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− | :ストライクそのものは登場しないが、エターナル救援のために[[キラ・ヤマト]]が[[ストライクルージュ]] | + | :ストライクそのものは登場しないが、エターナル救援のために[[キラ・ヤマト]]が[[ストライクルージュ]]に搭乗した際、PS装甲の電圧設定をストライクと同じにしたため、わずかな間だが「ストライクとほぼ同じ外見のストライクルージュ」が登場している。 |
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:設計図を元にアクタイオン・インダストリー社によって再製造され、後に[[ストライクE]](ストライクノワール)に改修される2機目のストライクが存在。こちらは[[スウェン・カル・バヤン]]の専用機体となっている。 | :設計図を元にアクタイオン・インダストリー社によって再製造され、後に[[ストライクE]](ストライクノワール)に改修される2機目のストライクが存在。こちらは[[スウェン・カル・バヤン]]の専用機体となっている。 | ||
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=== 武装・必殺攻撃 === | === 武装・必殺攻撃 === | ||
;75mm対空自動バルカン砲塔システム「イーゲルシュテルン」 | ;75mm対空自動バルカン砲塔システム「イーゲルシュテルン」 | ||
− | : | + | :頭部に2門装備された近接防御機関砲。敵機への威嚇や牽制、ミサイル迎撃などに使われる。ザフトの戦闘ヘリやMSのカメラ程度なら破壊する攻撃力があるが、装甲にダメージを与える程の威力はなく、あくまで牽制用としての武装である。名前の由来は「ハリネズミの陣」 |
;コンバットナイフ「アーマーシュナイダー」 | ;コンバットナイフ「アーマーシュナイダー」 | ||
− | :両腰部に格納された折りたたみ式のナイフ。内蔵された電源と超振動モーターによって高周波振動させた刀身でPS装甲以外のほとんどの装甲を切断できる。キラがSEEDを発現させると多用しているイメージが強い。パック非装着時のストライクの標準装備だが、[[ミゲル・アイマン|ミゲル]]や[[アンドリュー・バルトフェルド|バルトフェルド]] | + | :両腰部に格納された折りたたみ式のナイフ。内蔵された電源と超振動モーターによって高周波振動させた刀身でPS装甲以外のほとんどの装甲を切断できる。キラがSEEDを発現させると多用しているイメージが強い。パック非装着時のストライクの標準装備だが、[[ミゲル・アイマン|ミゲル]]や[[イザーク・ジュール|イザーク]]、[[アンドリュー・バルトフェルド|バルトフェルド]]といった、名だたるパイロットを撃破した武器でもあるが実際はPS装甲やビーム兵器などでエネルギーの消費が激しい為、エネルギーの消費の少ない武器やストライカーパックをパージした後に使うサブウェポンとして装備されいる。名前の由来はドイツ語の「装甲を切るもの」 |
;57mm高エネルギービームライフル | ;57mm高エネルギービームライフル | ||
:携行式のビーム砲。[[ローラシア級]]の外装を一撃で貫通するほどの威力がある。ただし、機体のジェネレーターからエネルギーを供給する方式の為、使用した回数に応じて機体の稼働時間に制約を受ける。 | :携行式のビーム砲。[[ローラシア級]]の外装を一撃で貫通するほどの威力がある。ただし、機体のジェネレーターからエネルギーを供給する方式の為、使用した回数に応じて機体の稼働時間に制約を受ける。 | ||
;バズーカ | ;バズーカ | ||
− | :第8艦隊からの補給時に渡された対MS用の武装。[[デュエルガンダム]] | + | :第8艦隊からの補給時に渡された対MS用の武装。[[デュエルガンダム]]が装備する予定だったタイプとは別の物。弾倉を4つまで装着可能。ビーム兵器が水中では使えない為、水中戦を挑む際に装備されたが、大した成果はなかった。 |
;XM404 グランドスラム | ;XM404 グランドスラム | ||
:プラモデル「PG ストライクガンダム」に付属しているオリジナル武装。最初は設定が起こされていたが、後に非公式装備として扱われる事になった。映像作品「[[GUNDAM EVOLVE]]」にて、ストライクが使用している。 | :プラモデル「PG ストライクガンダム」に付属しているオリジナル武装。最初は設定が起こされていたが、後に非公式装備として扱われる事になった。映像作品「[[GUNDAM EVOLVE]]」にて、ストライクが使用している。 |
2013年4月17日 (水) 22:09時点における版
GAT-X105 ストライクガンダム(Strike Gundam)
- 登場作品:機動戦士ガンダムSEED
- デザイナー:大河原邦男
- 分類:試作型モビルスーツ
- 装甲材質:フェイズシフト装甲
- 全高:17.72m
- 本体重量:64.80t
- 主動力:バッテリー
- 開発組織:地球連合軍
- 主なパイロット:キラ・ヤマト⇒ムウ・ラ・フラガ
地球連合軍が開発した5機の新型モビルスーツのうちの1機。機体色はトリコロールから黄色を廃したもの。5機の中では最後に造られた機体でデュエルガンダムやバスターガンダムと同じX100系フレームを採用している。装備換装システム「ストライカーパックシステム」を搭載しており、汎用性が高い。本機は後に、連合だけでなく、ザフトのMS開発にも多大な影響を与えている。ザフトでは明らかに本機を意識したMSであるインパルスガンダムや連合のストライカーパックをほぼ無調整で使用可能なテスタメントガンダム、ウィザードシステムを搭載したザクウォーリアなどが開発されたり、連合でもストライカーパックを使用可能なダガーやダガーL、ウィンダムが開発されたり、本機の改良型であるストライクEが製造されるなどしている。また、フリーダムガンダムやジャスティスガンダムも本機のコンセプトを受継いだ部分もあるとされる。
G兵器の中で事実上の量産化に成功した唯一の機体と言える。
なお、イージス自爆時にキラが生存した最大の理由がセーフティーシャッター1枚だったことで「装甲全部をセーフティーシャッターにすればいい」などの冗談がファンの間で囁かれた。
セーフティーシャッターが搭載された理由として装甲をPS装甲に依存し、軽量化する事で機体の運動性能を向上させたが、その反面PS装甲の展開していない状態のディアクティブモードでのパイロットの安全性が低下した為に緊急時にパイロットを守る事を目的に搭載された。
それが結果としてキラの命を守る事に繋がった。
また、それによって本機は初期のGATシリーズの中で最も運動性能が高くなっている。
外伝などで同じシリーズの機体であるストライクノワールが主役を張るなど、その人気は非常に高い。
ストライカーパックシステム
高機動戦闘や対艦攻撃などの特定のコンセプトに沿った装備を持ったバックパックを換装する事で、様々な用途・状況に対応するシステム。バッテリーも内蔵されており、MSの稼働時間の延長にも一役買っている。また、スカイグラスパーやコスモグラスパーといったMS支援用の戦闘機にも装備可能で、MSとの連携によって空中で装備を換装する事もできる。このシステムの有用性はザフト軍でも認められ、「ウィザードシステム」や「シルエットシステム」などが開発されている。
『SEED』、『SEED DESTINY』、『STARGAZER』で登場
- エールストライカー
- 高機動バックパックを搭載し、宇宙での機動性の向上や大気圏内での高々度ジャンプを可能とする、汎用性の高い形態。最も多用されている。また、ビームサーベルも装備しており、格闘能力も向上。
- ソードストライカー
- 対艦刀を装備し、格闘戦に対応した形態。対MS戦闘でもよく用いられる。ミゲルやニコルなどの名のあるパイロットを倒した時に使用されていることが多い。
- ランチャーストライカー
- 火器を多数装備した、火力重視の形態。対艦攻撃や火力支援に力を発揮する。
- ジェットストライカー
- 空戦用の装備。『SEED DESTINY』で登場。ストライクは装備していない。
- ドッペルホルン連装無反動砲
- 2門の無反動砲を装備したストライカーパック。対艦攻撃などに用いられる。『SEED DESTINY』で登場。ストライクは装備していない。
- マルチストライカーパック
- 大型ミサイルケースを搭載した装備。核弾頭ミサイルを装填できる。『SEED DESTINY』で登場。ストライクは装備していない。
- ノワールストライカー
- I.W.S.P.(後述)の発展型。主にストライクEが装備していた。『STARGAZER』で登場。
- パーフェクトストライクガンダム
- 背面にはバッテリー数を増加したエールストライカー、右肩にはランチャーストライカーのコンボウェポンポッド、左腕にはソードストライカーのユニットを装備した機体。単一のストライカーパックではなく全てを装備したストライクをこう呼ぶ。『SEED HDリマスター』に登場。
その他(『SEED MSV』など)で登場
- I.W.S.P.
- 名称は統合兵装ストライカーパック(Integrated Weapons Striker Pack)の略。エール、ソード、ランチャー全ての長所を併せ持つ装備。強力だが、消費電力の増加などの問題点も多い。
- ライトニングストライカー
- ストライクの稼働時間の延長と友軍機へのパワー補給、超長距離狙撃任務を目的として開発された装備。
- ガンバレルストライカー
- 簡単に言うと、メビウス・ゼロのストライカーパック版。ムウのような高度な空間認識能力を持つ人間にしか扱えない。元々はストライクに装備する予定であったが、諸事情からモーガン・シュバリエのダガーに装備される事となった。とあるゲーム中では予定通りにストライクに装備し、ムウが搭乗した姿が見られる。
- エールストライカー(コスモグラスパー用)
- コスモグラスパーに標準装備されているエールストライカー。通常の物と形状が異なる他、ビームサーベルが装備されていない。ストライクなどにも装備可能。
- Gフライト
- ガンダムアストレイ アウトフレーム専用のストライカーパック。追加のブースターと大型シールドで構成されている。
- ディバインストライカー
- テスタメント専用に開発されたVPS装甲製のストライカーパック。フライトユニットや大型クローアームとして使用可能。
- アナザートライアルソードストライカー
- ストライクE専用のソードストライカー。パンツァーアイゼンとマイダスメッサーが1つずつ増やされている。
- アナザートライアルランチャーストライカー
- ストライクE専用のランチャーストライカー。通常は左肩に装着されていたコンボウェポンポッドがバックパックに装着されるように変更されている。
- スペキュラムストライカー
- ライゴウガンダム用のストライカーパック。エールストライカーをベースにしている高機動戦用装備。
- キャリバーンストライカー
- ライゴウ用のストライカーパック。ソードストライカーをベースにしている近接戦用装備。
- サムブリットストライカー
- ライゴウ用のストライカーパック。ランチャーストライカーをベースにしている砲撃戦用装備。
- シールドストライカー
- 対ビームシールドを装備した高機動戦用のストライカーパック。
- バスターストライカー
- バスターガンダムの94mm高エネルギー収束火線砲と350mmガンランチャーを装備した砲撃戦用のストライカーパック。
- バズーカストライカー
- バズーカを装備した砲撃戦用のストライカーパック。
- ドラグーンストライカー
- プロヴィデンスガンダムのユーディキウム・ビームライフルを装備しているストライカーパック。これ自体をドラグーンとして使用する事も可能。
登場作品と操縦者
- 機動戦士ガンダムSEED
- 5機のG兵器の中で唯一、強奪を免れた機体であり、マリュー・ラミアスとキラ・ヤマトが搭乗。当初はマリューが操縦していたが、アスランの銃撃で腕を負傷し、ナチュラルである上にパイロットですらない彼女ではMSの操縦など出来る訳もなく、さらに当初はOSが未完成だったため、歩くことすらもままならなかったが、工業カレッジの学生であったキラが強引に操縦を代わり、瞬時にOSを書き換えた事で、標準装備でありながらも驚異的な性能を発揮して、ミゲル・アイマンの駆るジンを撃破した。だが、書き換えられたOSはナチュラルのパイロットでは到底扱える物ではなく、そのまま、なし崩し的にキラは本機のパイロットとして戦う事となった。それ以後、ジンはもちろん、敵に強奪された4機のGとも対等以上に渡り合い、ミゲルを皮切りに、アンドリュー・バルトフェルド、マルコ・モラシム、そして奪われたGの1機であるブリッツを奪取したニコル・アマルフィなど、エースパイロットを次々と撃破するという高い戦果をあげている。が、ニコルの死に激昂したアスランの駆るイージスと戦闘になり、自爆攻撃に巻き込まれて大破する。その後、本機はオーブ軍に回収され、ナチュラル用OSを搭載した上で修復され、地球軍を離反したアークエンジェルがオーブに寄港した際に引き渡された。その後はムウ・ラ・フラガがパイロットとなり、オーブ開放作戦において、ストライクダガーやカラミティガンダムを相手に初心者と思えない戦いぶりを見せ、オーブが陥落した後も核ミサイルの撃破などの高い戦果を挙げるが、第二次ヤキン・ドゥーエ攻防戦にてラウ・ル・クルーゼのプロヴィデンスガンダムと交戦、善戦するが、中破する。最後はアークエンジェルに向けて放たれたドミニオンのローエングリンを身を挺して防ぎ、機体は爆散・消滅した。なお、ナチュラル用OSが搭載される以前に、一度だけサイ・アーガイルが動かそうとしたことがあったが、擱座しただけで歩かせることすらままならなかった。
- 機動戦士ガンダムSEED DESTINY
- ストライクそのものは登場しないが、エターナル救援のためにキラ・ヤマトがストライクルージュに搭乗した際、PS装甲の電圧設定をストライクと同じにしたため、わずかな間だが「ストライクとほぼ同じ外見のストライクルージュ」が登場している。
- 機動戦士ガンダムSEED C.E.73 STARGAZER
- 設計図を元にアクタイオン・インダストリー社によって再製造され、後にストライクE(ストライクノワール)に改修される2機目のストライクが存在。こちらはスウェン・カル・バヤンの専用機体となっている。
装備・機能
特殊機能
- フェイズシフト装甲
- 通電させる事で相転移する特殊な装甲で、物理攻撃を無効化する。通常はグレー一色だが、通電させると色が変化する。大気圏突入なども可能になるが、エネルギーを大量に消費する上、高出力のビーム兵器などには弱いという欠点もある。
- 換装
- ストライカーパックを換装する。
武装・必殺攻撃
- 75mm対空自動バルカン砲塔システム「イーゲルシュテルン」
- 頭部に2門装備された近接防御機関砲。敵機への威嚇や牽制、ミサイル迎撃などに使われる。ザフトの戦闘ヘリやMSのカメラ程度なら破壊する攻撃力があるが、装甲にダメージを与える程の威力はなく、あくまで牽制用としての武装である。名前の由来は「ハリネズミの陣」
- コンバットナイフ「アーマーシュナイダー」
- 両腰部に格納された折りたたみ式のナイフ。内蔵された電源と超振動モーターによって高周波振動させた刀身でPS装甲以外のほとんどの装甲を切断できる。キラがSEEDを発現させると多用しているイメージが強い。パック非装着時のストライクの標準装備だが、ミゲルやイザーク、バルトフェルドといった、名だたるパイロットを撃破した武器でもあるが実際はPS装甲やビーム兵器などでエネルギーの消費が激しい為、エネルギーの消費の少ない武器やストライカーパックをパージした後に使うサブウェポンとして装備されいる。名前の由来はドイツ語の「装甲を切るもの」
- 57mm高エネルギービームライフル
- 携行式のビーム砲。ローラシア級の外装を一撃で貫通するほどの威力がある。ただし、機体のジェネレーターからエネルギーを供給する方式の為、使用した回数に応じて機体の稼働時間に制約を受ける。
- バズーカ
- 第8艦隊からの補給時に渡された対MS用の武装。デュエルガンダムが装備する予定だったタイプとは別の物。弾倉を4つまで装着可能。ビーム兵器が水中では使えない為、水中戦を挑む際に装備されたが、大した成果はなかった。
- XM404 グランドスラム
- プラモデル「PG ストライクガンダム」に付属しているオリジナル武装。最初は設定が起こされていたが、後に非公式装備として扱われる事になった。映像作品「GUNDAM EVOLVE」にて、ストライクが使用している。
- 対ビームシールド
- 対ビームコーティング処理が施された実体型シールド。デュエル等と同規格の大型タイプで、有効防御面が広い。大きい分取り回しに難があり、エールストライカーパック装着時の使用が望ましいとされる。
対決・名場面
- OS書き換え
- 原作2話「その名はガンダム」より。キラはアスランとの邂逅を果たした後、ストライクにマリューと乗り込んでしまい交戦に巻き込まれる最中OSの不出来を看破してその場でOSを書き換えてあっという間にストライクの運動性能を驚異的なレベルに引き上げた。歴代ガンダムシリーズでもMSのOSの設定がされていた前例はこれまで存在せず、21世紀のガンダムシリーズであるガンダムSEEDにおけるMSの設定を強く印象付ける描写であった。
- 対フリーダムガンダム
- 原作37話「神のいかずち」より。オーブ軍に回収され、OSもナチュラル仕様に書き換えられて修理の完了したストライクにムウは「自分が乗る」と言い出す。早速、キラと模擬戦を始めるのだが、「いきなり僕とやるのは早過ぎる」と軽口を叩くキラに「生意気言うんじゃないよ!」と返した。ここで遂に夢の新旧主人公機対決シーン(1カットのみだが)が描かれる事となった。
尚、ゲームの話にはなってしまうが、『SDガンダム G GENERATION ADVANCE』ではフリーダムは何とクルーゼ専用機として開発される(後に回収され、キラが搭乗するのだが)ため、キラのストライク対クルーゼのフリーダムという形での新旧主人公機対決が実現している。また、その後、ムウがクルーゼと決着をつけるためにストライクに乗り込み、クルーゼのフリーダムと交戦する事に。ちなみにこの時、キラはストライクの代わりにリ・ガズィに乗っている。
関連機体
- エールストライクガンダム
- ソードストライクガンダム
- ランチャーストライクガンダム
- パーフェクトストライクガンダム
- ストライクガンダムI.W.S.P.
- ライトニングストライクガンダム
- ストライクE
- ストライクノワール
- ストライクEがノワールストライカーを装着した状態。
- ゲイルストライクガンダム
- ストライクルージュ
- ライゴウガンダム
- ストライクダガー
- ダガー
- スカイグラスパー
- コスモグラスパー
- テスタメントガンダム
インパルスガンダム - ザフト版ストライク。
- ザクウォーリア
ザクファントム - ストライカーパックシステムに似たウィザードシステムを搭載している。