「デストロイガンダム」の版間の差分
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2024年11月24日 (日) 21:30時点における版
デストロイガンダム | |
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外国語表記 | DESTROY GUNDAM |
登場作品 | |
デザイナー | 大河原邦男 |
スペック | |
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正式名称 | デストロイ |
分類 | 広域殲滅用試作型可変モビルアーマー |
型式番号 | GFAS-X1 |
頭頂高 | 38.07m |
全高 | 56.30m |
本体重量 | 404.93t |
主動力 | バッテリー |
装甲材質 | |
開発組織 | アドゥカーフ・メカノインダストリー社 |
所属 | |
主なパイロット |
|
概要
地球連合軍が軍産複合体ロゴスの協力を受けて開発した大型モビルスーツ。ユーラシア連邦のアドゥカーフ・メカノインダストリー社が手掛けた本機は、同社が得意とするモビルアーマーと、その関連技術の粋を集めて開発された。型式番号の「GFAS」は「Gressorial Fortress Armament Strategic(=戦略装脚兵装要塞)」という本機の分類に由来し、MS形態への変形が可能な移動要塞とカテゴライズされており、一般的なMSを遥かに上回るサイズや機能面において通常の機動兵器とは一線を画していた。
本機の特徴の一つが、高エネルギー砲アウフプラール・ドライツェーン、熱プラズマ複合砲ネフェルテム503をはじめ、機体各所に多数の火砲を備えた重武装である。単機で都市クラスの目標を殲滅可能な攻撃力を有し、対大型目標から対多数戦闘まで幅広く対応が可能。更に陽電子リフレクターによる防御性能も極めて高く、攻防両面で圧倒的な性能を発揮する。また、「要塞形態」とも呼ばれるMA形態への変形が可能で、MS形態と使い分ける事で、各種兵装をより効果的に運用する事が出来た。
高度な戦闘力を有していたものの、一方で機体の制御や火器管制は複雑化しており、多彩な装備を円滑に運用するには専用の特殊OSの搭載に加え、高い空間認識能力を持つエクステンデッドの搭乗が必要不可欠であり、事実上のエクステンデッド専用機となっていた。また、本格的な格闘戦用兵装を持たないため、陽電子リフレクターの内側に入りこまれると機動性の低さから対応が追いつかないという欠点を持つ。
登場作品と操縦者
- 機動戦士ガンダムSEED DESTINY
- 初登場作品。膠着状態の戦況を打開すべく、ロード・ジブリールの命令によりネオ・ロアノーク率いるファントムペインに1機配備され、ステラ・ルーシェをパイロットにその火力でヨーロッパ各地の都市に配備されたザフト軍のMS部隊ごと街を殲滅。ベルリンに上陸するまで、多くの都市を薙ぎ払った。キラのフリーダムガンダムが街の防衛のために現れると、その圧倒的な防御力でハイマット・フルバーストすら防ぎ、攻撃を続ける。そんな中、シンのインパルスガンダムも現れ、乱戦となるが、ネオからパイロットがステラと知らされたシンの説得で戦闘を中断し、心を通わせる。しかし、ステラは偶然目に入ったキラのフリーダムの姿に錯乱。結局、最後は胸部のスーパースキュラの発射直前にフリーダムのビームサーベルを突き刺され、砲門を破壊。行き場を失ったエネルギーが暴発し、コクピット付近に誘爆を起こしながら機能を停止した。
その後、ヘブンズベース攻略戦において、5機が出撃。その内の1機にはスティング・オークレーが搭乗していたが、全機がデスティニーガンダム、レジェンドガンダム、インパルスガンダムに撃破されている。また、レクイエム攻防戦でも3機が出撃しているが、やはりデスティニーとレジェンドに撃破されている。 - 機動戦士ガンダムSEED C.E.73 ΔASTRAY
- ファンフェルト・リア・リンゼイが搭乗し、マーシャンらに攻撃を仕掛けたが、ターンデルタの攻撃で撃墜された。
- 機動戦士ガンダムSEED FREEDOM
- ミケール率いるブルーコスモス残党によって運用されており、オルドリンのプラント自治区への攻撃にウィンダム、105ダガー等と共に運用され、自治区に駐屯するザフトの部隊もろとも市街地を蹂躙するものの、キラの乗るライジングフリーダムガンダムによって無力化された。
その後、ミケールの潜伏するエルドア地区の戦闘にバックパックと左腕を喪失し、右胸のスーパースキュラを欠いた状態の機体がコンパス部隊迎撃のために運用された。 - 機動戦士ガンダムSEED FREEDOM ASTRAY
- カイト・マディガンのコレクションの1つとして登場している。
装備・機能
特殊機能
- 陽電子リフレクタービームシールド シュナイドシュッツSX1021
- バックパック(MA時の頭部)と両腕部シュツルムファウストに2基装備された光学防御兵装。前者は主に機体前方を、後者は腕部分離時の防御などに効果を発揮する。
ザムザザーやゲルズゲーに装備されていたものと同型で、ビームと実体弾双方に対して絶対的な防御力を有する。 - 変形
- モビルアーマー形態及びモビルスーツ形態へ変形可能。MA形態は「要塞形態」とも呼ばれる。要塞形態では運動性能は高く無いものの、円盤状のバックパック下部に搭載されたエンジンによって大気圏内飛行が可能となるため、攻撃目標への移動には主にこちらが用いられている。
武装・必殺攻撃
- 75mm自動近接防御システム イーゲルシュテルン
- 頭部に4門内蔵された対空防御火器。GAT-Xシリーズに搭載されていたものと同様の装備。
- Mk.62 6連装多目的ミサイルランチャー
- バックパックに装備された実体弾兵器。他のビーム兵器ほどの威力はないが、前方と後方に発射が可能で、あらゆる方向をカバーする。MS形態でも使用可能だが、ランチャーの発射口が機体の上下に向く構造のため、その際は上方向のみが使用された。
- 熱プラズマ複合砲 ネフェルテム503
- バックパックの外周部分に装備したプラズマ砲。計20門を有し、全周囲に向けた攻撃が可能で、ある程度の射角調整も出来た。全周囲に火力を展開でき、対多数戦闘において圧倒的な制圧力を発揮するが、機体直上と直下は死角となる。
- 両腕部飛行型ビーム砲 シュトゥルムファウスト
- 両腕部の装甲ユニットに装備されたビーム砲。前腕部ごと分離する事でドラグーンシステムを利用した移動砲台として運用可能。
- MJ-1703 5連装スプリットビームガン
- マニピュレーターの先端部に内蔵されたビームガン。シュトゥルムファウストと共に本体と分離した状態での運用が可能。
- 高エネルギー砲 アウフプラール・ドライツェーン
- バックパックに2門ずつ、計4門装備する大型ビーム砲。本機の火砲の中でも最大の威力を誇り、射程距離も長く、一撃で都市クラスの目標を殲滅出来る。主に要塞形態で使用されるが、バックパックとの連結部は可動式アームになっており、MS形態でも前方に向けて発射出来た。
- 200mmエネルギー砲 ツォーンMk2
- 口にあたる部分に装備された大口径ビーム砲。レイダーの同種兵装の改良型にあたり、頭部の動きに合わせて射界を変更出来るが、装備箇所の関係上MAを形態では使用出来ない。
- 1580mm複列位相エネルギー砲 スーパースキュラ
- 胸部に装備された3連装の大口径ビーム砲。イージス、カラミティに装備されたスキュラの発展型。MS形態時における主兵装の一つとして運用されるが、攻撃範囲は機体前方に限定される。
対決・名場面
関連機体
- ブーストレイダーガンダム
- 第二期GAT-Xシリーズのコンセプトを集約した試作機。通常サイズでは全ての機能を搭載する事が困難で、専用パイロットの搭乗が不可欠であったため、同機の失敗がデストロイの開発に影響を与えている。
- ザムザザー / ゲルズゲー / ユークリッド
- アドゥカーフ・メカノインダストリー社が開発したモビルアーマー。
- ビグ・ザム / サイコガンダム
- 本機のモチーフとなった宇宙世紀の機体群。
余談
- 『SEED DESTINY』に登場した際には強敵感を出す目的で設定の数倍以上の大きさで作画されており、特にバクゥを踏み潰すカットなどが印象に残る。
- サイコガンダムに次ぐ機体サイズに加えて本体に匹敵するボリュームのバックパックを有するため、ガンプラ化は初出作品である『SEED DESTINY』放送から20年を経て漸く行われる事になった。
- HGではバックパックは重量があるため、本体との接続には組み立て後の分解が不可能なはめ殺し構造が採用されている。また、アウフプラール・ドライツェーン用のビーム発射エフェクト4本に加え、5連装スプリットビームガンやネフェルテム503の発射シーンを再現するためのビームサーベルエフェクトが予備を含め短長それぞれ36本付属する。
商品情報
フィギュア
リンク
脚注
- ↑ 機動戦士ガンダムMS大全集2013、ガンダムファクトファイル他
- ↑ SDガンダム GGENERATIONシリーズ