「シャア専用ゲルググ」の版間の差分
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− | + | 本機は25機生産された先行量産型ゲルググの1機で、頭部にブレードアンテナが備わっている。追加ランドセルを装備した他の先行量産型ゲルググと区別するために[[型式番号]]は「YMS-14」から「MS-14S」へと改められているが、これは指揮官用ザクとも呼ばれた[[ザクIIS型]]に倣ったという説がある。 | |
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+ | 頭部のブレードアンテナ以外は一般機と装備が変わらないが、性能に関しては専用にチューニングされているという説がある<ref>但しエンジニアである[[アルレット・アルマージュ]]曰く、テキサスで出撃した時は調整未了だったとのこと</ref>。 | ||
== 登場作品と操縦者 == | == 登場作品と操縦者 == | ||
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+ | :回想シーンでガンダムとの3度目の交戦シーンが登場。『1st』ではガンダムに右腕を丸ごと切断されていたが、回想では前腕のみに留まっている。 | ||
;[[機動戦士ガンダム THE ORIGIN]] | ;[[機動戦士ガンダム THE ORIGIN]] | ||
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=== 武装・必殺攻撃 === | === 武装・必殺攻撃 === | ||
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;シールド | ;シールド | ||
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;[[ゲルググJ]] | ;[[ゲルググJ]] | ||
:関連性は不明だが、本機のパーソナルカラーと同様、赤を主体としたカラーリングになっている。 | :関連性は不明だが、本機のパーソナルカラーと同様、赤を主体としたカラーリングになっている。 | ||
== 余談 == | == 余談 == | ||
− | *S字状のビーム刃が出るビーム・ナギナタだが、『めぐりあい宇宙』での[[ギャン]] | + | *S字状のビーム刃が出るビーム・ナギナタだが、『めぐりあい宇宙』での[[ギャン]]の戦闘シーンが全て本機に置き換えられた際、ビーム・サーベルのエフェクト(セル画)を流用したため、「ビーム・ナギナタはビーム刃を片側だけに発生させる事も可能」という構図ができた。また、流用に伴い、場面によってビーム刃の色が変わる(S字状ビーム刃:青色 片側ビーム刃:黄色)。 |
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2022年2月17日 (木) 00:15時点における最新版
シャア専用ゲルググ | |
---|---|
外国語表記 | Char's Gelgoog |
別表記 | ゲルググ (シャア・アズナブル大佐機) |
登場作品 | 機動戦士ガンダム |
デザイナー | 大河原邦男 |
スペック | |
---|---|
分類 | 汎用量産型モビルスーツ |
生産形態 | パーソナルカスタム機 |
型式番号 | MS-14S (YMS-14) |
頭頂高 | 19.2m |
全高 | 19.6m |
本体重量 | 42.1t |
全備重量 | 73.3t |
主動力 | 熱核融合炉 |
ジェネレーター出力 | 1,440kW |
スラスター総推力 | 61,500kg |
装甲材質 | 超硬スチール合金 |
センサー有効半径 | 6,300m |
開発組織 | |
所属組織 | ジオン公国軍・突撃機動軍 |
所属部隊 | 独立第300戦隊 (ニュータイプ部隊) |
母艦 | ザンジバル級 |
主なパイロット | シャア・アズナブル |
概要[編集 | ソースを編集]
ジオン公国軍突撃機動軍独立第300戦隊の指揮官を務めるシャア・アズナブル大佐専用のゲルググ。装甲はシャアのパーソナルカラーである赤を基調に塗装されている。
本機は25機生産された先行量産型ゲルググの1機で、頭部にブレードアンテナが備わっている。追加ランドセルを装備した他の先行量産型ゲルググと区別するために型式番号は「YMS-14」から「MS-14S」へと改められているが、これは指揮官用ザクとも呼ばれたザクIIS型に倣ったという説がある。
頭部のブレードアンテナ以外は一般機と装備が変わらないが、性能に関しては専用にチューニングされているという説がある[1]。
登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]
- 機動戦士ガンダム
- 初出作品。第37話で初登場し、テキサスコロニー内部でギャンとの戦闘を終えたアムロのガンダムと交戦。しかし、ニュータイプ能力の前に背後からの不意打ちですら避けられてしまい、最後は胴を損傷して撤退した。その後もソロモン周辺で2度交戦したが、アムロがニュータイプとして更に覚醒しつつあった事や、ガンダムがマグネットコーティングにより更なる運動性を得てしまった事が起因し、いずれの戦闘でも腕部を失い敗退続きで終わっている。その後、第42話でジオングの背後に本機の物と思われる脚部が映ったのが最後の登場となった。
なお、『めぐりあい宇宙』ではギャンの戦闘が本機に置き換えられたため、敷設地雷や浮遊機雷は事前にコロニー内部に設置されていたものとなっている。 - 機動戦士ガンダム 逆襲のシャア
- 回想シーンでガンダムとの3度目の交戦シーンが登場。『1st』ではガンダムに右腕を丸ごと切断されていたが、回想では前腕のみに留まっている。
- 機動戦士ガンダム THE ORIGIN
- 基本的に『1st』と同じだが、状況が異なるとはいえテキサスコロニー内での戦闘でガンダム (THE ORIGIN版)に勝利している。デザイン変更に伴い腰部のスラスター配置がゲルググMと同じになっており、宇宙での戦闘では高機動型ゲルググのランドセルを装備している。
- 機動戦士ガンダム C.D.A. 若き彗星の肖像
- file oneにてア・バオア・クーからの脱出時に追撃してきた連邦軍を迎撃するべくシャアが搭乗。『1st』で喪失した右腕がゲルググMの物に換装されており、高機動型ゲルググのランドセルを装備した事で機動性が向上した。アクシズ到着後は外宇宙用に改修されている。
- 機動戦士ガンダムUC (OVA版)
- episode 7でフル・フロンタルがサイコシャードの力を以ってバナージに見せた戦いの記憶の中に登場。『逆シャア』と同様にガンダムとの3度目の交戦シーンが流れた。
- 機動戦士ガンダム Twilight AXIS
装備・機能[編集 | ソースを編集]
特殊機能[編集 | ソースを編集]
- 換装
- 前腕部の装備及びランドセルの換装が可能。『THE ORIGIN』と『C.D.A.』ではこの換装機構により、高機動型ゲルググの増速用ブースター・ユニットを装備している。
武装・必殺攻撃[編集 | ソースを編集]
- ビーム・ライフル
- ゲルググ用のビーム・ライフル。
- ビーム・ナギナタ
- 柄の両端からS字にビーム刃を発振する両刃型のビーム・サーベル。非使用時には背部にマウント可能。
なお、『1st』作中ではガンダムのビーム・サーベルをビーム刃ではなく柄で咄嗟に受け止めるという場面がある。また、TV版『1st』と劇場版でビーム刃の色が異なる(余談の項を参照)。『THE ORIGIN』では2本装備しており、柄を両断されても2振りのビーム・サーベルとして使用可能となっている。 - シールド
- 腕部に装備される楕円形のシールド。背部もしくはランドセルにマウントすることも可能。
- ビーム・マシンガン
- 『THE ORIGIN』でビーム・ライフルに代わって装備しているゲルググJと同型のビーム・マシンガン。
- 110mm速射砲
- 『C.D.A.』にて右腕部を修復された際に装備されたゲルググMのマシンガン。
対決・名場面[編集 | ソースを編集]
関連機体[編集 | ソースを編集]
- ゲルググ
- 一般機。シャア専用機は25機製造された先行量産型を直接のベースとしている。
- ゲルググ (外宇宙用)
- アクシズに脱出した後、外宇宙戦用に改修した機体。
- ゲルググ (タグ機)
- 『ΖΖ』第26話にてマサイ・ンガバが搭乗した機体。彼女の亡き恋人タグの搭乗機であり、どういう訳かブレードアンテナが無い事以外は本機と瓜二つの外見となっている。私怨からガンダムチームに戦いを挑むも性能差をカバーできず最終的に機体は破壊されている。
- ゲルググJ
- 関連性は不明だが、本機のパーソナルカラーと同様、赤を主体としたカラーリングになっている。
余談[編集 | ソースを編集]
- S字状のビーム刃が出るビーム・ナギナタだが、『めぐりあい宇宙』でのギャンの戦闘シーンが全て本機に置き換えられた際、ビーム・サーベルのエフェクト(セル画)を流用したため、「ビーム・ナギナタはビーム刃を片側だけに発生させる事も可能」という構図ができた。また、流用に伴い、場面によってビーム刃の色が変わる(S字状ビーム刃:青色 片側ビーム刃:黄色)。
商品情報[編集 | ソースを編集]
ガンプラ[編集 | ソースを編集]
フィギュア [編集 | ソースを編集]
リンク[編集 | ソースを編集]
脚注[編集 | ソースを編集]
- ↑ 但しエンジニアであるアルレット・アルマージュ曰く、テキサスで出撃した時は調整未了だったとのこと