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| タイトル = スペック
 
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| 分類 = 量産型[[モビルスーツ]]
 
| 分類 = 量産型[[モビルスーツ]]
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| 生産形態 = 量産機
 
| 型式番号 = RGM-79C
 
| 型式番号 = RGM-79C
 
| 頭頂高 = 18.0m
 
| 頭頂高 = 18.0m
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それでも、80年代以降の連邦系MSのリファレンスであった事は事実であり、ジム改はMSの生産ノウハウ確立に大きく貢献し、各種テストベッドとして、あるいは[[パワード・ジム]]などの改造機によるデータ収集機などとして、後の連邦系MSの礎となっており、[[ガンダム開発計画]]に採用された基礎データの多くも、ジム改を基準としたものであったと言われている。
 
それでも、80年代以降の連邦系MSのリファレンスであった事は事実であり、ジム改はMSの生産ノウハウ確立に大きく貢献し、各種テストベッドとして、あるいは[[パワード・ジム]]などの改造機によるデータ収集機などとして、後の連邦系MSの礎となっており、[[ガンダム開発計画]]に採用された基礎データの多くも、ジム改を基準としたものであったと言われている。
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ジム改の頭部はいわゆるノーマルジムの基本構造はほぼ踏襲しているが、[[ジムD型|D型]]や[[陸戦型ジム|G型]]の機構なども取り入れており、各種デバイスやセンサー類は、より量産効果の高い部材と換装され、生産性の向上に寄与している。コクピットの設計もノーマルジムのものをほぼそのまま採用しているが、シートの構造や各種操作系の配置など、可能な限り居住性や操作性を向上させている。コア・ブロックも継続して採用されており<ref>ただし、ジェネレーター出力や電装などの規格が変更されているため、ジムの中枢ブロックはそのままでは換装出来ず、それぞれに対応した改造が必要であったと言われている。</ref>、機体そのものを流用したまま、ほぼ同型の中枢ブロックを換装するだけで宇宙用か地上用に特化出来たが、ジム改が生産された中間期、配備後にこの換装機構を利用する事はほとんどなかったらしく、ごく稀にパイロットや部隊の配置転換、または改装機や実験機の建造の際に行われる程度だったとされる。
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マニピュレーターなどの腕部構造は後期生産型をベースとしながら、トータルで最も効率の良いデザインのものを採用しており、非常にシンプルで、生産性と信頼性が高い標準的な構造を採用している。これらは便宜的に「オーガスタ系」と呼ばれる機体群のもので、構造的には他系統の機体より少ない容積で同等のスペックを達成しており、MSの可動そのものを抜本的に改善出来るだろうという将来性と、部品点数が少なく損耗率も低いという現実的な側面を併せ持っていた。腕部側面のパネルも、後のオプションラッチなどの規格検討にも使えるよう、容易に換装出来る構造となっている。
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脚部は余分な装備を一切排除したシンプルな構造で、地上における戦力の適正配置が課題とされたため、コストダウンやチューニングが困難な[[ガンダムNT-1|アレックス]]を踏襲した構造の採用は見送られ、既存のジム系の平均的な構造が採用されている。装甲はフレームを覆うだけの標準的なものが施されている。ただし、脚部を巨大なバーニアユニットとした場合の機能向上も課題の一つであったため、大容量のエネルギーサプライケーブルが露出する設計とされ、加えて各種デバイスの追加装備が可能な構造とされた。これにより脚部スラスターの増設や部材の性能評価、あるいは部品のマッチングテストなどにおいて大きな利便性を獲得し、潜在的には[[ザクII]]並みの適応拡散が可能であると期待されていた。
  
 
機体カラーは統一されておらず、宇宙軍機は通常の[[ジム]]と同じ朱色と薄緑のツートンカラー。トリントン基地など地上に配備された機体は濃紺とクリーム色、また特殊部隊や教導隊に配備された機体も独特の色彩が施されており、部隊や派閥によって多くのカラーリングが確認されている。
 
機体カラーは統一されておらず、宇宙軍機は通常の[[ジム]]と同じ朱色と薄緑のツートンカラー。トリントン基地など地上に配備された機体は濃紺とクリーム色、また特殊部隊や教導隊に配備された機体も独特の色彩が施されており、部隊や派閥によって多くのカラーリングが確認されている。
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:『ザ・トラブルメーカーズ』に登場する機体。陸戦型ジムと同様、白とオレンジのツートンで塗装されている。
 
:『ザ・トラブルメーカーズ』に登場する機体。陸戦型ジムと同様、白とオレンジのツートンで塗装されている。
 
;ネメシスカラー
 
;ネメシスカラー
:連邦軍の教導隊[[ネメシス (UC)|ネメシス]]の所属機。部隊カラーである濃紺、オレンジ、白のトリコロールに塗装されている。
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:連邦軍の教導隊[[ネメシス (部隊)|ネメシス]]の所属機。部隊カラーである濃紺、オレンジ、白のトリコロールに塗装されている。
 
;シャドウズカラー
 
;シャドウズカラー
:連邦軍特殊部隊[[シャドウズ]]の所属機。全身が黒く塗装されており、隊員や作戦内容に応じて装備が変更される。
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:連邦軍特殊部隊[[シャドウズ]]の所属機。機体全体が部隊カラーである黒色に塗装されており、隊員や作戦内容に応じて装備が変更される。
 
;[[アナハイム・エレクトロニクス社]]所有機
 
;[[アナハイム・エレクトロニクス社]]所有機
:AE社がMSに連動した新兵器開発時の運用試験などを行うために所有している機体。機体は白と黄緑の所謂エゥーゴカラーであり、[[全天周モニター]]を採用するなどの近代化改修が施されている。データ収集用に暗所作業用のライト、データ収集・転送用のセンサーが装着されており、他にも試験時のアクシデント用に予備推進器とプロペラントタンク一体型の追加装備を脚部に装着した指揮官機が存在する。
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:AE社がMSに連動した新兵器開発時の運用試験などを行うために所有している機体。エゥーゴで運用されていたのか左肩とシールドにエゥーゴのエンブレムが描かれており、機体は白と黄緑の所謂エゥーゴカラーになっている。他にも[[全天周モニター]]を採用するなどの近代化改修が施されている。データ収集用に暗所作業用のライト、データ収集・転送用のセンサーが装着されており、他にも試験時のアクシデント用に予備推進器とプロペラントタンク一体型の追加装備を脚部に装着した指揮官機が存在する。
 
;[[ティターンズ]]カラー
 
;[[ティターンズ]]カラー
 
:[[ジム・クゥエル]]などと同様にダークブルーと黒で塗装されたティターンズ所属機。『カタナ』作中において、まだジム・クゥエルが配備されていない部隊で運用されていた。
 
:[[ジム・クゥエル]]などと同様にダークブルーと黒で塗装されたティターンズ所属機。『カタナ』作中において、まだジム・クゥエルが配備されていない部隊で運用されていた。
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== 登場作品と操縦者 ==
 
== 登場作品と操縦者 ==
 
;[[機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY]]
 
;[[機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY]]
:トリントン基地に配備された濃紺とクリーム色の機体が確認されている。パイロットは元『[[不死身の第4小隊]]』のリーダーであった[[サウス・バニング]]大尉。本機は[[アナベル・ガトー]]による[[ガンダム試作2号機|GP02]]奪還任務の際にジオン残党軍の[[ザメル]]と交戦し、機体を大破させられながらもこれを撃破した。しかし軍全体の練度不足も災いし、バニング機以外は大半が撃破されてしまっている。
+
:初登場作品。第1話~第2話にトリントン基地所属機が登場し、物語後半からは一般カラーの機体が登場する。基本的に味方サイドのやられ役であり、相手がモブ機体であっても撃墜される場面が目立った。その一方、第2話における[[サウス・バニング]]搭乗機は[[ガンダム試作2号機]]追撃任務で奮戦。敵の[[ザメル]]と2度にわたって交戦し、機体を大破させられながらもこれを撃破する活躍を見せた。
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;[[機動戦士ガンダム MS IGLOO|機動戦士ガンダム MS IGLOO -黙示録0079-]]
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:「後期型ジム」名義で登場。第2話では強行偵察隊のザクIIを迎撃した。第3話では仲間を殺された私怨から停戦勧告を無視して[[オッゴ]]を撃墜し、再びジオンとの戦端を開いてしまう。中には[[ザクI]]の不意打ちを食らって2機同時に撃墜されるシーンもあった。
 
;[[機動戦士ガンダム オレら連邦愚連隊]]
 
;[[機動戦士ガンダム オレら連邦愚連隊]]
 
:教導団『ネメシス』の「プレジデント(大統領)」こと[[ホーク・ロイザー]]大尉の乗機。他のネメシス隊機と同じく濃いブルーに彩られており、またパイロットであるロイザーの高い操縦技量によって色々な神業じみた活躍を披露している。
 
:教導団『ネメシス』の「プレジデント(大統領)」こと[[ホーク・ロイザー]]大尉の乗機。他のネメシス隊機と同じく濃いブルーに彩られており、またパイロットであるロイザーの高い操縦技量によって色々な神業じみた活躍を披露している。
;[[機動戦士ガンダム ブレイジングシャドウ]]
 
:一年戦争時の孤児達で構成された特殊部隊[[シャドウズ]]の機体として登場。カラーリングは全身がダークグレーに統一されている。[[カイン・ラグナード]]がリーダーを務める『チーム5』にも、戦友である[[リネマ・サント]]、[[ザルフ・ワッケン]]の機体として2機が配備されており、リネマ機は速射性に優れたビームカービンを携行、ザルフ機は背部のランドセルを各種爆薬類を満載した大型ユニットに換装している(地上では脚部を[[陸戦型ジム]]のものに変える必要がある)。カインと共に中東のジオン残党軍拠点『ヘルズゲート』を攻略するために出撃するが、待ち構えていた[[ドム・バラッジ]]部隊に襲撃され、2機とも大破。カインの[[ジム・スナイパーII]]共々乗り捨てられている。
 
;[[機動戦士ガンダム MS IGLOO|機動戦士ガンダム MS IGLOO -黙示録0079-]]
 
:「後期型ジム」の名称で先行量産された機体が登場。第2話では強行偵察隊のザクIIを迎撃した。第3話では仲間を殺された私怨から停戦勧告を無視して[[オッゴ]]を撃墜し、再びジオンとの戦端を開いてしまう。中にはザクIの不意打ちを食らって2機同時に撃墜されるシーンもあった。
 
 
;[[機動戦士ガンダムMSV-R ザ・トラブルメーカーズ]]
 
;[[機動戦士ガンダムMSV-R ザ・トラブルメーカーズ]]
 
:第1話に[[陸戦型ジム]]カラーの機体が3機登場(文章中は「ジム」表記)。内1機は、珍しくガンダム・ハンマーを装備していた。[[ディーン・ウエスト]]の[[陸戦高機動型ザク(ディーン機)|陸戦高機動型ザク]]と[[マサ・オーカー]]の[[ドム高機動試作機]]との交戦の末、全機が戦闘不能に追い込まれた。
 
:第1話に[[陸戦型ジム]]カラーの機体が3機登場(文章中は「ジム」表記)。内1機は、珍しくガンダム・ハンマーを装備していた。[[ディーン・ウエスト]]の[[陸戦高機動型ザク(ディーン機)|陸戦高機動型ザク]]と[[マサ・オーカー]]の[[ドム高機動試作機]]との交戦の末、全機が戦闘不能に追い込まれた。
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;[[機動戦士ガンダム ブレイジングシャドウ]]
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:特殊部隊[[シャドウズ]]の所属機が登場。[[カイン・ラグナード]]がリーダーを務める『チーム5』にも、戦友である[[リネマ・サント]]、[[ザルフ・ワッケン]]の機体として2機が配備されており、リネマ機は速射性に優れたビームカービンを携行、ザルフ機は背部のランドセルを各種爆薬類を満載した大型ユニットに換装している(地上では脚部を[[陸戦型ジム]]のものに変える必要がある)。カインと共に中東のジオン残党軍拠点『ヘルズゲート』を攻略するために出撃するが、待ち構えていた[[ドム・バラッジ]]部隊に襲撃され、2機とも大破。カインの[[ジム・スナイパーII]]共々乗り捨てられている。
 
;[[アナハイム・ラボラトリー・ログ]]
 
;[[アナハイム・ラボラトリー・ログ]]
:第7回、第8回に登場。[[アナハイム・エレクトロニクス社|AE社]]がエゥーゴカラーの機体を非戦闘用に保有している。両肩にセンサー・ライトが取り付けられているのが特徴。予備プロペラントタンクと推進器を取り付けた脚部([[ジム・キャノンII]]の脚部に類似)を持つ指揮官機も登場している。作中では[[プロト・メガライダー]]運用試験のサポートを行った。
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:第7回、第8回にAE社所有機が登場。エゥーゴカラーの機体を非戦闘用に保有している。作中では指揮官機1機と通常機2機が[[プロト・メガライダー]]運用試験のサポートを行った。テスト中に突如試験場である[[スペースコロニー]]が崩壊を始めたため、スタッフを乗せた[[スペース・ランチ]]を抱えた通常機2機がメガランチャーで空いた穴からコロニー外に脱出。指揮官機はメガライダーに搭乗し脱出するための大穴を開けて崩壊するコロニーから脱出したものの、原型を留めないほど半壊してしまった。
  
 
== 装備・機能 ==
 
== 装備・機能 ==
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;[[ブルパップ・マシンガン]]
 
;[[ブルパップ・マシンガン]]
 
:各種弾体と用途の異なるバレル長の銃器として兼用可能なメインユニットを持つドッカブルタイプのMS用銃器として開発されたガンシステムのマシンガン仕様。連邦軍の統一規格である90mm口径の各種実体弾を使用可能で、演習などにおけるペイント弾射出などにも愛用されている。装弾数はマガジン1基につき20発。
 
:各種弾体と用途の異なるバレル長の銃器として兼用可能なメインユニットを持つドッカブルタイプのMS用銃器として開発されたガンシステムのマシンガン仕様。連邦軍の統一規格である90mm口径の各種実体弾を使用可能で、演習などにおけるペイント弾射出などにも愛用されている。装弾数はマガジン1基につき20発。
;ジム・ライフル
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;[[ジム・ライフル]]
 
:90mmの実体弾を発射する武装。弾体はケースレスだが、ジャミング(装弾不良)を起こした時のため、コッキングおよびイジェクト機構は残されている。基幹部とボトルグループなどの中枢機構が高度にユニット化されており、フレームやストック、マズル、マガジンなどを交換出来る。MS用ドッカブルシステムのライフル仕様。
 
:90mmの実体弾を発射する武装。弾体はケースレスだが、ジャミング(装弾不良)を起こした時のため、コッキングおよびイジェクト機構は残されている。基幹部とボトルグループなどの中枢機構が高度にユニット化されており、フレームやストック、マズル、マガジンなどを交換出来る。MS用ドッカブルシステムのライフル仕様。
 
;ロング・ライフル
 
;ロング・ライフル
 
:ドッカブルタイプのMS用銃器として開発されたガンシステムのロングバレルライフル仕様。90mm口径の各種実体弾を使用可能で、宇宙空間での弾道を安定させるためにバレル長が延長されている。ボックスマガジンの装弾数は120発。月面や小惑星上でのアンブッシュ、狙撃任務などのためにバイポッドを装備し、より精密な射撃が可能となっている。<br/>『0083』では設定のみで本編には未登場。
 
:ドッカブルタイプのMS用銃器として開発されたガンシステムのロングバレルライフル仕様。90mm口径の各種実体弾を使用可能で、宇宙空間での弾道を安定させるためにバレル長が延長されている。ボックスマガジンの装弾数は120発。月面や小惑星上でのアンブッシュ、狙撃任務などのためにバイポッドを装備し、より精密な射撃が可能となっている。<br/>『0083』では設定のみで本編には未登場。
 
;ハイパー・バズーカ
 
;ハイパー・バズーカ
:一年戦争後のジム系列機が携行しているバズーカ。後の[[ガンダムMk-II]]も同型の物を使用している。
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:一年戦争後のジム系列機が携行しているカートリッジ式のバズーカ。後の[[ガンダムMk-II]]も同型の物を使用している。
 
;BR-M-79C-3 ビーム・スプレーガン
 
;BR-M-79C-3 ビーム・スプレーガン
 
:[[ジム]]が装備するBR-M-79C-1の改良モデル。同時期のフルスペックの[[ビーム・ライフル]]に比べて射程は短いものの、一年戦争時にジムが使用していたものより出力や収束率が改善されており、中・近距離では充分な破壊力を発揮する。ただし、一年戦争以後のMSには耐ビーム処理が施されている物が多く、ロングレンジでの効果は薄い。<br/>『0083』では設定のみ。
 
:[[ジム]]が装備するBR-M-79C-1の改良モデル。同時期のフルスペックの[[ビーム・ライフル]]に比べて射程は短いものの、一年戦争時にジムが使用していたものより出力や収束率が改善されており、中・近距離では充分な破壊力を発揮する。ただし、一年戦争以後のMSには耐ビーム処理が施されている物が多く、ロングレンジでの効果は薄い。<br/>『0083』では設定のみ。
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==== その他の装備 ====
 
==== その他の装備 ====
;100mmマシンガン
+
;[[100mmマシンガン]]
 
:[[陸戦型ガンダム]]などが装備するボックスマガジンタイプのマシンガン。
 
:[[陸戦型ガンダム]]などが装備するボックスマガジンタイプのマシンガン。
 
;ビーム・ガン
 
;ビーム・ガン
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;ビーム・ライフル
 
;ビーム・ライフル
 
:[[ガンダム]]の物と同形状のビーム・ライフル。『紡がれし血統』に登場する機体が装備。
 
:[[ガンダム]]の物と同形状のビーム・ライフル。『紡がれし血統』に登場する機体が装備。
;2連装ビーム・ガン
 
:[[ジム・スナイパーカスタム]]が使用する、2連装式のビーム・スプレーガン。一部ゲーム作品で装備している。
 
 
;ガンダム・ハンマー
 
;ガンダム・ハンマー
 
:[[ガンダム]]が使用する物と同型のハンマー。『ザ・トラブルメーカーズ』に登場する機体が装備。
 
:[[ガンダム]]が使用する物と同型のハンマー。『ザ・トラブルメーカーズ』に登場する機体が装備。
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=== 機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY ===
 
=== 機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY ===
 
;対[[ザメル]]
 
;対[[ザメル]]
:第2話より。試作2号機を追撃するコウを援護するため、ザメルに組みかかるバニングだったが、大質量の機体の前に、岩に押さえつけられ中破してしまう。しかし、その手に握られていたビーム・サーベルはザメルのコックピットを貫いていた。
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:第2話より。追撃中に敵のコムサイを発見した[[バニング小隊]]だったが、敵の奇襲攻撃を受けてしまう。その際、バニング機は試作1号機に攻撃のチャンスを与えるべく、突進してきたザメルの巨躯を受け止めるという驚異の底力を見せている。その後の海岸での戦闘では試作2号機を追撃するコウを援護するため、ザメルに組みかかるバニングだったが、大質量の機体の前に岩に叩きつけられ中破してしまう。しかし、その手に握られていたビーム・サーベルはザメルのコックピットを貫いていた。
  
 
== 関連機体 ==
 
== 関連機体 ==
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;[[パワード・ジム]]
 
;[[パワード・ジム]]
 
:ガンダム開発計画の一環として、本機をベースに大型バックパック、大推力ブースター、両膝用のショック・アブソーバーユニットを搭載した評価試験機。
 
:ガンダム開発計画の一環として、本機をベースに大型バックパック、大推力ブースター、両膝用のショック・アブソーバーユニットを搭載した評価試験機。
;[[ジム・ストライカー]] /[[ジム・ストライカー改]]
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;[[ジム・ストライカー]] / [[ジム・ストライカー改]]
 
:本機をベースに、より格闘戦と白兵戦に特化させた機体。
 
:本機をベースに、より格闘戦と白兵戦に特化させた機体。
 
;[[ジム改高機動型]]
 
;[[ジム改高機動型]]
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=== 系列機・派生機 ===
 
=== 系列機・派生機 ===
;[[初期型ジム]]
 
:原型機。本機がデザイン元になっている。本機の機体形状は本格生産モデルであるE型から引き継がれているとされている(バックパックは除く)。
 
 
;[[ジム]]
 
;[[ジム]]
:前期生産型。
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:一年戦争時の主力量産機。前期生産型と後期生産型に区分され、その内後者が改修元となっている。
 
;[[ジム・カナール]] / [[ジム・カンヌ]]
 
;[[ジム・カナール]] / [[ジム・カンヌ]]
 
:本機を訓練用に再設計した機体。
 
:本機を訓練用に再設計した機体。
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;[[初期型ジム]]
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:本機がデザイン元になっている。『[[マスターアーカイブ モビルスーツ|マスターアーカイブ]]』内の設定では、本機は本格生産モデルであるE型から本体設計が流用されている扱いとなっている(バックパックは除く)。
  
 
=== 別デザイン ===
 
=== 別デザイン ===
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:本機のデザイン元。
 
:本機のデザイン元。
 
;[[ジム改陸戦型 (サンダーボルト版)]]
 
;[[ジム改陸戦型 (サンダーボルト版)]]
:『サンダーボルト』におけるジム改。脚部にフロートを装備しており、水上を高速移動できる。
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:『[[機動戦士ガンダム サンダーボルト|サンダーボルト]]』におけるジム改。脚部にフロートを装備しており、水上を高速移動できる。
  
 
== 商品情報 ==
 
== 商品情報 ==

2024年10月26日 (土) 22:18時点における最新版

ジム改
外国語表記 GM type C
別表記 後期型ジム
登場作品
デザイン カトキハジメ
テンプレートを表示
スペック
分類 量産型モビルスーツ
生産形態 量産機
型式番号 RGM-79C
頭頂高 18.0m
本体重量 41.2t
全備重量
  • 58.8t
  • 62.2t (AE社所有の指揮官機)
主動力 熱核融合炉
ジェネレーター出力 1,250kw
スラスター総推力
  • 57,480kg (12500Kg×4、1870Kg×4)
  • 62,000kg (AE社所有の指揮官機)
180度姿勢変換 1.6秒
装甲材質
開発組織 地球連邦軍
所属 地球連邦軍
主なパイロット
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概要[編集 | ソースを編集]

地球連邦軍一年戦争末期に実戦投入したジムの改良型。一年戦争末期から量産、配備が始まり、ア・バオア・クー戦にも多数投入されている。

一年戦争時のジム系MSの機体群は設計や規格が乱立しており、継続運用に支障をきたしていた。そんな中で後期生産型ジムに各出力系の向上などを基本に若干の改修を加え、新技術も盛り込みつつ暫定的なリファレンスとしたのが、このジム改である。

戦後、連邦軍は一年戦争によって旧来の兵器体系を根底から覆され、各拠点で喪失した兵器の補填・更新を兼ねてMSの運用を前提とした兵器の適正配備を行う必要があった為、連邦軍再編計画の一環として本機の生産継続が決定。本機の生産をはじめとした軍の再編は、ジオン残党の潜在的な脅威を見越し、戦争状態でないにも関わらず準戦時体制で進められた。

しかし、デラーズ紛争では相当数が生産されたにも関わらず、奇襲による戦術的敗北が目立ち、「ジム改はデラーズ・フリートの擁する雑多な旧型機群に全く歯が立たなかった」という不名誉な評価が定着してしまった為に、本格的な主力機として実戦に投入された例は乏しく[1]、ジム改は充分な性能を有していたにも関わらず連邦軍の主力機の座を担う間もなく、ジムIIにその座を明け渡す事になった。

それでも、80年代以降の連邦系MSのリファレンスであった事は事実であり、ジム改はMSの生産ノウハウ確立に大きく貢献し、各種テストベッドとして、あるいはパワード・ジムなどの改造機によるデータ収集機などとして、後の連邦系MSの礎となっており、ガンダム開発計画に採用された基礎データの多くも、ジム改を基準としたものであったと言われている。

ジム改の頭部はいわゆるノーマルジムの基本構造はほぼ踏襲しているが、D型G型の機構なども取り入れており、各種デバイスやセンサー類は、より量産効果の高い部材と換装され、生産性の向上に寄与している。コクピットの設計もノーマルジムのものをほぼそのまま採用しているが、シートの構造や各種操作系の配置など、可能な限り居住性や操作性を向上させている。コア・ブロックも継続して採用されており[2]、機体そのものを流用したまま、ほぼ同型の中枢ブロックを換装するだけで宇宙用か地上用に特化出来たが、ジム改が生産された中間期、配備後にこの換装機構を利用する事はほとんどなかったらしく、ごく稀にパイロットや部隊の配置転換、または改装機や実験機の建造の際に行われる程度だったとされる。

マニピュレーターなどの腕部構造は後期生産型をベースとしながら、トータルで最も効率の良いデザインのものを採用しており、非常にシンプルで、生産性と信頼性が高い標準的な構造を採用している。これらは便宜的に「オーガスタ系」と呼ばれる機体群のもので、構造的には他系統の機体より少ない容積で同等のスペックを達成しており、MSの可動そのものを抜本的に改善出来るだろうという将来性と、部品点数が少なく損耗率も低いという現実的な側面を併せ持っていた。腕部側面のパネルも、後のオプションラッチなどの規格検討にも使えるよう、容易に換装出来る構造となっている。

脚部は余分な装備を一切排除したシンプルな構造で、地上における戦力の適正配置が課題とされたため、コストダウンやチューニングが困難なアレックスを踏襲した構造の採用は見送られ、既存のジム系の平均的な構造が採用されている。装甲はフレームを覆うだけの標準的なものが施されている。ただし、脚部を巨大なバーニアユニットとした場合の機能向上も課題の一つであったため、大容量のエネルギーサプライケーブルが露出する設計とされ、加えて各種デバイスの追加装備が可能な構造とされた。これにより脚部スラスターの増設や部材の性能評価、あるいは部品のマッチングテストなどにおいて大きな利便性を獲得し、潜在的にはザクII並みの適応拡散が可能であると期待されていた。

機体カラーは統一されておらず、宇宙軍機は通常のジムと同じ朱色と薄緑のツートンカラー。トリントン基地など地上に配備された機体は濃紺とクリーム色、また特殊部隊や教導隊に配備された機体も独特の色彩が施されており、部隊や派閥によって多くのカラーリングが確認されている。

カラーバリエーション [編集 | ソースを編集]

一般カラー
従来のジムと同様、白と赤のツートンで塗装された一般的なカラー。主に宇宙に配備された機体がこのカラーとなっている。
地上配備機
トリントン基地などに配備されている地上配備機。濃紺とクリーム色のツートンで塗装されている。
地上配備機 (陸戦型ジムカラー)
『ザ・トラブルメーカーズ』に登場する機体。陸戦型ジムと同様、白とオレンジのツートンで塗装されている。
ネメシスカラー
連邦軍の教導隊ネメシスの所属機。部隊カラーである濃紺、オレンジ、白のトリコロールに塗装されている。
シャドウズカラー
連邦軍特殊部隊シャドウズの所属機。機体全体が部隊カラーである黒色に塗装されており、隊員や作戦内容に応じて装備が変更される。
アナハイム・エレクトロニクス社所有機
AE社がMSに連動した新兵器開発時の運用試験などを行うために所有している機体。エゥーゴで運用されていたのか左肩とシールドにエゥーゴのエンブレムが描かれており、機体は白と黄緑の所謂エゥーゴカラーになっている。他にも全天周モニターを採用するなどの近代化改修が施されている。データ収集用に暗所作業用のライト、データ収集・転送用のセンサーが装着されており、他にも試験時のアクシデント用に予備推進器とプロペラントタンク一体型の追加装備を脚部に装着した指揮官機が存在する。
ティターンズカラー
ジム・クゥエルなどと同様にダークブルーと黒で塗装されたティターンズ所属機。『カタナ』作中において、まだジム・クゥエルが配備されていない部隊で運用されていた。

登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]

機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY
初登場作品。第1話~第2話にトリントン基地所属機が登場し、物語後半からは一般カラーの機体が登場する。基本的に味方サイドのやられ役であり、相手がモブ機体であっても撃墜される場面が目立った。その一方、第2話におけるサウス・バニング搭乗機はガンダム試作2号機追撃任務で奮戦。敵のザメルと2度にわたって交戦し、機体を大破させられながらもこれを撃破する活躍を見せた。
機動戦士ガンダム MS IGLOO -黙示録0079-
「後期型ジム」名義で登場。第2話では強行偵察隊のザクIIを迎撃した。第3話では仲間を殺された私怨から停戦勧告を無視してオッゴを撃墜し、再びジオンとの戦端を開いてしまう。中にはザクIの不意打ちを食らって2機同時に撃墜されるシーンもあった。
機動戦士ガンダム オレら連邦愚連隊
教導団『ネメシス』の「プレジデント(大統領)」ことホーク・ロイザー大尉の乗機。他のネメシス隊機と同じく濃いブルーに彩られており、またパイロットであるロイザーの高い操縦技量によって色々な神業じみた活躍を披露している。
機動戦士ガンダムMSV-R ザ・トラブルメーカーズ
第1話に陸戦型ジムカラーの機体が3機登場(文章中は「ジム」表記)。内1機は、珍しくガンダム・ハンマーを装備していた。ディーン・ウエスト陸戦高機動型ザクマサ・オーカードム高機動試作機との交戦の末、全機が戦闘不能に追い込まれた。
機動戦士ガンダム ブレイジングシャドウ
特殊部隊シャドウズの所属機が登場。カイン・ラグナードがリーダーを務める『チーム5』にも、戦友であるリネマ・サントザルフ・ワッケンの機体として2機が配備されており、リネマ機は速射性に優れたビームカービンを携行、ザルフ機は背部のランドセルを各種爆薬類を満載した大型ユニットに換装している(地上では脚部を陸戦型ジムのものに変える必要がある)。カインと共に中東のジオン残党軍拠点『ヘルズゲート』を攻略するために出撃するが、待ち構えていたドム・バラッジ部隊に襲撃され、2機とも大破。カインのジム・スナイパーII共々乗り捨てられている。
アナハイム・ラボラトリー・ログ
第7回、第8回にAE社所有機が登場。エゥーゴカラーの機体を非戦闘用に保有している。作中では指揮官機1機と通常機2機がプロト・メガライダー運用試験のサポートを行った。テスト中に突如試験場であるスペースコロニーが崩壊を始めたため、スタッフを乗せたスペース・ランチを抱えた通常機2機がメガランチャーで空いた穴からコロニー外に脱出。指揮官機はメガライダーに搭乗し脱出するための大穴を開けて崩壊するコロニーから脱出したものの、原型を留めないほど半壊してしまった。

装備・機能[編集 | ソースを編集]

特殊機能[編集 | ソースを編集]

センサー・ライト
『アナログ』に登場する機体が装備。両肩に装着して使用する。暗所作業用のライトと、収集した運用データを随伴機に転送する機能を持つ外部センサーで構成されている。

武装・必殺攻撃[編集 | ソースを編集]

基本装備 [編集 | ソースを編集]

60mmバルカン砲
頭部に左右一対2門内蔵。ジム改の頭部はコ・プロセッサーフレームやモニタリング用装備など各種のサブシステムが簡略化されているが、バルカン砲は近接武装として非常に有効であったため、装弾数が増量されている。
ブルパップ・マシンガン
各種弾体と用途の異なるバレル長の銃器として兼用可能なメインユニットを持つドッカブルタイプのMS用銃器として開発されたガンシステムのマシンガン仕様。連邦軍の統一規格である90mm口径の各種実体弾を使用可能で、演習などにおけるペイント弾射出などにも愛用されている。装弾数はマガジン1基につき20発。
ジム・ライフル
90mmの実体弾を発射する武装。弾体はケースレスだが、ジャミング(装弾不良)を起こした時のため、コッキングおよびイジェクト機構は残されている。基幹部とボトルグループなどの中枢機構が高度にユニット化されており、フレームやストック、マズル、マガジンなどを交換出来る。MS用ドッカブルシステムのライフル仕様。
ロング・ライフル
ドッカブルタイプのMS用銃器として開発されたガンシステムのロングバレルライフル仕様。90mm口径の各種実体弾を使用可能で、宇宙空間での弾道を安定させるためにバレル長が延長されている。ボックスマガジンの装弾数は120発。月面や小惑星上でのアンブッシュ、狙撃任務などのためにバイポッドを装備し、より精密な射撃が可能となっている。
『0083』では設定のみで本編には未登場。
ハイパー・バズーカ
一年戦争後のジム系列機が携行しているカートリッジ式のバズーカ。後のガンダムMk-IIも同型の物を使用している。
BR-M-79C-3 ビーム・スプレーガン
ジムが装備するBR-M-79C-1の改良モデル。同時期のフルスペックのビーム・ライフルに比べて射程は短いものの、一年戦争時にジムが使用していたものより出力や収束率が改善されており、中・近距離では充分な破壊力を発揮する。ただし、一年戦争以後のMSには耐ビーム処理が施されている物が多く、ロングレンジでの効果は薄い。
『0083』では設定のみ。
ビーム・サーベル
近接戦闘用の斬撃武器。連邦軍のMSが装備する標準的なビーム・サーベルであり、複数のエネルギー供給システムの規格に上位互換での対応が可能。既存の連邦製機体であれば稼働可能な高効率高容量のコンデンサーデバイスが採用されている。バックパック左側面に1基装備。
『アナログ』に登場した指揮官機は両脚部の増加装甲内に、更に各1基ずつ追加装備している。
シールド
主に実体弾などに対して有効な防御装備。耐ビームコーティングは施されているが、直撃は避けたほうが賢明とされる。腕部のラッチに装備して携行し、使用時にはマニピュレーターで保持して有効なアングルを持ち変える場合が多い。ジム改の物は、サーベルやオプションを装備/携行可能な改装を施されたものである。

その他の装備 [編集 | ソースを編集]

100mmマシンガン
陸戦型ガンダムなどが装備するボックスマガジンタイプのマシンガン。
ビーム・ガン
陸戦型ガンダムが装備するビーム・ライフルのショートバレルタイプ。『MS IGLOO 黙示録0079』に登場した機体が装備。
BOWA XBC-M-83D-2C ビーム・カービン
一年戦争末期に開発された試作ビーム兵器。ビームの威力はビーム・マシンガンより高く、速射速度はビーム・ライフルに勝る。シャドウズ所属のリネマ機が装備。
BR-S-85-C2 ビーム・ライフル
ジムIIなどが装備しているビーム・ライフル。T3部隊所属機はEパック方式の物を装備。
ビーム・ライフル
ガンダムの物と同形状のビーム・ライフル。『紡がれし血統』に登場する機体が装備。
ガンダム・ハンマー
ガンダムが使用する物と同型のハンマー。『ザ・トラブルメーカーズ』に登場する機体が装備。
小型シールド
陸戦型ジムが装備しているシールド。『ザ・トラブルメーカーズ』に登場する機体が装備。
シールド(ネモ用)
ネモが装備しているシールド。『アナハイム・ラボラトリー・ログ』に登場する指揮官機の装備として設定されている。

対決・名場面[編集 | ソースを編集]

機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY[編集 | ソースを編集]

ザメル
第2話より。追撃中に敵のコムサイを発見したバニング小隊だったが、敵の奇襲攻撃を受けてしまう。その際、バニング機は試作1号機に攻撃のチャンスを与えるべく、突進してきたザメルの巨躯を受け止めるという驚異の底力を見せている。その後の海岸での戦闘では試作2号機を追撃するコウを援護するため、ザメルに組みかかるバニングだったが、大質量の機体の前に岩に叩きつけられ中破してしまう。しかし、その手に握られていたビーム・サーベルはザメルのコックピットを貫いていた。

関連機体[編集 | ソースを編集]

改修機・強化型 [編集 | ソースを編集]

パワード・ジム
ガンダム開発計画の一環として、本機をベースに大型バックパック、大推力ブースター、両膝用のショック・アブソーバーユニットを搭載した評価試験機。
ジム・ストライカー / ジム・ストライカー改
本機をベースに、より格闘戦と白兵戦に特化させた機体。
ジム改高機動型
ジムIIの採用試験用として、バックパックやセンサーをジムIIのパーツに置き換えた機体。
ジム・スナイパーIII
ジム改高機動型の狙撃仕様。
EWACジム
本機にアイザックとほぼ同型のレドームを装備した偵察機。
ジム改[ケラウノス所属機]
不足パーツをジム・コマンド等のパーツ・ジャンクパーツで補った機体。
ジム改[ワグテイル]
中破したケラウノス所属機を改修した機体。
ジム・レイド / ジム・レイドライト
本機の強襲用装備。
ジム改 (スナイパー仕様改修型)
『ガンダムEXA VS』の世界観におけるホワイト・ディンゴの所属機の1機。頭部にジム・スナイパーIIのバイザー、膝にスパイクが増設されており、パイプチューブ付きのロングレンジ・ビーム・ライフルを携行している。

系列機・派生機 [編集 | ソースを編集]

ジム
一年戦争時の主力量産機。前期生産型と後期生産型に区分され、その内後者が改修元となっている。
ジム・カナール / ジム・カンヌ
本機を訓練用に再設計した機体。
初期型ジム
本機がデザイン元になっている。『マスターアーカイブ』内の設定では、本機は本格生産モデルであるE型から本体設計が流用されている扱いとなっている(バックパックは除く)。

別デザイン [編集 | ソースを編集]

ジム後期生産型 (センチネル0079版)
本機のデザイン元。
ジム改陸戦型 (サンダーボルト版)
サンダーボルト』におけるジム改。脚部にフロートを装備しており、水上を高速移動できる。

商品情報[編集 | ソースを編集]

プラモデル [編集 | ソースを編集]

資料リンク [編集 | ソースを編集]

リンク[編集 | ソースを編集]

脚注[編集 | ソースを編集]

  1. HGUCジム改の説明書より
  2. ただし、ジェネレーター出力や電装などの規格が変更されているため、ジムの中枢ブロックはそのままでは換装出来ず、それぞれに対応した改造が必要であったと言われている。