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− | + | 本来は「アルティメットガンダム」と呼ばれ、[[ガンダムファイト]]における[[モビルファイター]]のメンテナンスフリー等<ref>ガンダムファイトは一年という長期に渡り開催され、その間に損傷を受けた機体を修理しながらファイトを継続する必要があった。</ref>を目的に開発された機体であったが、その後地球環境再生マシンとして転用されたという開発経緯を持つ。 | |
− | + | しかし、カッシュ博士の才能に嫉妬した[[ミカムラ博士]]と、アルティメットガンダムの軍事利用を画策した[[ウルベ・イシカワ]]らの策略によりカッシュ一家は拘束され、アルティメットガンダムも接収されそうになるが、カッシュ博士の息子[[キョウジ・カッシュ|キョウジ]]は父に促されてアルティメットガンダムと共にその場から逃亡し地球へ逃れた。しかし、地球に降下した際のショックからアルティメットガンダムは地球再生のプログラムと三大理論を飛躍させ、「人類こそが地球再生最大の障害である」と認識し、人類抹殺を目的としたデビルガンダムへと変貌。キョウジを生体ユニットとして取り込み、人類抹殺のための活動を開始した。 | |
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− | + | :『英雄変生』第3話に登場したアルティメットガンダム完成直後の姿。具体的な容姿についての説明は無いが、ガンダムファイト・データバトルにおける[[ライジングガンダム (プロトタイプ)]]との対戦中、下記の第1形態へと姿を変えた。 | |
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− | + | :アルティメットガンダムとして開発されていた初期の形態。甲殻類や昆虫を思わせる多脚型の下半身を持つ。地球への大気圏突入時のショックでデビルガンダムへと変貌し、キョウジを生体ユニットとして取り込んだ。 | |
− | + | :地球落下時のダメージを回復する為に1年の時間を自己修復に費やし、第13回ガンダムファイト開催中に復活。地球各地を移動し、各国の[[ガンダムファイター]]を[[DG細胞]]に感染させ、自らの手駒としていった。 | |
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− | + | :新宿の都庁地下に潜伏し、巨大な繭となって[[デスアーミー]]を吸収しながら進化を続け、シャイニングガンダムのシャイニングフィンガーソードのエネルギーを吸収する事で自己進化した形態。下半身が肥大化し、下半身の上部に巨大なガンダムの頭部を有する。[[ギアナ高地]]に出現した際には、本体と連結した[[ガンダムヘッド]]を生み出す事が可能になった。 | |
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− | [[レイン・ミカムラ]] | + | :第13回ガンダムファイト決勝戦の後、[[レイン・ミカムラ]]を生体ユニットとしてネオジャパンコロニーと一体化した形態。外見は『G』前期OPに登場したものとほぼ同一で、コロニーの中心部に巨大なガンダムの上半身が生えたような姿をしている。 |
+ | ;最終形態 | ||
+ | :デビルコロニーの中枢部が分離・独立した最終形態。第1~第2形態に似た上半身に巨大なガンダムヘッドとなる下半身を持ち、ガンダムヘッドの下半身から上半身が生えたモビルアーマー形態と、下半身が脚部へと変形したモビルファイター形態への変形機構を有する。 | ||
== 登場作品と操縦者 == | == 登場作品と操縦者 == | ||
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− | : | + | :初登場作品。物語における最強最悪の敵として第6話から登場。ドモンは[[ガンダムファイト]]と平行してこの機体を追い続けた。新宿でシャイニングフィンガーソードのエネルギーを吸収する事で第2形態に進化。スーパーモードのシャイニングガンダムを圧倒するが、ギアナ高地での戦闘で明鏡止水の心を会得したドモンの前に撃破された。 |
+ | :しかし、完全には破壊されておらず、[[ウォン・ユンファ]]によってネオホンコンに運ばれ<ref>ネオジャパンもギアナ高地に回収部隊を送ったが、消息を絶っている。</ref>、秘密裏に修復が進められた。だが、生体ユニットとなっていたキョウジの身体はギアナでの戦いで限界を迎えており、ウォンと[[マスター・アジア]]はガンダムファイト決勝大会を利用して新しい生体ユニットに相応しいガンダムファイターを探し出すべく暗躍した。 | ||
+ | :決勝バトルロイヤルで機体の修復が完了し、デビルガンダム四天王とともに三度ドモン達の前に姿を現すが、そこに割って入った[[シュバルツ・ブルーダー]]の捨て身の行動によって動きを封じられ、ドモンの涙の石破天驚拳がシュバルツとキョウジを撃ち抜いた事で再び撃破された。 | ||
+ | :第13回ガンダムファイト終了後、残骸はネオジャパン軍により接収されるが、今度は[[ウルベ・イシカワ]]がこれを利用して世界制覇を目論み、レインを生体ユニットとしてコロニーデビルガンダムを生み出し、シャッフル同盟、そしてガンダム連合と激戦を繰り広げた。レインが自らの父が罪を犯した事による罪悪感からドモンを拒絶していた為、ドモンが中枢部に近づく度にその反発が激化していき、遂には最終形態に進化してドモンと直接対決を演じた。その後ドモンの愛の告白によってレインがデビルガンダムの呪縛から解き放たれ、二人の石破ラブラブ天驚拳の前に完全消滅した。中心部の消滅に伴い、ネオジャパンコロニーに寄生していたデビルガンダム自体も骨格を残して消滅している。 | ||
+ | ;[[ガンダムビルドファイターズ]] | ||
+ | :第8話にて最終形態のガンプラが登場。「[[ネメシス (GBF)|ネメシス]]」の中でも凄腕の[[ガウェイン・オークリー]]が使用し、[[アイラ・ユルキアイネン]]の[[ジェガン]]と模擬戦をするも、サイズ差を上回る実力差の前に呆気なく返り討ちにされるという視聴者も驚愕する展開となった。 | ||
+ | ;[[ガンダムビルドダイバーズ]] | ||
+ | :第3話に第2形態の色違いが連戦ミッションのボスとして登場。[[ブレイクデカール]]の引き起こしたバグにより暴走状態に陥っており、マスダイバー達の使用する[[ジェガン (バーナム所属機)|バーナム機]]と[[ジェガンD型 (ピコ・アルティドール専用機)|ピコ機]]を模したジェガン3機を蹂躙し、その内1機を噛み砕くという悍ましい光景が描かれた<ref>そのため、上記『GBF』で一方的に倒された事への復讐に見えなくもない。</ref>。最終的に[[クジョウ・キョウヤ]]の[[ガンダムAGEIIマグナム]]によって撃破された。 | ||
+ | ;[[機動武闘伝Gガンダム外伝 英雄変生]] | ||
+ | :本作で開発経緯の一端が語られ、研究のためギアナ高地を訪れたカッシュ博士らが野盗に襲われた際の教訓からモビルファイターとして開発され、移動と自衛が可能な研究施設という側面を有していた。データ上でミカムラ博士のプロトライジングガンダムと模擬戦を行いこれを圧倒したが、この際の出来事がミカムラ博士がウルベに手を貸す切っ掛けとなってしまう。<br/>地上に落下したデビルガンダムは地下に潜伏し、キョウジを生体ユニットにしつつ偶発的に彼のコピーを生み出す<ref>『Gガン』本編と違って、キョウジは機体外に出る事なく生体ユニット化されており、キョウジのコピーについてもその際に作られた流れになっている</ref>と、その後地上に顔を出した際にマスター・アジアと接触。マスターの目的を知ったキョウジはマスターから逃れるべく機体を放浪させたが、その最中に第13回ガンダムファイトが開催。自然再生プログラムが自然を破壊するガンダムを敵と認識し、各国のガンダムを襲撃した。なお、デビルガンダムの活動の痕跡は、マスターと手を組むネオホンコンによって隠蔽されており、各国がその情報を掴むことはなかった。 | ||
== 装備・機能 == | == 装備・機能 == | ||
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+ | :アルティメットガンダムがデビルガンダム化した事で対象を元通りに再生するのではなくデビルガンダムの都合のいい形に変質させるデビルガンダム(DG)細胞に変質した。 | ||
+ | :ディマリウム合金は人間の精神に反応する為、これを制御する為にデビルガンダムは生体ユニットとして人間を取り込む必要がある。また、強靭な精神力を持つ人間であれば制御下に置く事も可能である。 | ||
=== 武装・必殺攻撃 === | === 武装・必殺攻撃 === | ||
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;バルカン砲 | ;バルカン砲 | ||
− | : | + | :頭部に四門搭載された機関砲。大型機体ゆえ、モビルファイターを容易く粉砕できる程威力が高い。 |
;拡散粒子弾 | ;拡散粒子弾 | ||
:両肩のファンや触手の先端、デビルフィンガーから発射されるビーム砲。弾幕を張れるぐらい連射できる。 | :両肩のファンや触手の先端、デビルフィンガーから発射されるビーム砲。弾幕を張れるぐらい連射できる。 | ||
+ | ;触手 | ||
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;ガンダムヘッド | ;ガンダムヘッド | ||
− | : | + | :第2形態から使用する攻撃端末。下半身から生えた触手が変化したもの。フェイスマスクが展開して牙となり、噛みつき攻撃の他に口から火炎放射やビームを発射する。 |
;デビルフィンガー | ;デビルフィンガー | ||
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+ | :デビルガンダム四天王の一機。水中戦を得意とし、球状の外郭を持つ。 | ||
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+ | :デビルガンダムの本体と接続された触手の先端からガンダムの頭部が生えたデビルガンダムの攻撃端末。 | ||
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− | : | + | :デビルガンダムが生み出す分身体。三大理論によって無尽蔵に生産され、新宿では自己進化の為にデビルガンダムが吸収している。 |
+ | :;[[デスビースト]] / [[デスバーディ]] / [[デスネービー]] / [[デスバット]] / デスマスター / デスドラゴン | ||
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− | : | + | :スーパーファミコン用ソフト『機動武闘伝Gガンダム』に登場したデビルガンダム。発売当時はまだ本編放送中だったため、下半身がカトキハジメによる新規デザインになっている。武装もオリジナルの物を使用し、ロケットパンチや先端が針になった触手で攻撃を行う。 |
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+ | :PS用ソフト『新スーパーロボット大戦』に登場したオリジナル形態。最終形態の各部から触手が生え、背中からガンダムヘッドが突き出た姿をしている。パイロットは『蒼き流星SPTレイズナー』の登場人物であるゴステロ。スーパーロボット大戦シリーズではこれ以降[[アクシズ]]と融合した「デビルアクシズ」など様々なオリジナル形態が生み出されている。 | ||
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+ | :一部設計を共有する兄弟機。 | ||
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+ | == 資料リンク == | ||
+ | *[http://www.g-gundam.net/mf/35.html 『機動武闘伝Gガンダム』モビルファイター紹介:デビルガンダム] | ||
== リンク == | == リンク == | ||
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2024年10月25日 (金) 20:06時点における最新版
デビルガンダム | |
---|---|
外国語表記 |
Devil Gundam Dark Gundam (海外表記) |
登場作品 | 機動武闘伝Gガンダム |
スペック | |
---|---|
分類 | モビルファイター (一部資料による) |
型式番号 | JDG-009X(JDG-00X) |
頭頂高 | 23.9m (最終形態MF時) |
重量 | 41.2t (最終形態) |
主動力 | グランドマスターガンダム (コロニーデビルガンダム) |
装甲材質 | |
原型機 | アルティメットガンダム |
開発者 | |
所属 | デビルガンダム軍団 |
主なパイロット |
概要 [編集 | ソースを編集]
ドモンの父、ライゾウ・カッシュ博士が開発した「自己再生」「自己進化」「自己増殖」の三大理論を備えた究極のガンダム。同時期に開発が進められていたシャイニングガンダムとは一部の基礎設計を共有しており、胸部や頭部にそれが現れているが、それ以外の部位は極度に肥大化している異形の機体である。
本来は「アルティメットガンダム」と呼ばれ、ガンダムファイトにおけるモビルファイターのメンテナンスフリー等[1]を目的に開発された機体であったが、その後地球環境再生マシンとして転用されたという開発経緯を持つ。
しかし、カッシュ博士の才能に嫉妬したミカムラ博士と、アルティメットガンダムの軍事利用を画策したウルベ・イシカワらの策略によりカッシュ一家は拘束され、アルティメットガンダムも接収されそうになるが、カッシュ博士の息子キョウジは父に促されてアルティメットガンダムと共にその場から逃亡し地球へ逃れた。しかし、地球に降下した際のショックからアルティメットガンダムは地球再生のプログラムと三大理論を飛躍させ、「人類こそが地球再生最大の障害である」と認識し、人類抹殺を目的としたデビルガンダムへと変貌。キョウジを生体ユニットとして取り込み、人類抹殺のための活動を開始した。
各形態 [編集 | ソースを編集]
- 初期形態 (仮称)
- 『英雄変生』第3話に登場したアルティメットガンダム完成直後の姿。具体的な容姿についての説明は無いが、ガンダムファイト・データバトルにおけるライジングガンダム (プロトタイプ)との対戦中、下記の第1形態へと姿を変えた。
- 第1形態
- アルティメットガンダムとして開発されていた初期の形態。甲殻類や昆虫を思わせる多脚型の下半身を持つ。地球への大気圏突入時のショックでデビルガンダムへと変貌し、キョウジを生体ユニットとして取り込んだ。
- 地球落下時のダメージを回復する為に1年の時間を自己修復に費やし、第13回ガンダムファイト開催中に復活。地球各地を移動し、各国のガンダムファイターをDG細胞に感染させ、自らの手駒としていった。
- 第2形態
- 新宿の都庁地下に潜伏し、巨大な繭となってデスアーミーを吸収しながら進化を続け、シャイニングガンダムのシャイニングフィンガーソードのエネルギーを吸収する事で自己進化した形態。下半身が肥大化し、下半身の上部に巨大なガンダムの頭部を有する。ギアナ高地に出現した際には、本体と連結したガンダムヘッドを生み出す事が可能になった。
- デビルコロニー (コロニーデビルガンダム)
- 第13回ガンダムファイト決勝戦の後、レイン・ミカムラを生体ユニットとしてネオジャパンコロニーと一体化した形態。外見は『G』前期OPに登場したものとほぼ同一で、コロニーの中心部に巨大なガンダムの上半身が生えたような姿をしている。
- 最終形態
- デビルコロニーの中枢部が分離・独立した最終形態。第1~第2形態に似た上半身に巨大なガンダムヘッドとなる下半身を持ち、ガンダムヘッドの下半身から上半身が生えたモビルアーマー形態と、下半身が脚部へと変形したモビルファイター形態への変形機構を有する。
登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]
- 機動武闘伝Gガンダム
- 初登場作品。物語における最強最悪の敵として第6話から登場。ドモンはガンダムファイトと平行してこの機体を追い続けた。新宿でシャイニングフィンガーソードのエネルギーを吸収する事で第2形態に進化。スーパーモードのシャイニングガンダムを圧倒するが、ギアナ高地での戦闘で明鏡止水の心を会得したドモンの前に撃破された。
- しかし、完全には破壊されておらず、ウォン・ユンファによってネオホンコンに運ばれ[2]、秘密裏に修復が進められた。だが、生体ユニットとなっていたキョウジの身体はギアナでの戦いで限界を迎えており、ウォンとマスター・アジアはガンダムファイト決勝大会を利用して新しい生体ユニットに相応しいガンダムファイターを探し出すべく暗躍した。
- 決勝バトルロイヤルで機体の修復が完了し、デビルガンダム四天王とともに三度ドモン達の前に姿を現すが、そこに割って入ったシュバルツ・ブルーダーの捨て身の行動によって動きを封じられ、ドモンの涙の石破天驚拳がシュバルツとキョウジを撃ち抜いた事で再び撃破された。
- 第13回ガンダムファイト終了後、残骸はネオジャパン軍により接収されるが、今度はウルベ・イシカワがこれを利用して世界制覇を目論み、レインを生体ユニットとしてコロニーデビルガンダムを生み出し、シャッフル同盟、そしてガンダム連合と激戦を繰り広げた。レインが自らの父が罪を犯した事による罪悪感からドモンを拒絶していた為、ドモンが中枢部に近づく度にその反発が激化していき、遂には最終形態に進化してドモンと直接対決を演じた。その後ドモンの愛の告白によってレインがデビルガンダムの呪縛から解き放たれ、二人の石破ラブラブ天驚拳の前に完全消滅した。中心部の消滅に伴い、ネオジャパンコロニーに寄生していたデビルガンダム自体も骨格を残して消滅している。
- ガンダムビルドファイターズ
- 第8話にて最終形態のガンプラが登場。「ネメシス」の中でも凄腕のガウェイン・オークリーが使用し、アイラ・ユルキアイネンのジェガンと模擬戦をするも、サイズ差を上回る実力差の前に呆気なく返り討ちにされるという視聴者も驚愕する展開となった。
- ガンダムビルドダイバーズ
- 第3話に第2形態の色違いが連戦ミッションのボスとして登場。ブレイクデカールの引き起こしたバグにより暴走状態に陥っており、マスダイバー達の使用するバーナム機とピコ機を模したジェガン3機を蹂躙し、その内1機を噛み砕くという悍ましい光景が描かれた[3]。最終的にクジョウ・キョウヤのガンダムAGEIIマグナムによって撃破された。
- 機動武闘伝Gガンダム外伝 英雄変生
- 本作で開発経緯の一端が語られ、研究のためギアナ高地を訪れたカッシュ博士らが野盗に襲われた際の教訓からモビルファイターとして開発され、移動と自衛が可能な研究施設という側面を有していた。データ上でミカムラ博士のプロトライジングガンダムと模擬戦を行いこれを圧倒したが、この際の出来事がミカムラ博士がウルベに手を貸す切っ掛けとなってしまう。
地上に落下したデビルガンダムは地下に潜伏し、キョウジを生体ユニットにしつつ偶発的に彼のコピーを生み出す[4]と、その後地上に顔を出した際にマスター・アジアと接触。マスターの目的を知ったキョウジはマスターから逃れるべく機体を放浪させたが、その最中に第13回ガンダムファイトが開催。自然再生プログラムが自然を破壊するガンダムを敵と認識し、各国のガンダムを襲撃した。なお、デビルガンダムの活動の痕跡は、マスターと手を組むネオホンコンによって隠蔽されており、各国がその情報を掴むことはなかった。
装備・機能[編集 | ソースを編集]
特殊機能[編集 | ソースを編集]
- DG細胞
- 元々は「アルティメット(U)細胞」と呼ばれていた金属細胞。MFのメンテフリーを目的として研究されていた物。ディマリウム合金の性質を応用し、機械のみならず生物にも取り付いて物質構造を記憶し、破損を修復する。この性質を応用し、機体のエネルギーや構造材を生産する事も可能。
- アルティメットガンダムがデビルガンダム化した事で対象を元通りに再生するのではなくデビルガンダムの都合のいい形に変質させるデビルガンダム(DG)細胞に変質した。
- ディマリウム合金は人間の精神に反応する為、これを制御する為にデビルガンダムは生体ユニットとして人間を取り込む必要がある。また、強靭な精神力を持つ人間であれば制御下に置く事も可能である。
武装・必殺攻撃[編集 | ソースを編集]
- バルカン砲
- 頭部に四門搭載された機関砲。大型機体ゆえ、モビルファイターを容易く粉砕できる程威力が高い。
- 拡散粒子弾
- 両肩のファンや触手の先端、デビルフィンガーから発射されるビーム砲。弾幕を張れるぐらい連射できる。
- 触手
- 機体各部から生えた触手(ケーブル)で攻撃する。拡散粒子弾による攻撃の他、先端から小さな触手を複数本射出して敵を拘束するなど様々な用途で用いられた。
- ガンダムヘッド
- 第2形態から使用する攻撃端末。下半身から生えた触手が変化したもの。フェイスマスクが展開して牙となり、噛みつき攻撃の他に口から火炎放射やビームを発射する。
- デビルフィンガー
- 最終形態から使用する。両肩の装甲から展開される大型の爪。
- メガデビルフラッシュ
- 頭部や胸部から発射する高出力ビーム。
対決・名場面[編集 | ソースを編集]
関連機体[編集 | ソースを編集]
原型機[編集 | ソースを編集]
- アルティメットガンダム
- デビルガンダム本来の姿。
配下 [編集 | ソースを編集]
- マスターガンダム
- デビルガンダム四天王の一機。マスターアジアの精神力によってDG細胞が完全に制御されている。
- ガンダムヘブンズソード
- デビルガンダム四天王の一機。空中戦を得意とする鳥型の機体。
- グランドガンダム
- デビルガンダム四天王の一機。陸戦を得意とする大型機。
- ウォルターガンダム
- デビルガンダム四天王の一機。水中戦を得意とし、球状の外郭を持つ。
- グランドマスターガンダム
- デビル四天王合体MF。デビルコロニーの動力炉がDG細胞で変容した機体。
- ガンダムヘッド
- デビルガンダムの本体と接続された触手の先端からガンダムの頭部が生えたデビルガンダムの攻撃端末。
- デスアーミー
- デビルガンダムが生み出す分身体。三大理論によって無尽蔵に生産され、新宿では自己進化の為にデビルガンダムが吸収している。
オリジナルバリエーション [編集 | ソースを編集]
- デビルガンダム(SFC版)
- スーパーファミコン用ソフト『機動武闘伝Gガンダム』に登場したデビルガンダム。発売当時はまだ本編放送中だったため、下半身がカトキハジメによる新規デザインになっている。武装もオリジナルの物を使用し、ロケットパンチや先端が針になった触手で攻撃を行う。
- デビルガンダム(OG)
- PS用ソフト『新スーパーロボット大戦』に登場したオリジナル形態。最終形態の各部から触手が生え、背中からガンダムヘッドが突き出た姿をしている。パイロットは『蒼き流星SPTレイズナー』の登場人物であるゴステロ。スーパーロボット大戦シリーズではこれ以降アクシズと融合した「デビルアクシズ」など様々なオリジナル形態が生み出されている。
- デビルガンダムJr.
- 『Gジェネシリーズ』のオリジナル機体。『SDガンダム GGENERATION F』が初出。デビルガンダム崩壊後に生き残ったデスアーミーが集合合体・進化することで誕生した。デビルガンダム四天王の能力を持つ「四天王ビット」による攻撃を行う。
- デビル・ハイロゥ
- PSP用ソフト『SDガンダム GGENERATION OVER WORLD』に登場。ウォン・ユンファの手により、エンジェル・ハイロゥと融合したデビルガンダム。エンジェル・ハイロゥのキーブロックからデビルコロニーのガンダム部が生えたような外見をしている。全長はエンジェル・ハイロゥの約130kmを大幅に上回る180kmを誇る。
- デビルガンダム (GB4)
- ガンダムブレイカー4のラスボスとなるオリジナルデザインのデビルガンダム。全体的にパーツ形状が複雑化したデザインとなっており、第1形態と第2形態の2つの形態を持つ。なお、第2形態はカオスの使用ガンプラであるブラックロータスを取り込んだ結果、胴体部が同機のものに変化している。
その他 [編集 | ソースを編集]
- ミナレットガンダム / ゼウスガンダム
- 本機によって直接DG細胞に感染させられた描写のある機体。
- シャイニングガンダム / ライジングガンダム
- 一部設計を共有する兄弟機。
余談[編集 | ソースを編集]
- フィギュア「MOBILE SUIT IN ACTION!!」の本機のキットにはオリジナル設定として人型の下半身が付属。差し替えによってシャイニングガンダムに似たMF形態にする事が可能になっている。
商品情報[編集 | ソースを編集]
ガンプラ[編集 | ソースを編集]
フィギュア [編集 | ソースを編集]