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*[[機動戦士ガンダムSEED]]
 
*[[機動戦士ガンダムSEED]]
 
*[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]]
 
*[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]]
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*[[機動戦士ガンダムSEED FREEDOM]]
 
<!-- *続編、或いは個別作品に出演した作品のみ記載。 -->
 
<!-- *続編、或いは個別作品に出演した作品のみ記載。 -->
 
| 声優 = 石田彰
 
| 声優 = 石田彰
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| タイトル  = プロフィール
 
| タイトル  = プロフィール
 
| 偽名 = アレックス・ディノ
 
| 偽名 = アレックス・ディノ
| 種族 = 人間 ([[コーディネイター]])
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| 種族 = 人間 (第2世代[[コーディネイター]])
 
| 性別 = 男
 
| 性別 = 男
 
| 生年月日 = [[C.E.]]55年10月29日
 
| 生年月日 = [[C.E.]]55年10月29日
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| 職業 =  
 
| 職業 =  
 
*MSパイロット
 
*MSパイロット
*ボディガード (アレックス時)
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*私的秘書 (アレックス時)
 
| 所属 =  
 
| 所属 =  
| 所属組織 = [[ザフト軍]] ⇒ [[三隻同盟]] ⇒ [[オーブ連合首長国]] ⇒ [[ザフト軍]] ⇒ [[オーブ軍]]
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| 所属組織 = [[ザフト軍]] ⇒ [[三隻同盟]] ⇒ [[オーブ連合首長国]] ⇒ [[ザフト軍]] ⇒ [[オーブ軍]] ⇒ [[ターミナル]]
 
| 所属部隊 = [[クルーゼ隊]] ⇒ [[FAITH]] ⇒ [[ミネルバ隊]] (ザフト軍)
 
| 所属部隊 = [[クルーゼ隊]] ⇒ [[FAITH]] ⇒ [[ミネルバ隊]] (ザフト軍)
 
| 称号 =  
 
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*[[セイバーガンダム]]
 
*[[セイバーガンダム]]
 
*[[インフィニットジャスティスガンダム]]
 
*[[インフィニットジャスティスガンダム]]
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*[[ズゴック (SEED FREEDOM)|ズゴック]]
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*[[インフィニットジャスティスガンダム弐式]]
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}}<!-- 必要に応じて追加をお願いします。 -->
 
}}<!-- 必要に応じて追加をお願いします。 -->
  
 
== 概要 ==
 
== 概要 ==
[[プラント]]国防委員長(後の最高評議会議長)[[パトリック・ザラ]]の息子で、[[ザフト軍|ザフト]]の軍人。
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[[プラント]]国防委員長(後の最高評議会議長)[[パトリック・ザラ]]の息子で、[[ザフト軍|ザフト]][[モビルスーツ]]パイロット。[[第1次連合・プラント大戦]]開戦の折、[[地球連合軍]]が農業プラント・[[ユニウスセブン]]を核攻撃した「[[血のバレンタイン]]」で母親を亡くした為、ザフト軍に志願した。
 
 
[[地球連合軍]]が農業プラント・[[ユニウスセブン]]を核攻撃した「[[血のバレンタイン]]」で母親を亡くした為、ザフト軍に志願した。[[クルーゼ隊]]に所属し、[[ヘリオポリス]]でのガンダム強奪作戦に仲間たちと共に参加し、連合軍の開発した4機のガンダムを奪取した。本人は[[イージスガンダム]]に乗る。[[キラ・ヤマト|キラ]]の友人で幼馴染であるが戦場で幾度も刃を交える事となる。キラと敵対する立場に苦悩していたが、不可抗力とはいえ次々に仲間を失い、[[ニコル・アマルフィ]]を失ったことで「自分の優柔不断さが犠牲を生んだ」とキラを倒すことを決意。イージスガンダムを自爆させてまで[[ストライクガンダム]]とキラを撃破した。本人も一歩間違えば命を落とすような無茶な方法だったが、キラを討つにはそこまでの悲壮な覚悟が必要だった。
 
 
 
無敵を誇ったストライクを撃破したものの戦火は一向に収まらず、それどころか拡大の一途をたどっていく姿や[[カガリ・ユラ・アスハ|カガリ]]との出会いを経て戦争に疑問を持ち、「[[ナチュラル]]の駆逐」「地球そのものの破壊」すらも目的とした父・パトリックと決別し、[[ジャスティスガンダム]]に乗ってキラ達と一緒に戦争終結の為に戦う事を選んだ。
 
 
 
2年後、オーブ首長国連邦でカガリのボディーガードを勤めていたが、プラント代表[[ギルバート・デュランダル]]の説得により再びザフトに。[[ミネルバ]]の作戦士官として迎えられたが、オーブやキラを敵視する[[シン・アスカ|シン]]とは常に衝突。やがてデュランダルの行動に疑問を感じるとザフトを離反。シンに手痛いダメージを受けて暫く戦線を離脱する。そして再びキラやカガリ、[[ラクス・クライン|ラクス]]の元に帰ってくる。『DESTINY』では悩める一人の男として、またシンを導く『人生の先輩』という存在として描かれている。当初こそは先輩としてシンの事を気を遣ったり気性の荒く不器用なシンの事を理解して上手くその気にさせてコントロールをする場面も見られたが、キラが[[フリーダムガンダム]]で戦闘に介入してからは自分の事で精一杯でシンの事を気遣う余裕はなくなって行く。漫画版・小説版では、かつて母を失い、その悲しみを憎悪に変えて戦い続け、さらにミゲルを、ニコルを失い、最後にはキラを倒すために自爆までした自分自身をシンに投影しており、何度もその戦い方を止めさせようとした。とはいえTV版では前作の放映から時間が経ちすぎていることと、そうした描写があまりなかったため、単にシンとアスランの仲が険悪なだけになってしまっている。
 
 
 
もう1人の主人公という位置づけで、[[モビルスーツ]]操縦の技量の高さは極めて高く描写されており。SEED時代では宙間戦闘でシャニ、オルガ、クロトの搭乗する後期GATシリーズ3機と互角以上に立ち回り、『SEED DESTINY』ではキラの影響か不殺的な立ち回りが目立つようになるものの、確実に戦果を挙げていた。[[SEED]]を覚醒させたシンともSEED覚醒なしの状態で互角の勝負を繰り広げ最終決戦でもシンとルナを無傷で一蹴した(ただしシンの精神状態が明らかに正常ではなかったため実際の実力にどれほど隔たりがあるかは不明)。また、生身でも高い戦闘能力があり、銃器、ナイフ、護身術を駆使して多人数でも相手にできる。
 
  
優れた戦闘技能を持った軍人ではあるが、一方でその能力を「こんなことばかり得意でもしょうがない」と自己否定のような発言も見受けられる。これは軍人としての使命を理解しながらも、戦いを嫌う彼本来の性質によるもの。実際はとても優しく、機械いじりが趣味の普通の青年なのである。
+
[[クルーゼ隊]]に所属し、[[ヘリオポリス]]での[[GAT-Xシリーズ]]強奪作戦に仲間たちと共に参加し、連合軍の開発した4機のG兵器を奪取。以降は強奪した[[イージスガンダム|イージス]]に乗り、戦場で再会した親友[[キラ・ヤマト]]と戦場で幾度も刃を交える事となる。当初はキラと敵対する立場に苦悩していたが、次々に仲間を失い、更に同僚の[[ニコル・アマルフィ]]を失ったことでキラを倒すことを決意。イージスを自爆させてまで[[ストライクガンダム|ストライク]]とキラを撃破した。しかし、ストライクを撃破したものの戦火は一向に収まらず、それどころか拡大の一途をたどっていく姿や[[カガリ・ユラ・アスハ|カガリ]]との出会いを経て戦争に疑問を持ち、「[[ナチュラル]]の駆逐」「地球そのものの破壊」すらも目的とした父・パトリックと決別し、[[ジャスティスガンダム|ジャスティス]]に乗ってキラ達と一緒に戦争終結の為に戦う事を選んだ。
  
また、パーソナルカラーではないがキラのライバル的なポジションからと近接戦闘型の機体に乗る機会が多い(インパルスの例が顕著だが、近接戦闘型の機体は装甲強度を高めるために赤のPS装甲に設定することが多い)ことから赤い機体に乗る事が多い。
+
戦後は[[オーブ連合首長国]]に亡命し、カガリの私的秘書を勤めていたが、[[第2次連合・プラント大戦]]開戦に際して[[ギルバート・デュランダル]]の説得によりザフトへ復隊。[[ミネルバ]]の作戦士官として迎えられたが、オーブやキラを敵視する[[シン・アスカ|シン]]とは常に衝突。やがてデュランダルの行動に疑問を感じるとザフトを離反。シンに手痛いダメージを受けて暫く戦線を離脱する。そして再びキラやカガリ、[[ラクス・クライン|ラクス]]の元に戻り、デュランダルの掲げる[[デスティニー・プラン]]を否定したオーブを討たせない為に戦った。
  
上記にもあるように、'''所属陣営をコロコロ変えたことで有名'''で、その多さはガンダムシリーズでも類を見ない。アスランなりに自分の正義を模索していたのではあるが、敵味方関係なく所属陣営を転々とするという行為自体「信用できない人間」「信念のない人間」と判断されても仕方ない。担当した声優の石田彰氏も「あんなやり方でうまくいくはずがない」と発言している。なお、あくまでもプラント↔オーブでの反復横跳びであり、プラントと明確に敵対したことはない。
+
デュランダルからは優れた戦士と評される通り、高い戦闘技能を持ち合わせているが、一方でその能力を「こんなことばかり得意でもしょうがない」と自己否定のような発言も見受けられる。これは軍人としての使命を理解しながらも、戦いを嫌う彼本来の性質によるものである。
  
 
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
 
;[[機動戦士ガンダムSEED]]
 
;[[機動戦士ガンダムSEED]]
:[[キラ・ヤマト]]と対比となる一人の主人公。序盤は敵として苦悩しながらも戦い、自分自身の感情と立場の間で苦悩する。終盤は混迷を極める戦場で自分自身の正しいと思った選択肢を選び、キラとともに戦った。
+
:初登場作品。[[キラ・ヤマト]]と対比となる一人の主人公に位置づけられ、序盤は敵として苦悩しながらも戦い、自分自身の感情と立場の間で苦悩する。終盤は混迷を極める戦場で自分自身の正しいと思った選択肢を選び、キラとともに戦った。
 
;[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]]
 
;[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]]
:三人の主人公の一人。序盤はバレバレな謎の男アレックス・ディノとしてカガリ・ユラ・アスハのボディガードとして一歩引いた位置に立ち、その立場に苦悩しつつも沈黙を保っていた。しかしいまだ収まらない地球連合とプラントの対立の際にはプラントに渡りデュランダルの言葉を受けてアスラン・ザラとしてザフトに復隊。再び戦場へと赴くこととなった。ザフトの新型機であるセイバーガンダムを受領し、フェイスとしてミネルバに乗艦する事となる。当初はフェイスとしてミネルバのMS隊をまとめる隊長として隊のエースパイロットとして頭角を現していたシンを上手くその気にさせたり、自身もシンをフォローしながら戦果を挙げて活躍をしていたが、オーブの出兵とアークエンジェルの介入、キラと邂逅を経て戦う事に迷いが生じる。フリーダム撃墜後から徐々にザフト軍での立場が悪化して行き、[[ギルバート・デュランダル]]議長の推挙でレジェンドガンダムを与えられるが、最終的にはデュランダルが自分を既に見限っていたを知りザフトから離脱。この時成り行きで[[メイリン・ホーク|メイリン]]と共に追われる身となってしまったが、[[シン・アスカ]]の猛追によって乗り込んだ[[グフイグナイテッド]]諸共撃墜された。その後は、キサカに助けられて深手を負いながらもアークエンジェルと合流する。オーブ戦時には届けられた[[インフィニットジャスティスガンダム]]を前にデュランダルにパイロットとしてしか見られず、それ以外の物を必要とされていなかった事からパイロットとして戦う事に難色を示していたが、ラクスの言葉とキラの想いを知り戦場に戻り、以降はインフィニットジャスティスでキラとともに戦場を駆け抜けた。
+
:三人の主人公の一人。序盤は「アレックス・ディノ」と名乗りカガリ・ユラ・アスハのボディガードとして一歩引いた位置に立ち、その立場に苦悩しつつも沈黙を保っていた。しかしいまだ収まらない地球連合とプラントの対立の際にはプラントに渡りデュランダルの言葉を受けてアスラン・ザラとしてザフトに復隊。再び戦場へと赴くこととなった。ザフトの新型機であるセイバーガンダムを受領し、フェイスとしてミネルバに乗艦する事となる。当初はフェイスとしてミネルバのMS隊をまとめる隊長として隊のエースパイロットとして頭角を現していたシンを上手くその気にさせたり、自身もシンをフォローしながら戦果を挙げて活躍をしていたが、オーブの出兵とアークエンジェルの介入、キラと邂逅を経て戦う事に迷いが生じる。フリーダム撃墜後から徐々にザフト軍での立場が悪化して行き、[[ギルバート・デュランダル]]議長の推挙でレジェンドガンダムを与えられるが、最終的にはデュランダルが自分を既に見限っていたを知りザフトから離脱。この時成り行きで[[メイリン・ホーク|メイリン]]と共に追われる身となってしまったが、[[シン・アスカ]]の猛追によって乗り込んだ[[グフイグナイテッド]]諸共撃墜された。その後は、キサカに助けられて深手を負いながらもアークエンジェルと合流する。オーブ戦時には届けられた[[インフィニットジャスティスガンダム]]を前にデュランダルにパイロットとしてしか見られず、それ以外の物を必要とされていなかった事からパイロットとして戦う事に難色を示していたが、ラクスの言葉とキラの想いを知り戦場に戻り、以降はインフィニットジャスティスでキラとともに戦場を駆け抜けた。
 +
;[[機動戦士ガンダムSEED FREEDOM]]
 +
:[[コンパス]]に所属したキラ達とは違い、オーブからターミナルに出向し、メイリンと共に[[ファウンデーション王国]]を内偵。その後エルドア地区の戦闘で窮地に陥ったキラを救出し、行動を共にした。
 +
:宇宙での決戦では一時的に[[ストライクフリーダムガンダム弐式]]に搭乗し、ラクス救出作戦で[[アルテミス]]に突入するキラ達のために陽動を買って出た。ラクス奪還後はズゴックに乗り換えて彼女を連れ[[ミレニアム]]へ戻り、キラを助けるべくラクスの乗るプラウドディフェンダーラと共に再出撃。シュラからキラを庇い、インフィニットジャスティス弐式でシュラと相対し、これに勝利した。
  
 
== 人間関係 ==
 
== 人間関係 ==
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:幼馴染みで、親友。しかし方向性の違いから暫し険悪な関係になることも。
 
:幼馴染みで、親友。しかし方向性の違いから暫し険悪な関係になることも。
 
;[[カガリ・ユラ・アスハ]]
 
;[[カガリ・ユラ・アスハ]]
:無人島に遭難した際に出会う。後に恋人関係になり、オーブに移ってからも常に傍にいた。
+
:無人島に遭難した際に出会う。後に恋人関係となる。オーブに移ってからも常に傍おり、状況が二人の間に距離を置く事もあっても心は通じ合っていた。
  
 
=== [[ザフト軍]] ===
 
=== [[ザフト軍]] ===
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:同僚。過ごした時間は短かったが、ハイネの存在で他のパイロットとの距離を縮める事が出来た。
 
:同僚。過ごした時間は短かったが、ハイネの存在で他のパイロットとの距離を縮める事が出来た。
 
;[[メイリン・ホーク]]
 
;[[メイリン・ホーク]]
:同僚。姉と同じく好意を寄せられており、脱走の際に手伝ってもらったことをきっかけに共にザフトを離反。それ以降、支えてもらっている。
+
:同僚。姉と同じく好意を寄せられており、脱走の際に手伝ってもらったことをきっかけに共にザフトを離反。以降オーブ軍に移籍し、ターミナルでも行動を共にする。
 
;[[ミーア・キャンベル]]
 
;[[ミーア・キャンベル]]
 
:偽ラクス。プラントではラクスとの婚約破棄が公になっていなかった為、婚約者として振る舞われた上に好かれてしまい、その大胆な行動に本人も頭を抱える事も少なくなかった。ミネルバから脱走する際にミーアにも脱走を勧めたが彼女は拒否。後に、デュランダルが差し向けたスパイの銃弾からラクスを守り死亡。死に際にはアスランも悲しみの表情を見せていた。
 
:偽ラクス。プラントではラクスとの婚約破棄が公になっていなかった為、婚約者として振る舞われた上に好かれてしまい、その大胆な行動に本人も頭を抱える事も少なくなかった。ミネルバから脱走する際にミーアにも脱走を勧めたが彼女は拒否。後に、デュランダルが差し向けたスパイの銃弾からラクスを守り死亡。死に際にはアスランも悲しみの表情を見せていた。
 
;[[タリア・グラディス]]
 
;[[タリア・グラディス]]
:母艦の艦長。艦内の立場的には艦長であるタリアの方が上だがアスランがFAITHである為、タリアの命令に従う義務はないがアスランはMSパイロットとしてタリアの指揮下に入る事も
+
:母艦の艦長。艦内の立場的には艦長であるタリアの方が上だがアスランがFAITHである為、タリアの命令に従う義務はないがアスランはMSパイロットとしてタリアの指揮下に入る事もあった。
 
;[[ギルバート・デュランダル]]
 
;[[ギルバート・デュランダル]]
 
:アスランを簡単に言い包めるほどの策士。当初は父の事も頭ごなしに否定をする事がなかった事などもあり信用して彼の進めでザフトに戻りFAITHの立場と共にセイバーを託されるがインパルスによるフリーダム撃墜後、次第に彼との意見が食い、真意に気が付いた事で最終的に袂を分かつ事になる。
 
:アスランを簡単に言い包めるほどの策士。当初は父の事も頭ごなしに否定をする事がなかった事などもあり信用して彼の進めでザフトに戻りFAITHの立場と共にセイバーを託されるがインパルスによるフリーダム撃墜後、次第に彼との意見が食い、真意に気が付いた事で最終的に袂を分かつ事になる。
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;[[ハロ]] / [[トリィ]]
 
;[[ハロ]] / [[トリィ]]
 
:アスランが作ったAI搭載の小型ロボット。
 
:アスランが作ったAI搭載の小型ロボット。
 +
;[[シュラ・サーペンタイン]]
 +
:ブラックナイトスコードの近衛団長。アスランと再三に渡り刃を交える。
  
 
== 名台詞 ==
 
== 名台詞 ==
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=== SEED DESTINY ===
 
=== SEED DESTINY ===
;「敵って…… 誰だよ……」
+
;「君はオーブがだいぶ嫌いなようだが、何故なんだ?昔はオーブに居たという話だが、下らない理由で関係ない代表にまで突っかかるというのなら、ただでは置かないぞ」
 +
:第5話より。カガリに突っ掛かるシンに対して。しかし、この発言でシンの怒りが最高潮に達し、カガリを罵倒するきっかけを作ってしまう。
 +
;「だが…それでも破片は落ちた…」<br>「俺達は…止めきれなかった…」<br>「一部の者達のやったことだと言っても、俺達、コーディネイターのしたことに変わりない。許してくれるのかな…。それでも…」
 +
:第7話より。サトーをはじめとするテロリスト集団が落としたユニウスセブンの破砕を実行しても被害を食い止めることが出来なかったアスランはコーディネイターに対する憎悪がナチュラルから向けられることを危惧している。
 +
;「敵って……誰だよ……」
 
:銃を扱う技術がルナマリアに「敵を撃つために必要」と言われたとき、思わず口からこぼれた一言。
 
:銃を扱う技術がルナマリアに「敵を撃つために必要」と言われたとき、思わず口からこぼれた一言。
 
:後に同僚のハイネから「誰なら戦いたい?」と聞かれ、アスランは答えられなかった。このことからも、まだアスランの中に戦うことへの迷いが見てとれる。
 
:後に同僚のハイネから「誰なら戦いたい?」と聞かれ、アスランは答えられなかった。このことからも、まだアスランの中に戦うことへの迷いが見てとれる。
;「この…… 馬鹿野郎!!」
+
;「シン!何をやってるんだ!?やめろ!もう彼等に戦闘力はない!」
:耳を貸さないシンにアスランが[[SEED]]を発現して本気を出し、[[デスティニーガンダム]]を戦闘不能に追い込む。
+
:第16話より。地球連合軍の基地と兵士を一方的に攻撃するシンに中止命令を出す。
 +
;「戦争はヒーローごっこじゃない!」<br>「自分だけで勝手な判断をするな!力を持つ者なら、その力を自覚しろ!」
 +
:同上。勝手な行動をしたシンを平手打ちで修正するも、効果は無かった。
 +
;「キラは…お前を殺そうとはしていなかった!いつだってあいつはそんなこと!」<br>「それをお前は!何が仇だ!?」<br>「あいつを討てたのがそんなに嬉しいか!?得意か!何故あいつが…」<br>「…」<br>「!」<br>「シン!!」
 +
:第35話より。フリーダムを撃墜することに成功したシンから「仇は取りましたよ。あなたのもね」と挑発的な態度で報告を受けたことで激昂してシンの胸倉を掴み、怒りのままに鉄拳をぶちかましてしまう。
 +
;「うるさい!」<br>「あいつに…討たれなきゃならないわけなどない!」<br>「キラもアークエンジェルも敵じゃないんだ!」<br>「お前!」
 +
:同上。レイに制止されるも、アスランの怒りは収まらない。
 +
;「シン!もうやめろ!お前も!」<br>「過去に囚われたまま戦うのはやめるんだ!」<br>「そんなことをしても、何も戻りはしない!」<br>「なのに未来まで殺す気か!?お前は!」<br>「ふざけるな!!」<br>「そうして全てを壊し、未来も殺す!お前が欲しかったのは、本当にそんな世界か!?力か!?」
 +
:リマスター版第49話における最終決戦。過去に囚われた状態で戦闘を続けて疲弊するシンを説得する。
 +
;「この……馬鹿野郎!!」
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:耳を貸さず、誤ってルナマリアを攻撃するシンに対して、本気を出して[[デスティニーガンダム]]を戦闘不能に追い込む。
 
;「銃で解決出来る事なんて本当は何1つ無いんだ!撃つ者ならせめて、それだけは自覚しろ!!!」
 
;「銃で解決出来る事なんて本当は何1つ無いんだ!撃つ者ならせめて、それだけは自覚しろ!!!」
 
:『THE EDGE』版で、インド洋での戦いの後にシンに言った言葉。かつて[[ニコル・アマルフィ|自分の親友]]を失い、[[トール・ケーニヒ|キラの親友]]を奪った末に殺し合ったからこそ放てる言葉。
 
:『THE EDGE』版で、インド洋での戦いの後にシンに言った言葉。かつて[[ニコル・アマルフィ|自分の親友]]を失い、[[トール・ケーニヒ|キラの親友]]を奪った末に殺し合ったからこそ放てる言葉。
;「お前は言った筈だ……[[オーブ解放作戦|二年前のオーブでの戦闘]]で、家族を殺されたと――――――――――それを許せなかったお前が、今度は[[デスティニーガンダム|その力]]で奪うのか……!?」
+
;「お前は言った筈だ……[[オーブ解放作戦|二年前のオーブでの戦闘]]で、家族を殺されたと――それを許せなかったお前が、今度は[[デスティニーガンダム|その力]]で奪うのか……!?」
 
:『THE EDGE』版より。[[ミネルバ]]と共にオーブへ侵攻するシン。その眼前に再び立ちはだかったアスランは、刃を向けるシンを話をする事で思い止まらせようとする。しかし、家族を殺した国と自分を裏切った男を前にしたシンの怒りは収まる事無く……
 
:『THE EDGE』版より。[[ミネルバ]]と共にオーブへ侵攻するシン。その眼前に再び立ちはだかったアスランは、刃を向けるシンを話をする事で思い止まらせようとする。しかし、家族を殺した国と自分を裏切った男を前にしたシンの怒りは収まる事無く……
  
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=== SEED FREEDOM ===
 +
;「下らない泣き言はやめろ!『自分が、自分が』ばっかりで、彼女の気持ちなんか一つも考えてないだろ!?お前は!もういい!そんなに戦うのが嫌ならここでいじいじ腐ってろ!」
 +
:ラクスに裏切られたと感じ、自暴自棄になっていたキラに鉄拳制裁を加え、喧嘩に発展してしまう。
 +
;「自分だけが戦ってるつもりか!?」<br>「ふざけるな!それで世界を一人で背負った気になって、思い通りにならなきゃ放り出すのか!?大したヒーローだな!」<br>「なんで言わない!?頼まない!?誰かに!お前一人で何ができる!?」
 +
:喧嘩に発展して殴り合いになる中、キラの想いを知ったアスランは自分たちを頼るように説得する。
 +
;「しばらく会わないうちにラクスは随分変わったんだな」<br/>キラ「え?」<br/>「こうしてやらないと幸せになれないとか出来ないとダメとか」<br/>キラ「あ…」<br/>「俺の知ってるラクスはそんなこと言わなかったはずだ」
 +
:喧嘩に発展した後に言った言葉。その後周囲の人間が「えっ!?」みたいな反応をしていたのに気付いたアスランは彼らを見た。 
 +
;「不安なら会って聞いてみろよ」<br/>キラ「え?」<br/>「行こう、キラ。ラクスを助けよう。俺達で。言葉にしないと伝えられないこともあるから」
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:その後キラに手を差し出して。
 +
;「心を読めるんじゃなかったのか?使えないな」
 +
:ストライクフリーダムに乗ってシュラと交戦した際の挑発。シュラは「フリーダム=キラ」という先入観に捕らわれ読心能力を使っておらず、この挑発で図星を突かれたシュラは激怒する。
 +
;「強さは力じゃない!生きる意志だ!」
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:最終決戦にてシュラへ向けて放った一言。『SEED』でカガリに言われたことは今なお彼の心に残っており、その言葉とともに激戦に決着を付けた。…直前の破廉恥な妄想は一旦置いといて。
 +
 +
== 迷台詞 ==
 +
※ゲーム系のアスランはなぜかいじられている所がよくある。
 +
;「トゥ!!」<br>「ヘァーッ!!」<br>「モウヤメルンダッ!!」
 +
:ゲーム『ガンダムEXVS』より、彼のやかましい掛け声。
 +
;オズマ「アスランは絶対に許さん!」<br>アスラン「えっ!?」<br>オズマ「何故だかわからんが、俺の勘が言っている! お前には妹は任せられん!」<br>キラ「言われちゃったね、アスラン」<br>アスラン「俺は…そういう目で見られてたのか…」<br>オズマ「まあいいだろう。レントンなら無害だからな」<br>アスラン「俺は…有害なのか…」
 +
:『第2次スーパーロボット大戦 再世篇』より、『マクロスF』のオズマ・リーにダメ出しされた時のビックリ台詞。アスランは女性たちと付き合いすぎたせいでこのような事になってしまったのかもしれない……。
 +
;シロッコ「戦後の世界は女性が支配すべきだ!!」<br>アスラン「なぜそれを俺にいうんだ!?」
 +
:『ガンダム無双2』より、シロッコとのコンビネーション掛け合い。いきなり女性の話をしてくる。
 +
;アスラン「自爆……するか」<br>ヒイロ「安心しろ……あまり期待していない」
 +
:『真・ガンダム無双』より、ヒイロとのコンビネーション掛け合い。自爆コンビその1。
 +
;トロワ「自爆ショー……始めるか?」<br>アスラン「お……おいっ!? 待てっ!!」
 +
:『真・ガンダム無双』より、ヒイロとのコンビネーション掛け合い。自爆コンビその2。
 +
;「このバカ野郎……! 敗北条件、ちゃんと確認してないのか!?」
 +
:『ガンダム無双2』、『ガンダム無双3』、『真・ガンダム無双』より、プレイヤーが負けてしまった後のゲームオーバー台詞。シンにとどめを刺す台詞と共にストレートで煽っているメタ発言をしてくる。
 
== 搭乗機体・関連機体 ==
 
== 搭乗機体・関連機体 ==
 
=== 搭乗機体 ===
 
=== 搭乗機体 ===
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;[[グフイグナイテッド]]
 
;[[グフイグナイテッド]]
 
:ザフトから脱走する際に搭乗。
 
:ザフトから脱走する際に搭乗。
 +
;[[バビ]]
 +
:高山瑞穂氏の漫画版『SEED DESTINY』で一度だけ搭乗。
 
;[[インフィニットジャスティスガンダム]]
 
;[[インフィニットジャスティスガンダム]]
 
:[[オーブ軍]]に編入された際に受領。
 
:[[オーブ軍]]に編入された際に受領。
;[[インフィニットジャスティスガンダム弐式]]/[[ズゴック (SEED FREEDOM)|ズゴック]]
+
;[[インフィニットジャスティスガンダム弐式]] / [[ズゴック (SEED FREEDOM)|ズゴック]]
 
:『SEED FREEDOM』における搭乗機。
 
:『SEED FREEDOM』における搭乗機。
;[[バビ]]
 
:高山瑞穂氏の漫画版『SEED DESTINY』で一度だけ搭乗。
 
  
 
=== 関連機体 ===
 
=== 関連機体 ===
 
;[[レジェンドガンダム]]
 
;[[レジェンドガンダム]]
:デュランダルから受領した機体。その後ザフトを脱走したため一度も搭乗していない。
+
:セイバーを失った後、デュランダルから受領した機体。直後にザフトを脱走したため一度も搭乗していない。
  
 
== 商品情報 ==
 
== 商品情報 ==
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[[Category:機動戦士ガンダムSEED]]
 
[[Category:機動戦士ガンダムSEED]]
 
[[Category:機動戦士ガンダムSEED DESTINY]]
 
[[Category:機動戦士ガンダムSEED DESTINY]]
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[[Category:機動戦士ガンダムSEED FREEDOM]]

2025年3月11日 (火) 20:10時点における最新版

アスラン・ザラ
外国語表記 Athrun Zala
登場作品
声優 石田彰
デザイナー 平井久司
テンプレートを表示
プロフィール
偽名 アレックス・ディノ
種族 人間 (第2世代コーディネイター)
性別
生年月日 C.E.55年10月29日
年齢 16歳 (SEED) ⇒ 18歳 (DESTINY)
出身 プラント「ディセンベル市」
身長 170cm (SEED) ⇒ 174cm (DESTINY)
体重 63kg (SEED) ⇒ 60kg (DESTINY)
髪色 藍色
瞳の色 エメラルドグリーン
血液型 O型
趣味 電子工作
好きな食べ物 ロールキャベツ / 桃
職業
  • MSパイロット
  • 私的秘書 (アレックス時)
所属組織 ザフト軍三隻同盟オーブ連合首長国ザフト軍オーブ軍ターミナル
所属部隊 クルーゼ隊FAITHミネルバ隊 (ザフト軍)
階級
  • 赤服 (ザフト軍)
  • 一佐 (オーブ軍)
主な搭乗機
  • イージスガンダム
  • ジャスティスガンダム
  • セイバーガンダム
  • インフィニットジャスティスガンダム
  • ズゴック
  • インフィニットジャスティスガンダム弐式
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    概要[編集 | ソースを編集]

    プラント国防委員長(後の最高評議会議長)パトリック・ザラの息子で、ザフトモビルスーツパイロット。第1次連合・プラント大戦開戦の折、地球連合軍が農業プラント・ユニウスセブンを核攻撃した「血のバレンタイン」で母親を亡くした為、ザフト軍に志願した。

    クルーゼ隊に所属し、ヘリオポリスでのGAT-Xシリーズ強奪作戦に仲間たちと共に参加し、連合軍の開発した4機のG兵器を奪取。以降は強奪したイージスに乗り、戦場で再会した親友キラ・ヤマトと戦場で幾度も刃を交える事となる。当初はキラと敵対する立場に苦悩していたが、次々に仲間を失い、更に同僚のニコル・アマルフィを失ったことでキラを倒すことを決意。イージスを自爆させてまでストライクとキラを撃破した。しかし、ストライクを撃破したものの戦火は一向に収まらず、それどころか拡大の一途をたどっていく姿やカガリとの出会いを経て戦争に疑問を持ち、「ナチュラルの駆逐」「地球そのものの破壊」すらも目的とした父・パトリックと決別し、ジャスティスに乗ってキラ達と一緒に戦争終結の為に戦う事を選んだ。

    戦後はオーブ連合首長国に亡命し、カガリの私的秘書を勤めていたが、第2次連合・プラント大戦開戦に際してギルバート・デュランダルの説得によりザフトへ復隊。ミネルバの作戦士官として迎えられたが、オーブやキラを敵視するシンとは常に衝突。やがてデュランダルの行動に疑問を感じるとザフトを離反。シンに手痛いダメージを受けて暫く戦線を離脱する。そして再びキラやカガリ、ラクスの元に戻り、デュランダルの掲げるデスティニー・プランを否定したオーブを討たせない為に戦った。

    デュランダルからは優れた戦士と評される通り、高い戦闘技能を持ち合わせているが、一方でその能力を「こんなことばかり得意でもしょうがない」と自己否定のような発言も見受けられる。これは軍人としての使命を理解しながらも、戦いを嫌う彼本来の性質によるものである。

    登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]

    機動戦士ガンダムSEED
    初登場作品。キラ・ヤマトと対比となる一人の主人公に位置づけられ、序盤は敵として苦悩しながらも戦い、自分自身の感情と立場の間で苦悩する。終盤は混迷を極める戦場で自分自身の正しいと思った選択肢を選び、キラとともに戦った。
    機動戦士ガンダムSEED DESTINY
    三人の主人公の一人。序盤は「アレックス・ディノ」と名乗りカガリ・ユラ・アスハのボディガードとして一歩引いた位置に立ち、その立場に苦悩しつつも沈黙を保っていた。しかしいまだ収まらない地球連合とプラントの対立の際にはプラントに渡りデュランダルの言葉を受けてアスラン・ザラとしてザフトに復隊。再び戦場へと赴くこととなった。ザフトの新型機であるセイバーガンダムを受領し、フェイスとしてミネルバに乗艦する事となる。当初はフェイスとしてミネルバのMS隊をまとめる隊長として隊のエースパイロットとして頭角を現していたシンを上手くその気にさせたり、自身もシンをフォローしながら戦果を挙げて活躍をしていたが、オーブの出兵とアークエンジェルの介入、キラと邂逅を経て戦う事に迷いが生じる。フリーダム撃墜後から徐々にザフト軍での立場が悪化して行き、ギルバート・デュランダル議長の推挙でレジェンドガンダムを与えられるが、最終的にはデュランダルが自分を既に見限っていたを知りザフトから離脱。この時成り行きでメイリンと共に追われる身となってしまったが、シン・アスカの猛追によって乗り込んだグフイグナイテッド諸共撃墜された。その後は、キサカに助けられて深手を負いながらもアークエンジェルと合流する。オーブ戦時には届けられたインフィニットジャスティスガンダムを前にデュランダルにパイロットとしてしか見られず、それ以外の物を必要とされていなかった事からパイロットとして戦う事に難色を示していたが、ラクスの言葉とキラの想いを知り戦場に戻り、以降はインフィニットジャスティスでキラとともに戦場を駆け抜けた。
    機動戦士ガンダムSEED FREEDOM
    コンパスに所属したキラ達とは違い、オーブからターミナルに出向し、メイリンと共にファウンデーション王国を内偵。その後エルドア地区の戦闘で窮地に陥ったキラを救出し、行動を共にした。
    宇宙での決戦では一時的にストライクフリーダムガンダム弐式に搭乗し、ラクス救出作戦でアルテミスに突入するキラ達のために陽動を買って出た。ラクス奪還後はズゴックに乗り換えて彼女を連れミレニアムへ戻り、キラを助けるべくラクスの乗るプラウドディフェンダーラと共に再出撃。シュラからキラを庇い、インフィニットジャスティス弐式でシュラと相対し、これに勝利した。

    人間関係[編集 | ソースを編集]

    家族・親友[編集 | ソースを編集]

    パトリック・ザラ
    父親。袂を分かった後は最期まで彼とアスランは親子として分かり合うことはなかった。
    レノア・ザラ
    母親。彼女の死が、アスランが戦場に立つきっかけとなった。
    キラ・ヤマト
    幼馴染みで、親友。しかし方向性の違いから暫し険悪な関係になることも。
    カガリ・ユラ・アスハ
    無人島に遭難した際に出会う。後に恋人関係となる。オーブに移ってからも常に傍おり、状況が二人の間に距離を置く事もあっても心は通じ合っていた。

    ザフト軍[編集 | ソースを編集]

    ラクス・クライン
    元・許婚。彼女の為に、ハロをかなりの数プレゼントしている。
    ラウ・ル・クルーゼ
    上官。最後まで彼の大罪を知ることはなかった。
    イザーク・ジュール
    同じ赤服の一員。戦友でもあり長きに渡るライバル関係。物静かなアスランと対照的に激情型の性格をしているためか、なんだかんだ言ってお互いをよく理解し合っている。士官学校の成績はアスランとTOPを争うほど。一度だけチェスでイザークに負けたことがある。DESTINY時代前期にアスランにザフトに戻るように促し、後期にメサイア攻防戦で共闘した。
    ディアッカ・エルスマン
    赤服の一員。戦友。SEED時代後期の三隻同盟で共闘。DESTINY後期でイザークと共にメサイア攻防戦で、アスランと共闘した。
    ニコル・アマルフィ
    赤服の一員。戦友。クルーゼ隊の中はアスランと一番仲がよかった。オーブ近海戦にてストライクの攻撃からイージスを庇い、戦死。
    彼の死は、皮肉にもバラバラだったアスラン・イザーク・ディアッカを結束させ、アスランのキラに対する考え方も一変させたが、一方でアスランを戦いに駆り立てる最後の一押しをすることにもなってしまった。
    レイ・ユウキ
    特務隊隊長。アスランのアカデミーでの教官も務めていた。暴走するパトリック・ザラを静止しようとするも逆に撃たれてしまい、最後の力でパトリック・ザラを射殺している。
    シン・アスカ
    ザフトに復帰してからの部下。彼の実力は認めており、彼からも尊敬されていたのだが、シンの軍人としての姿勢に対する憤りとキラに対する認識の違いから衝突していき、決別することになる。最終的にはシンに引導を渡す形で撃破するが後にオーブにて和解する。
    ルナマリア・ホーク
    部下。好意を寄せられていたが、アスランは異性としては気にしていなかった。
    レイ・ザ・バレル
    部下。シンやルナマリアとは違い完全に上官と部下として関わって来た。ミネルバに配属後から共に戦うがアスランがデュランダルの意志に反してザフトを脱走してからは二人とは違い完全に敵として殺す事にも躊躇いを見せる事は無かった。
    ハイネ・ヴェステンフルス
    同僚。過ごした時間は短かったが、ハイネの存在で他のパイロットとの距離を縮める事が出来た。
    メイリン・ホーク
    同僚。姉と同じく好意を寄せられており、脱走の際に手伝ってもらったことをきっかけに共にザフトを離反。以降オーブ軍に移籍し、ターミナルでも行動を共にする。
    ミーア・キャンベル
    偽ラクス。プラントではラクスとの婚約破棄が公になっていなかった為、婚約者として振る舞われた上に好かれてしまい、その大胆な行動に本人も頭を抱える事も少なくなかった。ミネルバから脱走する際にミーアにも脱走を勧めたが彼女は拒否。後に、デュランダルが差し向けたスパイの銃弾からラクスを守り死亡。死に際にはアスランも悲しみの表情を見せていた。
    タリア・グラディス
    母艦の艦長。艦内の立場的には艦長であるタリアの方が上だがアスランがFAITHである為、タリアの命令に従う義務はないがアスランはMSパイロットとしてタリアの指揮下に入る事もあった。
    ギルバート・デュランダル
    アスランを簡単に言い包めるほどの策士。当初は父の事も頭ごなしに否定をする事がなかった事などもあり信用して彼の進めでザフトに戻りFAITHの立場と共にセイバーを託されるがインパルスによるフリーダム撃墜後、次第に彼との意見が食い、真意に気が付いた事で最終的に袂を分かつ事になる。
    ラスティ・マッケンジー / ミゲル・アイマン
    同僚。ラスティは同期、ミゲルは先輩に当たる。どちらもヘリオポリスの作戦行動中に戦死している。

    その他[編集 | ソースを編集]

    ハロ / トリィ
    アスランが作ったAI搭載の小型ロボット。
    シュラ・サーペンタイン
    ブラックナイトスコードの近衛団長。アスランと再三に渡り刃を交える。

    名台詞[編集 | ソースを編集]

    SEED[編集 | ソースを編集]

    「俺が…お前を討つ!」
    トールを殺され、覚醒したキラに言い放つ一言。宣言通りストライクを大破させるも、イージスも大破(というか自爆)した。
    「知ってる……やっぱり変わってないんだな…… 昔からそうだ、アイツは」
    「泣き虫で、甘ったれで…… 優秀なのに、いいかげんなヤツだ……」
    「知ってるよ、よく…… 小さい頃から、ずっと友達だったんだ……仲良かったよ」
    「分からない……分からないさ! 俺にも!」
    「別れて、次にあった時には敵だったんだ! 一緒に来いと何度も言った! あいつはコーディネイターだ、俺たちの仲間なんだ! 地球軍にいることの方がおかしい!」
    「なのにアイツは聞かなくて…… 俺たちと戦って…… 仲間を傷つけて…… ニコルを殺した!」
    「敵なんだ! 今のアイツはもう! なら倒すしかないじゃないか!」
    キラを討った後にカガリにその事で責められた時の台詞。アスランもキラと同様に悩み苦しんで来てその感情が爆発してしまった。

    SEED DESTINY[編集 | ソースを編集]

    「君はオーブがだいぶ嫌いなようだが、何故なんだ?昔はオーブに居たという話だが、下らない理由で関係ない代表にまで突っかかるというのなら、ただでは置かないぞ」
    第5話より。カガリに突っ掛かるシンに対して。しかし、この発言でシンの怒りが最高潮に達し、カガリを罵倒するきっかけを作ってしまう。
    「だが…それでも破片は落ちた…」
    「俺達は…止めきれなかった…」
    「一部の者達のやったことだと言っても、俺達、コーディネイターのしたことに変わりない。許してくれるのかな…。それでも…」
    第7話より。サトーをはじめとするテロリスト集団が落としたユニウスセブンの破砕を実行しても被害を食い止めることが出来なかったアスランはコーディネイターに対する憎悪がナチュラルから向けられることを危惧している。
    「敵って……誰だよ……」
    銃を扱う技術がルナマリアに「敵を撃つために必要」と言われたとき、思わず口からこぼれた一言。
    後に同僚のハイネから「誰なら戦いたい?」と聞かれ、アスランは答えられなかった。このことからも、まだアスランの中に戦うことへの迷いが見てとれる。
    「シン!何をやってるんだ!?やめろ!もう彼等に戦闘力はない!」
    第16話より。地球連合軍の基地と兵士を一方的に攻撃するシンに中止命令を出す。
    「戦争はヒーローごっこじゃない!」
    「自分だけで勝手な判断をするな!力を持つ者なら、その力を自覚しろ!」
    同上。勝手な行動をしたシンを平手打ちで修正するも、効果は無かった。
    「キラは…お前を殺そうとはしていなかった!いつだってあいつはそんなこと!」
    「それをお前は!何が仇だ!?」
    「あいつを討てたのがそんなに嬉しいか!?得意か!何故あいつが…」
    「…」
    「!」
    「シン!!」
    第35話より。フリーダムを撃墜することに成功したシンから「仇は取りましたよ。あなたのもね」と挑発的な態度で報告を受けたことで激昂してシンの胸倉を掴み、怒りのままに鉄拳をぶちかましてしまう。
    「うるさい!」
    「あいつに…討たれなきゃならないわけなどない!」
    「キラもアークエンジェルも敵じゃないんだ!」
    「お前!」
    同上。レイに制止されるも、アスランの怒りは収まらない。
    「シン!もうやめろ!お前も!」
    「過去に囚われたまま戦うのはやめるんだ!」
    「そんなことをしても、何も戻りはしない!」
    「なのに未来まで殺す気か!?お前は!」
    「ふざけるな!!」
    「そうして全てを壊し、未来も殺す!お前が欲しかったのは、本当にそんな世界か!?力か!?」
    リマスター版第49話における最終決戦。過去に囚われた状態で戦闘を続けて疲弊するシンを説得する。
    「この……馬鹿野郎!!」
    耳を貸さず、誤ってルナマリアを攻撃するシンに対して、本気を出してデスティニーガンダムを戦闘不能に追い込む。
    「銃で解決出来る事なんて本当は何1つ無いんだ!撃つ者ならせめて、それだけは自覚しろ!!!」
    『THE EDGE』版で、インド洋での戦いの後にシンに言った言葉。かつて自分の親友を失い、キラの親友を奪った末に殺し合ったからこそ放てる言葉。
    「お前は言った筈だ……二年前のオーブでの戦闘で、家族を殺されたと――それを許せなかったお前が、今度はその力で奪うのか……!?」
    『THE EDGE』版より。ミネルバと共にオーブへ侵攻するシン。その眼前に再び立ちはだかったアスランは、刃を向けるシンを話をする事で思い止まらせようとする。しかし、家族を殺した国と自分を裏切った男を前にしたシンの怒りは収まる事無く……

    SEED FREEDOM[編集 | ソースを編集]

    「下らない泣き言はやめろ!『自分が、自分が』ばっかりで、彼女の気持ちなんか一つも考えてないだろ!?お前は!もういい!そんなに戦うのが嫌ならここでいじいじ腐ってろ!」
    ラクスに裏切られたと感じ、自暴自棄になっていたキラに鉄拳制裁を加え、喧嘩に発展してしまう。
    「自分だけが戦ってるつもりか!?」
    「ふざけるな!それで世界を一人で背負った気になって、思い通りにならなきゃ放り出すのか!?大したヒーローだな!」
    「なんで言わない!?頼まない!?誰かに!お前一人で何ができる!?」
    喧嘩に発展して殴り合いになる中、キラの想いを知ったアスランは自分たちを頼るように説得する。
    「しばらく会わないうちにラクスは随分変わったんだな」
    キラ「え?」
    「こうしてやらないと幸せになれないとか出来ないとダメとか」
    キラ「あ…」
    「俺の知ってるラクスはそんなこと言わなかったはずだ」
    喧嘩に発展した後に言った言葉。その後周囲の人間が「えっ!?」みたいな反応をしていたのに気付いたアスランは彼らを見た。 
    「不安なら会って聞いてみろよ」
    キラ「え?」
    「行こう、キラ。ラクスを助けよう。俺達で。言葉にしないと伝えられないこともあるから」
    その後キラに手を差し出して。
    「心を読めるんじゃなかったのか?使えないな」
    ストライクフリーダムに乗ってシュラと交戦した際の挑発。シュラは「フリーダム=キラ」という先入観に捕らわれ読心能力を使っておらず、この挑発で図星を突かれたシュラは激怒する。
    「強さは力じゃない!生きる意志だ!」
    最終決戦にてシュラへ向けて放った一言。『SEED』でカガリに言われたことは今なお彼の心に残っており、その言葉とともに激戦に決着を付けた。…直前の破廉恥な妄想は一旦置いといて。

    迷台詞[編集 | ソースを編集]

    ※ゲーム系のアスランはなぜかいじられている所がよくある。

    「トゥ!!」
    「ヘァーッ!!」
    「モウヤメルンダッ!!」
    ゲーム『ガンダムEXVS』より、彼のやかましい掛け声。
    オズマ「アスランは絶対に許さん!」
    アスラン「えっ!?」
    オズマ「何故だかわからんが、俺の勘が言っている! お前には妹は任せられん!」
    キラ「言われちゃったね、アスラン」
    アスラン「俺は…そういう目で見られてたのか…」
    オズマ「まあいいだろう。レントンなら無害だからな」
    アスラン「俺は…有害なのか…」
    『第2次スーパーロボット大戦 再世篇』より、『マクロスF』のオズマ・リーにダメ出しされた時のビックリ台詞。アスランは女性たちと付き合いすぎたせいでこのような事になってしまったのかもしれない……。
    シロッコ「戦後の世界は女性が支配すべきだ!!」
    アスラン「なぜそれを俺にいうんだ!?」
    『ガンダム無双2』より、シロッコとのコンビネーション掛け合い。いきなり女性の話をしてくる。
    アスラン「自爆……するか」
    ヒイロ「安心しろ……あまり期待していない」
    『真・ガンダム無双』より、ヒイロとのコンビネーション掛け合い。自爆コンビその1。
    トロワ「自爆ショー……始めるか?」
    アスラン「お……おいっ!? 待てっ!!」
    『真・ガンダム無双』より、ヒイロとのコンビネーション掛け合い。自爆コンビその2。
    「このバカ野郎……! 敗北条件、ちゃんと確認してないのか!?」
    『ガンダム無双2』、『ガンダム無双3』、『真・ガンダム無双』より、プレイヤーが負けてしまった後のゲームオーバー台詞。シンにとどめを刺す台詞と共にストレートで煽っているメタ発言をしてくる。

    搭乗機体・関連機体[編集 | ソースを編集]

    搭乗機体[編集 | ソースを編集]

    イージスガンダム
    クルーゼ隊所属時の乗機。ヘリオポリスから強奪し、そのまま使用した。
    ジャスティスガンダム
    強奪されたフリーダム追撃の命を受けた際に受領した機体。アスランが離反し三隻同盟の一員として戦闘に参加した。
    ザクウォーリア / ブレイズザクウォーリア
    ファントムペインによる新型MS強奪に巻き込まれた際に搭乗。そのままミネルバに避難し、ユニウスセブン破砕時にはブレイズウィザードを装備した。
    セイバーガンダム
    ザフトに復隊しミネルバ隊に配属された際に受領。
    グフイグナイテッド
    ザフトから脱走する際に搭乗。
    バビ
    高山瑞穂氏の漫画版『SEED DESTINY』で一度だけ搭乗。
    インフィニットジャスティスガンダム
    オーブ軍に編入された際に受領。
    インフィニットジャスティスガンダム弐式 / ズゴック
    『SEED FREEDOM』における搭乗機。

    関連機体[編集 | ソースを編集]

    レジェンドガンダム
    セイバーを失った後、デュランダルから受領した機体。直後にザフトを脱走したため一度も搭乗していない。

    商品情報[編集 | ソースを編集]

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    リンク[編集 | ソースを編集]