ズゴック
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ズゴック | |
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外国語表記 | Z'gok |
登場作品 | |
デザイナー | 大河原邦男 |
スペック | |
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分類 | 水陸両用量産型モビルスーツ |
型式番号 | MSM-07 |
頭頂高 | 18.4m |
本体重量 | 65.1t |
全備重量 | 96.4t |
主動力 | 熱核融合炉 |
ジェネレーター出力 | 2,480kW |
スラスター総推力 | 83,000kg |
装甲材質 |
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開発組織 | MIP社 |
所属 | ジオン公国軍 |
主なパイロット |
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概要
ジオン軍が開発した水陸両用量産型モビルスーツ。モビルアーマー(MA)メーカーであるMIP社が開発した唯一のMSで、ツィマッド社のゴッグと同時期に開発が開始された。先に完成したゴッグのデータを反映した結果量産化が遅れたが、完成に時間がかかったぶん機体の完成度は高く、配備後は水陸両用機の主力となる。
ジェネレーターの冷却を水冷式から水冷・空冷式のハイブリッドに変更したことで搭載する冷却水を削減して大幅な軽量化を実現しただけでなく、水中では股間部分の水流ジェット推進器を、地上では背部の熱核ジェットと熱核ロケットを兼ねた推進器を使用することで、水中はもとより陸上でも軽快な運動性能を示した。また他の水陸両用機の例にもれずパワー・堅牢性も高く、正面装甲はガンタンクや61式戦車の砲撃にも耐えた。モノアイ・レールは全周ターレットとなり背部の視認性が向上したほかメガ粒子砲も腕部に装備することで射界が広くなり、様々な面でゴッグを上回る性能・装備を持っていることが伺える。腕部には換装機能があり、アッグガイの腕部を装備することも可能である。
登場作品と操縦者
- 機動戦士ガンダム
- カラハ曹長の機体が登場し、連邦軍を相手に善戦したものの最終的に撃破された。その後マッドアングラー隊の作戦やジャブロー攻略戦に多数が参加しているものの、大きな戦果を挙げられずに撃破されている。
- 機動戦士ガンダムΖΖ
- スタンパ・ハロイのコレクションとして3機登場する。その内の1機にジュドー・アーシタが搭乗し、ザクIやアッグガイ、ハマーン・カーンの駆るアッガイと交戦した。
- 機動戦士ガンダムUC
- ジオン軍残党の所持する機体が登場。カークス隊に同調し、再び連邦軍と戦果を交える。
- ガンダム Gのレコンギスタ
- 最終回の第26話、ギアナ高地のジャブローと思わしき洞窟内に2機のズゴックが朽ち果てた状態で登場している。その内1機は右腕を溶断されているようで、かの赤い機体を彷彿とさせる。
- 機動戦士ガンダム THE ORIGIN
- デザインが大幅に変更されている。特に立ち位置は変わらない。
- 機動戦士ガンダム ギレン暗殺計画
- 消防用に改造された機体が登場。武装はなく、メガ粒子砲の発射口にあたる部分から消化剤を噴射している。
- 機動戦士クロスボーン・ガンダム DUST
- 宇宙用に改修された機体が登場。この時代では珍しいビーム兵器の使用を可能としているが、宇宙では冷却ができずに発射口が溶解してしまっている。
装備・機能
武装・必殺攻撃
- アイアン・ネイル
- 両腕に装備されたツメ。3本の機体と4本の機体があるようである。ジオン軍の水陸両用MS(いわゆる「ジオン水泳部」)にとっては多くの機体に採用されている一般的な格闘兵器。
- メガ粒子砲
- 両腕に1門ずつ装備。ゴッグが両脇に装備していた物に比べ射界・収束率などの点で優れており、使い勝手がいいと思われる。
- 6連装240mmロケットランチャー
- 頭部に装備している対空装備。これによって本機はゴッグの欠点であった対空迎撃能力を獲得した。
対決・名場面
関連機体
- ゴッグ
- 前任機。本機開発の元となった。
- ズゴック (サンダーボルト版)
- 一年戦争後に改修された機体。本機のサンダーボルト版デザイン。
- シャア専用ズゴック
- S型に分類されるシャア専用機。ジムの腹部をアイアンネイルで貫くシーンは有名。
- ズゴックS型
- 後期生産型。
- ラムズゴック
- 対艦用に特化した派生型。
- ズゴックE
- 統合整備計画を受けて改修された機体。大幅な性能向上を実現している。
- ゼーゴック
- 戦場が宇宙へ移行したことにより不要となった本機が、火気管制ユニットとして再利用されている。
- RFズゴック
- オールズモビルが運用する、本機を模した外見を持つ機体。
- ズゴッギー
- 「R.C.」の世界に登場する機体。機体名称やシルエットが本機を思わせるものとなっている。
商品情報