「ガンダムAGE-FX」の版間の差分

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== AGE-FX ガンダムAGE-FX(Gundam AGE-FX) ==
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{{登場メカ概要
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| 読み = <!-- 読み方が難しい場合に使用 -->
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| 外国語表記 = Gundam AGE-FX
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| 登場作品 = [[機動戦士ガンダムAGE]]
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<!-- *続編、或いは個別作品に出演した作品のみ記載。 -->
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| デザイナー = 海老川兼武
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}}<!-- 必要に応じて追加をお願いします。 -->
  
*登場作品:[[機動戦士ガンダムAGE]]
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{{登場メカ概要
*デザイナー:海老川兼武
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| タイトル = スペック
*分類:Xラウンダー専用[[モビルスーツ]]
+
| 分類 = Xラウンダー専用[[モビルスーツ]]
*装甲材質:不明(特殊鋼材?)
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| 生産形態 =
<!-- *頭頂高: -->
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*改修機 (アニメ版AGE)
*全高:18.5m
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*ワンオフ機 (小説版AGE)
*重量:63.0t
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| 型式番号 = AGE-FX
<!-- *全備重量: -->
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| 頭頂高 =
*主動力:不明
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| 全高 = 18.5m
<!-- *出力: -->
+
| 重量 = 63.0t
<!-- *推力: -->
+
| 主動力 =
<!-- *センサー有効半径: -->
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| ジェネレーター出力 = 不明
*開発:[[AGEシステム]][[フリット・アスノ]](小説版)、[[エミリー・アモンド|エミリー・アスノ]](小説版)、[[ロマリー・ストーン|ロマリー・アスノ]](小説版)、[[ロディ・マッドーナ]](小説版)
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| スラスター総推力 =
*主なパイロット:[[キオ・アスノ]]
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| 装甲材質 = 不明
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| センサー有効半径 =
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| 原型機 = [[ガンダムAGE-3 ノーマル|ガンダムAGE-3]] (アニメ版AGE)
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| 改修 =
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| 開発者 =
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;【アニメ版AGE】
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*[[AGEシステム]]
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;【小説版AGE】
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*[[フリット・アスノ]]
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*[[エミリー・アモンド|エミリー・アスノ]]
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*[[ロマリー・ストーン|ロマリー・アスノ]]
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*[[ロディ・マッドーナ]]
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| 所属 = [[地球連邦軍 (AGE)|地球連邦軍]]
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| 所属部隊 =
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| 母艦 = [[ディーヴァ]]
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| 主なパイロット = [[キオ・アスノ]]
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}}<!-- 必要に応じて追加をお願いします。 -->
  
[[地球連邦軍]]の戦闘用[[モビルスーツ]]。<br />[[ガンダムAGE-3 ノーマル|ガンダム]][[ガンダムAGE-3 オービタル|AGE-3]]の火星圏における戦闘データを基に[[AGEシステム]]が産み出した新たな機体で、究極進化形の「ガンダム」である。<br />ガンダムAGE-3の改修機ではあるが、新設計されたフレームやコックピットを採用する等もはや別物と言っても過言ではなく、[[ガンダムAGE-1 ノーマル|ガンダムAGE-1]]、[[ガンダムAGE-2 ノーマル|ガンダムAGE-2]]、[[ガンダムAGE-3 ノーマル|ガンダムAGE-3]]を凌駕する性能を誇る'''史上最強のガンダム'''とされている。カラーリングは青と白がメインとなった。<br />そのポテンシャルは極めて高く、ベース機となったガンダムAGE-3の特徴であるパワーと火力を継承しつつもパイロットの技量次第で敵機の特定部位のみを狙った攻撃を行う事も可能で重力下での戦闘を主眼に置いていたガンダムAGE-3とは違い宇宙での戦闘も視野に入れている為、汎用性も高まっている。<br />機体は可能な限りの軽量化が図られており、多数のスラスターと相まって非常に高い機動力を実現している。一方で装甲の防御力もかなり高いらしく、[[ルナベース]]奪還作戦時に[[フォーンファルシア]]に攻撃されて何度も直撃を受けたが、目立った損傷は見受けられなかった。<br />また、[[Xラウンダー]]として覚醒した[[キオ・アスノ]]の専用機としても調整されており、「'''F'''ollow '''X'''-Rounder(Xラウンダーに追従する)」を意味する名称「FX」の由来ともなっている。<br />Xラウンダーの希少性から、ガンダムAGE-3と同様にコアファイターも搭載されているが、本機ではコクピットブロックとバックパックを構成し単純に機首部を機体に背中から嵌めこむだけとAGE-3よりも単純化されている。<br />武装面でも強化されており、ヴェイガンの兵器であるビットを参考に新たにXラウンダー専用武器として「ファンネル」を採用。これを換装すれば様々な戦局に対応できるようになっている。その為か本機ではウェアシステムは搭載されていない。
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== 概要 ==
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[[地球連邦軍 (AGE)|地球連邦軍]]の戦闘用[[モビルスーツ]]。
  
小説版ではAGE-3の改修機でもAGEシステムが生み出したのではなく、フリット、エミリー、ロマリー等によって開発された新型機となっている。
+
[[ガンダムAGE-3 ノーマル|ガンダム]][[ガンダムAGE-3 オービタル|AGE-3]]の火星圏における戦闘データを基に、[[AGEシステム]]がAGE-3に大幅な改修を施した事で誕生した新たな機体である。
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AGE-3の改修機ではあるが、新設計されたフレームやコックピットを採用しているため、もはや別物と言っても過言ではなく、[[ガンダムAGE-1]]、[[ガンダムAGE-2|AGE-2]]、AGE-3を凌駕する性能を誇る。カラーリングは青と白がメインとなった。
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そのポテンシャルは極めて高く、ベース機となったAGE-3の特徴であるパワーと火力を継承しつつも可能な限りの軽量化が図られており、多数のスラスターと相まって非常に高い機動力を実現している。装甲の耐久性もかなり高いらしく、[[ルナベース]]奪還作戦時に[[フォーンファルシア]]に攻撃されて何度も直撃を受けたが、目立った損傷は見受けられなかった。
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武装面でも強化されており、ヴェイガン系モビルスーツのビット兵器を参考に新たな専用武器として「ファンネル」を採用。これを換装することで、様々な戦局に対応できるようになっている。そのためか、本機にウェアシステムは搭載されていない。
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[[Xラウンダー]]として覚醒した[[キオ・アスノ]]の専用機としても調整されており、「'''F'''ollow '''X'''-Rounder(Xラウンダーに追従する)」を意味する名称「FX」の由来ともなっている。
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Xラウンダーの希少性から、AGE-3と同様にコアファイターも搭載されているが、本機ではコクピットブロック兼バックパックに変形させ、機体に背中から嵌めこむだけとAGE-3よりも単純化されている。
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なお、『小説版AGE』ではAGEシステムによって生み出されたのではなく、フリット、エミリー、ロマリーらによって開発された新造機となっている。
  
 
== 登場作品と操縦者 ==
 
== 登場作品と操縦者 ==
;[[機動戦士ガンダムAGE]](第四部)
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;[[機動戦士ガンダムAGE]] (三世代編)
:パイロットは[[キオ・アスノ]]。<br />[[ヴェイガン]]に占拠された月面基地[[ルナベース]]の奪還作戦に投入され、コクピットのある頭部を破壊しないように斬り落としつつ多数の敵機を撃墜、あるいは無力化している。<br />[[ラ・グラミス]]攻略作戦ではゼハートの駆る[[ガンダムレギルス]]と交戦。互いの誘導兵器を駆使して激しくぶつかり合い、[[フラム・ナラ]]の[[フォーンファルシア]]からの援護もあって劣勢を強いられる。ゼハート達を狙った[[ザナルド・ベイハート]]の部隊の攻撃により窮地を脱したものの、直後に現れた[[ゴドム・タイナム]]の[[グルドリン]]と交戦して苦戦。救援に来た[[セリック・アビス]]の指示でこれを彼に任せて自らは[[ディーヴァ]]の防衛に向かった。<br />その後、[[ディーン・アノン]]の[[ジルスベイン]]と交戦して戦闘不能にするが、その直後にジルスベインごと攻撃してきたザナルドの[[ザムドラーグ]]をFXバーストモードで撃破している。<br />最後の相手として[[ゼラ・ギンス]]の[[ヴェイガンギア・シド]]と激戦を繰り広げ、[[地球連邦軍]]やヴェイガンのMS達の援護もあってこれを撃破した。
+
:初出作品。第39話で大破した[[ガンダムAGE-3]]に代わって、第40話から[[キオ・アスノ]]の新たな搭乗機として登場した。[[ヴェイガン]]に占拠された月面基地・[[ルナベース]]の奪還作戦で初投入され、コクピットのある頭部を破壊しないように斬り落としつつ多数の敵機を撃墜、あるいは無力化していった。
 +
:[[ラ・グラミス]]攻略作戦では[[ゼハート・ガレット]]の駆る[[ガンダムレギルス]]と交戦。互いの誘導兵器を駆使して激しくぶつかり合い、[[フラム・ナラ]]の[[フォーンファルシア]]からの援護もあって劣勢を強いられる。ゼハートらを狙った[[ザナルド・ベイハート]]の部隊の攻撃により窮地を脱したものの、直後に現れた[[ゴドム・タイナム]]の[[グルドリン]]と交戦して苦戦。救援に来た[[セリック・アビス]]の指示でこれを彼に任せ、自らは[[ディーヴァ]]の防衛に向かった。
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:その後、[[ディーン・アノン]]の[[ジルスベイン]]と交戦して戦闘不能にするが、その直後にジルスベインごと攻撃してきたザナルドの[[ザムドラーグ]]をFXバーストモードで撃破する。
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:最後の相手として[[ゼラ・ギンス]]の[[ヴェイガンギア・シド]]と激戦を繰り広げ、連邦軍やヴェイガンのモビルスーツたちの援護もあってこれを撃破した。
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;[[機動戦士ガンダムAGE (小説版)]]
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:
  
 
== 装備・機能 ==
 
== 装備・機能 ==
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<!-- :機能名:説明 -->
 
<!-- :機能名:説明 -->
 
;[[AGEシステム]]
 
;[[AGEシステム]]
:自己成長型のコンピュータシステム。蓄積した戦闘データから戦局に合った新装備を自動工廠「AGEビルダー」で製造する。
+
:自己成長型のコンピュータシステム。蓄積した戦闘データから目的に合わせた新装備を自動工廠「AGEビルダー」で製造する。
 
;サイコフォローシステム
 
;サイコフォローシステム
:本機に搭載されているシステム。詳細は不明だが名称から推測するにXラウンダー能力を補助する類のシステムだと思われる。
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:本機に搭載されているシステム。詳細は不明だが、名称から推測するにXラウンダー能力を補助する類のシステムだと思われる。
 
;分離
 
;分離
 
:コアファイターに分離する。
 
:コアファイターに分離する。
 
;バリア
 
;バリア
:Cファンネルを機体の周囲に展開させてバリアを形成させる。
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:Cファンネルを機体の周囲に展開させてバリアを形成可能。
 
;FXバーストモード
 
;FXバーストモード
:本機のリミッターを解除して機動力を最大限に向上させる形態で、尋常でない程のパワーを発揮できるようになる。発動すると機体のファンネルポートの排出口から青いビームサーベルが展開される(この為か、機体も青く輝いている)。これはモード変更時の機体に不可をかけかねない程の余剰エネルギーを利用した物である。Cファンネルの制御精度が低下する代わりに機動力や格闘能力が飛躍的に向上し、分厚い装甲を持つ相手でも容易く破壊できる。また、ビーム展開中は敵からの高出力ビームをも防ぎきる程の防御力がある。その姿は磁気旋光システムのリミッターを解除した[[ガンダムAGE-1 タイタス|タイタス]]を想起させるが、関連性があるかは不明。<br />この状態では通常モードに比べてCファンネルの攻撃精度が多少劣るが、この性能を活かせば単機で多数の敵機を撃破する事が可能となる。使う際は起動プロトコルを実行する必要がある。<br />当初は使用できなかったが、[[ラ・グラミス]]攻略作戦前に調整が完了した為、使用可能となった。
+
:本機のリミッターを解除して機動力を最大限に向上させる形態で、尋常でないパワーを発揮できるようになる。使う際は起動プロトコルを実行する必要がある。
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:発動すると機体のファンネルポートの排出口から青いビームサーベルが展開され、機体が青く輝く。これはモード変更時の機体に不可をかけかねないほどの余剰エネルギーを利用した物である。Cファンネルの制御精度が低下する代わりに機動力や格闘能力が飛躍的に向上し、分厚い装甲を持つ相手でも容易く破壊できる。また、ビーム展開中は敵からの高出力ビームをも防ぎきるほどの防御力がある。
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:その姿は磁気旋光システムのリミッターを解除した[[ガンダムAGE-1 タイタス]]を想起させるが、関連性があるかは不明。
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:当初は使用できなかったが、[[ラ・グラミス]]攻略作戦前に調整が完了したため、使用可能となった。
 
;FXシステム
 
;FXシステム
:小説版での設定。<br />エミリーやロマリーによって開発され、FXバーストモードを起動したAGE-FXがキオのXラウンダー能力の強化と範囲の拡大を可能とし、更にはCファンネルを通してキオの想いを量子化して人々に伝える事が出来るとされる。<br />[[ダブルオークアンタ|某対話の為のガンダム]]を想起させる機能である。
+
:小説版での設定。エミリーやロマリーによって開発され、FXバーストモードを起動したAGE-FXがキオのXラウンダー能力の強化と効果範囲の拡大を行い、さらにはCファンネルを通してキオの想いを量子化して人々に伝えるとされる。
 +
:[[ダブルオークアンタ|某対話のためのガンダム]]を想起させる機能である。
 
;換装
 
;換装
:ファンネルを換装する事で様々な戦闘に応じる事が可能。
+
:ファンネルユニットを換装することで様々な状況に対応できる。
  
 
=== 武装・必殺攻撃 ===
 
=== 武装・必殺攻撃 ===
 
;スタングルライフル
 
;スタングルライフル
:本機の主兵装。シグマシスライフルの発展型で銃身部の先端を展開する事でブラスティアキャノンを改良したチャージモードに変形する。シグマシスライフルよりも小型化されており、取り回しや良くなり連射も出来るようになっている。不使用時は腰部にマウントされる。
+
:本機の主兵装。シグマシスライフルの発展系にある武器で、銃身部の先端を展開することでブラスティアキャノンを改良したチャージモードに変形する。シグマシスライフルよりも小型化され取り回しが良くなり、連射も可能。不使用時は腰部にマウントされる。
;ダイダルバズーカ
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:;ダイダルバズーカ
:スタングルライフルに追加バレルを装着した状態。最大出力での攻撃を可能としている。<br />ラ・グラミス攻略戦で初めて使用されたが、3発撃っただけですぐにヴェイガンギア・シドの攻撃で破壊されてしまった。
+
::スタングルライフルに追加バレルを装着した状態。最大出力での攻撃を可能としている。[[ラ・グラミス]]攻略作戦で初めて使用されたが、[[ヴェイガンギア・シド]]の攻撃を受け破壊されてしまった。
;ビームサーベル
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;[[ビームサーベル]]
:両腕に1基ずつ、計2基を内蔵。ガンダムAGE-3の物と違って固定式である。<br />また、FXバーストモード起動時には機体各部のファンネルポートからも青いビームサーベルが展開される。
+
:両腕に1基ずつ、計2基を内蔵。AGE-3のものと違って固定式である。また、FXバーストモード起動時には機体各部のファンネルポートから青いビームサーベルが展開される。
;Cファンネル
+
;C[[ファンネル]]
:Xラウンダー用の無線式誘導兵器でシグルブレイドの技術を発展させている。全身に大型を6基、小型を8基、計14基を装備。コントロールはXラウンダー能力で行われ、オールレンジ攻撃を可能としている。<br />先端部が鋭利な形状となっており、攻撃対象に突撃してこれを切断する。また、腕部に1基装着して使用する事も可能。この他に脚部やコアファイター等にもポートが存在しており、各所に付け替える事ができる。<br />攻撃以外にシールドとしても機能し、端末を複数基集めれば有効防御範囲をある程度は拡大でき、その組み合わせは多数存在する。<br />この装備は火星圏におけるガンダムAGE-3と[[ガンダムレギルス]]の戦闘を経験したAGEシステムが「敵のXラウンダー用武装『ビット』が戦闘で有効である」と認識した為に生み出されたのではないかと考えられている。<br />小説版ではギラーガとレギルスのビットをAGEシステムが複製・発展させた武器であるとされる。言うなれば超小型光波推進スラスターを搭載した巨大なシグルブレイドであり、表面にDODSフィールドを束帯するビームドライブとなっている。
+
:Xラウンダー用の無線式誘導兵器で、肩・腰部サイドアーマー・バックパック下部に大型を6基、肩・前腕・腰部フロントアーマー・バックパック上部に小型を8基、計14基を装備。コントロールはXラウンダー能力で行われ、オールレンジ攻撃を可能としている。
 +
:シグルブレイドの技術を応用しており、攻撃対象に突撃してこれを切断する。また、機体各所に設けられたファンネルポートで自由に付け替えができ、前腕部に1基装着すれば剣として使用可能。脚部にも通常未使用のポートが存在する。
 +
:攻撃以外にシールドとしても機能し、端末を複数基集めれば有効防御範囲をある程度拡大でき、その組み合わせは多数存在する。
 +
:この装備は、火星圏におけるAGE-3と[[ガンダムレギルス]]の戦闘を経験したAGEシステムが「敵のXラウンダー用武装『ビット』が戦闘で有効である」と認識したことで生み出されたのではないかと考えられる。
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:『小説版AGE』ではギラーガとレギルスのビットをAGEシステムが複製・発展させた武器であるとされる。言うなれば「超小型光波推進スラスターを搭載した巨大なシグルブレイド」であり、「表面にDODSフィールドを束帯するビームドライブ」でもある。
 +
 
 +
=== その他の追加装備 ===
 
;レギルスシールド
 
;レギルスシールド
:[[ガンダムレギルス]]の物を装備している。小説版で[[ヴェイガンギア・シド]]との戦闘で装備している。
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:[[ガンダムレギルス]]のものを借用している。以下の装備も含めて、小説版AGE第5巻の[[ヴェイガンギア・シド]]との戦闘で装備している。
 
;ドッズランサー
 
;ドッズランサー
:[[ガンダムAGE-2 ダークハウンド]]の物を装備している。小説版で[[ヴェイガンギア・シド]]との戦闘で装備している。
+
:[[ガンダムAGE-2 ダークハウンド]]のものを借用している。
 
;シグマシスキャノン
 
;シグマシスキャノン
:[[ガンダムAGE-3 フォートレス]]の物を両腕に固定されている。小説版で[[ヴェイガンギア・シド]]との戦闘で装備している。
+
:[[ガンダムAGE-3 フォートレス]]のものを両腕に固定している。
 
;シグマシスロングキャノン
 
;シグマシスロングキャノン
:小説版で[[ヴェイガンギア・シド]]との戦闘で装備している。
+
:[[ガンダムAGE-3 オービタル]]の主兵装。
 
;ビームダガー
 
;ビームダガー
:旧式の物をコアファイターのハードポイントに装備している。小説版で[[ヴェイガンギア・シド]]との戦闘で装備している。
+
:旧式のものをコアファイターのファンネルポートに装備している。
  
 
== 対決・名場面 ==
 
== 対決・名場面 ==
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== 関連機体 ==
 
== 関連機体 ==
 +
=== 装備バリエーション ===
 
;[[ガンダムAGE-FX[Aファンネル装備型]]]
 
;[[ガンダムAGE-FX[Aファンネル装備型]]]
:Aファンネルに換装した姿。ヴェイガンとの戦争が停戦した後に造られた。
+
:CファンネルをAファンネルへ換装した形態。ヴェイガンとの戦争が停戦した後に造られた。
;[[ガンダムAGE-1 ノーマル]]
+
 
:
+
=== 系列機・派生機 ===
;[[ガンダムAGE-1 スパロー]]
+
;[[ガンダムAGE-3]]
:
+
:原型機。
;[[ガンダムAGE-1 タイタス]]
 
:
 
;[[ガンダムAGE-2 ノーマル]]
 
:
 
;[[ガンダムAGE-2 ダブルバレット]]
 
:
 
;[[ガンダムAGE-3 ノーマル]]
 
:
 
;[[ガンダムAGE-3 オービタル]]
 
:
 
 
;[[ガンダムAGE-3 ラグナ]]
 
;[[ガンダムAGE-3 ラグナ]]
:いくつかの武装にAGE-FXのそれと通じる機構・性能が存在している。
+
:AGEシステムを用いずに考案されたAGE-3改修プランの1つ。いくつかの武装にAGE-FXのそれと通じる機構・性能が存在している。
;[[ギラーガ]]
+
 
:
+
=== その他 ===
;[[ガンダムレギルス]]
+
;[[νガンダム]]
:
+
:本機はデザイン制作時にνガンダム的なポジションの機体というコンセプトの下でデザインされている。
 
;[[ガンダムAGEIIマグナム]]
 
;[[ガンダムAGEIIマグナム]]
:ガンダムビルドダイバーズに登場するガンプラ。ベースはガンダムAGE-2だが本機のCファンネルからヒントを得たFファンネルを装備している。
+
:『ガンダムビルドダイバーズ』に登場するガンプラ。ベースはガンダムAGE-2だが、本機のCファンネルからヒントを得たFファンネルを装備している。
 +
 
 +
== 余談 ==
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*初期案ではフェイスカバーが口のように開くフェイスオープンのギミックが盛り込まれていたが、採用するかどうかを決めきれない内に最終回となったため没案となった。マスク部分に横線が入っているのはその名残と言える。
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*アナザーガンダムでは初めて「ファンネル」の名称を持つ武装を有する機体となったが([[フェニックスガンダム]]などゲーム媒体の物は除く)、ガンダムシリーズにおいて「ファンネルは宇宙世紀作品の兵器・名称」という一種の暗黙のルールを破る形となったため、これを快く思わない視聴者の意見が放送当時の実況・感想スレなどで見られた。
 +
**加えてファンネルの名称の由来である「漏斗」と形状が異なっているが、小説版AGEにおいては「初期型のファンネルが漏斗型であった名残か、ファンネル博士が研究に携わったからか」といった感じに名称の由来をぼかす形で補完されている。
  
 
== 商品情報 ==
 
== 商品情報 ==
===ガンプラ===
+
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 +
<!-- ASINにはAmazonの商品ページに記載されている10桁の番号を入力してください。 -->
 +
=== [[ガンプラ]] ===
 
<amazon>B008B6BJ0K</amazon>
 
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<amazon>B008B6BKRC</amazon>
 
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<amazon>B0091O16SG</amazon>
 
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===完成品===
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=== フィギュア ===
 
<amazon>B008B4ANRM</amazon>
 
<amazon>B008B4ANRM</amazon>
  
== 話題まとめ ==
+
== 資料リンク ==
<!-- *[[namazu:ガンダムAGE-FX]] (全文検索結果) -->
+
*[http://www.gundam-age.net/ms/3rd_004.html 機動戦士ガンダムAGE 公式サイト:ガンダムAGE-FX]
 
 
== 資料リンク ==
 
<!-- *[[一覧:ガンダムAGE-FX]] -->
 
  
 
== リンク ==
 
== リンク ==
 
*[[登場メカ]]
 
*[[登場メカ]]
 +
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<!-- == 脚注 == -->
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<!-- <references /> -->
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<!-- 本文には<ref>内容</ref>のかたちで挿入してください。 -->
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{{DEFAULTSORT:かんたむAGE FX}}
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[[Category:登場メカか行]]
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[[Category:機動戦士ガンダムAGE]]
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<!-- DEFAULTSORTとCategoryを元に、各カテゴリページに表示・自動整列されます。 -->

2023年2月9日 (木) 20:05時点における最新版

ガンダムAGE-FX
外国語表記 Gundam AGE-FX
登場作品 機動戦士ガンダムAGE
デザイナー 海老川兼武
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スペック
分類 Xラウンダー専用モビルスーツ
生産形態
  • 改修機 (アニメ版AGE)
  • ワンオフ機 (小説版AGE)
型式番号 AGE-FX
全高 18.5m
重量 63.0t
ジェネレーター出力 不明
装甲材質 不明
原型機 ガンダムAGE-3 (アニメ版AGE)
開発者
【アニメ版AGE】
【小説版AGE】
所属 地球連邦軍
母艦 ディーヴァ
主なパイロット キオ・アスノ
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概要[編集 | ソースを編集]

地球連邦軍の戦闘用モビルスーツ

ガンダムAGE-3の火星圏における戦闘データを基に、AGEシステムがAGE-3に大幅な改修を施した事で誕生した新たな機体である。

AGE-3の改修機ではあるが、新設計されたフレームやコックピットを採用しているため、もはや別物と言っても過言ではなく、ガンダムAGE-1AGE-2、AGE-3を凌駕する性能を誇る。カラーリングは青と白がメインとなった。

そのポテンシャルは極めて高く、ベース機となったAGE-3の特徴であるパワーと火力を継承しつつも可能な限りの軽量化が図られており、多数のスラスターと相まって非常に高い機動力を実現している。装甲の耐久性もかなり高いらしく、ルナベース奪還作戦時にフォーンファルシアに攻撃されて何度も直撃を受けたが、目立った損傷は見受けられなかった。

武装面でも強化されており、ヴェイガン系モビルスーツのビット兵器を参考に新たな専用武器として「ファンネル」を採用。これを換装することで、様々な戦局に対応できるようになっている。そのためか、本機にウェアシステムは搭載されていない。

Xラウンダーとして覚醒したキオ・アスノの専用機としても調整されており、「Follow X-Rounder(Xラウンダーに追従する)」を意味する名称「FX」の由来ともなっている。

Xラウンダーの希少性から、AGE-3と同様にコアファイターも搭載されているが、本機ではコクピットブロック兼バックパックに変形させ、機体に背中から嵌めこむだけとAGE-3よりも単純化されている。

なお、『小説版AGE』ではAGEシステムによって生み出されたのではなく、フリット、エミリー、ロマリーらによって開発された新造機となっている。

登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]

機動戦士ガンダムAGE (三世代編)
初出作品。第39話で大破したガンダムAGE-3に代わって、第40話からキオ・アスノの新たな搭乗機として登場した。ヴェイガンに占拠された月面基地・ルナベースの奪還作戦で初投入され、コクピットのある頭部を破壊しないように斬り落としつつ多数の敵機を撃墜、あるいは無力化していった。
ラ・グラミス攻略作戦ではゼハート・ガレットの駆るガンダムレギルスと交戦。互いの誘導兵器を駆使して激しくぶつかり合い、フラム・ナラフォーンファルシアからの援護もあって劣勢を強いられる。ゼハートらを狙ったザナルド・ベイハートの部隊の攻撃により窮地を脱したものの、直後に現れたゴドム・タイナムグルドリンと交戦して苦戦。救援に来たセリック・アビスの指示でこれを彼に任せ、自らはディーヴァの防衛に向かった。
その後、ディーン・アノンジルスベインと交戦して戦闘不能にするが、その直後にジルスベインごと攻撃してきたザナルドのザムドラーグをFXバーストモードで撃破する。
最後の相手としてゼラ・ギンスヴェイガンギア・シドと激戦を繰り広げ、連邦軍やヴェイガンのモビルスーツたちの援護もあってこれを撃破した。
機動戦士ガンダムAGE (小説版)

装備・機能[編集 | ソースを編集]

特殊機能[編集 | ソースを編集]

AGEシステム
自己成長型のコンピュータシステム。蓄積した戦闘データから目的に合わせた新装備を自動工廠「AGEビルダー」で製造する。
サイコフォローシステム
本機に搭載されているシステム。詳細は不明だが、名称から推測するにXラウンダー能力を補助する類のシステムだと思われる。
分離
コアファイターに分離する。
バリア
Cファンネルを機体の周囲に展開させてバリアを形成可能。
FXバーストモード
本機のリミッターを解除して機動力を最大限に向上させる形態で、尋常でないパワーを発揮できるようになる。使う際は起動プロトコルを実行する必要がある。
発動すると機体のファンネルポートの排出口から青いビームサーベルが展開され、機体が青く輝く。これはモード変更時の機体に不可をかけかねないほどの余剰エネルギーを利用した物である。Cファンネルの制御精度が低下する代わりに機動力や格闘能力が飛躍的に向上し、分厚い装甲を持つ相手でも容易く破壊できる。また、ビーム展開中は敵からの高出力ビームをも防ぎきるほどの防御力がある。
その姿は磁気旋光システムのリミッターを解除したガンダムAGE-1 タイタスを想起させるが、関連性があるかは不明。
当初は使用できなかったが、ラ・グラミス攻略作戦前に調整が完了したため、使用可能となった。
FXシステム
小説版での設定。エミリーやロマリーによって開発され、FXバーストモードを起動したAGE-FXがキオのXラウンダー能力の強化と効果範囲の拡大を行い、さらにはCファンネルを通してキオの想いを量子化して人々に伝えるとされる。
某対話のためのガンダムを想起させる機能である。
換装
ファンネルユニットを換装することで様々な状況に対応できる。

武装・必殺攻撃[編集 | ソースを編集]

スタングルライフル
本機の主兵装。シグマシスライフルの発展系にある武器で、銃身部の先端を展開することでブラスティアキャノンを改良したチャージモードに変形する。シグマシスライフルよりも小型化され取り回しが良くなり、連射も可能。不使用時は腰部にマウントされる。
ダイダルバズーカ
スタングルライフルに追加バレルを装着した状態。最大出力での攻撃を可能としている。ラ・グラミス攻略作戦で初めて使用されたが、ヴェイガンギア・シドの攻撃を受け破壊されてしまった。
ビームサーベル
両腕に1基ずつ、計2基を内蔵。AGE-3のものと違って固定式である。また、FXバーストモード起動時には機体各部のファンネルポートから青いビームサーベルが展開される。
Cファンネル
Xラウンダー用の無線式誘導兵器で、肩・腰部サイドアーマー・バックパック下部に大型を6基、肩・前腕・腰部フロントアーマー・バックパック上部に小型を8基、計14基を装備。コントロールはXラウンダー能力で行われ、オールレンジ攻撃を可能としている。
シグルブレイドの技術を応用しており、攻撃対象に突撃してこれを切断する。また、機体各所に設けられたファンネルポートで自由に付け替えができ、前腕部に1基装着すれば剣として使用可能。脚部にも通常未使用のポートが存在する。
攻撃以外にシールドとしても機能し、端末を複数基集めれば有効防御範囲をある程度拡大でき、その組み合わせは多数存在する。
この装備は、火星圏におけるAGE-3とガンダムレギルスの戦闘を経験したAGEシステムが「敵のXラウンダー用武装『ビット』が戦闘で有効である」と認識したことで生み出されたのではないかと考えられる。
『小説版AGE』ではギラーガとレギルスのビットをAGEシステムが複製・発展させた武器であるとされる。言うなれば「超小型光波推進スラスターを搭載した巨大なシグルブレイド」であり、「表面にDODSフィールドを束帯するビームドライブ」でもある。

その他の追加装備 [編集 | ソースを編集]

レギルスシールド
ガンダムレギルスのものを借用している。以下の装備も含めて、小説版AGE第5巻のヴェイガンギア・シドとの戦闘で装備している。
ドッズランサー
ガンダムAGE-2 ダークハウンドのものを借用している。
シグマシスキャノン
ガンダムAGE-3 フォートレスのものを両腕に固定している。
シグマシスロングキャノン
ガンダムAGE-3 オービタルの主兵装。
ビームダガー
旧式のものをコアファイターのファンネルポートに装備している。

対決・名場面[編集 | ソースを編集]

ティエルヴァ
ガンダムレギルス
ザムドラーグ
ヴェイガンギア・シド

関連機体[編集 | ソースを編集]

装備バリエーション [編集 | ソースを編集]

ガンダムAGE-FX[Aファンネル装備型]
CファンネルをAファンネルへ換装した形態。ヴェイガンとの戦争が停戦した後に造られた。

系列機・派生機 [編集 | ソースを編集]

ガンダムAGE-3
原型機。
ガンダムAGE-3 ラグナ
AGEシステムを用いずに考案されたAGE-3改修プランの1つ。いくつかの武装にAGE-FXのそれと通じる機構・性能が存在している。

その他 [編集 | ソースを編集]

νガンダム
本機はデザイン制作時にνガンダム的なポジションの機体というコンセプトの下でデザインされている。
ガンダムAGEIIマグナム
『ガンダムビルドダイバーズ』に登場するガンプラ。ベースはガンダムAGE-2だが、本機のCファンネルからヒントを得たFファンネルを装備している。

余談 [編集 | ソースを編集]

  • 初期案ではフェイスカバーが口のように開くフェイスオープンのギミックが盛り込まれていたが、採用するかどうかを決めきれない内に最終回となったため没案となった。マスク部分に横線が入っているのはその名残と言える。
  • アナザーガンダムでは初めて「ファンネル」の名称を持つ武装を有する機体となったが(フェニックスガンダムなどゲーム媒体の物は除く)、ガンダムシリーズにおいて「ファンネルは宇宙世紀作品の兵器・名称」という一種の暗黙のルールを破る形となったため、これを快く思わない視聴者の意見が放送当時の実況・感想スレなどで見られた。
    • 加えてファンネルの名称の由来である「漏斗」と形状が異なっているが、小説版AGEにおいては「初期型のファンネルが漏斗型であった名残か、ファンネル博士が研究に携わったからか」といった感じに名称の由来をぼかす形で補完されている。

商品情報[編集 | ソースを編集]

ガンプラ[編集 | ソースを編集]

フィギュア [編集 | ソースを編集]

資料リンク [編集 | ソースを編集]

リンク[編集 | ソースを編集]