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− | : | + | :ステージ7にて一年戦争時のトリントン基地が登場。核貯蔵施設の存在を嗅ぎ付け基地を占拠した[[ドム]]部隊の撃破が任務であり、それと同時にレオンの正体についても明かされるストーリー上でも重要なステージとなっている。 |
+ | ;[[機動戦士ガンダム外伝 コロニーの落ちた地で…]] (小説版) | ||
+ | :原作ゲームのステージ7を下地にした下巻第二章にて登場。チャールビル基地がジオン軍部隊の襲撃を受けている最中に核貯蔵施設の存在を嗅ぎつけた局地戦戦技研究特別小隊「[[マッチモニード]]」によって占拠されたが、そこに([[ヴィッシュ・ドナヒュー]]の工作によって手引きされた)[[ホワイト・ディンゴ]]が駆けつけ、[[アニタ・ジュリアン]]のハッキングによってコンピュータロックの解除に手間取っている隙に基地を制圧した[[ドム]]部隊は無力化され、核奪取の危機は免れた。 | ||
+ | ;[[機動戦士ガンダムUC]] (小説版) | ||
+ | :第7巻で登場。デラーズ紛争時の失態からかこの時代のトリントン基地は核の保有や新型機のテストはされていないため、基地の重要度は低くなっている。配備戦力も[[一年戦争]]や[[グリプス戦役]]で使用された旧式機もしくはそれ以前の兵器が主体。元[[ティターンズ]]将兵や左遷された士官など、軍のはみ出しものが勤務している。[[ミネバ・ラオ・ザビ|ミネバ]]を護送中の[[ビスト財団]]や[[ラー・カイラム]]が基地を訪れている最中、[[ユニコーンガンダム]]と[[バナージ・リンクス]]を確保しようとする[[ガランシェール]]隊や[[ジオン残党]]による襲撃を受け、守備隊が甚大な被害を被っている。 | ||
+ | ;[[機動戦士ガンダムUC]] (OVA版) | ||
+ | :episode 4で登場。小説版の[[ダカール]]戦が簡略化された結果、ラプラス・プログラムの指定座標がこちらに変更された。ジオン残党により守備隊が大打撃を受けただけでなく、湾岸基地からトリントン基地に向けて進軍した[[シャンブロ]]の暴走によって市街地にも被害が及んでいる。 | ||
+ | ;[[ストライカー イン トリントン Ninja of the Torington Base]] | ||
+ | :OVA版『UC』におけるトリントン戦が別視点で描かれ、ストライカー仕様の[[ネモ]]と[[イフリート・シュナイド]]の死闘が繰り広げられた。 | ||
== 関連人物 == | == 関連人物 == | ||
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:基地司令官。デラーズフリート襲撃の際に司令室ごと[[ザメル]]の砲撃を受け、戦死した。 | :基地司令官。デラーズフリート襲撃の際に司令室ごと[[ザメル]]の砲撃を受け、戦死した。 | ||
− | ;[[コウ・ウラキ]]/[[チャック・キース]]/[[ラバン・カークス]]/[[ディック・アレン]] | + | ;[[コウ・ウラキ]] / [[チャック・キース]] / [[ラバン・カークス]] / [[ディック・アレン]] |
:基地所属のテストパイロット。ラバン、ディックはデラーズフリート襲撃時に戦死。コウ、キースの二人はガトー追撃の為に[[アルビオン]]に転属した。 | :基地所属のテストパイロット。ラバン、ディックはデラーズフリート襲撃時に戦死。コウ、キースの二人はガトー追撃の為に[[アルビオン]]に転属した。 | ||
;[[サウス・バニング]] | ;[[サウス・バニング]] | ||
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+ | :基地の防衛部隊々長。2号機追撃戦で小隊を率いて追撃にあたるも奇襲を受け全滅した。 | ||
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+ | :マッチモニード隊長。核貯蔵施設の存在を嗅ぎつけ、隊を率いて当基地を襲撃した。 | ||
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+ | :[[ホワイト・ディンゴ]]の隊員。その実は[[ジャブロー]]総司令本部直属の諜報部員であり、トリントン基地の機密保持のためオーストラリアへと派遣された。 | ||
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=== 機動戦士ガンダムUC (小説版) === | === 機動戦士ガンダムUC (小説版) === | ||
;ホズミ | ;ホズミ | ||
:ガンキャノン・ディテクターのパイロット。名前のみ登場。ドワッジにディテクターのコックピットごと貫かれ戦死。 | :ガンキャノン・ディテクターのパイロット。名前のみ登場。ドワッジにディテクターのコックピットごと貫かれ戦死。 | ||
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=== 機動戦士ガンダムUC 星月の欠片 === | === 機動戦士ガンダムUC 星月の欠片 === | ||
;[[ディエス・ロビン]] (ドナ・スター) | ;[[ディエス・ロビン]] (ドナ・スター) | ||
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;[[ゼフテラ・ベルク]] (セラテラ・ベルク) | ;[[ゼフテラ・ベルク]] (セラテラ・ベルク) | ||
:MS技術試験計画の計画責任者。 | :MS技術試験計画の計画責任者。 | ||
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+ | ;[[ネモ]] (ストライカー仕様)のパイロット | ||
+ | :MSパイロットの教官。素性は明らかになっていないが、作者繋がりで『[[機動戦士ガンダム オレら連邦愚連隊|オレら連邦愚連隊]]』主人公の[[ユージ・アルカナ]]と思われる。 | ||
== 保有戦力 == | == 保有戦力 == | ||
=== 機動戦士ガンダム外伝 コロニーの落ちた地で… === | === 機動戦士ガンダム外伝 コロニーの落ちた地で… === | ||
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:ニアーライトが基地から脱出する際に使用。 | :ニアーライトが基地から脱出する際に使用。 | ||
;[[61式戦車]] | ;[[61式戦車]] | ||
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==== OVA版、外伝のみ ==== | ==== OVA版、外伝のみ ==== | ||
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− | ; | + | ;大型戦闘車両 (正式名称不明) |
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2025年1月12日 (日) 14:00時点における最新版
トリントン基地(Torrington Base)[編集 | ソースを編集]
オーストラリア東部に位置する地球連邦軍の基地。元々はシドニー北部の内陸部に位置していたが、一年戦争序盤のコロニー落としによりシドニー周辺が壊滅した為、海岸部に近い立地となった。近隣には本基地の防衛を担っているチャールビル基地がある。
表向きは戦略的価値の低い後方基地とされており、配備されている戦力も最低限のものに留まっているが、施設内には核弾頭の貯蔵施設を有している。また、一年戦争後はコロニー落としの影響で周辺人口が極端に減少した為、廃墟と荒野が広がっていることを活かし、新型機のテストも行われた。
宇宙世紀0096年にはシドニー湾に湾岸基地が設立されており、両基地との間には市街地が広がっている等、復興が進んでいる様子が見て取れる。
登場作品[編集 | ソースを編集]
- 機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY
- 初登場作品。ガンダム試作2号機の運用テストを行う為に貯蔵されていた核弾頭が2号機に搭載されるが、核弾頭搭載直後にアナベル・ガトーによって2号機は強奪されてしまう。直後にデラーズ・フリートのモビルスーツ隊の強襲やユーコン級 (U-801)のミサイル攻撃を受けて基地は多大な被害を受け、基地司令官のホーキンズ・マーネリーも戦死した。
- 機動戦士ガンダム外伝 コロニーの落ちた地で… (ゲーム版)
- ステージ7にて一年戦争時のトリントン基地が登場。核貯蔵施設の存在を嗅ぎ付け基地を占拠したドム部隊の撃破が任務であり、それと同時にレオンの正体についても明かされるストーリー上でも重要なステージとなっている。
- 機動戦士ガンダム外伝 コロニーの落ちた地で… (小説版)
- 原作ゲームのステージ7を下地にした下巻第二章にて登場。チャールビル基地がジオン軍部隊の襲撃を受けている最中に核貯蔵施設の存在を嗅ぎつけた局地戦戦技研究特別小隊「マッチモニード」によって占拠されたが、そこに(ヴィッシュ・ドナヒューの工作によって手引きされた)ホワイト・ディンゴが駆けつけ、アニタ・ジュリアンのハッキングによってコンピュータロックの解除に手間取っている隙に基地を制圧したドム部隊は無力化され、核奪取の危機は免れた。
- 機動戦士ガンダムUC (小説版)
- 第7巻で登場。デラーズ紛争時の失態からかこの時代のトリントン基地は核の保有や新型機のテストはされていないため、基地の重要度は低くなっている。配備戦力も一年戦争やグリプス戦役で使用された旧式機もしくはそれ以前の兵器が主体。元ティターンズ将兵や左遷された士官など、軍のはみ出しものが勤務している。ミネバを護送中のビスト財団やラー・カイラムが基地を訪れている最中、ユニコーンガンダムとバナージ・リンクスを確保しようとするガランシェール隊やジオン残党による襲撃を受け、守備隊が甚大な被害を被っている。
- 機動戦士ガンダムUC (OVA版)
- episode 4で登場。小説版のダカール戦が簡略化された結果、ラプラス・プログラムの指定座標がこちらに変更された。ジオン残党により守備隊が大打撃を受けただけでなく、湾岸基地からトリントン基地に向けて進軍したシャンブロの暴走によって市街地にも被害が及んでいる。
- ストライカー イン トリントン Ninja of the Torington Base
- OVA版『UC』におけるトリントン戦が別視点で描かれ、ストライカー仕様のネモとイフリート・シュナイドの死闘が繰り広げられた。
関連人物[編集 | ソースを編集]
機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY[編集 | ソースを編集]
- ホーキンズ・マーネリ
- 基地司令官。デラーズフリート襲撃の際に司令室ごとザメルの砲撃を受け、戦死した。
- コウ・ウラキ / チャック・キース / ラバン・カークス / ディック・アレン
- 基地所属のテストパイロット。ラバン、ディックはデラーズフリート襲撃時に戦死。コウ、キースの二人はガトー追撃の為にアルビオンに転属した。
- サウス・バニング
- 元不死身の第4小隊所属の戦闘教官。2号機追撃戦でバニング小隊を率いて追撃にあたるも戦闘中に負傷。その後MS部隊長としてアルビオンに乗艦した。
- カレント
- 基地の防衛部隊々長。2号機追撃戦で小隊を率いて追撃にあたるも奇襲を受け全滅した。
機動戦士ガンダム外伝 コロニーの落ちた地で…[編集 | ソースを編集]
- ニアーライト
- マッチモニード隊長。核貯蔵施設の存在を嗅ぎつけ、隊を率いて当基地を襲撃した。
- レオン・リーフェイ
- ホワイト・ディンゴの隊員。その実はジャブロー総司令本部直属の諜報部員であり、トリントン基地の機密保持のためオーストラリアへと派遣された。
機動戦士ガンダムUC (小説版)[編集 | ソースを編集]
- ホズミ
- ガンキャノン・ディテクターのパイロット。名前のみ登場。ドワッジにディテクターのコックピットごと貫かれ戦死。
機動戦士ガンダムUC 星月の欠片[編集 | ソースを編集]
- ディエス・ロビン (ドナ・スター)
- MS整備士。その正体は元ティターンズ所属のドナ・スター。技術試験計画の立案者であり、バイアラン・カスタムの改修計画の中心人物。
- ビア・キャトリエム
- MSパイロット。バイアラン・カスタムのテストパイロット。
- ゼフテラ・ベルク (セラテラ・ベルク)
- MS技術試験計画の計画責任者。
ストライカー イン トリントン [編集 | ソースを編集]
保有戦力[編集 | ソースを編集]
機動戦士ガンダム外伝 コロニーの落ちた地で…[編集 | ソースを編集]
- ジェット・コア・ブースター
- ニアーライトが基地から脱出する際に使用。
- 61式戦車
機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY[編集 | ソースを編集]
機動戦士ガンダムUC[編集 | ソースを編集]
小説版・OVA版共通[編集 | ソースを編集]
OVA版、外伝のみ[編集 | ソースを編集]
- バイアラン・カスタム / バイアラン・カスタム2号機
- ジムII・セミストライカー
- ネモ (ストライカー仕様)
- ジムIII
- ネモIII
- アクアジム
- ガンタンクII
- セイバーフィッシュ
- リジーナ
- ファンファン
- 大型戦闘車両 (正式名称不明)
- Jr.モビルスーツ (UC版)
- ヒマラヤ級