「サイコガンダム」の版間の差分
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2012年12月20日 (木) 11:43時点における版
MRX-009 サイコガンダム(Psycho Gundam)
- 登場作品:機動戦士Ζガンダム
- デザイナー:村上克司(原案)、藤田一巳(クリンナップ)
- 分類:ニュータイプ専用試作型可変モビルアーマー
- 装甲材質:ガンダリウム合金
- 頭頂高:
- 全高:
- 本体重量:
- 全備重量:
- 主動力:熱核融合炉
- 出力:
- 推力:
- センサー有効半径:
- 開発組織:ムラサメ研究所
- 主なパイロット:フォウ・ムラサメ
地球連邦軍のニュータイプ研究所の日本支部であるムラサメ研究所が開発した試作型モビルアーマー。モビルスーツ形態時には40mもの大きさになる超大型機。見た目はガンダムタイプだが、開発の参考にされているのはジオングである。
火器管制や機体制御にサイコミュシステムを使用し、強化人間やニュータイプ能力を持つ者なら、機体の遠隔操作も可能になっている。その反面通常の人間には扱いきれず、強化人間専用機となっている。また、ミノフスキークラフトの搭載により、MA形態時には飛行(厳密には「浮遊」が正しい)可能となっているが、MS形態に変形すると飛行不可能になる。対ビーム兵器を考慮し、Iフィールドも搭載されている。
ちなみに、小説版『∀ガンダム』(佐藤茂版)では「ブラックドール」という名の機体が登場しており、本機に酷似しているという。
登場作品と操縦者
- 機動戦士Ζガンダム
- 2機が製造され、パイロットはどちらもフォウ・ムラサメ。
1号機はスードリに配備され、ニューホンコンに多大な被害を与えている。2号機はキリマンジャロ基地に配備され、カラバのMS部隊と戦った。なお、2号機は機体の遠隔操作の実験が行われていたが、パイロットへの負担がかなり大きく、結局実験は中止されている。
装備・機能
特殊機能
- Iフィールド
- 変形
- モビルスーツ形態へ変形可能。
武装・必殺攻撃
- 小型メガビーム砲
- 頭部に装備されたビーム砲。
- 拡散メガ粒子砲
- 胸部に3門装備。
- ビーム砲
- 指に内蔵されたビーム砲。ジオングとの関連性を思わせる。
- シールド
- 通常のMS程の大きさを持つ専用シールド。MA形態時には2つに分割して腕部に装着される。
ミノフスキークラフトの制御システムの一部を担っているため、これがないとMA形態時に飛べなくなる。
対決・名場面
- 対ガンダムMk-II
- ホンコン・シティで単独出撃したサイコガンダムはその攻撃力でホンコン・シティを破壊尽くした。カミーユのガンダムMk-IIでは全く歯が立たなかった。
- 永遠のフォウ
- カミーユの説得で、フォウの元の人格が戻った直後、ジェリドのバイアランが襲い掛かる。その結果、カミーユのΖガンダムを庇う形でビームサーベルがサイコガンダムの頭部に直撃して機能を停止。キリマンジャロ基地諸共に崩壊するのだった。
関連機体
- プロトタイプサイコガンダム
- プロトタイプサイコガンダム大型化試作機
- サイコガンダム試作8号機
- サイコガンダムMk-II
- 後継機。顔が悪役っぽくなっており、視覚的に『悪のガンダム』を強く印象付けている。
- 量産型サイコガンダム
- ブラックドール
- サイコガンダムMk-Ⅲ
- ゲミヌス
- サイコロガンダム
- ジオング
- 本機のオールレンジ攻撃の基になったと考えられる機体。
- デストロイガンダム
- MS形態が本機に似ている。ちなみに原作での暴れっぷりや、パイロットの立ち位置までそっくり。
メモ
サイコガンダムの2号機という設定は公式でなく、ファンの有耶無耶で決まった側面が強い。番組当時「サイコガンダム2号機」の登場が発表され、キリマンジャロ基地に現れたのが2号機というのが現在の一般的諸説である。その後「サイコガンダムMk-II」が登場し、この機体が2号機というのが昔の諸説である。ただ、爆散寸前のスードリでサイコガンダムが無傷で回収できたのか、破壊されたのかは不明である。どちらにしろ莫大な機体コストが掛かるサイコガンダムをもう1機作ろうとしたムラサメ研究所の要望をティターンズは良く呑めたものである。