リリー・マルレーン
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| リリー・マルレーン | |
|---|---|
| 外国語表記 |
|
| 登場作品 | 機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY |
| スペック | |
|---|---|
| 分類 | 機動巡洋艦 |
| 艦級 | ザンジバル級またはザンジバルII級 |
| 全長 | 255m |
| 全高 | 120m |
| 全幅 | 223m |
| 重量 | 42,500t |
| 推進機関 | 熱核ジェット・ロケットエンジン |
| 搭載可能MS数 | 6 |
| カタパルト数 | 2 |
| 開発組織 | ジオン公国軍 |
| 所属組織 | ジオン公国軍突撃機動軍 (一年戦争時) → デラーズ・フリート (後に離反) |
| 所属部隊 | MAUシーマ (シーマ艦隊) |
| 戦没 | 宇宙世紀0083年11月12日 |
| 主な艦長 | デトローフ・コッセル |
| 主な搭乗員 | シーマ・ガラハウ |
概要[編集 | ソースを編集]
ジオン公国軍のザンジバル級機動巡洋艦の内、ザンジバルII級に分類される艦の一隻。ジオン残党部隊「シーマ艦隊」の旗艦を担っており、艦名は第二次世界大戦中に流行したドイツの歌謡曲に由来する。艦長はデトローフ・コッセル。
通常のザンジバル級と比較してメガ粒子砲が増設された事で火力が強化されている他、艦側面には片手・片足を接続する珍しいタイプの収納式カタパルトを2基有しており、MSの展開能力も向上している。また、大気圏突入能力や大型ブースターの接続による再離脱が可能な点は通常のザンジバル級と共通である。
一年戦争中はジオン公国軍突撃機動軍所属の海兵部隊「MAUシーマ」の旗艦を担っていたが、戦後、部隊がアクシズへの逃亡を拒否され独自行動を余儀なくされてからはシーマ艦隊の旗艦となり、地球圏を放浪しつつ海賊行為などを行っていた。
デラーズ紛争序盤にはエギーユ・デラーズの召集を受け艦隊と共にデラーズ・フリートに合流。以後、戦力として組み込まれるが、その裏で地球連邦軍のバーミンガムと裏取引のため接触するなど戦いの中で暗躍を続けた。
デラーズ紛争終盤のコロニー落としを巡る攻防戦の最中、シーマ艦隊が謀反を起こすのに伴い、連邦軍側へと寝返るものの、謀反を起こした際にグワデンに占拠のため移乗していた艦長のデトローフが死亡。艦長を失ったままデラーズ・フリートとの継戦を余儀なくされ、混戦の最中にガンダム試作3号機が放ったメガ・ビーム砲が直撃し轟沈した。
登場作品[編集 | ソースを編集]
- 機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY
- 初登場作品。第5話から登場し、登場早々にアナベル・ガトーの乗るムサイ級後期生産型ペール・ギュントとニアミスを起こす[1]という大胆不敵な挑発を行いデラーズ・フリートと合流。その後、宇宙へと上がってきたアルビオン隊と一戦交えた。その後もバーミンガムとの裏取引やコロニージャックなど星の屑作戦の支援をしつつ謀反の準備を進め、最終局面において艦隊と共に連邦軍へと寝返った。しかし、戦闘中に艦載機の収容を優先し危険を承知でガイド・ビーコンを発信して[2]収容作業をしようとしたところ、シーマ艦隊の寝返りを知らないコウ・ウラキのガンダム試作3号機が接近。メガ・ビーム砲の一撃で敢え無く轟沈する憂き目を見た。
- SDガンダム GGENERATION DS
- チュートリアルであるセッション 00のクリア後、シャアの部隊にキシリアの命を受けたシーマ達が合流。ホワイトベースとの戦闘で損傷したザンジバルを修理している間、リリー・マルレーンを旗艦にするという展開になる（ザンジバルもその後合流）。一方、ライバルルートではティターンズ所属として登場。エゥーゴとの合流後はデトローフがリーンホースJr.に乗り換えるためそのまま退場する。
- 機動戦士ガンダム0083 REBELLION
装備・機能[編集 | ソースを編集]
武装・必殺攻撃[編集 | ソースを編集]
- 連装メガ粒子主砲
- 艦上部に1門、艦首下部に1門設けられている連装メガ粒子砲。
- 連装メガ粒子副砲
- 艦首両側面に2門ずつ計4門設けられている連装メガ粒子砲。
- 120㎜連装機関砲
- 艦上部に4門、艦底部に4門の計8門設けられている収納式の連装機関砲。
艦内設備[編集 | ソースを編集]
- 艦橋
- 艦首上部にある艦橋。内部は広く、後方にあるシーマ用の座席にはホワイトタイガーの敷き皮や絵画といった様々な装飾品がある。
- MS格納庫
- 船体中央部にあるモビルスーツの格納庫。側面には発進ハッチ、後部には着艦ハッチが設けられている。
- カタパルト
- 艦側面に設けられている収納式のカタパルト。公国軍の戦艦としては珍しい開放型カタパルトである。発進時に片足分のカタパルトとグリップが船体からせり出し、格納庫から発進口に出たMSはそのままカタパルトに機体を接続し発進する。
搭乗員[編集 | ソースを編集]
- シーマ・ガラハウ
- シーマ艦隊の司令官。艦隊司令でありながら、自らもMSで出撃する。
- デトローフ・コッセル
- 艦長かつシーマの副官。荒くれ者揃いの海兵隊の纏め役。
- クルト
- シーマの部下の1人。
- 機関長
- 物知りな老年の機関長。
- クララ・ロッジ
- パイロットの1人。『REBELLION』で登場。
艦載機[編集 | ソースを編集]
対決・名場面[編集 | ソースを編集]
関連艦[編集 | ソースを編集]
- ザンジバル級 / ザンジバルII級
- 本艦を含めたジオン公国軍の機動巡洋艦。『0083』の設定画では物によって「ザンジバル級」または「ザンジバルII級」と記載されており、各媒体でもどちらに分類するかでバラつきがある。