「地球連合軍」の版間の差分

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== 地球連合軍(Oppose Militancy & Neutralize Invasion Enforcer) ==
 
== 地球連合軍(Oppose Militancy & Neutralize Invasion Enforcer) ==
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[[大西洋連邦]]など、プラント理事国を中心に結成された地球連合の常備軍。多くの場合は連合軍や地球軍と略され、英訳としてO.M.N.I('''O'''ppose '''M'''ilitancy & '''N'''eutralize '''I'''nvasion )と表記されることもある。
  
[[機動戦士ガンダムSEED]]シリーズに登場する地球連合の常備軍。「SEED」の作品世界では地球圏統一国家連合(地球連邦)が成立していないため、国際連合(連合国軍)の延長線にある軍事同盟としての意味合いが強い。
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地球連合は[[コズミック・イラ]]70年の[[コペルニクスの悲劇]]で事務総長を含む国連首脳陣が死亡した事を受け、大西洋連邦を中心に国際連合に代わる新たな組織としてC.E.70年2月7日に創設された。大西洋連邦は結成の切っ掛けとなったコペルニクスの悲劇をプラントによるテロと断定しており、その経緯から地球連合は元々反プラント派の軍事同盟としての意味合いが強い。
  
O.M.N.I.Enforcerと表記されることもあり、上述の略語とOMNI=全能者たる神の執行者という意味合いにもなっている。
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戦力は旧プラント理事国3国の合同軍を母体としており、人類史上初の世界規模の常設安全保障組織となったが、反[[コーディネイター]]世論と[[ブルーコスモス]]の影響力が強く、[[プラント]]に対する強硬・主戦的風潮を強く帯びている。また、連合自体も決して一枚岩ではなく装備規格を統一しているものの、各国家ブロックによって独立した指揮系統を持ち、水面下では加盟国がお互いを仮想敵国として認識している。
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設立当初よりブルーコスモスの専横が目立ち、[[第1次連合・プラント大戦]]ではブルーコスモス派の将校による[[血のバレンタイン]]が引き起こされ、大戦末期には[[ムルタ・アズラエル]]が軍の実権を掌握している。また、C.E.73年の[[第2次連合・プラント大戦]]も[[ブレイク・ザ・ワールド]]の被害復興を優先していた他の派閥を、[[ロード・ジブリール]]が反プラント世論を背景に抑え込み、開戦に踏み切らせた経緯がある。
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戦力面ではザフトに物量に勝るものの、開戦当初は[[モビルスーツ]]の前に劣勢を強いられていた。しかし、[[GAT-Xシリーズ]]から発展した[[ストライクダガー]]の生産、そしてそれを運用する為の[[ナチュラル]]用OSの開発が軌道に乗った事で当初の劣勢を覆している。また、MS登場以前の宇宙戦闘機([[モビルアーマー]])や[[リニアガン・タンク]]といった既存兵器も引き続き運用され、結果的にモビルスーツ偏重主義を掲げるザフトとは対照的に多様な兵器を運用している。
  
 
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:アラスカ基地司令にしてブルーコスモス派の大佐。
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:『エンデュミオンの鷹』の異名を持つエースパイロット。紆余曲折を経て[[アークエンジェル]]の一員となり、終盤のヤキン・ドゥーエ宙域戦まで戦い続けた。
 
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:「月下の狂犬」の異名を取る、ユーラシア連邦出身の軍人。元は戦車兵であったが、自身が空間能力を有していたために[[ガンバレルダガー]]のパイロットとなる。
 
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:『白鯨』の異名を取る、水中戦に精通したエースパイロット。連合初の水中戦用機、[[フォビドゥンブルー]]を駆る。
 
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:元[[オーブ連合首長国|オーブ]]軍出身のパイロットであったが、マーシャン追撃戦で負傷して以降は[[エクステンデッド]]として所属している。
 
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2024年2月22日 (木) 16:26時点における最新版

地球連合軍(Oppose Militancy & Neutralize Invasion Enforcer)[編集 | ソースを編集]

大西洋連邦など、プラント理事国を中心に結成された地球連合の常備軍。多くの場合は連合軍や地球軍と略され、英訳としてO.M.N.I(Oppose Militancy & Neutralize Invasion )と表記されることもある。

地球連合はコズミック・イラ70年のコペルニクスの悲劇で事務総長を含む国連首脳陣が死亡した事を受け、大西洋連邦を中心に国際連合に代わる新たな組織としてC.E.70年2月7日に創設された。大西洋連邦は結成の切っ掛けとなったコペルニクスの悲劇をプラントによるテロと断定しており、その経緯から地球連合は元々反プラント派の軍事同盟としての意味合いが強い。

戦力は旧プラント理事国3国の合同軍を母体としており、人類史上初の世界規模の常設安全保障組織となったが、反コーディネイター世論とブルーコスモスの影響力が強く、プラントに対する強硬・主戦的風潮を強く帯びている。また、連合自体も決して一枚岩ではなく装備規格を統一しているものの、各国家ブロックによって独立した指揮系統を持ち、水面下では加盟国がお互いを仮想敵国として認識している。

設立当初よりブルーコスモスの専横が目立ち、第1次連合・プラント大戦ではブルーコスモス派の将校による血のバレンタインが引き起こされ、大戦末期にはムルタ・アズラエルが軍の実権を掌握している。また、C.E.73年の第2次連合・プラント大戦ブレイク・ザ・ワールドの被害復興を優先していた他の派閥を、ロード・ジブリールが反プラント世論を背景に抑え込み、開戦に踏み切らせた経緯がある。

戦力面ではザフトに物量に勝るものの、開戦当初はモビルスーツの前に劣勢を強いられていた。しかし、GAT-Xシリーズから発展したストライクダガーの生産、そしてそれを運用する為のナチュラル用OSの開発が軌道に乗った事で当初の劣勢を覆している。また、MS登場以前の宇宙戦闘機(モビルアーマー)やリニアガン・タンクといった既存兵器も引き続き運用され、結果的にモビルスーツ偏重主義を掲げるザフトとは対照的に多様な兵器を運用している。

登場作品[編集 | ソースを編集]

機動戦士ガンダムSEED
機動戦士ガンダムSEED DESTINY

人物[編集 | ソースを編集]

軍幹部[編集 | ソースを編集]

ウィリアム・サザーランド
最高司令部統合作戦室所属の大佐、ブルーコスモスシンパで盟主アズラエルの腹心。
デュエイン・ハルバートン
ジェラード・ガルシア
ユーラシア連邦の軍人にして宇宙要塞アルテミス司令。

佐官・艦長クラス[編集 | ソースを編集]

ナタル・バジルール
ネオ・ロアノーク
イアン・リー
ホアキン

主要なパイロット等[編集 | ソースを編集]

ムウ・ラ・フラガ
『エンデュミオンの鷹』の異名を持つエースパイロット。紆余曲折を経てアークエンジェルの一員となり、終盤のヤキン・ドゥーエ宙域戦まで戦い続けた。
オルガ・サブナック
ヤキン・ドゥーエ戦役において、ムルタ・アズラエルが投入したブーステッドマンの1人。第二期GAT-Xシリーズの一つであるカラミティガンダムのパイロット。
クロト・ブエル
シャニ・アンドラス
ステラ・ルーシェ
ユニウス戦役の際、『アーモリー1』に潜入して新型機を奪取したファントムペイン所属のパイロット。奪取したガイアガンダムミネルバと戦うが……
アウル・ニーダ
スティング・オークレー
スウェン・カル・バヤン
ユニウス戦役時に登場した『ファントムペイン』所属のパイロット。ストライクの発展型であるストライクノワールの専任要員で、コーディネイター殲滅のための教育や特殊訓練を経て軍人となった。
シャムス・コーザ
ミューディー・ホルクロフト
エドワード・ハレルソン
南アメリカ出身の軍人で、ヤキン・ドゥーエ戦役時に少数生産されたソードカラミティのパイロット。通称『切り裂きエド』。
モーガン・シュバリエ
「月下の狂犬」の異名を取る、ユーラシア連邦出身の軍人。元は戦車兵であったが、自身が空間能力を有していたためにガンバレルダガーのパイロットとなる。
ジェーン・ヒューストン
『白鯨』の異名を取る、水中戦に精通したエースパイロット。連合初の水中戦用機、フォビドゥンブルーを駆る。
レナ・イメリア
『乱れ桜』の異名を取る女性軍人。数多のパイロットを育て上げた教官で、自身も優秀なモビルスーツパイロット。
ファンフェルト・リア・リンゼイ
オーブ軍出身のパイロットであったが、マーシャン追撃戦で負傷して以降はエクステンデッドとして所属している。
エミリオ・ブロデリック
ファントムペイン所属のパイロットにして、イージスの発展機、ロッソイージスの専任要員。マーシャン追撃部隊のリーダー。
ダナ・スニップ
スリー・ソキウス
ルカス・オドネル
ジスト・エルウェス

関連用語[編集 | ソースを編集]

大西洋連邦
ユーラシア連邦
ロゴス
ブルーコスモス
ファントムペイン

リンク[編集 | ソースを編集]