ガンダムアストレイ レッドフレーム
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ガンダムアストレイ レッドフレーム | |
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外国語表記 | GUNDAM ASTRAY RED FRAME |
登場作品 | |
デザイナー | 阿久津潤一 |
スペック | |
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分類 | 汎用試作型モビルスーツ |
生産形態 | 試作機 |
型式番号 | MBF-P02 |
全高 | 17.53m |
本体重量 | 49.8t |
主動力 | バッテリー |
装甲材質 | 発泡金属装甲 |
開発組織 | モルゲンレーテ社 |
所属 | ジャンク屋組合 |
母艦 | リ・ホーム |
主なパイロット |
概要[編集 | ソースを編集]
オーブ連合首長国が自国防衛用に作り上げたMBF(メインバトルフィギュア)「アストレイ」のプロトタイプの内の1機。
その開発にあたったオーブの半国営企業モルゲンレーテ社は同時期に地球連合軍から発注されていたGAT-Xシリーズの多くのデータを盗用したと思われている。ただし、ブラックボックス化されていたフェイズシフト装甲はコピーができず、故に設計コンセプトとして「機体を軽量化し運動性を重視する」という案が採用された。P01~03まで製造されていた機体は、ザフト軍によるヘリオポリス襲撃の際、極秘開発の露見を恐れた関係者により施設ごと廃棄される予定であったが、火事場泥棒的に現場に突き行ったジャンク屋のロウ・ギュールによって発見され、レッドフレームは彼の愛機となり、同時に発見されたブルーフレームも叢雲劾に渡された。
レッドフレームは、ナチュラルによる操縦を可能とするテスト機であり、不完全ながら専用OSを搭載している。ナチュラルであるロウは、更に疑似人格コンピュータ「8 (ハチ)」のサポートを受け、本機を自在に操縦することができる。また、ロウはメカニックとして高い技能を有しており、愛機とも言えるレッドフレームに幾度かの改造も施している。
登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]
- 機動戦士ガンダムSEED ASTRAY
- 初登場作品。ロウ・ギュールがブルーフレームとともに発見し、ブルーフレームを劾に譲り渡したため、残ったこの機体を愛機として運用するようになった。
- 機動戦士ガンダムSEED X ASTRAY
- 機動戦士ガンダムSEED FRAME ASTRAYS
- 機動戦士ガンダムSEED VS ASTRAY
装備・機能[編集 | ソースを編集]
特殊機能[編集 | ソースを編集]
- 換装
- アストレイは戦局に応じ、機体各部に装備を追加、あるいは換装することを想定して設計されており、頭部やバックパック等を換装可能。バックパックは下方にスライドすることでその下のジョイントに様々なオプションを装備する。その汎用性は広く、傭兵仕様となったブルーフレームの特注兵器や、ジャンク屋がスクラップからでっち上げた奇想兵器まで幅広く運用することができる。
- パワーシリンダー
- ジャン・キャリーが開発した強化型駆動システム。当初はパワードレッドに搭載されていたが、後に小型化した物が機体の関節に組み込まれた。
武装・必殺攻撃[編集 | ソースを編集]
- 75mm対空自動バルカン砲塔システム「イーゲルシュテルン」
- 頭部左右に装備された対空自動制御機関砲。モルゲンレーテ社の主力商品を改良し、GAT-Xシリーズやその運用母艦となる予定であったアークエンジェルにも搭載された。アストレイの頭部は、センサー類や機関砲自体の換装が容易な構造となっている。ロウは本機を作業用として本機を使うため、海賊相手に使った程度で普段は殆ど使用しない。
- ビームライフル
- GAT-Xシリーズにおいて初めて完成を見た小型高出力のビーム兵器を、アストレイのそれに転用したもの。掌にあるコネクターを通し機体本体から電源を供給しているため、ある程度の連射が可能である。
- 雷光球
- 掌部のコネクターでビームエネルギーを放電させることにより短期間ながらエネルギー塊を形成、至近距離でぶつける秘密技。
ロウに接近してレッドフレームを強奪したジュリがガーベラストレートを対艦刀と勘違いしてコネクターにパワーを送った際、偶発的に発見された現象を基にしている。 - ビームサーベル
- ビームライフルと同じくGAT-Xシリーズ用に開発されたビーム斬撃兵器。ライフルで実用化された高出力ジェネレーターとミラージュコロイドの磁場形成機構を応用している。レッドフレームはロウの性格ゆえか使用時間に制限があるため、サーベルよりも専らガーベラストレートが愛用されている。
- ガーベラストレート
- 廃棄コロニーグレイブヤードで打たれたサムライブレード(日本刀)。戦闘で朽ちかけていた物をグレイブヤードの老匠蘊・奥の協力を得てロウが自らレッドフレームを使って打ち直し、復元した。
実刃の刀ではあるが、「技」次第で特火重粒子砲のビームごとジンを一刀のもとに両断する切れ味を見せる。ただし、日本刀はその使用に高い技能が必要であり、ロウは蘊・奥による「とんでもないスパルタ」教育のもと修行に励むことで心・技・体を鍛え、同時にレッドフレームのOSにも運用のための書き換えを行っている。 - 対ビームシールド
- GAT-Xシリーズの標準装備である耐ビームコーティング仕様のシールド。消耗品として多数製造されたものを利用している。後にモルゲンレーテはこれを改良して更に大量生産し、M1アストレイに装備している。
- タクティカルアームズΩ
- ロウ・ギュールと蘊・奥がレアメタルΩを加工して作り上げた複合武装。タクティカルアームズIIをベースにロードアストレイΩに対抗するために開発された武装で、ゴールドとシルバーの二つが存在する。
対決・名場面[編集 | ソースを編集]
関連機体[編集 | ソースを編集]
装備バリエーション・別形態[編集 | ソースを編集]
- ガンダムアストレイ レッドフレーム サルベージタイプ
- グーンの外郭装甲を利用した即席の潜水用装備を装着した形態。
- ガンダムアストレイ レッドフレーム フライトユニット
- M1アストレイのバックパックを独自改良して装備した形態。
- ガンダムアストレイ レッドフレーム パワーローダー
- ガーベラ・ストレートVol.2(150ガーベラ)を使うために作られた装備「パワーローダー」と合体した形態。
- ガンダムアストレイ レッドフレーム パワードレッド
- 両腕部にパワーシリンダーを組み込んだ形態。パワーローダーを使用せずとも150ガーベラを振り回せるようになった。
- ガンダムアストレイ レッドドラゴン
- フライトユニット装備をベースに、カレトヴルッフ3基と専用の頭部を装備した形態。
- ガンダムアストレイ レッドフレーム マーズジャケット
- 火星に渡った際に強化換装した形態。
- ガンダムアストレイ レッドフレーム改
- ロウの持つ技術を詰め込んだタクティカルアームズIILを装備した形態。
系列機・派生機[編集 | ソースを編集]
- ガンダムアストレイ レッドフレーム レプリカ
- ライブラリアンが再生産した機体。通称ニセレッド。
- ガンダムアストレイ レッドドラゴニクス
- 「オルタナティブ・プロジェクト」で再製造された機体にネオカレトヴルッフを3基装備した機体。
- ガンダムアストレイ ターンレッド
- ロウへの対抗としてヴァレリオが「アクタイオン・プロジェクト」で製造された機体の予備パーツで制作した機体。レッドフレームの配色を反転させている。
プロトアストレイシリーズ[編集 | ソースを編集]
- ガンダムアストレイ ゴールドフレーム
- プロトアストレイ1号機。
- ガンダムアストレイ ブルーフレーム
- プロトアストレイ3号機。
- ガンダムアストレイ グリーンフレーム
- プロトアストレイ4号機。
- アストレイ5号機
- プロトアストレイ5号機。詳細は不明。後にライブラリアンが改造機「ミラージュフレーム」として完成させた。
その他[編集 | ソースを編集]
- 戦国アストレイ頑駄無
- 『ガンダムビルドファイターズ』に登場するガンプラ。侍をモチーフとしており、射撃武装を持たない。
- 戦国アストレイ頑駄無[蒼]
- 『ガンダムビルドファイターズ炎トライ』に登場するガンプラ。ニルスのアストレイをリスペクトしており、機体カラーは青色になっている。
- ガンダムアストレイノーネイム
- 『ガンダムビルドダイバーズ』に登場する、HGレッドフレームをベースに度重なるカスタマイズを繰り返して完成させた改造機。
- アストレイレッドフレーム焔
- 『ガンダムブレイカーモバイル』に登場するガンプラ。腕部とバックパックがドラゴンガンダムの物となっている。
- ガンダムアストレイ レッドフレーム インバージョン
- 『ガンダムブレイカー バトローグ』に登場するガンプラ。装甲が白から黒くなっており、グラハム・エーカーのAIによって操作される。
商品情報[編集 | ソースを編集]
ガンプラ[編集 | ソースを編集]
フィギュア[編集 | ソースを編集]