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| 型式番号 = NZ-000
 
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| センサー有効半径 = 14,800m
 
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== 概要 ==
 
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[[ネオ・ジオン]]軍が「[[キュベレイ]]の高性能化」をコンセプトに開発した超大型[[モビルスーツ]]。[[ニュータイプ]]専用機として[[サイコガンダムMk-II]]やネオ・ジオン軍で開発された全てのモビルスーツのノウハウが投入されている。
  
[[モビルアーマー]]クラスの大型化機として完成しているが、これはあえて機体を小型化せず、MAクラスの大出力ジェネレーターを搭載し、機体性能を強化した結果である。全身に搭載された[[メガ粒子砲]]と30基の[[ファンネル]]により、機体火力も高い。
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[[モビルアーマー]]クラスの大型機として完成しているが、これはあえて機体を小型化せず、MAクラスの大出力ジェネレーターを搭載し、機体性能を強化した結果である。全身に搭載された[[メガ粒子砲]]と30基の[[ファンネル]]により、機体火力も高い。
  
キュベレイの技術を反映させた両肩の大型バインダーにはメガ粒子偏向器([[Iフィールド]]・ジェネレーター)が搭載され、攻防双方に活用される。また、バインダーに内蔵されたスラスターと本体の大出力スラスターと合わせることで、その巨体に見合わない高い機動力と運動性を獲得している。装甲自体も堅固であり、ビームのみならず実体弾兵装にも高い防御力を発揮する。
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キュベレイの技術を反映させた両肩の大型バインダーにはメガ粒子偏向器([[Iフィールド]]・ジェネレーター)が搭載され、攻防双方に活用される。また、バインダーに内蔵されたスラスターと本体の大出力スラスターとを合わせることで、その巨体に見合わない高い機動力と運動性を獲得している。装甲自体も堅固であり、ビームのみならず実体弾兵装にも高い防御力を発揮する。
  
 
コクピットは頭部にあり、緊急時にはこれを分離する事で脱出ポッドとして機能する。
 
コクピットは頭部にあり、緊急時にはこれを分離する事で脱出ポッドとして機能する。
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== 登場作品と操縦者 ==
 
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;[[機動戦士ガンダムΖΖ]]
 
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:初登場作品。第44話~第46話で登場。[[ネオ・ジオン]]軍の内紛にて[[プルツー]]が搭乗し、[[ラビアンローズ]]を撃沈するなど多大な戦果を挙げている。さらに[[アクシズ]]内での戦闘では[[ガンダムMk-II]]と[[Ζガンダム]]を行動不能に追い込み[[ガンダム・チーム]]を危機に陥れたが、[[ジュドー・アーシタ]]の[[フルアーマーΖΖガンダム]]からのミサイルの一斉射を受け、さらにプルツーがジュドーの説得で機体から離れてしまい、直後に[[ルー・ルカ]]の[[Ζガンダム]]からコクピットを狙撃されて撃破された。
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:初登場作品。第44話~第46話で登場。[[ネオ・ジオン]]軍の内紛にて[[プルツー]]が搭乗し、[[ラビアンローズ]]を撃沈するなど多大な戦果を挙げている。さらに[[アクシズ]]内での戦闘では[[ガンダムMk-II]]と[[Ζガンダム]]を行動不能に追い込み[[ガンダムチーム]]を危機に陥れたが、[[ジュドー・アーシタ]]の[[フルアーマーΖΖガンダム]]からのミサイルの一斉射を受け、さらにプルツーがジュドーの説得で機体から離れてしまい、直後に[[ルー・ルカ]]の[[Ζガンダム]]からコクピットを狙撃されて撃破された。
 
;[[機動戦士ガンダム外伝 ミッシングリンク]] (原作ゲーム版)
 
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:終章にてアンネローゼ機が登場。グレミー派残党が撃破されたクィン・マンサの残骸を回収し補修を加えた上で運用しており、機体色は赤に変更、胸部には[[マルコシアス隊]]のエンブレムがペイントされている。同隊の生き残りである[[アンネローゼ・ローゼンハイン]]が搭乗しているが、彼女自身のNT能力がプルツーよりも劣っているため、ファンネルの最大展開数や機体稼働時間にリミッターがかけられており、プルツー搭乗時よりも戦闘力は低下している。トラヴィスの[[ΖII]]、ヴィンセントの[[ギラ・ドーガ]]、クロエの[[トーリスリッター]]を襲撃し、最終的にトーリスリッターと相討ちになるもパイロットは生還した。
 
:終章にてアンネローゼ機が登場。グレミー派残党が撃破されたクィン・マンサの残骸を回収し補修を加えた上で運用しており、機体色は赤に変更、胸部には[[マルコシアス隊]]のエンブレムがペイントされている。同隊の生き残りである[[アンネローゼ・ローゼンハイン]]が搭乗しているが、彼女自身のNT能力がプルツーよりも劣っているため、ファンネルの最大展開数や機体稼働時間にリミッターがかけられており、プルツー搭乗時よりも戦闘力は低下している。トラヴィスの[[ΖII]]、ヴィンセントの[[ギラ・ドーガ]]、クロエの[[トーリスリッター]]を襲撃し、最終的にトーリスリッターと相討ちになるもパイロットは生還した。
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;[[機動戦士ガンダムF90FF]]
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:第16話~第17話で[[サイド4]]「インゼル」を根城とするテロ組織「黄金の鷲」の所属機が登場。オリジナルとレプリカのどちらかは不明。[[ミズマ・ムエルテ]]が搭乗し、宙賊のMS部隊を全滅させた[[ファステスト・フォーミュラ]]の前に現れ、高い機動力とオールレンジ攻撃で一度は相手を圧倒する。しかし、[[ガンダムF90-NGタイプ]]のヒルトファンネルでファンネルが瞬く間に破壊され、頭部付近に取り付かれてトドメを刺されそうになる。直前になってミズマと交感状態に入った[[ディル・ライダー|ディル]]によりコックピットのある頭部だけ切り落とされ、残る胴体は完全に破壊された。頭部はそのままミズマと共に[[フェア・レディ]]へ収容されている。
  
 
== 装備・機能 ==
 
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== 関連機体 ==
 
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:後継機。コクピットブロック周辺に[[サイコフレーム]]を使用した事で、クィン・マンサの高性能を損ねることなく機体サイズを20m台に小型化することに成功した。
 
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;[[クィン・マンサ・セプテット]]
 
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:『ガンダムトライエイジ』に登場するゲームオリジナル機体。[[プルクローン|プルシリーズ]]計7名による運用を想定しており、6基に増加したバインダーには搭乗員が乗り込む事が可能。本体から分離し独自に戦闘行動を取る事が可能になっている。
 
:『ガンダムトライエイジ』に登場するゲームオリジナル機体。[[プルクローン|プルシリーズ]]計7名による運用を想定しており、6基に増加したバインダーには搭乗員が乗り込む事が可能。本体から分離し独自に戦闘行動を取る事が可能になっている。
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=== 技術的関与のある・疑われる機体 ===
 
;[[キュベレイ]]
 
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:前身機。肩部バインダーやファンネルの技術が利用されている。
 
:前身機。肩部バインダーやファンネルの技術が利用されている。
 
;[[サイコガンダムMk-II]]
 
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:この機体を含めた[[ネオ・ジオン]]の機体全てのノウハウが本機に使用されている。
 
:この機体を含めた[[ネオ・ジオン]]の機体全てのノウハウが本機に使用されている。
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;[[ザクIIIサイコミュ装備型]]
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:[[ザクIII]]の拡張プランとして開発された機体。本機の技術の一部が使用されたと言われる。
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:新生ネオ・ジオン軍が開発したモビルアーマー。本機も参考にされている。
  
 
== 余談 ==
 
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2023年3月19日 (日) 13:57時点における最新版

クィン・マンサ
外国語表記 Quin-Mantha
登場作品
デザイナー 明貴美加
テンプレートを表示
スペック
分類 ニュータイプ専用試作型重モビルスーツ
生産形態 ワンオフ機
型式番号 NZ-000
頭頂高 39.2m
全高 42.1m
本体重量 143.2t
全備重量 264.7t
主動力 熱核融合炉
ジェネレーター出力 21,370kW
スラスター総推力 287,100kg
姿勢制御バーニア数 10基
装甲材質 ガンダリウム合金
センサー有効半径 14,800m
開発組織 ネオ・ジオン
所属 ネオ・ジオン軍 (グレミー軍) → ネオ・ジオン残党
主なパイロット
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概要[編集 | ソースを編集]

ネオ・ジオン軍が「キュベレイの高性能化」をコンセプトに開発した超大型モビルスーツニュータイプ専用機としてサイコガンダムMk-IIやネオ・ジオン軍で開発された全てのモビルスーツのノウハウが投入されている。

モビルアーマークラスの大型機として完成しているが、これはあえて機体を小型化せず、MAクラスの大出力ジェネレーターを搭載し、機体性能を強化した結果である。全身に搭載されたメガ粒子砲と30基のファンネルにより、機体火力も高い。

キュベレイの技術を反映させた両肩の大型バインダーにはメガ粒子偏向器(Iフィールド・ジェネレーター)が搭載され、攻防双方に活用される。また、バインダーに内蔵されたスラスターと本体の大出力スラスターとを合わせることで、その巨体に見合わない高い機動力と運動性を獲得している。装甲自体も堅固であり、ビームのみならず実体弾兵装にも高い防御力を発揮する。

コクピットは頭部にあり、緊急時にはこれを分離する事で脱出ポッドとして機能する。

非常に高性能な機体ではあるがその分パイロットに要求される能力も高く、サイコミュシステムの負荷も大きいため、実質強化人間の中でも高い能力を持つプルツーの専用機となっていた。

登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]

機動戦士ガンダムΖΖ
初登場作品。第44話~第46話で登場。ネオ・ジオン軍の内紛にてプルツーが搭乗し、ラビアンローズを撃沈するなど多大な戦果を挙げている。さらにアクシズ内での戦闘ではガンダムMk-IIΖガンダムを行動不能に追い込みガンダムチームを危機に陥れたが、ジュドー・アーシタフルアーマーΖΖガンダムからのミサイルの一斉射を受け、さらにプルツーがジュドーの説得で機体から離れてしまい、直後にルー・ルカΖガンダムからコクピットを狙撃されて撃破された。
機動戦士ガンダム外伝 ミッシングリンク (原作ゲーム版)
終章にてアンネローゼ機が登場。グレミー派残党が撃破されたクィン・マンサの残骸を回収し補修を加えた上で運用しており、機体色は赤に変更、胸部にはマルコシアス隊のエンブレムがペイントされている。同隊の生き残りであるアンネローゼ・ローゼンハインが搭乗しているが、彼女自身のNT能力がプルツーよりも劣っているため、ファンネルの最大展開数や機体稼働時間にリミッターがかけられており、プルツー搭乗時よりも戦闘力は低下している。トラヴィスのΖII、ヴィンセントのギラ・ドーガ、クロエのトーリスリッターを襲撃し、最終的にトーリスリッターと相討ちになるもパイロットは生還した。
機動戦士ガンダムF90FF
第16話~第17話でサイド4「インゼル」を根城とするテロ組織「黄金の鷲」の所属機が登場。オリジナルとレプリカのどちらかは不明。ミズマ・ムエルテが搭乗し、宙賊のMS部隊を全滅させたファステスト・フォーミュラの前に現れ、高い機動力とオールレンジ攻撃で一度は相手を圧倒する。しかし、ガンダムF90-NGタイプのヒルトファンネルでファンネルが瞬く間に破壊され、頭部付近に取り付かれてトドメを刺されそうになる。直前になってミズマと交感状態に入ったディルによりコックピットのある頭部だけ切り落とされ、残る胴体は完全に破壊された。頭部はそのままミズマと共にフェア・レディへ収容されている。

装備・機能[編集 | ソースを編集]

特殊機能[編集 | ソースを編集]

メガ粒子偏向器
両肩のバインダー内に内臓されている。Iフィールドを利用することでメガ粒子砲の収束・拡散を行う他、敵のビームを無力化する。
分離
コクピットを有する頭部は分離することで緊急時の脱出ポッドとして機能する。

武装・必殺攻撃[編集 | ソースを編集]

3連装メガ粒子砲
頭部に内蔵されている連装メガ粒子砲。頭部分離後は唯一の武装となる。出力13.6MW。
胸部メガ粒子砲
胸部に2門内蔵されているメガ粒子砲。バインダー内のメガ粒子偏向器により収束と拡散の撃ち分けが可能となっている。出力8.3MW。
腕部メガ粒子砲
両前腕部に内蔵されているメガ粒子砲。出力6.5MW。
背部メガ粒子砲
背部のファンネルコンテナに2門内蔵されているメガ粒子砲。出力7.8MW。
ビーム・サーベル
両肩のバインダー裏側に2基マウントされている近接武装。本機に合わせて開発されたため大型かつ高出力。出力1.8MW。
ファンネル
ファンネルコンテナに30基搭載されている無線式のサイコミュ兵装。キュベレイ等の物と同型。出力1.3MW。

関連機体[編集 | ソースを編集]

系列機・派生機[編集 | ソースを編集]

クシャトリヤ
後継機。コクピットブロック周辺にサイコフレームを使用した事で、クィン・マンサの高性能を損ねることなく機体サイズを20m台に小型化することに成功した。
クィン・マンサ・セプテット
『ガンダムトライエイジ』に登場するゲームオリジナル機体。プルシリーズ計7名による運用を想定しており、6基に増加したバインダーには搭乗員が乗り込む事が可能。本体から分離し独自に戦闘行動を取る事が可能になっている。

技術的関与のある・疑われる機体[編集 | ソースを編集]

キュベレイ
前身機。肩部バインダーやファンネルの技術が利用されている。
サイコガンダムMk-II
この機体を含めたネオ・ジオンの機体全てのノウハウが本機に使用されている。
ザクIIIサイコミュ装備型
ザクIIIの拡張プランとして開発された機体。本機の技術の一部が使用されたと言われる。
α・アジール
新生ネオ・ジオン軍が開発したモビルアーマー。本機も参考にされている。

余談 [編集 | ソースを編集]

  • ジオン系の機体でありながらツインアイとV字アンテナを備えた頭部を有する本機だが、ラフ画の時点ではキュベレイ系列機に似た形状の頭部だった。ガンダム似の方の頭部デザインについてはガンダムMk-V (G-V)の準備稿の内、第3稿の物がベースとなっている。

商品情報[編集 | ソースを編集]

フィギュア [編集 | ソースを編集]

リンク[編集 | ソースを編集]