クィン・マンサ

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クィン・マンサ
外国語表記 Quin-Mantha
登場作品
デザイナー 明貴美加
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スペック
分類 ニュータイプ専用試作型モビルスーツ
型式番号 NZ-000
頭頂高 39.2m
全高 42.1m
本体重量 143.2t
全備重量 264.7t
主動力 熱核融合炉
ジェネレーター出力 21,370kW
スラスター総推力 287,100kg
姿勢制御バーニア数 10基
装甲材質 ガンダリウム合金
センサー有効半径 14,800m
開発組織 ネオ・ジオン
所属 ネオ・ジオン
主なパイロット
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概要

ネオ・ジオン軍が開発した超大型モビルスーツニュータイプ専用機としてサイコガンダムMk-IIネオ・ジオン軍で開発された全てのモビルスーツのノウハウが生かされている。機体コンセプトはキュベレイの高性能化である。

機体サイズがモビルアーマー並みに大型化しているが、これはあえて小型化せず機体性能を強化するためである。そのため搭載しているジェネレーターもモビルアーマークラスの大出力である。火力も高く全身にメガ粒子砲と搭載しており、専用のビーム・サーベルの他、量産型キュベレイと同数のファンネルを搭載されている。キュベレイの技術を反映させた両肩のバインダーにはメガ粒子偏向器(Iフィールド・ジェネレーター)が搭載され、攻撃と防御に使用される他、スラスターが内蔵されている。機体の大出力スラスターと合わせることで、モビルアーマー並みの巨体でありながら高い機動力と運動性を獲得している。装甲自体も堅固であり、ビーム以外にも高い防御力を発揮する。コックピットは頭部にあり、緊急時には分離させることが可能。

非常に高性能な機体ではあるがその分要求される能力も高く、サイコミュシステムの負荷も大きいため、実質強化人間の中でも高い能力を持つプルツーの専用機となっていた。

登場作品と操縦者

機動戦士ガンダムΖΖ
初登場作品。第44話~第46話で登場。ネオ・ジオン軍の内紛にてプルツーが搭乗し、ラビアンローズを撃沈するなど多大な戦果を挙げている。さらにガンダム・チームを危機に陥れたが、アクシズ内での戦闘でジュドー・アーシタフルアーマーΖΖガンダムからのミサイルの一斉射を受け、さらにプルツーがジュドーの説得で機体から離れてしまい、直後にルー・ルカΖガンダムからコクピットを狙撃されて撃破された。
機動戦士ガンダム外伝 ミッシングリンク (原作ゲーム版)
終章にてアンネローゼ機が登場。グレミー派残党が撃破されたクィン・マンサの残骸を回収し補修を加えた。機体の色が赤くなっており、胸部にはマルコシアス隊のエンブレムがペイントされている。アンネローゼ・ローゼンハインが搭乗しているが、彼女自身のNT能力がプルツーよりも劣っているため、ファンネルの最大展開数や機体稼働時間にリミッターがかけられている。そのためプルツー搭乗時よりも戦闘力は低下している。トラヴィスのΖII、ヴィンセントのギラ・ドーガ、クロエのトーリスリッターを襲撃し、トーリスリッターと相打ちになる(パイロットは生還)。

装備・機能

特殊機能

メガ粒子偏向器
両肩のバインダー内に内臓されている。Iフィールドを利用することでメガ粒子砲の収束・拡散を行う。
分離
コクピットを有する頭部は分離することで緊急時の脱出ポッドとして機能する。

武装・必殺攻撃

3連装メガ粒子砲
頭部に内蔵されている連装メガ粒子砲。頭部分離後は唯一の武装となる。出力13.6MW。
胸部メガ粒子砲
胸部に2門内蔵されているメガ粒子砲。バインダー内のメガ粒子偏向器により収束と拡散の撃ち分けが可能となっている。出力8.3MW。
腕部メガ粒子砲
両前腕部に内蔵されているメガ粒子砲。出力6.5MW。
背部メガ粒子砲
背部のファンネルコンテナに2門内蔵されているメガ粒子砲。出力7.8MW。
ビーム・サーベル
両肩のバインダー裏側に2基マウントされている近接武装。本機に合わせて開発されたため大型で高出力である。出力1.8MW。
ファンネル
ファンネルコンテナに30基搭載されている無線式のサイコミュ兵装。キュベレイ等の物と同型。出力1.3MW。

関連機体

クシャトリヤ
後継機。コクピットブロックにサイコフレームを使ったことで、クィン・マンサの高性能を損ねることなく機体サイズを20m台に小型化することに成功した。
クィン・マンサ・セプテット
『ガンダムトライエイジ』に登場するゲームオリジナル機体。プルシリーズ計7名による運用を想定しており、6基に増加したバインダーには搭乗員が乗り込む事が可能。本体から分離し独自に戦闘行動を取る事が可能になっている。
キュベレイ
肩部バインダーやファンネルの技術が利用されている。
サイコガンダムMk-II
この機体を含めたネオ・ジオンの機体全てのノウハウが本機に使用されている。

余談 

  • ジオン系の機体でありながらツインアイとV字アンテナを備えた頭部を有する本機だが、ラフ画の時点ではキュベレイ系列機に似た形状の頭部だった。ガンダム似の方の頭部デザインについてはガンダムMk-V (G-V)の準備稿の内、第3稿の物がベースとなっている。

商品情報

フィギュア 

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