄華団はマクギリスと共に迎撃に入る。しかし功を焦ったイオク・クジャンの行動が裏目に出てしまい、ハシュマルは農業プラントにいた人間をビーム斉射で皆殺しにしてしまう。また鉄華団の有するガンダムもハシュマルに近付き過ぎた事で、阿頼耶識側のリミッターが作動して機能不全となってしまっていた。
一方、三日月は自ら阿頼耶識側のリミッターをカットして更なる戦闘力を引き揚げ、猛然とハシュマルに襲い掛かる。後から駆け付けたシノやライドの援護もあってハシュマルを孤立させることは出来たが、猛攻の末に機体はフレームも装甲も大きく傷ついてしまった。それでも戦う事を厭わない三日月は、ヘルムヴィーゲ・リンカーのヴァルキュリアバスターソードを強引に拝借してハシュマルにとどめを刺す事が出来た。
しかし……リミッターを引き出した代償は、決して小さいものではなかった………!
関連機体
- ガンダム・バルバトス
- 原型機。
- ガンダム・バエル、ガンダム・グシオン、ガンダム・グシオンリベイク、ガンダム・キマリス、ガンダム・キマリストルーパー、ガンダム・アスタロト、ガンダム・アスタロトオリジン、ガンダム・ウヴァル、ガンダム・フラウロス、ガンダム・ダンタリオン
- ガンダム・フレームを採用している機体。