「リゲルグ」の版間の差分

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== MS-14J リゲルグ (Regelgu)  ==
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{{登場メカ概要
*登場作品:[[機動戦士ガンダムΖΖ]][[機動戦士ガンダムUC]]
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| 読み = <!-- 読み方が難しい場合に使用 -->
*デザイナー:明貴美加
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| 外国語表記 = Regelgu<!-- 公式名を優先とします。 -->
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*ジェネレーター出力:1,890kW
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| スラスター総推力 = 150,800kg
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*[[イリア・パゾム]]
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}}<!-- 必要に応じて追加をお願いします。 -->
 
== 概要 ==
 
== 概要 ==
リゲルグとは「リファインド・ゲルググ」の訳で、[[ゲルググ|ゲルググシリーズ]]の超高性能機。<br />両肩の迫り出したアーマーに、[[キュベレイ]]を参考にしたと思われる大型スラスターを内蔵しているのが特徴。[[一年戦争]]時から運用した機体を、最新技術でスペックアップ。エンジン出力・装甲材の変更により[[U.C.]]0080年の最新型モビルスーツにも追随できる性能を誇り、その高機動力は[[ΖΖガンダム]]と互角に戦えるほど。
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[[ジオン軍]]最後の量産型MSである「[[ゲルググ]]」をベースに近代化改修した[[モビルスーツ]]。機体名称のリゲルグは「リファインド・ゲルググ」の略称。
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当初、[[アクシズ]]に持ち込まれたゲルググは小惑星内の居住区画拡充作業に充てられていたが、[[ガザA]][[ガザB]]の登場によってその役目を追いやられ死蔵状態にあった。しかし、アクシズの地球帰還決定に伴い訓練機としての需要が生まれ、それに伴って第二世代MSに準じた近代化改修を行ったのがリゲルグである。元は訓練機であるものの、基本性能が同時期の主力機と比べて遜色のないレベルにまで引き揚げられている為、実戦にも使用された。また、アクシズの若手パイロットはこのリゲルグで操縦訓練を行ったとされている。
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ジェネレーターを高出力の物に換装し、装甲部材の更新を行っている他、両肩のアーマーは[[キュベレイ]]のバインダーを参考にしたウイング・バインダーに換装された。このウイング・バインダーは大型スラスターを内蔵し、同時にシールドとしての機能も備えており、その高機動力は[[ΖΖガンダム]]と互角に戦える程。
  
元々は[[アクシズ]]の若手パイロットを訓練するための機体であったが、性能が同時期の機体と比べても遜色がなかったため実戦にも使用された。
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ゲルググから改修した一般機の他、新規開発された指揮官機も存在し<ref>この関係は[[ジムIII]]と[[ヌーベル・ジムIII]]に似る。</ref>、指揮官機はロイヤル・ガードの隊長機としても運用されている。
  
 
== 登場作品と操縦者 ==
 
== 登場作品と操縦者 ==
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:イリア・パゾムが搭乗。本来は[[マシュマー・セロ]]の機体で、マシュマーが強化処置を施された後に、彼に合わせて調整された専用の機体([[ザクIII改]])に乗せることが決まっていたために、イリアに渡された。
 
:イリア・パゾムが搭乗。本来は[[マシュマー・セロ]]の機体で、マシュマーが強化処置を施された後に、彼に合わせて調整された専用の機体([[ザクIII改]])に乗せることが決まっていたために、イリアに渡された。
 
;[[機動戦士ガンダムUC]]
 
;[[機動戦士ガンダムUC]]
:袖付き仕様として登場。[[袖付き]]でも訓練用として使用されていたが機体が少ないために、青紫に塗装された機体が[[ネェル・アーガマ]]に攻撃を仕掛けている。
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:袖付き仕様として登場。[[袖付き]]でも訓練用として使用されていたが、最終決戦で戦力として駆り出された。青紫に塗装された機体が[[ネェル・アーガマ]]に攻撃を仕掛けるも、あえなく撃破された。
 
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;[[アナハイム・ラボラトリー・ログ]]
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:第一話に登場。長距離作戦行動用にバックパックを[[ゲルググM]]と同タイプ<ref>ただし、併せて公開された画稿ではバックパックの形状はリゲルグのもの。</ref>の物に変更した一般機が登場。
 
== 装備・機能 ==
 
== 装備・機能 ==
 
<!-- === 特殊機能 === -->
 
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=== 武装・必殺攻撃 ===
 
=== 武装・必殺攻撃 ===
 
;ビーム・ライフル
 
;ビーム・ライフル
:ゲルググのビーム・ライフルの発展型。
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:ゲルググのビーム・ライフルの発展型。主に訓練用に使用された。
 
;専用ビーム・ライフル
 
;専用ビーム・ライフル
 
:指揮官機が装備する新型のビーム・ライフル。銃身下部にはグレネード・ランチャーが装着可能。
 
:指揮官機が装備する新型のビーム・ライフル。銃身下部にはグレネード・ランチャーが装着可能。
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:バックパックに2基装備。連結させる事でビーム・ナギナタとしても使用可能。
 
:バックパックに2基装備。連結させる事でビーム・ナギナタとしても使用可能。
 
;ミサイル・ポッド
 
;ミサイル・ポッド
:バックパック右側に8発小型ミサイルを装備している。
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:バックパック右側に8発小型ミサイルを装備している。赤外線誘導方式を採用する。
 
;グレネード・ランチャー
 
;グレネード・ランチャー
:両腕に内臓されている。
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:両腕に内臓されている。発射時の反動が大きく、片方の腕でホールドする必要がある。
 
;円盤型宇宙機雷
 
;円盤型宇宙機雷
 
:ウイング・バインダー内に片方6基ずつ、合計12基装備可能。
 
:ウイング・バインダー内に片方6基ずつ、合計12基装備可能。
 
;ビーム・マシンガン
 
;ビーム・マシンガン
 
:指揮官機[[ギラ・ドーガ]]用の物。袖付き仕様が装備。
 
:指揮官機[[ギラ・ドーガ]]用の物。袖付き仕様が装備。
 
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;シールド
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:一般機が使用。[[シーマ専用ゲルググM]]と同型の大型シールド。
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;プルバップ式360mmロケット砲
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:一般機が使用。360mmロケット弾を発射可能。形状は[[ジョニー・ライデン専用高機動型ゲルググ]]のロケット・ランチャーに似る。
 
== 対決・名場面 ==
 
== 対決・名場面 ==
 
;対[[ΖΖガンダム]]
 
;対[[ΖΖガンダム]]
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:ウイング・バインダーなどの技術の参考にした機体。
 
:ウイング・バインダーなどの技術の参考にした機体。
 
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:[[ゲルググJ]]をベースにした[[オーラフ・デール]]機。
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== 商品情報 ==
 
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2019年7月24日 (水) 13:27時点における版

リゲルグ
外国語表記 Regelgu
登場作品
デザイナー 明貴美加
テンプレートを表示
スペック
分類 汎用量産型モビルスーツ
型式番号 MS-14j
頭頂高 21.0m
全高 21.1m(23.1m説あり)
本体重量 43.7t
全備重量 82.6t
主動力 熱核融合炉
ジェネレーター出力 1,890kw
スラスター総推力 150,800kg
装甲材質
センサー有効半径 8,700m
開発組織 ネオ・ジオン
所属
主なパイロット
  • マシュマー・セロ
  • イリア・パゾム
  • テンプレートを表示

    概要

    ジオン軍最後の量産型MSである「ゲルググ」をベースに近代化改修したモビルスーツ。機体名称のリゲルグは「リファインド・ゲルググ」の略称。

    当初、アクシズに持ち込まれたゲルググは小惑星内の居住区画拡充作業に充てられていたが、ガザAガザBの登場によってその役目を追いやられ死蔵状態にあった。しかし、アクシズの地球帰還決定に伴い訓練機としての需要が生まれ、それに伴って第二世代MSに準じた近代化改修を行ったのがリゲルグである。元は訓練機であるものの、基本性能が同時期の主力機と比べて遜色のないレベルにまで引き揚げられている為、実戦にも使用された。また、アクシズの若手パイロットはこのリゲルグで操縦訓練を行ったとされている。

    ジェネレーターを高出力の物に換装し、装甲部材の更新を行っている他、両肩のアーマーはキュベレイのバインダーを参考にしたウイング・バインダーに換装された。このウイング・バインダーは大型スラスターを内蔵し、同時にシールドとしての機能も備えており、その高機動力はΖΖガンダムと互角に戦える程。

    ゲルググから改修した一般機の他、新規開発された指揮官機も存在し[1]、指揮官機はロイヤル・ガードの隊長機としても運用されている。

    登場作品と操縦者

    機動戦士ガンダムΖΖ
    イリア・パゾムが搭乗。本来はマシュマー・セロの機体で、マシュマーが強化処置を施された後に、彼に合わせて調整された専用の機体(ザクIII改)に乗せることが決まっていたために、イリアに渡された。
    機動戦士ガンダムUC
    袖付き仕様として登場。袖付きでも訓練用として使用されていたが、最終決戦で戦力として駆り出された。青紫に塗装された機体がネェル・アーガマに攻撃を仕掛けるも、あえなく撃破された。
    アナハイム・ラボラトリー・ログ
    第一話に登場。長距離作戦行動用にバックパックをゲルググMと同タイプ[2]の物に変更した一般機が登場。

    装備・機能

    武装・必殺攻撃

    ビーム・ライフル
    ゲルググのビーム・ライフルの発展型。主に訓練用に使用された。
    専用ビーム・ライフル
    指揮官機が装備する新型のビーム・ライフル。銃身下部にはグレネード・ランチャーが装着可能。
    ビーム・ランサー
    バックパックに2基装備。連結させる事でビーム・ナギナタとしても使用可能。
    ミサイル・ポッド
    バックパック右側に8発小型ミサイルを装備している。赤外線誘導方式を採用する。
    グレネード・ランチャー
    両腕に内臓されている。発射時の反動が大きく、片方の腕でホールドする必要がある。
    円盤型宇宙機雷
    ウイング・バインダー内に片方6基ずつ、合計12基装備可能。
    ビーム・マシンガン
    指揮官機ギラ・ドーガ用の物。袖付き仕様が装備。
    シールド
    一般機が使用。シーマ専用ゲルググMと同型の大型シールド。
    プルバップ式360mmロケット砲
    一般機が使用。360mmロケット弾を発射可能。形状はジョニー・ライデン専用高機動型ゲルググのロケット・ランチャーに似る。

    対決・名場面

    ΖΖガンダム
    イリアの気迫と共にΖΖに迫り、ビーム・サーベルを振り回してΖΖのハイパー・ビーム・サーベルと互角の切り結びを行った。機動力には劣るΖΖに、ジュドーはΖΖの上半身と下半身を囮として使い、コア・ファイターで攻撃を仕掛けるも逆に捉えられる。その時、ジュドーとイリアとのニュータイプ同士の共感によりお互い止めを刺さずに撤退する。

    関連機体

    ゲルググ
    原型機。
    キュベレイ
    ウイング・バインダーなどの技術の参考にした機体。
    リゲルグ(オーラフ機)
    ゲルググJをベースにしたオーラフ・デール機。
    RFゲルググ
    同じくリファインされたゲルググ。

    商品情報

    リンク

    1. この関係はジムIIIヌーベル・ジムIIIに似る。
    2. ただし、併せて公開された画稿ではバックパックの形状はリゲルグのもの。