機動戦士クロスボーン・ガンダム
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機動戦士クロスボーン・ガンダム | |
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読み | きどうせんしクロスボーン・ガンダム |
外国語表記 | Mobile Suit Cross Bone Gundam |
原作 | 富野由悠季 |
作画 | 長谷川裕一 |
掲載誌 | 月刊少年エース |
出版社 | 角川書店 |
レーベル | カドカワコミックス・エース |
話数 | 全27話 |
巻数 | 全6巻 |
概要
『機動戦士ガンダムF91』の直接の続編に当たる作品。
漫画が原作であり、映像化はGジェネやスパロボ等のゲームのみ。
元々はTVアニメとしての企画だったが、諸般の事情で漫画連載という形になった。富野由悠季氏が、初めて漫画制作に本格的に携わった作品でもある。
あらすじ
宇宙世紀0133年、コスモ・バビロニア建国戦争が終結して以降大きな戦乱も無く平和な時代、木星圏付近ではガンダムに似たモビルスーツ(MS)を利用して海賊行為を働く集団が出没していた。
そんな中、地球圏育ちの少年トビア・アロナクスは、惑星間航行船スマシオンに乗り、留学生として木星に行く途中の中継ステーションに到着した際、そのステーション内で追われていた一人の少女、ベルナデット・ブリエットと出会う。
彼女を庇って共に逃亡するが警報が鳴り、宇宙海賊が出現する。ステーション防衛部隊が苦戦する中、トビアは残されていたMSバタラに飛び乗り出撃し、宇宙海賊の「ガンダム」と交戦するも圧倒的な性能差により機体を一刀両断にされてしまう。これまでかと思われた時、敵機からの通信によりトビアは脱出し、航行船へ戻るが、運悪く船内に隠されていた地球へ運搬中の大量の毒ガスを発見してしまう。
教官のカラスに追い詰められ絶体絶命の窮地に立たされるが、「ガンダム」のパイロット、キンケドゥ・ナウの加勢により救われる。木星帝国の実体を知ったトビアは、海賊たちと共に戦う道を選ぶ。
登場人物
主要キャラクター
- トビア・アロナクス
- 主人公。地球からの留学生だが、木星帝国の野望を偶然知ってしまい、宇宙海賊クロスボーン・バンガードに参加する。
- ベルナデット・ブリエット
- ヒロイン。最初にトビアが乗っていた艦に隠れて乗っていたところを彼に助けられ、そのままクロスボーン・バンガードに加わる事に。その正体は木星帝国総統クラックス・ドゥガチの娘、テテニス・ドゥガチ。
- キンケドゥ・ナウ
- 宇宙海賊クロスボーン・バンガードのエースパイロットの一人でクロスボーン・ガンダムX1を操る。その正体はコスモ・バビロニア戦争でガンダムF91を駆り活躍した、シーブック・アノー。
- ベラ・ロナ
- クロスボーン・バンガードを率い、木星帝国と戦う、マザー・バンガードの女性艦長。
宇宙海賊クロスボーン・バンガード
- ザビーネ・シャル
- クロスボーン・バンガードのエースパイロットだったが、貴族主義を盲信するあまり、木星帝国に寝返った。
- ウモン・サモン
- 一年戦争から戦っているベテランパイロット。キンケドゥ不在時はX1に乗るほどの腕前を持つが、間が抜けている部分があるのが玉に瑕。一年戦争でリックドムをボールで6機撃墜したという驚異的な戦果を持っており、本人はニュータイプと言い張るが真相は不明。
- ヨナ
- ジェラド
- ハリダ
- ロニム
- オンモ
木星帝国
- クラックス・ドゥガチ
- 木星帝国の指導者。
- カラス
- トビアの留学生時代の恩師だったが、その正体は木星帝国の特殊工作員。
死の旋風隊(デス・ゲイルズ)
- ギリ・ガデューカ・アスピス
- 死の旋風隊のリーダーを務める少年。
- バーンズ・ガーンズバック
- トビアに亡き息子の面影を見出だす。
- ローズマリー・ラズベリー
- 死の旋風隊の紅一点。元傭兵で、金銭的な保証がある方につく。
地球連邦軍
- ハリソン・マディン
- 上層部の無理解のため、能力の割に報われない苦労人。専用のF91を扱っている。
……どーもロリコンらしい。
コスモ・クルス教団
- シェリンドン・ロナ
- ベラの従妹。ニュータイプ至上主義者。