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[[マハディ・ガーベイ]]の経営する[[ガーベイ・エンタープライズ社]]が開発した水陸両用[[モビルアーマー]]。[[ジオン公国]]のシンパからの援助や技術供与を受け、マハディ自身も巨額の費用を投じて完成させた。 | [[マハディ・ガーベイ]]の経営する[[ガーベイ・エンタープライズ社]]が開発した水陸両用[[モビルアーマー]]。[[ジオン公国]]のシンパからの援助や技術供与を受け、マハディ自身も巨額の費用を投じて完成させた。 | ||
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[[地球連邦軍 (UC)|連邦海軍]]では、ソナー等では探知できない本機をして「海の亡霊(シー・ゴースト)」と呼んでいた。 | [[地球連邦軍 (UC)|連邦海軍]]では、ソナー等では探知できない本機をして「海の亡霊(シー・ゴースト)」と呼んでいた。 | ||
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[[第一次ネオ・ジオン抗争]]時に[[ネオ・ジオン]]軍が設計を行っていた機体。その為、「[[ハマーン・カーン|ハマーン]]の遺産」と呼ばれていた。戦後、この設計案を基に「[[袖付き]]」の援助と技術供与を受けてジオン残党軍が6年がかりで開発。その際、新たにサイコフレームをコクピットに搭載した事で複雑化した機体のコントロールを[[ニュータイプ]]パイロット一人で行えるようになった。しかし、そのせいでパイロットの精神にかなりの負荷をかけるようになってしまった為、生前のマハディの指示でコクピットブロック前方には彼がパイロットの状態を常時モニターする為のシートを設置している。 | [[第一次ネオ・ジオン抗争]]時に[[ネオ・ジオン]]軍が設計を行っていた機体。その為、「[[ハマーン・カーン|ハマーン]]の遺産」と呼ばれていた。戦後、この設計案を基に「[[袖付き]]」の援助と技術供与を受けてジオン残党軍が6年がかりで開発。その際、新たにサイコフレームをコクピットに搭載した事で複雑化した機体のコントロールを[[ニュータイプ]]パイロット一人で行えるようになった。しかし、そのせいでパイロットの精神にかなりの負荷をかけるようになってしまった為、生前のマハディの指示でコクピットブロック前方には彼がパイロットの状態を常時モニターする為のシートを設置している。 | ||
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== 登場作品と操縦者 == | == 登場作品と操縦者 == | ||
− | ;[[機動戦士ガンダムUC]] | + | ;[[機動戦士ガンダムUC]] (原作小説版) |
− | : | + | :初出作品。搭乗員は[[マハディ・ガーベイ]]、[[ロニ・ガーベイ|ロニ]]、[[アッバス・ガーベイ|アッバス]]、[[ワリード・ガーベイ|ワリード]]の4名。<br />第6巻で登場し、[[ユニコーンガンダム|ユニコーン]]のラプラス・プログラムの封印を解く為に[[ダカール]]を攻撃するが、私怨に取り憑かれているマハディは[[地球連邦政府]]を壊滅させようと無関係な民間人まで巻き込んだ無差別攻撃を始める。その後、止めに入った[[バナージ・リンクス|バナージ]]のユニコーンや[[リディ・マーセナス|リディ]]の[[デルタプラス]]と交戦状態になるが、マハディが自分に反発するロニに逆上して射殺した事がきっかけでリフレクタービットによる防御力を失い、直後にバナージとリディの連携による一点突破でコックピットを撃ち抜かれ沈黙した。<br />後のアニメ版とは違い、この段階でバナージは本機にロニが乗っている事には気づいておらず、ロニが射殺された際に初めて彼女の思念を感知し、それに導かれるようにしてシャンブロを撃破した。また、バナージが彼女が死んだ事に気づいたのは第10巻の最終盤となっている。 |
− | ;[[機動戦士ガンダムUC]] | + | ;[[機動戦士ガンダムUC]] (アニメ版) |
− | : | + | :episode 4に登場。マハディと兄達が既に故人の為、ロニが一人で搭乗している。<br />陽動の為に[[ヨンム・カークス|カークス]]らと共にダカールを攻撃。その後、[[トリントン基地]]を襲撃するがサイコミュの暴走により民間人ごと攻撃し始める。バナージの介入と説得で一度は停止するものの、ロニが父親のように慕っていたカークスの死を感じ取って再び暴走。最後はリディのデルタプラスが引き金を引けないバナージのユニコーンからビームマグナムを奪い取ってコクピットを撃ち抜き、沈黙させた。 |
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== 装備・機能 == | == 装備・機能 == | ||
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:フレームの構造材に金属粒子レベルの大きさのサイコ・チップを封じ込めたもの。これによって[[サイコミュシステム|サイコミュ]]の小型化が可能になった。 | :フレームの構造材に金属粒子レベルの大きさのサイコ・チップを封じ込めたもの。これによって[[サイコミュシステム|サイコミュ]]の小型化が可能になった。 | ||
;変形 | ;変形 | ||
− | : | + | :水中巡航形態、水中格闘形態、陸上戦闘形態の各形態に変形可能。 |
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:サイコフレームが起因となるエネルギーフィールド。パイロットやパイロットに関わった人物、機体の周囲にいる周囲の人物の意志に反応し、様々な挙動を見せる。 | :サイコフレームが起因となるエネルギーフィールド。パイロットやパイロットに関わった人物、機体の周囲にいる周囲の人物の意志に反応し、様々な挙動を見せる。 | ||
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:両肩に1門ずつ内蔵。広範囲への攻撃が可能。 | :両肩に1門ずつ内蔵。広範囲への攻撃が可能。 | ||
;リフレクター・ビット | ;リフレクター・ビット | ||
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;大型アイアン・ネイル | ;大型アイアン・ネイル | ||
:両腕に装備。サイズがサイズなので、潜水艦を一撃でひしゃげさせる事が出来る程の威力を持つ。[[モビルスーツ]]を掴んで軽々と持ち上げる事も可能。 | :両腕に装備。サイズがサイズなので、潜水艦を一撃でひしゃげさせる事が出来る程の威力を持つ。[[モビルスーツ]]を掴んで軽々と持ち上げる事も可能。 | ||
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== 関連機体 == | == 関連機体 == | ||
;[[ノイエ・ジール]] / [[ゾディ・アック]] / [[ジャムル・フィン]] | ;[[ノイエ・ジール]] / [[ゾディ・アック]] / [[ジャムル・フィン]] | ||
− | :どれもシャンブロと同様、旧ネオ・ジオン軍で設計・開発されていた[[MA]] | + | :どれもシャンブロと同様、旧ネオ・ジオン軍で設計・開発されていた[[MA]]である。特にゾディ・アックについては展開式の大口径メガ粒子砲や当初ファンネルを搭載予定だった12基のハッチを有する点で共通している。 |
;[[グラブロ]] / [[ヴァル・ヴァロ]] | ;[[グラブロ]] / [[ヴァル・ヴァロ]] | ||
:直接的な関連性は無いと思われるが、水中形態のデザインがこれらとよく似ている。 | :直接的な関連性は無いと思われるが、水中形態のデザインがこれらとよく似ている。 | ||
+ | ;[[ヘリオス]] / [[ヘリオス・マリナー]] | ||
+ | :第一次ネオ・ジオン抗争時にネオ・ジオンと連携していた[[ジオンマーズ]]が開発したエルメスの後継機。完成時期は異なるが、変形機構や設計等に共通点が見られる。 | ||
== 余談 == | == 余談 == | ||
*ガンダムエース2011年12月号の記事によると、小説をそのまま再現しようとすると2年かけても終らない事がわかり(そもそも、最初期のプロットではダカールで暴れる案はなく、カトキハジメ氏がもってきたラフ画がきっかけ)、6巻全部と7巻前半をミックスさせた物になっている。<br />ロニを殺したのがリディ一人になった理由については、打合せで「バナージにこれ以上人殺しをさせたくないという意見と、リディがダークサイドに堕ちるきっかけに丁度いい」という結論に至ったからである。<br />「実はロニはシャンブロに操られていた」という案も出たらしいが、「アニメ的な発想で、『UC』では絶対にやるべきではない」と却下された。 | *ガンダムエース2011年12月号の記事によると、小説をそのまま再現しようとすると2年かけても終らない事がわかり(そもそも、最初期のプロットではダカールで暴れる案はなく、カトキハジメ氏がもってきたラフ画がきっかけ)、6巻全部と7巻前半をミックスさせた物になっている。<br />ロニを殺したのがリディ一人になった理由については、打合せで「バナージにこれ以上人殺しをさせたくないという意見と、リディがダークサイドに堕ちるきっかけに丁度いい」という結論に至ったからである。<br />「実はロニはシャンブロに操られていた」という案も出たらしいが、「アニメ的な発想で、『UC』では絶対にやるべきではない」と却下された。 | ||
− | * | + | *原作小説版『UC』第6巻の冒頭で連邦軍の潜水艦を撃沈するが、これは第二次世界大戦末期が舞台の福井晴敏氏の小説「終戦のローレライ」のセルフパロティ。シーゴーストと恐れられる元ナチスドイツの潜水艦UF4が、新米水測員アディの搭乗するアメリカ軍潜水艦ボーンフィッシュを撃沈している。 |
**なおUF4の乗組員の一人は小説の主要人物として活躍するのだが、元ナチス武装親衛隊という設定に問題があったのか、映画版では既に死亡したことに設定変更されている。シャンブロのパイロットであるマハディもイスラムの過激派という設定からかOVA版では死亡したことにされており、二重の意味でパロティをやらかすことになってしまった。 | **なおUF4の乗組員の一人は小説の主要人物として活躍するのだが、元ナチス武装親衛隊という設定に問題があったのか、映画版では既に死亡したことに設定変更されている。シャンブロのパイロットであるマハディもイスラムの過激派という設定からかOVA版では死亡したことにされており、二重の意味でパロティをやらかすことになってしまった。 | ||
2023年4月9日 (日) 11:37時点における最新版
シャンブロ | |
---|---|
外国語表記 | Shamblo |
登場作品 | |
デザイナー | カトキハジメ |
スペック | |
---|---|
分類 | 水陸両用試作型モビルアーマー |
型式番号 | AMA-X7 |
全長 | 77.8m (水中巡行形態) |
全高 | 31.8m (陸上戦闘形態) |
本体重量 | 196.8t |
全備重量 | 283.9t |
主動力 | 熱核融合炉 |
ジェネレーター出力 | 21,460kW |
スラスター総推力 | 226,480kg |
装甲材質 | ガンダリウム合金 |
センサー有効半径 |
12,800m (陸上) 240km (ソナー/水中) |
開発組織 |
|
所属 | ジオン残党 |
主なパイロット |
|
概要[編集 | ソースを編集]
原作小説版UCでの設定[編集 | ソースを編集]
マハディ・ガーベイの経営するガーベイ・エンタープライズ社が開発した水陸両用モビルアーマー。ジオン公国のシンパからの援助や技術供与を受け、マハディ自身も巨額の費用を投じて完成させた。
非常に巨大な機体で、水中巡航、水中格闘、陸上戦闘の各形態に変形可能。重装甲な上にメガ粒子砲やリフレクター・ビットを搭載している為、火力と防御力がかなり高い。最大の特徴は本機に採用された潜航/浮上システムで、肩にMHD(電磁流体誘導推進)ユニットと呼ばれる旧型の無音推進システム、腕部にミノフスキークラフト、機体後部にホバーユニットを搭載している。これらを併用する事で、水中潜行時における高静粛・高機動性や地上における外見に反した俊敏さを併せ持つ驚異的な機体となった。最新鋭のサイコミュ技術であるサイコフレームも搭載。少人数での運用が可能で、コクピットブロックは前面がスクリーンで、手前には操縦・索敵・防御担当用の座席が存在する。場合によっては操縦者による一元操作も出来るとされる。
連邦海軍では、ソナー等では探知できない本機をして「海の亡霊(シー・ゴースト)」と呼んでいた。
アニメ版UCでの設定[編集 | ソースを編集]
第一次ネオ・ジオン抗争時にネオ・ジオン軍が設計を行っていた機体。その為、「ハマーンの遺産」と呼ばれていた。戦後、この設計案を基に「袖付き」の援助と技術供与を受けてジオン残党軍が6年がかりで開発。その際、新たにサイコフレームをコクピットに搭載した事で複雑化した機体のコントロールをニュータイプパイロット一人で行えるようになった。しかし、そのせいでパイロットの精神にかなりの負荷をかけるようになってしまった為、生前のマハディの指示でコクピットブロック前方には彼がパイロットの状態を常時モニターする為のシートを設置している。
上記以外は原作とほぼ同様の設定である。
登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]
- 機動戦士ガンダムUC (原作小説版)
- 初出作品。搭乗員はマハディ・ガーベイ、ロニ、アッバス、ワリードの4名。
第6巻で登場し、ユニコーンのラプラス・プログラムの封印を解く為にダカールを攻撃するが、私怨に取り憑かれているマハディは地球連邦政府を壊滅させようと無関係な民間人まで巻き込んだ無差別攻撃を始める。その後、止めに入ったバナージのユニコーンやリディのデルタプラスと交戦状態になるが、マハディが自分に反発するロニに逆上して射殺した事がきっかけでリフレクタービットによる防御力を失い、直後にバナージとリディの連携による一点突破でコックピットを撃ち抜かれ沈黙した。
後のアニメ版とは違い、この段階でバナージは本機にロニが乗っている事には気づいておらず、ロニが射殺された際に初めて彼女の思念を感知し、それに導かれるようにしてシャンブロを撃破した。また、バナージが彼女が死んだ事に気づいたのは第10巻の最終盤となっている。 - 機動戦士ガンダムUC (アニメ版)
- episode 4に登場。マハディと兄達が既に故人の為、ロニが一人で搭乗している。
陽動の為にカークスらと共にダカールを攻撃。その後、トリントン基地を襲撃するがサイコミュの暴走により民間人ごと攻撃し始める。バナージの介入と説得で一度は停止するものの、ロニが父親のように慕っていたカークスの死を感じ取って再び暴走。最後はリディのデルタプラスが引き金を引けないバナージのユニコーンからビームマグナムを奪い取ってコクピットを撃ち抜き、沈黙させた。 - 機動戦士ガンダムUC バンデシネ
装備・機能[編集 | ソースを編集]
特殊機能[編集 | ソースを編集]
- サイコフレーム
- フレームの構造材に金属粒子レベルの大きさのサイコ・チップを封じ込めたもの。これによってサイコミュの小型化が可能になった。
- 変形
- 水中巡航形態、水中格闘形態、陸上戦闘形態の各形態に変形可能。
- サイコフィールド
- サイコフレームが起因となるエネルギーフィールド。パイロットやパイロットに関わった人物、機体の周囲にいる周囲の人物の意志に反応し、様々な挙動を見せる。
武装・必殺攻撃[編集 | ソースを編集]
- 大口径メガ粒子砲
- 頭部に1門内蔵されている大出力メガ粒子砲。使用時には頭部が4ブロックが展開し、砲身が露出する。絶大な火力と射程を誇る。
- 拡散メガ粒子砲
- 両肩に1門ずつ内蔵。広範囲への攻撃が可能。
- リフレクター・ビット
- 機体後部のコンテナ・ユニットに12基格納されている無線誘導兵器。過去にサイコガンダムMk-IIに採用されていた物と同型のビットに新たにプロペラユニットが装着されており、射出された後にプロペラを展開して浮力を得る。これ自体に攻撃力は無く、発射されたビームを反射させる役割を持つ。拡散メガ粒子砲と併用する事で多数の敵機を同時に攻撃でき、ビームバリアーとして機能させる事も可能である。また、敵機からのビームも同様に反射できる。
- 大型アイアン・ネイル
- 両腕に装備。サイズがサイズなので、潜水艦を一撃でひしゃげさせる事が出来る程の威力を持つ。モビルスーツを掴んで軽々と持ち上げる事も可能。
対決・名場面[編集 | ソースを編集]
関連機体[編集 | ソースを編集]
- ノイエ・ジール / ゾディ・アック / ジャムル・フィン
- どれもシャンブロと同様、旧ネオ・ジオン軍で設計・開発されていたMAである。特にゾディ・アックについては展開式の大口径メガ粒子砲や当初ファンネルを搭載予定だった12基のハッチを有する点で共通している。
- グラブロ / ヴァル・ヴァロ
- 直接的な関連性は無いと思われるが、水中形態のデザインがこれらとよく似ている。
- ヘリオス / ヘリオス・マリナー
- 第一次ネオ・ジオン抗争時にネオ・ジオンと連携していたジオンマーズが開発したエルメスの後継機。完成時期は異なるが、変形機構や設計等に共通点が見られる。
余談[編集 | ソースを編集]
- ガンダムエース2011年12月号の記事によると、小説をそのまま再現しようとすると2年かけても終らない事がわかり(そもそも、最初期のプロットではダカールで暴れる案はなく、カトキハジメ氏がもってきたラフ画がきっかけ)、6巻全部と7巻前半をミックスさせた物になっている。
ロニを殺したのがリディ一人になった理由については、打合せで「バナージにこれ以上人殺しをさせたくないという意見と、リディがダークサイドに堕ちるきっかけに丁度いい」という結論に至ったからである。
「実はロニはシャンブロに操られていた」という案も出たらしいが、「アニメ的な発想で、『UC』では絶対にやるべきではない」と却下された。 - 原作小説版『UC』第6巻の冒頭で連邦軍の潜水艦を撃沈するが、これは第二次世界大戦末期が舞台の福井晴敏氏の小説「終戦のローレライ」のセルフパロティ。シーゴーストと恐れられる元ナチスドイツの潜水艦UF4が、新米水測員アディの搭乗するアメリカ軍潜水艦ボーンフィッシュを撃沈している。
- なおUF4の乗組員の一人は小説の主要人物として活躍するのだが、元ナチス武装親衛隊という設定に問題があったのか、映画版では既に死亡したことに設定変更されている。シャンブロのパイロットであるマハディもイスラムの過激派という設定からかOVA版では死亡したことにされており、二重の意味でパロティをやらかすことになってしまった。
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