クラップ級
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クラップ級 | |
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外国語表記 | Clop Class |
登場作品 |
スペック | |
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分類 | 巡洋艦 |
全長 | 292m |
全幅 | 133m |
推進機関 | 熱核ジェットロケットエンジン |
搭載可能MS数 | 6 |
カタパルト数 | 1 |
所属 | 地球連邦軍 |
所属部隊 | ロンド・ベル |
概要[編集 | ソースを編集]
宇宙世紀0090年代以降における、地球連邦軍の主力巡洋艦。サラミス改級の後継艦であり、当初からモビルスーツ運用能力を考慮して設計された結果、それまでの連邦艦に比べ全体的な能力のバランスに優れる。
同時期に建造されたラー・カイラム級と同じ設計思想の下に開発されており、中央部と両舷のエンジン・ブロックに推進器を持ち、ブロック直下に放熱板を配するなど共通したレイアウトを有し、主砲をはじめパーツの共有化も行われている。
ラー・カイラム級と同じく長く連邦の主力艦として運用され、第二次ネオ・ジオン抗争以降、コスモ・バビロニア建国戦争やザンスカール戦争にも投入されている。また、クラップ級を改装したスペース・アーク級も開発された。
同型艦 [編集 | ソースを編集]
- ラー・ザイム / ラー・キェム / ラー・チャター / ラー・エイム
- ロンド・ベル所属艦。第二次ネオ・ジオン抗争でラー・カイラムの僚艦として艦隊を構成した。内、ラー・チャターはラー・カイラムの盾となり撃沈されている。
- ラー・ギルス
- ロンド・ベル所属艦。ムーン・ムーン近傍を航行するアタラント3と交戦。以降は同コロニーを巡る戦闘に巻き込まれる。
- ウンカイ / ラー・デルス
- 宇宙世紀0094年にサイド1コロニー「ヘヴン」からシナンジュ・スタインをグラナダへ運搬する任務を遂行した艦。ジェガンD型が先行配備されており、ウンカイは船体がグレーがかった水色となっている。道中で「袖付き」に強奪を装った裏取引が予定されていたが、情報士官カルロス・クレイグの介入により完全な戦闘へと発展。最終的にシナンジュを強奪したフル・フロンタルによって「赤い彗星の再来」を大々的に演出するための生贄として撃沈された。
- キャロット
- ロンド・ベル第三群第十六任務隊所属艦。インダストリアル7へ向かう「袖付き」の偽装貨物船ガランシェールの追跡を行った。小説『UC』第8巻ではトライスターの母艦として再登場し、囮として自動航行していたガランシェールを追跡するも、同じく追跡していたフロンタル親衛隊と会敵し、シナンジュによって真っ先に撃沈された。
- テネンバウム
- ロンド・ベル第三群第十六任務隊所属艦。上記のキャロットと共に小説『UC』第8巻で登場するも、キャロットに続いてシナンジュに撃沈された。
- ダマスカス
- 宇宙世紀0096年(不死鳥狩り)または宇宙世紀0097年(NT)に「不死鳥狩り」を遂行するシェザール隊の母艦として運用された。『NT』には改修艦としてデザインが一新されており、他の艦とは異なり格納庫が拡張されている。
- エイブラム
- ガンダムマガジン版『フォーミュラー戦記0122』ではラー・カイラム級だった原作ゲームとは異なりクラップ級として登場している。
登場作品[編集 | ソースを編集]
装備・機能[編集 | ソースを編集]
特殊機能[編集 | ソースを編集]
武装・必殺攻撃[編集 | ソースを編集]
- 2連装メガ粒子砲
- 艦首側面に2基を装備された2連装砲。ラー・カイラム級の物と同型。
- ミサイル発射管
- 艦首先端に装備。6門の発射管を有する。
- 対空機銃
- 艦の各部に14基装備された機銃。主に単装砲が採用され、ブリッジ側面の2門のみ連装砲となっている。
- 8連装ミサイル・ランチャー
- ブリッジ後方に装備されたミサイル・ランチャー。主に対空迎撃に用いられる。
主な艦載機 [編集 | ソースを編集]
第二次ネオ・ジオン抗争時 [編集 | ソースを編集]
ラプラス事変時 [編集 | ソースを編集]
コスモ・バビロニア建国戦争時 [編集 | ソースを編集]
ザンスカール戦争時 [編集 | ソースを編集]
対決・名場面[編集 | ソースを編集]
関連艦[編集 | ソースを編集]
- ラー・カイラム級
- 同時期に開発された宇宙戦艦。主にラー・カイラム級を旗艦としてその僚艦としてクラップ級が運用された。
- スペース・アーク級
- クラップ級の改良型。小型MSの運用を前提に、艦そのものもやや小型化している。
余談[編集 | ソースを編集]
- 『逆襲のシャア』が初出のクラップ級だが、それ以前に同名・別デザインの巡洋艦がロボットアニメ『伝説巨神イデオン』に登場している。こちらは地球連合軍に所属する最新鋭の巡洋艦であり、ミサイル発射管を多数搭載するなど、どちらかと言えば駆逐艦に近い運用形態となっている。