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− | 生産数は地上用の一次生産機が42機、[[キャリフォルニアベース]]を含む6ヶ所の拠点で第二次生産型が終戦までに288機生産されたと言われている<ref> | + | 生産数は地上用の一次生産機が42機、[[キャリフォルニアベース]]を含む6ヶ所の拠点で第二次生産型が終戦までに288機生産されたと言われている<ref>ただし、この生産数に関しては先行量産機やカスタムタイプなどが除外されているという説もあり、ジオン軍による撃墜数との齟齬、ジャブロー襲撃の際のデータ喪失や艦艇単位での部隊の失踪、あるいは遭難などもあった。また、記録外の生産拠点もあったとされ、一年戦争終結時点での総生産数は厳密には不明。</ref>。 |
ガンダムの量産型として生産性・整備性を重視して再設計されており、脚部やマニピュレーターなどの構造はモニタリング装備やオプションの機動装備などを除きそのままのスペックで建造されているが、ガンダムのような「万能型」ではなく、投入環境に応じて「余分な装備をオミットする」というコンセプトで開発されており、投入する環境を予め選択する事で不要な装備を省き、機体の軽量化とプロペラントの増量が可能となっている。この構造は巧妙にシステム化され、基本的には[[コアブロックシステム]]と同等の中枢ブロックを換装する事で、投入環境を選択出来るようになっていた<ref>コアブロックを除いた機体部品の共有率は9割以上とされ、一つの生産ラインで地上用と宇宙用の機体を生産する事も可能であったという。</ref>。 | ガンダムの量産型として生産性・整備性を重視して再設計されており、脚部やマニピュレーターなどの構造はモニタリング装備やオプションの機動装備などを除きそのままのスペックで建造されているが、ガンダムのような「万能型」ではなく、投入環境に応じて「余分な装備をオミットする」というコンセプトで開発されており、投入する環境を予め選択する事で不要な装備を省き、機体の軽量化とプロペラントの増量が可能となっている。この構造は巧妙にシステム化され、基本的には[[コアブロックシステム]]と同等の中枢ブロックを換装する事で、投入環境を選択出来るようになっていた<ref>コアブロックを除いた機体部品の共有率は9割以上とされ、一つの生産ラインで地上用と宇宙用の機体を生産する事も可能であったという。</ref>。 |
2023年10月3日 (火) 23:41時点における版
ジム | |
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外国語表記 | GM |
登場作品 |
|
デザイナー | 大河原邦男 |
スペック | |
---|---|
分類 | 汎用量産型モビルスーツ |
型式番号 | RGM-79 |
頭頂高 | 18.0m |
全高 | 18.5m |
本体重量 | 41.2t |
全備重量 | 58.8t |
主動力 | 熱核融合炉 |
ジェネレーター出力 | 1,250kW |
スラスター総推力 | 55,500kg |
装甲材質 | チタン系合金 |
センサー有効半径 | 6,000m |
開発組織 | 地球連邦軍 |
所属 | 地球連邦軍 |
主なパイロット |
|
概要
ガンダムの機体設計データを基に開発された地球連邦軍初の制式採用モビルスーツ。機体名称は「ガンダム マスプロダクトタイプ(GUNDAM Massproduct)」の略[1]であり、「GM」とも表記される。装甲はルナ・チタニウム合金からチタン系合金に変更し生産性を向上させているが、その一方で堅牢性は犠牲になっている。
生産数は地上用の一次生産機が42機、キャリフォルニアベースを含む6ヶ所の拠点で第二次生産型が終戦までに288機生産されたと言われている[2]。
ガンダムの量産型として生産性・整備性を重視して再設計されており、脚部やマニピュレーターなどの構造はモニタリング装備やオプションの機動装備などを除きそのままのスペックで建造されているが、ガンダムのような「万能型」ではなく、投入環境に応じて「余分な装備をオミットする」というコンセプトで開発されており、投入する環境を予め選択する事で不要な装備を省き、機体の軽量化とプロペラントの増量が可能となっている。この構造は巧妙にシステム化され、基本的にはコアブロックシステムと同等の中枢ブロックを換装する事で、投入環境を選択出来るようになっていた[3]。
頭部は生産性の向上を第一義とし、基本的にはガンダムの構造を簡略化した結果、極力少ない工程で建造出来るよう設計されている。額のV字アンテナはオミットされ、ツイン・アイも簡略化されているが、頭部がセンサー類の集合体である事に変わりなく、基本構造もほぼ同等で、光学端末がデュアル構成されるシステムも踏襲されている。また、各種のデバイスやセンサー類は機能を維持したまま小型化され、更に高密度で実装された結果、生産性の向上に寄与している。一方、データ収集や稼働ソフトの開発に必要だった副次的なコ・プロセッサーフレームとしての機能やモニタリング用装備など、各種のサブシステムは簡略化されている。逆に、近接武装として有効であった頭部バルカン砲は装弾数が増強された他、運用目的によって改装が簡便に行えるよう端末の配置などが改善され、カスタム化やチューンナップが容易に行えるよう配慮されている。
コクピットはガンダムの構造を踏襲し、航空/航宙機を基本とした操縦感覚で扱えるよう配慮されており、パイロットの機種転換をスムーズなものとしている。構造はコアブロックを参考に設計しており、ジェネレーターやコンピューターのメインフレームそのものが制御/脱出装置を取り巻く形で配置された結果、コア・ファイターとしての機能が排除された分、ガンダムが腰部に装備していたヘリウムコアやプロペラントタンクなどを内装する事が可能となった。これは本来、量産の効率化を目的とした措置であったが、生産工程や整備手順が簡略化されたため、機体そのものにコ・ジェネレーターなどの追加装備を施すだけで出力のチューンナップや砂漠戦、狙撃任務などに投入するためのカスタム化が比較的容易に施せるようになった。
主に数合わせのために本来の設計を一部省略して生産された前期型と、本来の設計に沿って生産された後期型が存在する[4]。前期型は武装の生産も間に合わない状況の中で戦時急造という形を取ったため、ジオンのMSと比較して性能不足を指摘されることが多かった。さらには機体毎に性能のバラつきが生じ、現場からの不満も続出した。後期型はホワイトベース隊の実戦データがフィードバックされており、生産ラインに余裕ができた頃に生産されたため、前期型に比べて性能が向上・安定したものになっている。
徹底したコストダウンによる大量生産は連邦軍の物量戦術を支え、一年戦争を連邦勝利に導いた一因となった。また、機体のフレーム強度や出力に余裕があり、局地戦仕様への派生も容易な為、一年戦争後半に開発された機体でありながら膨大なバリエーション機が存在している。
登場作品と操縦者
- 機動戦士ガンダム
- 初登場作品。初登場の第29話でシャア専用ズゴックに瞬殺されたのを皮切りに味方サイドのやられ役として登場した。TV本編ではガトルの撃墜ぐらいしか目立った戦果を挙げていないが、劇場版ではバルカンでリック・ドムを牽制しつつビーム・サーベルで撃破する等の活躍シーンが追加されている。
- 機動戦士ガンダム戦記 Lost War Chronicles
- プレイヤーの初期機体として登場。また、漫画版では新兵が本機で操縦訓練を行っている。
- GUNDAM THE RIDE
- ジャック・ザ・ハロウィン隊の2機が登場。大河原氏によりディテールの多いデザインにアレンジされている。ジャック・ベアード機がバズーカラックを装備、アダム・スティングレイ機がビーム・サーベルを2本装備している。
- 機動戦士ガンダム MS IGLOO
- 『一年戦争秘録』第3話と『黙示録0079』第3話に登場。前者はヅダと交戦の末、全滅に追い込まれた。
- 機動戦士ガンダム戦記 (PS3版)
- アバンタイトルでは前半パート・後半パート共にやられ役として登場。ただ、中破しつつもリック・ドムに斬りかかる機体やハイパーバズーカ2挺装備の機体が確認できるなど見せ場や細かなネタも存在している。ゲーム中でもやられっぷりは変わらず、イフリート・ナハト初起動時の引き立て役などになっている。
装備・機能
特殊機能
- コアブロック
- ガンダムのコアブロックを参考に設計された中枢ブロック。ジェネレーターやコンピューターのメインフレームそのものが制御/脱出装置を取り巻く形で配置され、コア・ファイターとしての機能は持たないが、ヘリウムコアやプロペラントタンクの内装化が可能になった。
外観上ほぼ同型のブロックを換装するだけで宇宙用と地上用どちらかに特化する事が可能となっており、そのブロックを除いた双方の部品共有率は9割以上とされ、一つの生産ラインで宇宙用・地上用双方の機体を生産する事も可能だった。
武装・必殺攻撃
- 60mm頭部バルカン砲
- ガンダムやガンキャノンと同型の物を、左右に1門ずつ内蔵している。近接武器として有効であった事に加え、ガンダムから頭部構造が簡素化された結果、装弾数が増量されており、近接射撃および近接戦闘や白兵に主眼を置いた設計に変更されていると見て取れる。
- ビーム・スプレーガン
- ジムの主兵装として開発されたビーム系携行火器。塗装用のスプレーガンに似ている事から「ビーム・スプレーガン」の名称で呼ばれている。
ビーム・ライフルと比較して低コストだが収束率が低く射程も短い。ビームはやや拡散気味に発射される為、射程や威力よりも命中率を重視している。威力はビーム・ライフルに劣るものの、連射性の向上に加え、装備そのものがコンパクトな為、接近戦での取り回しに優れた。 - 武装を携行したまま各種作業への投入も可能なよう、マウントラッチが設けてある機体も多く、時間はかかるものの戦闘状態でなければエネルギーチャージが可能な機種も存在したとされる。
ビーム・ライフルの生産が間に合わなかった状況を想定して作られた物だが、一年戦争終結後から実体弾式のジム・ライフルが主力となったため、生産終了となった。 - ビーム・サーベル
- ガンダムが装備している物と同型の白兵戦用武器。バックパックの左側に1本装備する。指揮官機は両側に1本ずつの計2本装備している。
- シールド
- ルナ・チタニウム合金製とチタン・セラミック複合材製の二種類が存在。連邦軍記章を模した十字エングレーブが付いているタイプはガンダムが装備している物と同じルナ・チタニウム合金製。十字エングレーブが付いていない物にはチタン・セラミック複合材が使われている。
- ハイパー・バズーカ
- 300mm口径のMS用単砲身ロケットランチャー。弾速の遅さから対MS戦には向かないが、ビーム撹乱幕散布下や悪天候時にも使用できるので、他の多くのMSに流用されている。バックパック右側に専用のラッチを設けた機体も存在する。
ジム・キャノンの配備が遅れた関係から、通常のジムが支援火器として装備する例もあった。 - 100mmマシンガン
- 陸戦型ジムなどが携行しているマシンガン。ハイパー・バズーカと同じく、ビーム撹乱幕や天候、大気の状態に左右されない信頼性と安定性から、一部のパイロットや小隊が好んで使う。
- 90mmブルパップ・マシンガン
- ブルパップ型のマシンガン。100mmマシンガンと同様に、動作の確実性から一部のパイロットや小隊が好んで使用した。
主に『MS IGLOO』に登場する機体などに見られる。 - ビーム・ライフル
- ガンダムの物と同じビーム・ライフル。
『1st』第29話にて画面に登場するや否や直撃弾で撃墜された機体と、シャア専用ズゴックと交戦した機体が一瞬だけ装備している。 - ショート・シールド
- 陸戦型ガンダム等が使用する物と同型の小型シールド。通常のシールド(ラージ・シールド)と比較して取り回しを重視しており、先端部での打突攻撃も可能。
対決・名場面
機動戦士ガンダム
- 対シャア専用ズゴック
- 第29話より。ジャブロー地下でシャアの乗るズゴックと交戦し、ビームを連射するが懐に飛び込まれ、アイアン・ネイルの一撃で胴体に風穴を開けられ大破した。ジムの「やられ役」としての活躍を象徴するシーンであり、ガンプラを使用したジオラマ作品等でも人気のテーマとなっている。
- 因みにこのジム、ガンダムと同型のビーム・ライフルを持って連射していたのに、風穴を開けられたカットではビーム・スプレーガンを持っているという作画ミスがある。
- 対リック・ドム
- 映画『めぐりあい宇宙』で追加されたシーン。マゼラン級の砲台に攻撃するリック・ドムをバルカンで牽制しつつ、すれ違いざまに両断する機体やジャイアント・バズでスプレーガンを弾き飛ばされながらも、ビーム・サーベルで返り討ちにする機体が登場した。TV版では終始やられ役の機体だったが、乗り手次第で十分に活躍できることを証明した。
GUNDAM THE RIDE
- 決死の逃避行
- スルガから脱出したランチに襲い掛かったザクレロを撃破したジャック・ザ・ハロウィン隊のジムは、安全な場所を求め、ア・バオア・クーの混戦の中をランチと共に駆け巡る。逃げ惑う中、ガンダムやジオングなどのエースと邂逅しつつも要塞内部に逃げ込んだハロウィン隊は、そこでミニ・ソーラ・レイを発見。アダム機が破壊に成功するも、追いすがるザクと共に爆炎に飲み込まれてしまう。アムロの声に導かれ、要塞の外に脱出したジャック機とランチは最新鋭艦ブランリヴァルへの退避に成功。安心したのも束の間、辛うじて脱出に成功したアダム機もMSデッキへと突入。ハロウィン隊は無事、ランチと共に生還する事が出来た。
なお、アダム機が強制着艦した際、ジャック機とハンガーに寝かされていたG-3ガンダムに激突。これによりG-3ガンダムは破損する憂き目を見ている。
機動戦士ガンダム MS IGLOO
- 対ヅダ
- 『一年戦争秘録』第3話より、ジム部隊とヅダの対決シーン。軌道上のHLVを一方的に屠っていたものの、援軍として現れたヅダに翻弄される。その後、相手の挑発に乗り、最大推力で飛行するヅダを追跡するが、結果、ヅダよりも先に空中分解を引き起こし自滅。直前に離脱した機体も残りのヅダに撃墜され、部隊は全滅してしまった。
ガンダム短編集
- 対ザク・マリンタイプ
- 第3巻収録の『MS海洋戦記 眼下の宇宙』より。ランス伍長の搭乗機として登場する。ジャンプ中に水中からの攻撃を受け落下してしまうも、シールドをサーフボードのように扱いつつ反撃。続く攻撃でシールドを破壊され水中に投げ出されてしまうが、水中での操縦感覚が宇宙空間のものと似ていた事が幸いし、苦戦しつつもザクをビーム・サーベルの一刺しで撃墜する事に成功する。
関連機体
※ジムシリーズ内記述機体(MSV等)はリンク先を参照。
別デザイン・カラーバリエーションなど
- ジム (ホワイト・ディンゴ仕様)
- ホワイト・ディンゴ隊が運用する、地上戦用にチューンナップされたジム。
- ジム (ギャザーロード隊仕様)
- ゲーム『ガンダムバトルアライアンス』で主人公達が所属する試験部隊「ギャザーロード隊」が運用するジム。稼働データの収集を主目的としている。
- ゲファンナー・ゲム
- ジオン軍による鹵獲仕様。実戦投入もされている。
- ジム (THE ORIGIN版)
- 本機のTHE ORIGIN版デザイン。デザインがガンダム寄りになっている他、複数の換装形態を持つ。
- ジム (サンダーボルト版)
- 本機のサンダーボルト版デザイン。暗礁宙域仕様に改修されたもので、ガンダムの物とは異なるがコアブロックシステムが採用されている。
- ジム後期生産型(センチネル0079版)
- 上記の概要の欄で述べた後期型のカトキ版デザイン。
派生機・系列機など
運用関連
その他・オマージュ・パロディなど
- サム
- 本機の量産型ないしギャグ機体。作画にも優しいシンプルなデザイン。
- GM/GM
- 『ガンダムビルドファイターズ GMの逆襲』に登場する、本機をモチーフとしたガンプラ。可動域や機動性が強化されている。
- GBN-ガードフレーム
- 『ガンダムビルドダイバーズ』に登場するガンプラ。機体自体をベースとはしていないが、コンセプトを参考としている。
- ノブッシ
- F.C.世界のジムに該当する機体。
- ドートレス
- A.W.世界のジムに該当する機体。
- ストライクダガー
- C.E.世界のジムに該当する機体。
- アルヴァアロン
- A.D.世界に登場する機体。その頭部形状ゆえに「金ジム」という通称でファンの間で呼ばれており、ドラマCDのネタにもなっている。
- ジェノアス / アデル
- A.G.世界のジムに該当する機体。
- 獅電
- P.D世界のジムに該当する機体。
余談
- インターネット界隈で用いられるアスキーアートでは「(凸)」と表記される。頭部の形状を模したものだが、これ以上ないほど特徴を捉えている。
- 『1st』第29話でシャア専用ズゴックに向けてビーム・ライフルを発射するも敢え無く撃墜されたジムだが、原画の初期段階ではビーム・スプレーガンだった可能性がある。もし原画が本物であれば、何故に修正過程でビーム・ライフルへと変更されたのかが気になる所である。仮に変更が意図的だった場合、風穴を開けられたカットのビーム・スプレーガンが差し替えられていない点にも疑問が生じる。
商品情報
ガンプラ
フィギュア
書籍
リンク
脚注
- ↑ 「GUNDAM Model」とする資料もある。
- ↑ ただし、この生産数に関しては先行量産機やカスタムタイプなどが除外されているという説もあり、ジオン軍による撃墜数との齟齬、ジャブロー襲撃の際のデータ喪失や艦艇単位での部隊の失踪、あるいは遭難などもあった。また、記録外の生産拠点もあったとされ、一年戦争終結時点での総生産数は厳密には不明。
- ↑ コアブロックを除いた機体部品の共有率は9割以上とされ、一つの生産ラインで地上用と宇宙用の機体を生産する事も可能であったという。
- ↑ 更にそれらの中で前期生産型、後期生産型といった細かい分類が存在し、所謂「RGM-79 ジム」は前期型・後期型共に前期生産型に分類され、ジム寒冷地仕様やジム・コマンドなどは後期生産型に分類されている。