「クラップ級」の版間の差分

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:[[ロンド・ベル]]所属艦。第二次ネオ・ジオン抗争で[[ラー・カイラム]]の僚艦として艦隊を構成した。内、ラー・チャターはラー・カイラムの盾となり撃沈されている。
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:ロンド・ベル所属艦。[[ムーン・ムーン]]近傍を航行する[[アタラント3]]と交戦。以降は同コロニーを巡る戦闘に巻き込まれる。
 
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:[[宇宙世紀]]0094年にサイド1コロニー「ヘヴン」から[[シナンジュ・スタイン]]を[[グラナダ]]へ運搬する任務を遂行。道中「袖付き」の攻撃を受け、シナンジュを強奪した[[フル・フロンタル]]の攻撃により轟沈した。
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:[[宇宙世紀]]0094年に[[サイド1]]コロニー「ヘヴン」から[[シナンジュ・スタイン]]を[[グラナダ]]へ運搬する任務を遂行した艦。[[ジェガンD型 (先行配備機)|ジェガンD型が先行配備]]されており、ウンカイは船体がグレーがかった水色となっている。道中で「袖付き」に強奪を装った裏取引が予定されていたが、情報士官[[カルロス・クレイグ]]の介入により完全な戦闘へと発展。最終的にシナンジュを強奪した[[フル・フロンタル]]によって「[[赤い彗星]]の再来」を大々的に演出するための生贄として撃沈された。
 
;キャロット
 
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:ロンド・ベル所属艦。[[インダストリアル7]]へ向かう「[[袖付き]]」の偽装貨物船[[ガランシェール]]の追跡を行った。
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:ロンド・ベル第三群第十六任務隊所属艦。[[インダストリアル7]]へ向かう「[[袖付き]]」の偽装貨物船[[ガランシェール]]の追跡を行った。小説『UC』第8巻では[[トライスター]]の母艦として再登場し、囮として自動航行していたガランシェールを追跡するも、同じく追跡していたフロンタル親衛隊と会敵し、[[シナンジュ]]によって真っ先に撃沈された。
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:ロンド・ベル第三群第十六任務隊所属艦。上記のキャロットと共に小説『UC』第8巻で登場するも、キャロットに続いてシナンジュに撃沈された。
 
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:宇宙世紀0097年に「[[不死鳥狩り]]」を遂行する[[シェザール隊]]の母艦として運用。他の艦とは異なり格納庫が拡張されている。
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:宇宙世紀0096年(不死鳥狩り)または宇宙世紀0097年(NT)に「[[不死鳥狩り]]」を遂行する[[シェザール隊]]の母艦として運用された。『NT』には改修艦としてデザインが一新されており、他の艦とは異なり格納庫が拡張されている。
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:ガンダムマガジン版『[[機動戦士ガンダムF91 フォーミュラー戦記0122|フォーミュラー戦記0122]]』ではラー・カイラム級だった原作ゲームとは異なりクラップ級として登場している。
  
 
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== 装備・機能 ==
 
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:艦首に装備された大型のビーム・シールド。[[ザンスカール戦争]]で近代化改修された艦に搭載され、[[バリュート]]を用いない大気圏突入を可能とした。
 
:艦首に装備された大型のビーム・シールド。[[ザンスカール戦争]]で近代化改修された艦に搭載され、[[バリュート]]を用いない大気圏突入を可能とした。
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:ブリッジ後方に装備されたミサイル・ランチャー。主に対空迎撃に用いられる。
 
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:クラップ級の改良型。小型MSの運用を前提に、艦そのものもやや小型化している。
 
:クラップ級の改良型。小型MSの運用を前提に、艦そのものもやや小型化している。
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*『逆襲のシャア』が初出のクラップ級だが、それ以前に同名・別デザインの巡洋艦がロボットアニメ『伝説巨神イデオン』に登場している。こちらは地球連'''合'''軍に所属する最新鋭の巡洋艦であり、ミサイル発射管を多数搭載するなど、どちらかと言えば駆逐艦に近い運用形態となっている。
  
 
== 商品情報 ==
 
== 商品情報 ==

2022年5月20日 (金) 14:28時点における最新版

クラップ級
外国語表記 Clop Class
登場作品
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スペック
分類 巡洋艦
全長 292m
全幅 133m
推進機関 熱核ジェットロケットエンジン
搭載可能MS 6
カタパルト数 1
所属 地球連邦軍
所属部隊 ロンド・ベル
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概要[編集 | ソースを編集]

宇宙世紀0090年代以降における、地球連邦軍の主力巡洋艦。サラミス改級の後継艦であり、当初からモビルスーツ運用能力を考慮して設計された結果、それまでの連邦艦に比べ全体的な能力のバランスに優れる。

同時期に建造されたラー・カイラム級と同じ設計思想の下に開発されており、中央部と両舷のエンジン・ブロックに推進器を持ち、ブロック直下に放熱板を配するなど共通したレイアウトを有し、主砲をはじめパーツの共有化も行われている。

ラー・カイラム級と同じく長く連邦の主力艦として運用され、第二次ネオ・ジオン抗争以降、コスモ・バビロニア建国戦争ザンスカール戦争にも投入されている。また、クラップ級を改装したスペース・アーク級も開発された。

同型艦 [編集 | ソースを編集]

ラー・ザイム / ラー・キェム / ラー・チャター / ラー・エイム
ロンド・ベル所属艦。第二次ネオ・ジオン抗争でラー・カイラムの僚艦として艦隊を構成した。内、ラー・チャターはラー・カイラムの盾となり撃沈されている。
ラー・ギルス
ロンド・ベル所属艦。ムーン・ムーン近傍を航行するアタラント3と交戦。以降は同コロニーを巡る戦闘に巻き込まれる。
ウンカイ / ラー・デルス
宇宙世紀0094年にサイド1コロニー「ヘヴン」からシナンジュ・スタイングラナダへ運搬する任務を遂行した艦。ジェガンD型が先行配備されており、ウンカイは船体がグレーがかった水色となっている。道中で「袖付き」に強奪を装った裏取引が予定されていたが、情報士官カルロス・クレイグの介入により完全な戦闘へと発展。最終的にシナンジュを強奪したフル・フロンタルによって「赤い彗星の再来」を大々的に演出するための生贄として撃沈された。
キャロット
ロンド・ベル第三群第十六任務隊所属艦。インダストリアル7へ向かう「袖付き」の偽装貨物船ガランシェールの追跡を行った。小説『UC』第8巻ではトライスターの母艦として再登場し、囮として自動航行していたガランシェールを追跡するも、同じく追跡していたフロンタル親衛隊と会敵し、シナンジュによって真っ先に撃沈された。
テネンバウム
ロンド・ベル第三群第十六任務隊所属艦。上記のキャロットと共に小説『UC』第8巻で登場するも、キャロットに続いてシナンジュに撃沈された。
ダマスカス
宇宙世紀0096年(不死鳥狩り)または宇宙世紀0097年(NT)に「不死鳥狩り」を遂行するシェザール隊の母艦として運用された。『NT』には改修艦としてデザインが一新されており、他の艦とは異なり格納庫が拡張されている。
エイブラム
ガンダムマガジン版『フォーミュラー戦記0122』ではラー・カイラム級だった原作ゲームとは異なりクラップ級として登場している。

登場作品[編集 | ソースを編集]

機動戦士ガンダム 逆襲のシャア
初登場作品。
機動戦士ガンダムUC
機動戦士ガンダムNT
機動戦士ムーンガンダム
機動戦士ガンダムF91
機動戦士Vガンダム

装備・機能[編集 | ソースを編集]

特殊機能[編集 | ソースを編集]

ビーム・シールド
艦首に装備された大型のビーム・シールド。ザンスカール戦争で近代化改修された艦に搭載され、バリュートを用いない大気圏突入を可能とした。

武装・必殺攻撃[編集 | ソースを編集]

2連装メガ粒子砲
艦首側面に2基を装備された2連装砲。ラー・カイラム級の物と同型。
ミサイル発射管
艦首先端に装備。6門の発射管を有する。
対空機銃
艦の各部に14基装備された機銃。主に単装砲が採用され、ブリッジ側面の2門のみ連装砲となっている。
8連装ミサイル・ランチャー
ブリッジ後方に装備されたミサイル・ランチャー。主に対空迎撃に用いられる。

主な艦載機 [編集 | ソースを編集]

第二次ネオ・ジオン抗争時 [編集 | ソースを編集]

ラプラス事変時 [編集 | ソースを編集]

コスモ・バビロニア建国戦争時 [編集 | ソースを編集]

ザンスカール戦争時 [編集 | ソースを編集]

対決・名場面[編集 | ソースを編集]

関連艦[編集 | ソースを編集]

ラー・カイラム級
同時期に開発された宇宙戦艦。主にラー・カイラム級を旗艦としてその僚艦としてクラップ級が運用された。
スペース・アーク級
クラップ級の改良型。小型MSの運用を前提に、艦そのものもやや小型化している。

余談[編集 | ソースを編集]

  • 『逆襲のシャア』が初出のクラップ級だが、それ以前に同名・別デザインの巡洋艦がロボットアニメ『伝説巨神イデオン』に登場している。こちらは地球連軍に所属する最新鋭の巡洋艦であり、ミサイル発射管を多数搭載するなど、どちらかと言えば駆逐艦に近い運用形態となっている。

商品情報[編集 | ソースを編集]

リンク[編集 | ソースを編集]