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漫画『[[機動戦士ガンダムF90]]』及びゲーム『[[機動戦士ガンダムF91 フォーミュラー戦記0122]]』に登場する組織。
 
漫画『[[機動戦士ガンダムF90]]』及びゲーム『[[機動戦士ガンダムF91 フォーミュラー戦記0122]]』に登場する組織。
  
かつての[[一年戦争]][[地球連邦軍]]敗退した[[ジオン公国軍]]の残党一部が、それから実に40年という長い歳月が経った後も、未だに「ジオンの栄光」という妄執に取り付かれたまま、「地球連邦打倒」を掲げて武装決起すべく結成した。
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[[火星]]の[[キシリア・ザビ|キシリア]]派残党組織「[[ジオンマーズ]]」を前身とした「火星独立ジオン軍」の別名であるが、「オールズモビル」とは単一の組織を指す名称ではなく、[[一年戦争]]で活躍した[[モビルスーツ]]のレプリカ機([[RFシリーズ]])を運用する反連邦系組織を指し、[[地球連邦軍 (UC)|地球連邦軍]]はそれに擬えて「オールズモビル」のコードネームで呼ぶようになった。火星独立ジオン軍以外にも、[[レガシィ]]やそれを中心とした地球圏のテロネットワークのうち、[[NSP]]や共和国解放戦線など複数が該当する。
  
使用しているモビルスーツは、外見こそ一年戦争で活躍した機体であるが、最新鋭の技術を用いて開発された全くの別物であり、後の時代に決起を起こす[[クロスボーン・バンガード]]のモビルスーツを開発した[[ブッホ・コンツェルン]]が開発や製造に関わっている模様。このかつての旧式機を模した機体を主力として使用している事が、連邦側から「オールズモビル」と呼称される様になった由来である。
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火星独立ジオン軍の人員の大半が40年前に地球圏を追われた旧ジオン軍人とその子孫などであり、上層部は高齢化が進み、末端の兵士達も幼い頃より父母から反連邦思想を植え付けられ兵士となるよう教育されてきた。
  
40年前の一年戦争で活躍したジオン軍の軍人達が組織の中心となっている為、当然ながら上層部の平均年齢は50~60歳以上と、とてつもない高齢化が進んでいる。また、末端の兵士の中には、一年戦争の時代に生まれてもいない20代の若年層も多くいるが、その殆どは高齢化した旧ジオン軍軍人の子孫にあたり、幼い頃より彼らから連邦打倒の歪んだ思想を洗脳に近い形で植え付けられた結果、自分達の行動に疑問を抱く事無く、オールズモビルの一員として戦っている。
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宇宙世紀0116年、レガシィを中心とした地球圏のオールズモビルによる[[フロンティアI]]襲撃を機にその存在が認知され、宇宙世紀0120年には火星独立ジオン軍による[[ガンダムF90]]強奪事件を契機とした[[第一次オールズモビル戦役]]が勃発。同戦役で火星の拠点が壊滅した後は、残存勢力が[[ブッホ・コンツェルン]]の支援を受けて再起し、[[第二次オールズモビル戦役]]を勃発させるものの、こちらも連邦軍によって鎮圧された。
  
== 来歴 ==
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使用しているモビルスーツは、一見すると一年戦争時の機体のレプリカであるが、その実態は最新鋭の技術を用いて開発された全くの別物<ref>[[ザクII]]の時点でエネルギーゲインが[[ヘビーガン]]と同等である。</ref>であり、[[ユニバーサル規格]]の規格品を流用することによって製造元を秘匿している。第二次オールズモビル戦役では、それら機体を発展させた新型RFシリーズを運用した。
=== 第一次オールズモビル戦役 ===
 
漫画『機動戦士ガンダムF90』にて起こった戦いで、作中では「'''火星独立ジオン軍'''」という名称で呼ばれている。
 
  
宇宙世紀0120年10月25日に、[[ジュピトリス|ジュピトリス級戦艦]]である「コバヤシ丸」を撃沈。それから3日後の10月28日に、[[サナリィ]]で開発された最新鋭モビルスーツ「[[ガンダムF90]]」の1号機、2号機によるトライアルを行っていた地球連邦軍を襲撃し、2号機の鹵獲に成功する。これを機に、オールズモビルの存在を認知した地球連邦統合本部は、[[ラー・カイラム|ラー・カイラム級戦艦]]『アドミラル・ティアンム』を旗艦とした第十三独立艦隊を編成。火星に潜伏するオールズモビル討伐を命じる事になった。
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== 登場作品 ==
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;[[機動戦士ガンダムF90]]
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:初登場作品。火星で連邦軍との戦闘が描かれた。なお、オールズモビルの首領が[[ジョニー・ライデン]]だったという設定がある<ref>模型雑誌『[[B-CLUB]]』66号の山口宏氏のコメントより。</ref>ものの、他の資料や漫画、ゲーム作品では記載されていないので、現在でもこの設定が生きているかは定かでない。
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;[[機動戦士ガンダム シルエットフォーミュラ91]]
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:[[バズ・ガレムソン]]がオールズモビルの討伐任務に就いている事が語られている。一方で、オールズモビルの活発化に反し残党狩りは連邦法で禁止されている事も語られた。
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;[[機動戦士ガンダムF91 フォーミュラー戦記0122]]
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:第二次オールズモビル戦役の様子が描かれた。
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;[[機動戦士ガンダム クライマックスU.C. 紡がれし血統]]
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:宇宙世紀0116年に[[フロンティアI]]で武装蜂起を起こす。この事件で[[カムナ・タチバナ]]の夫人である[[エレン・タチバナ]]が死んだことが[[シュン・タチバナ]]が[[クロスボーン・バンガード]]に所属する切っ掛けの1つとなる。
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;[[機動戦士ガンダムF90FF]]
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:第一次・第二次オールズモビル戦役の追補や、そこに至るまでの展開が描かれている。また、第一次オールズモビル戦役に先駆け、『紡がれし血統』で語られた宇宙世紀0116年にフロンティアIでの武装蜂起の様子も描かれている。
  
0121年3月にて、第十三独立艦隊は火星圏に到達するものの、オールズモビルと内通していた者達の協力や、暗礁等を利用した巧妙な奇襲攻撃によって大打撃を受けてしまう。しかし、ガンダムF90を始めとする一部の連邦軍には、火星への降下を許してしまう事になった。
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== 保有戦力 ==
 
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=== 第一次オールズモビル戦役 ===
連邦軍の降下後、オールズモビルは40年前より開発が進められていたオリュンポス山内に設置された戦略兵器である「オリュンポス・キャノン」で隕石を撃ち出し、地球へ直接攻撃する事を画策。この際、オールズモビルと内通していた連邦軍人のボッシュ大尉は、鹵獲して改修を行ったガンダムF90の2号機を使用して、連邦軍を迎え撃とうとするものの、[[デフ・スタリオン]]少尉の搭乗するガンダムF90の1号機との戦闘の末に撃破され、戦死。ガンダムF90の1号機と2号機それぞれは連邦軍によって回収された。
+
;[[ザクII]] / [[グフ]] / [[リック・ドム]] / [[ゲルググ]] / [[ゲルググキャノン]] / [[ドダイ改]]
 
+
:主戦力である旧ジオンMSのレプリカ機。
なお、オリュンポス・キャノンは、第一射で第十三独立艦隊の旗艦であるアドミラル・ティアンムを轟沈させるが、完全な失敗作であり、たった一回の使用で生じた圧力により、基地そのものが崩壊。火星のオールズモビルは自滅に近い形で壊滅してしまう事になった。
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;[[RFギャン]]
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:
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;[[RFアッザム]]
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:
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;[[ガンダムF90火星独立ジオン軍仕様]]
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:火星独立ジオン軍によって、強奪後に改修を受けたF90の2号機。
  
 
=== 第二次オールズモビル戦役 ===
 
=== 第二次オールズモビル戦役 ===
宇宙世紀0122年、火星のオールズモビルが壊滅してから1年半が経ったが、地球圏にもオールズモビルの勢力が残存し続けており、若き将校であるシャルル・ロウチェスター少佐が中心となり、ブッホ・コンツェルンの支援を受ける形で、再度の武装決起を引き起こす。
+
;[[RFザク]]
 +
:第二次オールズモビル戦役におけるオールズモビルの主力機。[[ザクII]]のリファイン機。
 +
;[[RFグフ]]
 +
:一年戦争で活躍した[[グフ]]のリファイン機。グフと同じく白兵戦を得意としているものの、地上と宇宙の双方で運用が可能である等、汎用性が大きく向上している。
 +
;[[RFドム]]
 +
:[[ドム]]のリファイン機。砂漠戦用の「デザートタイプ」や雪原戦用の「スノータイプ」といったバリエーション機も存在する。
 +
;[[RFズゴック]]
 +
:[[ズゴック]]のリファイン機。元となった機体と同じく水陸両用の機体だが、陸戦能力も強化されている。
 +
;[[RFゲルググ]]
 +
:[[ゲルググ]]のリファイン機。元の機体と同様に全体的に高い性能を持っており、特に機動性に優れている。
 +
:;[[シャルル専用ゲルググ]]
 +
::[[ビームシールド]]といった最新鋭の武装が装備された[[シャルル・ロウチェスター]]専用機。
 +
; [[グラン・ザム]]
 +
: 火星のオールズモビル軍が開発していた[[ビグ・ザム]]をベースに陸上用に再設計した超大型[[モビルアーマー]]。胴体の下部には、脚部の代わりにホバーユニットが装備されており、陸上での機動力をある程度向上させている。
 +
: シャルル専用の機体となるはずだったが、開発は遅れ、さらに完成前に火星のオールズモビル軍が壊滅してしまった為に、実際に運用される事は無いまま、その存在は闇に葬られる事になった。
 +
: 本来はゲーム『[[機動戦士ガンダムF91 フォーミュラー戦記0122]]』の最終ボスとして設定・創作されたメカだったが、実際には容量の都合などからゲーム未採用要素に終わった。
  
火星のオールズモビルの壊滅に一役買ったガンダムF90を艦載した戦艦「エイブラム」を襲撃するものの、ベルフ・スクレット少尉の搭乗したガンダムF90によって撃退される。その後、オールズモビルは地球にモビルスーツ部隊を降下させて地球連邦軍の基地に攻撃を開始。この事態を重く見た連邦軍上層部は、第13反地球連邦組織討伐部隊を結成し、再びオールズモビルズ討伐に乗り出す事になった。
+
== 関連用語 ==
 +
;[[ジオン公国軍]]
 +
:彼らがかつて所属していた軍隊。
 +
;[[フォン・ブラウン教導団]]
 +
:[[ボッシュ・ウェラー]]率いる地球連邦軍の教導団。オールズモビル戦役以前は火星独立ジオン軍の隠れ蓑として使用されていた。
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;[[クロスボーン・バンガード]] / [[ブッホ・コンツェルン]]
 +
:支援者。ブッホ・コンツェルンを通して技術支援を行った。[[コスモ・バビロニア建国戦争]]後、政治的取引によって政治的関与を法的に否定された為、その情報公開が遅れる事になった。
 +
;[[ジオンマーズ]]
 +
:前身にあたる組織。元々旧ジオン軍を模した機体を装備していた事もあり、[[レジオン建国戦争]]の時点から「オールズモビル」と呼ばれる事もあった。
 +
;[[レガシィ]]
 +
:火星独立ジオン軍と同盟関係にある地球圏のジオン残党組織。同じくRFシリーズを運用するため、同様に「オールズモビル」と呼称される。宇宙世紀0116年、[[ハウゼリー・ロナ]]を巡る政治的な確執が元となり、対立関係となる。
 +
;[[RFシリーズ]]
 +
:オールズモビルの運用するレプリカMS群。
  
宇宙・地球の双方を舞台にオールズモビルと地球連邦軍の激戦が展開された末に、最大勢力であったシャルル艦隊は壊滅してしまい、残された残存勢力を集めたシャルルは、クロスボーン・バンガードの指揮下に入る形で月のマスドライバーを占拠。マスドライバーで打ち出された隕石による地球への直接攻撃という最後の賭けに出るものの、エイブラム隊の活躍によって作戦はまたも失敗に終わってしまう。
+
== リンク ==
完全に追い込まれてしまったオールズモビルは、クロスボーン・バンガードの宇宙要塞に立て篭もるも、エイブラム隊の追撃を受けた末に壊滅。40年もの長い年月の間「ジオンの栄光」を信じ続けていたジオン軍人達の妄執も、遂に潰える事になるのだった。
+
*[[組織]]
 
 
しかし、クロスボーン・バンガードにとって、オールズモビルの戦いは、露払い程度のものにしか過ぎず、その1年後となる宇宙世紀0123年に、クロスボーン・バンガードは武装決起してコスモ・バビロニア建国戦争を引き起こす事になった。
 
 
 
== 保有する戦力 ==
 
; RFザク(OMS-06RF)
 
: 一年戦争で活躍した[[ザクIIF型|ザクII]]のリファイン機。外見はザクであるものの、最新鋭の技術が導入された全くの新鋭機であり、性能は[[ギラ・ドーガ]]や[[ギラ・ズール]]をも上回っている。また、[[ザクIIF2型]]と同様に、地上・宇宙を問わずに安定した性能を発揮できる等、汎用性も高い。かつてのザクが実弾兵器のみを装備していたのに対し、武装の殆どがビームアックスやビームマシンガンといったビーム兵器に変更されており、火力面も向上している。角の付いた指揮官タイプも存在している。
 
  
; RFグフ(OMS-07RF)
+
== 脚注 ==
: 一年戦争で活躍した[[グフ]]のリファイン機。外見はグフに似せてあり、同じく白兵戦を得意としているものの、地上と宇宙の双方で運用が可能である等、汎用性が大きく向上している。RFザクと同様にビーム兵器の使用が可能になっており、またヒートロッドの先端にビームを発生させる事も可能となっている。
+
<references/>
 +
<!-- 本文には<ref>内容</ref>のかたちで挿入してください。 -->
  
; RFドム(OMS-09RF)
+
{{DEFAULTSORT:おおるすもひる}}
: 一年戦争で活躍した[[ドム]]のリファイン機。重装甲・高機動というドムの従来のコンセプトがそのまま受け継がれており、武装も実弾系・ビーム系と非常に豊富。[[ドライセン]]と同様に、大幅な調整をしなくても地上と宇宙の双方で運用が可能になっている等、汎用性も向上している。また、砂漠戦用の「デザートタイプ」や雪原戦用の「スノータイプ」といったバリエーション機も存在する。
+
[[Category:機動戦士ガンダムF90]]
 
+
[[Category:機動戦士ガンダムF91 フォーミュラー戦記0122]]
; RFズゴック(OMSM-07RF)
+
[[Category:機動戦士ガンダムF90FF]]
: 一年戦争で活躍した[[ズゴック]]のリファイン機。元となった機体と同じく水陸両用の機体であるが、陸上での機動力の向上等、特に陸戦能力が重点的に強化されている。また、水中においても、最新鋭のハイドロジェットを背部に装備している事で、潜水艦並に長期の水中活動が可能になった。両腕部はビームカノンとしても使用可能なヒートクローになっており、これによって攻撃力も高くなっている。
+
[[Category:組織]]
 
+
<!-- DEFAULTSORTとCategoryを元に、各カテゴリページに表示・自動整列されます。 -->
; RFアッザム(OMAX-03RF)
 
: 一年戦争で活躍した[[アッザム]]のリファイン機。元の機体よりも対MS戦闘能力が強化されており、接地用のダンパーが格闘戦用のクローに換装され、メガ粒子砲を8基や内臓式のミサイルも装備している事で火力面も向上している。ビーム撹乱膜を展開する機能も搭載している事で、ビーム砲に耐える堅牢さも持っている。また、大気圏内のみでなく、宇宙空間での活動も可能になっている。
 
 
 
; RFギャン(OMS-15RF)
 
: 一年戦争で活躍した[[ギャン]]のリファイン機。元の機体と同様に白兵戦重視のコンセプトであり、元の機体の武装にヒートロッドが追加装備され、攻撃の手段が増している。性能もオールズモビルの使用する機体の中では最高レベルのものであるが、その代償として製造コスト面も大幅に向上している為、搭乗は上級指揮官かエースパイロットに限定される事になった。
 
 
 
; RFゲルググ(OMS-14RF)
 
: 一年戦争で活躍した[[ゲルググ]]のリファイン機。元の機体と同様に全体的に高い性能を持っており、特に機動性に優れている。RFギャンと同様にオールズモビルの使用する機体の中でも最高クラスの機体であるが、製造コストが高いのも同じで、搭乗は上級指揮官かエースパイロットに限定される事になった。
 
: また、第二次オールズモビル戦役では、指揮官用にチューンナップされた赤いRFゲルググの他に、シャルル・ロウチェスター少佐の専用機として、クロスボーン・バンガードの技術を用いたカスタマイズ機のRFゲルググが運用されており、ビーム・シールドといった最新鋭の武装が装備されている。
 
 
 
; グラン・ザム(OMAX-01)
 
: 火星のオールズモビル軍が開発していたビグザムをベースに陸上用に再設計した超大型[[モビルアーマー]]。胴体の下部には、脚部の代わりにホバーユニットが装備されており、陸上での機動力をある程度向上させている。
 
: シャルル専用の機体となるはずだったが、開発は遅れ、完成前に火星のオールズモビル軍は壊滅してしまった為に、実際に運用される事は無いまま、その存在は闇に葬られる事になった。
 
: 本来はゲーム『機動戦士ガンダムF91 フォーミュラー戦記0122』の最終ボスとして設定されたメカだったが、実際には登場していない。
 
 
 
== 関連用語 ==
 
; [[ジオン公国]]
 
; [[クロスボーン・バンガード]]
 
 
 
== リンク ==
 
* [[組織]]
 

2023年11月30日 (木) 12:33時点における最新版

オールズモビル(Olds Mobile)[編集 | ソースを編集]

漫画『機動戦士ガンダムF90』及びゲーム『機動戦士ガンダムF91 フォーミュラー戦記0122』に登場する組織。

火星キシリア派残党組織「ジオンマーズ」を前身とした「火星独立ジオン軍」の別名であるが、「オールズモビル」とは単一の組織を指す名称ではなく、一年戦争で活躍したモビルスーツのレプリカ機(RFシリーズ)を運用する反連邦系組織を指し、地球連邦軍はそれに擬えて「オールズモビル」のコードネームで呼ぶようになった。火星独立ジオン軍以外にも、レガシィやそれを中心とした地球圏のテロネットワークのうち、NSPや共和国解放戦線など複数が該当する。

火星独立ジオン軍の人員の大半が40年前に地球圏を追われた旧ジオン軍人とその子孫などであり、上層部は高齢化が進み、末端の兵士達も幼い頃より父母から反連邦思想を植え付けられ兵士となるよう教育されてきた。

宇宙世紀0116年、レガシィを中心とした地球圏のオールズモビルによるフロンティアI襲撃を機にその存在が認知され、宇宙世紀0120年には火星独立ジオン軍によるガンダムF90強奪事件を契機とした第一次オールズモビル戦役が勃発。同戦役で火星の拠点が壊滅した後は、残存勢力がブッホ・コンツェルンの支援を受けて再起し、第二次オールズモビル戦役を勃発させるものの、こちらも連邦軍によって鎮圧された。

使用しているモビルスーツは、一見すると一年戦争時の機体のレプリカであるが、その実態は最新鋭の技術を用いて開発された全くの別物[1]であり、ユニバーサル規格の規格品を流用することによって製造元を秘匿している。第二次オールズモビル戦役では、それら機体を発展させた新型RFシリーズを運用した。

登場作品 [編集 | ソースを編集]

機動戦士ガンダムF90
初登場作品。火星で連邦軍との戦闘が描かれた。なお、オールズモビルの首領がジョニー・ライデンだったという設定がある[2]ものの、他の資料や漫画、ゲーム作品では記載されていないので、現在でもこの設定が生きているかは定かでない。
機動戦士ガンダム シルエットフォーミュラ91
バズ・ガレムソンがオールズモビルの討伐任務に就いている事が語られている。一方で、オールズモビルの活発化に反し残党狩りは連邦法で禁止されている事も語られた。
機動戦士ガンダムF91 フォーミュラー戦記0122
第二次オールズモビル戦役の様子が描かれた。
機動戦士ガンダム クライマックスU.C. 紡がれし血統
宇宙世紀0116年にフロンティアIで武装蜂起を起こす。この事件でカムナ・タチバナの夫人であるエレン・タチバナが死んだことがシュン・タチバナクロスボーン・バンガードに所属する切っ掛けの1つとなる。
機動戦士ガンダムF90FF
第一次・第二次オールズモビル戦役の追補や、そこに至るまでの展開が描かれている。また、第一次オールズモビル戦役に先駆け、『紡がれし血統』で語られた宇宙世紀0116年にフロンティアIでの武装蜂起の様子も描かれている。

保有戦力[編集 | ソースを編集]

第一次オールズモビル戦役[編集 | ソースを編集]

ザクII / グフ / リック・ドム / ゲルググ / ゲルググキャノン / ドダイ改
主戦力である旧ジオンMSのレプリカ機。
RFギャン
RFアッザム
ガンダムF90火星独立ジオン軍仕様
火星独立ジオン軍によって、強奪後に改修を受けたF90の2号機。

第二次オールズモビル戦役[編集 | ソースを編集]

RFザク
第二次オールズモビル戦役におけるオールズモビルの主力機。ザクIIのリファイン機。
RFグフ
一年戦争で活躍したグフのリファイン機。グフと同じく白兵戦を得意としているものの、地上と宇宙の双方で運用が可能である等、汎用性が大きく向上している。
RFドム
ドムのリファイン機。砂漠戦用の「デザートタイプ」や雪原戦用の「スノータイプ」といったバリエーション機も存在する。
RFズゴック
ズゴックのリファイン機。元となった機体と同じく水陸両用の機体だが、陸戦能力も強化されている。
RFゲルググ
ゲルググのリファイン機。元の機体と同様に全体的に高い性能を持っており、特に機動性に優れている。
シャルル専用ゲルググ
ビームシールドといった最新鋭の武装が装備されたシャルル・ロウチェスター専用機。
グラン・ザム
火星のオールズモビル軍が開発していたビグ・ザムをベースに陸上用に再設計した超大型モビルアーマー。胴体の下部には、脚部の代わりにホバーユニットが装備されており、陸上での機動力をある程度向上させている。
シャルル専用の機体となるはずだったが、開発は遅れ、さらに完成前に火星のオールズモビル軍が壊滅してしまった為に、実際に運用される事は無いまま、その存在は闇に葬られる事になった。
本来はゲーム『機動戦士ガンダムF91 フォーミュラー戦記0122』の最終ボスとして設定・創作されたメカだったが、実際には容量の都合などからゲーム未採用要素に終わった。

関連用語[編集 | ソースを編集]

ジオン公国軍
彼らがかつて所属していた軍隊。
フォン・ブラウン教導団
ボッシュ・ウェラー率いる地球連邦軍の教導団。オールズモビル戦役以前は火星独立ジオン軍の隠れ蓑として使用されていた。
クロスボーン・バンガード / ブッホ・コンツェルン
支援者。ブッホ・コンツェルンを通して技術支援を行った。コスモ・バビロニア建国戦争後、政治的取引によって政治的関与を法的に否定された為、その情報公開が遅れる事になった。
ジオンマーズ
前身にあたる組織。元々旧ジオン軍を模した機体を装備していた事もあり、レジオン建国戦争の時点から「オールズモビル」と呼ばれる事もあった。
レガシィ
火星独立ジオン軍と同盟関係にある地球圏のジオン残党組織。同じくRFシリーズを運用するため、同様に「オールズモビル」と呼称される。宇宙世紀0116年、ハウゼリー・ロナを巡る政治的な確執が元となり、対立関係となる。
RFシリーズ
オールズモビルの運用するレプリカMS群。

リンク[編集 | ソースを編集]

脚注[編集 | ソースを編集]

  1. ザクIIの時点でエネルギーゲインがヘビーガンと同等である。
  2. 模型雑誌『B-CLUB』66号の山口宏氏のコメントより。