「ガンダムAGE-1 フラット」の版間の差分

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AGEシステムのオミットに伴い[[ガンダムAGE-1 2号機]]と同仕様に改装されており、胸部のコクピットハッチにはカバーが取り付けられ、頭部センサー系が変更されて色が緑から黄色に変わっている。AGEシステムを搭載していないため、AGEシステムへの戦闘データの反映は不可能となっているが、その代わりにAGEデバイス無しで運用することが可能である。
 
AGEシステムのオミットに伴い[[ガンダムAGE-1 2号機]]と同仕様に改装されており、胸部のコクピットハッチにはカバーが取り付けられ、頭部センサー系が変更されて色が緑から黄色に変わっている。AGEシステムを搭載していないため、AGEシステムへの戦闘データの反映は不可能となっているが、その代わりにAGEデバイス無しで運用することが可能である。

2022年8月19日 (金) 05:39時点における最新版

ガンダムAGE-1 フラット
外国語表記 GUNDAM AGE-1 FLAT
登場作品 機動戦士ガンダムAGE
デザイナー 海老川兼武
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スペック
分類 戦闘用モビルスーツ
生産形態 改装機
型式番号 AGE-1F
全高 18.0m
本体重量 43.4t
主動力 プラズマ圧縮炉
装甲材質 特殊鋼材
原型機 ガンダムAGE-1 ノーマル
開発拠点 ビッグリング基地
改修 地球連邦軍
所属 地球連邦軍
母艦 ディーヴァ
主なパイロット フリット・アスノ
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概要 [編集 | ソースを編集]

ガンダムAGE-1AGEシステムから切り離して運用できるように改装した機体。改装はビッグリング基地で行われた。

AGEシステムのオミットに伴いガンダムAGE-1 2号機と同仕様に改装されており、胸部のコクピットハッチにはカバーが取り付けられ、頭部センサー系が変更されて色が緑から黄色に変わっている。AGEシステムを搭載していないため、AGEシステムへの戦闘データの反映は不可能となっているが、その代わりにAGEデバイス無しで運用することが可能である。

AGE-1はA.G.141年時には既に旧式化した機体であったが、アデルの開発を経て改良されたことで、別の機体と言えるほどの能力向上を果たしている。それでもガンダムAGE-2より性能面で劣っているが、フリットの技量も相まってヴェイガンXラウンダー専用機とも互角以上に戦える高い戦闘力を誇る。なお小説版では、AGEシステムに代わって指揮管制システムを搭載しており、指揮官機として高い性能を発揮することが可能となっている。

A.G.151年時にはアデルがアデルマークIIに移行する際に、AGE-1にも開発ノウハウがフィードバックされ、現役の状態を保っている。だがさすがに最新のXラウンダー専用機と戦えるだけの能力はなく、新たにジャケットシステムを発展させた「グランサ」が開発された。

登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]

機動戦士ガンダムAGE (アセム編)
初出作品。パイロットはフリット・アスノ
初登場回である第22話のビッグリング攻防戦で実戦投入され、フリットの技量とXラウンダー能力、戦術を駆使してデシル・ガレットクロノスを圧倒していた。その後のスペースコロニー・ソロンシティ付近の戦闘でもゼハート・ガレットゼイドラと対等に戦っている。ノートラム攻防戦でも出撃し、ダウネスの推進器にダメージを与えたが、ダズ・ローデンドラドLと交戦して両腕を破損。ディーヴァに帰艦した。
機動戦士ガンダムAGE (キオ編)
連邦軍の管理下で保守されていた。ディーヴァのロストロウラン基地入港時に搬入される。
ヴェイガンのガンダム鹵獲作戦時にキオ・アスノガンダムAGE-3 オービタルを助けるべく再びフリットが乗り込んで出撃し、両脚を失いながらもゼハート・ガレットギラーガザナルド・ベイハートザムドラーグを抑え込む活躍を見せている。しかし、キオが指示に従わずに戻ってきた上ザナルドに鹵獲された事に動揺したのか、追撃しようと背中を見せた所をゼハートにバックパックを攻撃されて中破。止めを刺されそうになるが、オブライト・ローレインジェノアスOカスタムとディーヴァの攻撃によって阻止され、回収された。
機動戦士ガンダムAGE (三世代編)
ルナベース奪還作戦以降は追加装甲を装備したガンダムAGE-1 グランサガンダムAGE-1 フルグランサとして運用されるが、ラ・グラミス攻防戦にて追加装甲をパージし、プラズマダイバーミサイルを使ってセカンドムーンごとラ・グラミスを破壊しようとする。だが最終的にはラ・グラミスをセカンドムーンから切り離す指揮を執る事に。その際にヴェイガンギア・シドからガンダムAGE-FXを庇い、両腕が破壊されている。

装備・機能[編集 | ソースを編集]

特殊機能[編集 | ソースを編集]

AMEMBO (アメンボ)
「Gウェア」を搭載可能な無人輸送機。名称は「AGE Mechanical Equipment Moving BOat」の略。
換装
四肢を「Gウェア」に換装可能。最初はディーヴァの艦内で行われていたが、後にウェアを搭載した「AMEMBO」を射出して戦場で換装するようになった。後述の分離機構を応用する形でAGEシステムが提示した。但し、作中ではノーマル以外のGウェアには換装していない。
分離
四肢を分離可能。元々は実験機である本機の整備性や輸送のしやすさを考慮して採用された機構で、動力も四肢それぞれに独立して搭載されている。

武装・必殺攻撃[編集 | ソースを編集]

ドッズライフル
改装前と同様のドッズライフル。機体本体の改良に合わせてこの武装も強化されていると思われる。非使用時には腰背部にマウント可能。
ビームサーベル / ビームダガー
両腰部のラックに計2本装備されているビームサーベル。出力調整によってビームダガーとしても使用可能。キオ編ではギラーガのビームやビットを切り払う芸当を見せている。
シールド
腕部に装備されるAGE-1専用のシールド。高い防御性能を持ち、アセム編ではクロノスのクロノスキャノンが直撃しても難なく防いでいる。
プラズマダイバーミサイル
三世代編に登場。試作段階の戦略兵器。
ルナベース奪還作戦でディーヴァに搭載されていたが使われる事は無く、ラ・グラミス攻防戦では終盤にアマデウスに搭載されていたと思われる物をセカンドムーンごとラ・グラミスを破壊すべく持ち出された。しかし最終的にラ・グラミスに対して撃ち込まれる事は無く、戦場にいる両陣営の全MSに対して戦闘の中止とセカンドムーンからのラ・グラミスの切り離しへの協力を要請する為に使われた。
小説版によるとコロニー国家間戦争で使用され、銀の杯条約で使用を禁止された遺失兵器であるとされ、その実態はプラズマ・フィールドを形成、人間だけをマイクロ波によって超高速で焼き尽くし死体さえも消失させる“コロニー浄化兵器”と説明されている。

オプション装備 [編集 | ソースを編集]

ゼフルドランチャー
背部に追加装備されるミサイルランチャー。大型ミサイルを2発格納している。ミサイル発射後はパージされる。
小説版ではAGE-1の持つ通常のMSには不釣り合いなほどのスペックを持つ情報処理システムを有効活用し、最前線でMS戦隊と艦隊をリアルタイムに指揮統制する為の“ゼフルドユニット”であり、ゼフルドユニットに搭載された特殊対艦ミサイルがゼフルドランチャーであるとされる。

対決・名場面[編集 | ソースを編集]

クロノス
『AGE』アセム編第22話より。ビッグリング攻防戦にて、因縁の相手であるデシルと戦う。フリットは確実に勝つ為、自らの持てる能力の全てを駆使しつつ友軍を指揮してクロノスを大破させた。
本当の救世主
『AGE』三世代編第49話より。ラ・グラミス攻防戦にてシドに取りつかれて暴走したヴェイガンギア・シドが暴れたせいで宇宙要塞ラ・グラミスとドッキングしていたヴェイガンの本拠地のコロニーセカンドムーンが危機に陥る。当初はプラズマダイバーミサイルによって止めを刺そうとしていたが、キオやアセム、守れなかった者達の言葉で過去の憎しみと決別したフリットにより、連邦軍だけでは無く、ヴェイガンのMSにも呼びかけて戦場の全てのMSを指揮を執り、ラ・グラミスとの連結部を破壊してセカンドムーンにいたヴェイガンの民たちを救った。地球側の人間だけでなく、長年憎んでいたヴェイガンの民すらも救ったフリットは本当の意味で皆を守り真の救世主となった。

関連機体[編集 | ソースを編集]

ガンダムAGE-1 グランサ
AGE-1 フラットの武装強化形態。
ガンダムAGE-1 フルグランサ
AGE-1 グランサにグラストロランチャーを追加した最終決戦仕様。
ガンダムAGE-1 ノーマル
AGEシステムを搭載した改装前の状態。
ガンダムAGE-1 2号機
新たに製造されたAGE-1の2号機。AGEシステム非搭載のため本機と同じ仕様となっている。
アデル / アデルマークII
AGE-1をベースに開発された量産機。フィードバックを受けることでAGE-1は現役の状態を保っている。

余談 [編集 | ソースを編集]

  • ガンプラではHGのAGE-1 ノーマルに付属している余剰パーツの取り付けとツインアイの色の塗り替え、もしくはHG フルグランサから追加装甲を取り外して余剰パーツとなっているドッズライフルとシールドを装備する事で再現できるようになっている。

商品情報[編集 | ソースを編集]

ガンプラ[編集 | ソースを編集]

資料リンク[編集 | ソースを編集]

リンク[編集 | ソースを編集]