「クィン・マンサ」の版間の差分
ナビゲーションに移動
検索に移動
19行目: | 19行目: | ||
| ジェネレーター出力 = 21,370kW | | ジェネレーター出力 = 21,370kW | ||
| スラスター総推力 = 287,100kg | | スラスター総推力 = 287,100kg | ||
+ | | 姿勢制御バーニア数 = 10基 | ||
| 装甲材質 = [[ガンダリウム合金]] | | 装甲材質 = [[ガンダリウム合金]] | ||
| センサー有効半径 = 14,800m | | センサー有効半径 = 14,800m | ||
30行目: | 31行目: | ||
== 概要 == | == 概要 == | ||
− | [[ネオ・ジオン]]軍が開発した超大型[[モビルスーツ]]。[[ニュータイプ]]専用機として[[サイコガンダムMk-II]]や[[ネオ・ジオン]] | + | [[ネオ・ジオン]]軍が開発した超大型[[モビルスーツ]]。[[ニュータイプ]]専用機として[[サイコガンダムMk-II]]や[[ネオ・ジオン]]軍で開発された全てのモビルスーツのノウハウが生かされている。機体コンセプトは[[キュベレイ]]の高性能化である。 |
− | + | 機体サイズが[[モビルアーマー]]並みに大型化しているが、これはあえて小型化せず機体性能を強化するためである。そのため搭載しているジェネレーターもモビルアーマークラスの大出力である。火力も高く全身に[[メガ粒子砲]]と搭載しており、専用の[[ビーム・サーベル]]の他、[[量産型キュベレイ]]と同数の[[ファンネル]]を搭載されている。キュベレイの技術を反映させた両肩のバインダーにはメガ粒子偏向器([[Iフィールド]]・ジェネレーター)が搭載され、攻撃と防御に使用される他、スラスターが内蔵されている。機体の大出力スラスターと合わせることで、モビルアーマー並みの巨体でありながら高い機動力と運動性を獲得している。装甲自体も堅固であり、ビーム以外にも高い防御力を発揮する。コックピットは頭部にあり、緊急時には分離させることが可能。 | |
+ | |||
+ | 非常に高性能な機体ではあるがその分要求される能力も高く、[[サイコミュシステム]]の負荷も大きいため、実質[[強化人間]]の中でも高い能力を持つ[[プルツー]]の専用機となっていた。 | ||
== 登場作品と操縦者 == | == 登場作品と操縦者 == | ||
44行目: | 47行目: | ||
;メガ粒子偏向器 | ;メガ粒子偏向器 | ||
:両肩のバインダー内に内臓されている。[[Iフィールド]]を利用することでメガ粒子砲の収束・拡散を行う。 | :両肩のバインダー内に内臓されている。[[Iフィールド]]を利用することでメガ粒子砲の収束・拡散を行う。 | ||
+ | ;分離 | ||
+ | :コクピットを有する頭部は分離することで緊急時の脱出ポッドとして機能する。 | ||
=== 武装・必殺攻撃 === | === 武装・必殺攻撃 === | ||
− | |||
− | |||
;3連装メガ粒子砲 | ;3連装メガ粒子砲 | ||
− | : | + | :頭部に内蔵されている連装[[メガ粒子砲]]。頭部分離後は唯一の武装となる。出力13.6MW。 |
− | ;ビーム・サーベル | + | ;胸部メガ粒子砲 |
− | : | + | :胸部に2門内蔵されているメガ粒子砲。バインダー内のメガ粒子偏向器により収束と拡散の撃ち分けが可能となっている。出力8.3MW。 |
− | ;ファンネル | + | ;腕部メガ粒子砲 |
− | : | + | :両前腕部に内蔵されているメガ粒子砲。出力6.5MW。 |
+ | ;背部メガ粒子砲 | ||
+ | :背部のファンネルコンテナに2門内蔵されているメガ粒子砲。出力7.8MW。 | ||
+ | ;[[ビーム・サーベル]] | ||
+ | :両肩のバインダー裏側に2基マウントされている近接武装。本機に合わせて開発されたため大型で高出力である。出力1.8MW。 | ||
+ | ;[[ファンネル]] | ||
+ | :ファンネルコンテナに30基搭載されている無線式の[[サイコミュシステム|サイコミュ]]兵装。[[キュベレイ]]等の物と同型。出力1.3MW。 | ||
== 関連機体 == | == 関連機体 == | ||
63行目: | 72行目: | ||
:肩部バインダーやファンネルの技術が利用されている。 | :肩部バインダーやファンネルの技術が利用されている。 | ||
;[[サイコガンダムMk-II]] | ;[[サイコガンダムMk-II]] | ||
− | : | + | :この機体を含めた[[ネオ・ジオン]]の機体全てのノウハウが本機に使用されている。 |
== 余談 == | == 余談 == | ||
78行目: | 87行目: | ||
<!-- <references /> --> | <!-- <references /> --> | ||
<!-- 本文には<ref>内容</ref>のかたちで挿入してください。 --> | <!-- 本文には<ref>内容</ref>のかたちで挿入してください。 --> | ||
− | {{DEFAULTSORT: | + | {{DEFAULTSORT:くいん まんさ}}<!-- 濁点・半濁点は除く。「っ」のような小書き文字は「つ」のように大きくする。「・」のような区切り文字は半角空白「 」に変える。 --> |
[[Category:登場メカか行]] | [[Category:登場メカか行]] | ||
[[Category:機動戦士ガンダムΖΖ]] | [[Category:機動戦士ガンダムΖΖ]] | ||
[[Category:機動戦士ガンダム外伝 ミッシングリンク]] | [[Category:機動戦士ガンダム外伝 ミッシングリンク]] | ||
<!-- DEFAULTSORTとCategoryを元に、各カテゴリページに表示・自動整列されます。 --> | <!-- DEFAULTSORTとCategoryを元に、各カテゴリページに表示・自動整列されます。 --> |
2020年5月27日 (水) 13:57時点における版
クィン・マンサ | |
---|---|
外国語表記 | Quin-Mantha |
登場作品 | |
デザイナー | 明貴美加 |
スペック | |
---|---|
分類 | ニュータイプ専用試作型モビルスーツ |
型式番号 | NZ-000 |
頭頂高 | 39.2m |
全高 | 42.1m |
本体重量 | 143.2t |
全備重量 | 264.7t |
主動力 | 熱核融合炉 |
ジェネレーター出力 | 21,370kW |
スラスター総推力 | 287,100kg |
姿勢制御バーニア数 | 10基 |
装甲材質 | ガンダリウム合金 |
センサー有効半径 | 14,800m |
開発組織 | ネオ・ジオン軍 |
所属 | ネオ・ジオン軍 |
主なパイロット |
概要
ネオ・ジオン軍が開発した超大型モビルスーツ。ニュータイプ専用機としてサイコガンダムMk-IIやネオ・ジオン軍で開発された全てのモビルスーツのノウハウが生かされている。機体コンセプトはキュベレイの高性能化である。
機体サイズがモビルアーマー並みに大型化しているが、これはあえて小型化せず機体性能を強化するためである。そのため搭載しているジェネレーターもモビルアーマークラスの大出力である。火力も高く全身にメガ粒子砲と搭載しており、専用のビーム・サーベルの他、量産型キュベレイと同数のファンネルを搭載されている。キュベレイの技術を反映させた両肩のバインダーにはメガ粒子偏向器(Iフィールド・ジェネレーター)が搭載され、攻撃と防御に使用される他、スラスターが内蔵されている。機体の大出力スラスターと合わせることで、モビルアーマー並みの巨体でありながら高い機動力と運動性を獲得している。装甲自体も堅固であり、ビーム以外にも高い防御力を発揮する。コックピットは頭部にあり、緊急時には分離させることが可能。
非常に高性能な機体ではあるがその分要求される能力も高く、サイコミュシステムの負荷も大きいため、実質強化人間の中でも高い能力を持つプルツーの専用機となっていた。
登場作品と操縦者
- 機動戦士ガンダムΖΖ
- 初登場作品。第44話~第46話で登場。ネオ・ジオン軍の内紛にてプルツーが搭乗し、ラビアンローズを撃沈するなど多大な戦果を挙げている。さらにガンダム・チームを危機に陥れたが、アクシズ内での戦闘でジュドー・アーシタのフルアーマーΖΖガンダムからのミサイルの一斉射を受け、さらにプルツーがジュドーの説得で機体から離れてしまい、直後にルー・ルカのΖガンダムからコクピットを狙撃されて撃破された。
- 機動戦士ガンダム外伝 ミッシングリンク (原作ゲーム版)
- 終章にてアンネローゼ機が登場。グレミー派残党が撃破されたクィン・マンサの残骸を回収し補修を加えた。機体の色が赤くなっており、胸部にはマルコシアス隊のエンブレムがペイントされている。アンネローゼ・ローゼンハインが搭乗しているが、彼女自身のNT能力がプルツーよりも劣っているため、ファンネルの最大展開数や機体稼働時間にリミッターがかけられている。そのためプルツー搭乗時よりも戦闘力は低下している。トラヴィスのΖII、ヴィンセントのギラ・ドーガ、クロエのトーリスリッターを襲撃し、トーリスリッターと相打ちになる(パイロットは生還)。
装備・機能
特殊機能
- メガ粒子偏向器
- 両肩のバインダー内に内臓されている。Iフィールドを利用することでメガ粒子砲の収束・拡散を行う。
- 分離
- コクピットを有する頭部は分離することで緊急時の脱出ポッドとして機能する。
武装・必殺攻撃
- 3連装メガ粒子砲
- 頭部に内蔵されている連装メガ粒子砲。頭部分離後は唯一の武装となる。出力13.6MW。
- 胸部メガ粒子砲
- 胸部に2門内蔵されているメガ粒子砲。バインダー内のメガ粒子偏向器により収束と拡散の撃ち分けが可能となっている。出力8.3MW。
- 腕部メガ粒子砲
- 両前腕部に内蔵されているメガ粒子砲。出力6.5MW。
- 背部メガ粒子砲
- 背部のファンネルコンテナに2門内蔵されているメガ粒子砲。出力7.8MW。
- ビーム・サーベル
- 両肩のバインダー裏側に2基マウントされている近接武装。本機に合わせて開発されたため大型で高出力である。出力1.8MW。
- ファンネル
- ファンネルコンテナに30基搭載されている無線式のサイコミュ兵装。キュベレイ等の物と同型。出力1.3MW。
関連機体
- クシャトリヤ
- 後継機。コクピットブロックにサイコフレームを使ったことで、クィン・マンサの高性能を損ねることなく機体サイズを20m台に小型化することに成功した。
- クィン・マンサ・セプテット
- 『ガンダムトライエイジ』に登場するゲームオリジナル機体。プルシリーズ計7名による運用を想定しており、6基に増加したバインダーには搭乗員が乗り込む事が可能。本体から分離し独自に戦闘行動を取る事が可能になっている。
- キュベレイ
- 肩部バインダーやファンネルの技術が利用されている。
- サイコガンダムMk-II
- この機体を含めたネオ・ジオンの機体全てのノウハウが本機に使用されている。
余談
- ジオン系の機体でありながらツインアイとV字アンテナを備えた頭部を有する本機だが、ラフ画の時点ではキュベレイ系列機に似た形状の頭部だった。ガンダム似の方の頭部デザインについてはガンダムMk-V (G-V)の準備稿の内、第3稿の物がベースとなっている。
商品情報
フィギュア