「ストライクガンダム」の版間の差分

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== GAT-X105 ストライクガンダム(Strike Gundam) ==
+
{{登場メカ概要
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| 外国語表記 = Strike Gundam
 +
| 登場作品 = [[機動戦士ガンダムSEED]]
 +
| デザイナー = 大河原邦男<ref>原案は片桐圭一郎の可能性あり</ref>
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| 作中名称 = ストライク
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}}
  
*登場作品:[[機動戦士ガンダムSEED]]
+
{{登場メカ概要
*デザイナー:大河原邦男
+
| タイトル = スペック
*分類:試作型[[モビルスーツ]]
+
| 分類 = 汎用試作型[[モビルスーツ]]
*装甲材質:[[フェイズシフト装甲]]
+
| 生産形態 = 試作機
<!-- *頭頂高: -->
+
| 型式番号 = GAT-X105
*全高:17.72m
+
| 全高 = 17.72m
*本体重量:64.80t
+
| 重量 = 64.80t
<!-- *全備重量: -->
+
| 主動力 = [[バッテリー]]
*主動力:バッテリー
+
| 装甲材質 = [[フェイズシフト装甲]]
<!-- *出力: -->
+
| OS = [[GUNDAM (OS)|G.U.N.D.A.M. M.O.S.]]
<!-- *推力: -->
+
| 開発組織 =
<!-- *センサー有効半径: -->
+
*[[地球連合軍]] ([[大西洋連邦]])
*開発組織:[[地球連合軍]]
+
*[[モルゲンレーテ社]]
*主なパイロット:[[キラ・ヤマト]][[ムウ・ラ・フラガ]]
+
| 所属組織 = [[地球連合軍]] ⇒ [[三隻同盟]]
 +
| 所属部隊 = [[アークエンジェル]]
 +
| 主なパイロット =
 +
*[[キラ・ヤマト]]
 +
*[[ムウ・ラ・フラガ]]
 +
}}
  
[[地球連合軍]]が開発した5機の新型[[モビルスーツ]]のうちの1機。機体色はトリコロールから黄色を廃したもの。5機の中では最後に造られた機体で[[デュエルガンダム]][[バスターガンダム]]と同じX100系フレームを採用している。装備換装システム「[[ストライカーパックシステム]]」を搭載しており、汎用性が高い。本機は後に、連合だけでなく、[[ザフト]]の[[MS]]開発にも多大な影響を与えている。ザフトでは明らかに本機を意識した[[MS]]である[[インパルスガンダム]]や連合のストライカーパックをほぼ無調整で使用可能な[[テスタメントガンダム]]、[[ウィザードシステム]]を搭載した[[ザクウォーリア]]などが開発されたり、連合でもストライカーパックを使用可能な[[ダガー]]や[[ダガーL]]、[[ウィンダム]]が開発されたり、本機の改良型である[[ストライクE]]が製造されるなどしている。また、[[フリーダムガンダム]][[ジャスティスガンダム]]も本機のコンセプトを受継いだ部分もあるとされる。
+
== 概要 ==
 +
[[地球連合軍]]に所属する[[大西洋連邦]]が、[[オーブ連合首長国]]の[[モルゲンレーテ社]]の技術協力のもと、資源[[スペースコロニー|コロニー]][[ヘリオポリス]]」で開発していた試作[[モビルスーツ]]。ヘリオポリスで唯一[[ザフト軍]]の強奪を免れた機体で、[[コズミック・イラ]]70~71にかけての戦乱において、多大な戦果を挙げた事が広く知られている他、本機やそこに用いられた技術は以降のMS開発史に大きな影響を与えた。
  
G兵器の中で事実上の量産化に成功した唯一の機体と言える。
+
「G兵器」のコードネームを持つ前期[[GAT-Xシリーズ]]のうち最後に完成した機体で、[[デュエルガンダム|デュエル]]、[[バスターガンダム|バスター]]と同じくX100系フレームを採用しているが、ストライクへの使用にあたってより高い汎用性を求められた結果、フレームは人体の構造を可能な限り反映出来るよう改良が施され<ref>特に腕部は最も人間に近いと言われており、一般的なMSに不必要なほどの性能を持たされた結果、どのような武器にでも対応可能になっている。ただし、完成した機体は能力的なオーダーこそクリアしたが複雑化したシステムはコスト増と整備効率悪化を招き、特殊な腕による操作を必要とするような複雑な武器も現れておらず、後発の機体に同様の腕部は採用されずに終わっている。</ref>、更に[[ブリッツガンダム|ブリッツ]]、[[イージスガンダム|イージス]]からの技術的フィードバックも経た上で、標準的な仕様でありながらより洗練された機体として完成。高度な運用柔軟性を有するとともに、ザフトの[[シグー]]を上回る性能を獲得した<ref>MS建造でザフトの後塵を拝した連合にとって、ザフトMS以上の性能を持つ機体の開発は最低かつ絶対の条件であった。</ref>。
  
なお、イージス自爆時にキラが生存した最大の理由がセーフティーシャッター1枚だったことで「装甲全部をセーフティーシャッターにすればいい」などの冗談がファンの間で囁かれた。
+
G兵器は全機が[[フェイズシフト装甲]]を採用しており、ビーム兵器をほとんど持たないザフトのMSに対して無敵と言える防御力を発揮するほか、新型の高効率ジェネレーターによって小型化されたビーム兵器が標準装備となっており、戦艦を一撃で破壊可能なほどの攻撃力を備えている。一方、PS装甲とビーム兵器の稼働には膨大なエネルギーを必要とするため、同時に使用すると機体そのものの稼働時間が極端に短くなってしまう。また、PS装甲はバッテリー切れによって機能不全に陥るのみならず、それが外観からも一目瞭然であるため、実質的な最大戦闘可能時間は、一般的な量産機よりも短いと言われている。
  
また、外伝などで同じシリーズの機体である[[ストライクノワール]]が主役を張るなど、その人気は非常に高い。
+
最大の特徴は[[ストライカーパックシステム]]と呼ばれる換装機構で、装備を換装する事で異なる特性を機体に与え、戦況に合わせた運用を可能としている。このシステムは後年の連合系機体にも採用され、ザフトの[[インパルスガンダム|インパルス]]や[[ザクウォーリア]]の各種換装システムにも影響を与えた。
  
=== [[ストライカーパックシステム]] ===
+
ストライクは、第1期GAT-Xシリーズの中で最も運動性能の向上に力を入れて設計されており、ストライカーパックによる装備換装も、任務に合わせて装備を替えることで余分なウェイトを減らす効果を狙った側面がある。また、同時期の機体に比べ四肢各部への制御の分散処理の比重が高められており、即応性と運動性能の向上をもたらしている<ref>これはMSに熟練したパイロットがいなかった連合軍にとって操縦負担を減らす意味でも重要度の高いシステム設計であったが、実際の運用では装備による機体重量及びバランス変化、地形への対応など複雑化した要因が加わるため、処理すべきデータの膨大化、カオス化が顕著であり、最終的な統括した制御をパイロットが受け持たねばならない事態も多かった。</ref>。更に、PS装甲に対する依存性を高めることで装甲部材の軽量化を図っている<ref>一方でディアクティブ状態での抗甚性は著しく低下している。</ref>。この他、ボディには緊急時にコクピットを防御するセーフティーシャッターが装備され、パワーダウン時や外装が破損した場合にパイロットを保護することが可能となっている。
高機動戦闘や対艦攻撃などの特定のコンセプトに沿った装備を持ったバックパックを換装する事で、様々な用途・状況に対応するシステム。バッテリーも内蔵されており、MSの稼働時間の延長にも一役買っている。また、[[スカイグラスパー]]や[[コスモグラスパー]]といった[[MS]]支援用の戦闘機にも装備可能で、[[MS]]との連携によって空中で装備を換装する事もできる。このシステムの有用性は[[ザフト軍]]でも認められ、「ウィザードシステム」や「シルエットシステム」などが開発されている。
 
 
 
==== 『SEED』、『SEED DESTINY』、『STARGAZER』で登場 ====
 
;[[エールストライクガンダム|エールストライカー]]
 
:高機動バックパックを搭載し、宇宙での機動性の向上や大気圏内での高々度ジャンプを可能とする、汎用性の高い形態。最も多用されている。また、ビームサーベルも装備しており、格闘能力も向上。
 
;[[ソードストライクガンダム|ソードストライカー]]
 
:対艦刀を装備し、格闘戦に対応した形態。対[[MS]]戦闘でもよく用いられる。ミゲルやニコルなどの名のあるパイロットを倒した時に使用されていることが多い。
 
;[[ランチャーストライクガンダム|ランチャーストライカー]]
 
:火器を多数装備した、火力重視の形態。対艦攻撃や火力支援に力を発揮する。
 
;ジェットストライカー
 
:空戦用の装備。『SEED DESTINY』で登場。ストライクは装備していない。
 
;ドッペルホルン連装無反動砲
 
:2門の無反動砲を装備したストライカーパック。対艦攻撃などに用いられる。『SEED DESTINY』で登場。ストライクは装備していない。
 
;マルチストライカーパック
 
:大型ミサイルケースを搭載した装備。[[核ミサイル|核弾頭ミサイル]]を装填できる。『SEED DESTINY』で登場。ストライクは装備していない。
 
;[[ストライクノワール|ノワールストライカー]]
 
:I.W.S.P.(後述)の発展型。主にストライクEが装備していた。『STARGAZER』で登場。
 
;[[パーフェクトストライクガンダム]]
 
:背面にはバッテリー数を増加したエールストライカー、右肩にはランチャーストライカーのコンボウェポンポッド、左腕にはソードストライカーのユニットを装備した機体。単一のストライカーパックではなく全てを装備したストライクをこう呼ぶ。『SEED HDリマスター』に登場。
 
 
 
==== その他(『SEED MSV』など)で登場 ====
 
;[[ストライクガンダムI.W.S.P.|I.W.S.P.]]
 
:名称は統合兵装ストライカーパック('''I'''ntegrated '''W'''eapons '''S'''triker '''P'''ack)の略。エール、ソード、ランチャー全ての長所を併せ持つ装備。強力だが、消費電力の増加などの問題点も多い。
 
;[[ライトニングストライクガンダム|ライトニングストライカー]]
 
:ストライクの稼働時間の延長と友軍機へのパワー補給、超長距離狙撃任務を目的として開発された装備。
 
;[[ガンバレルダガー|ガンバレルストライカー]]
 
:簡単に言うと、[[メビウス・ゼロ]]のストライカーパック版。ムウのような高度な空間認識能力を持つ人間にしか扱えない。元々はストライクに装備する予定であったが、諸事情から[[モーガン・シュバリエ]]のダガーに装備される事となった。とあるゲーム中では予定通りにストライクに装備し、ムウが搭乗した姿が見られる。
 
;エールストライカー(コスモグラスパー用)
 
:[[コスモグラスパー]]に標準装備されているエールストライカー。通常の物と形状が異なる他、ビームサーベルが装備されていない。ストライクなどにも装備可能。
 
;Gフライト
 
:[[ガンダムアストレイ アウトフレーム]]専用のストライカーパック。追加のブースターと大型シールドで構成されている。
 
;ディバインストライカー
 
:テスタメント専用に開発された[[VPS装甲]]製のストライカーパック。フライトユニットや大型クローアームとして使用可能。
 
;アナザートライアルソードストライカー
 
:ストライクE専用のソードストライカー。パンツァーアイゼンとマイダスメッサーが1つずつ増やされている。
 
;アナザートライアルランチャーストライカー
 
:ストライクE専用のランチャーストライカー。通常は左肩に装着されていたコンボウェポンポッドがバックパックに装着されるように変更されている。
 
;スペキュラムストライカー
 
:[[ライゴウガンダム]]用のストライカーパック。エールストライカーをベースにしている高機動戦用装備。
 
;キャリバーンストライカー
 
:ライゴウ用のストライカーパック。ソードストライカーをベースにしている近接戦用装備。
 
;サムブリットストライカー
 
:ライゴウ用のストライカーパック。ランチャーストライカーをベースにしている砲撃戦用装備。
 
;シールドストライカー
 
:対ビームシールドを装備した高機動戦用のストライカーパック。
 
;バスターストライカー
 
:[[バスターガンダム]]の94mm高エネルギー収束火線砲と350mmガンランチャーを装備した砲撃戦用のストライカーパック。
 
;バズーカストライカー
 
:バズーカを装備した砲撃戦用のストライカーパック。
 
;ドラグーンストライカー
 
:[[プロヴィデンスガンダム]]のユーディキウム・ビームライフルを装備しているストライカーパック。これ自体をドラグーンとして使用する事も可能。
 
  
 
== 登場作品と操縦者 ==
 
== 登場作品と操縦者 ==
 
;[[機動戦士ガンダムSEED]]
 
;[[機動戦士ガンダムSEED]]
:5機のG兵器の中で唯一、強奪を免れた機体であり、[[マリュー・ラミアス]][[キラ・ヤマト]]が搭乗。当初はマリューが操縦していたが、[[アスラン・ザラ|アスラン]]の銃撃で腕を負傷し、[[ナチュラル]]である上にパイロットですらない彼女では[[MS]]の操縦など出来る訳もなく、さらに当初はOSが未完成だったため、歩くことすらもままならなかったが、工業カレッジの学生であったキラが強引に操縦を代わり、瞬時にOSを書き換えた事で、標準装備でありながらも驚異的な性能を発揮して、[[ミゲル・アイマン]]の駆る[[ジン]]を撃破した。だが、書き換えられたOSは[[ナチュラル]]のパイロットでは到底扱える物ではなく、そのまま、なし崩し的にキラは本機のパイロットとして戦う事となった。それ以後、ジンはもちろん、敵に強奪された4機のGとも対等以上に渡り合い、ミゲルを皮切りに、[[アンドリュー・バルトフェルド]][[マルコ・モラシム]]、そして奪われたGの1機であるブリッツを奪取した[[ニコル・アマルフィ]]など、エースパイロットを次々と撃破するという高い戦果をあげている。が、ニコルの死に激昂した[[アスラン・ザラ|アスラン]]の駆るイージスと戦闘になり、自爆攻撃に巻き込まれて大破する。その後、本機は[[オーブ軍]]に回収され、[[ナチュラル]]用OSを搭載した上で修復され、地球軍を離反した[[アークエンジェル]]がオーブに寄港した際に引き渡された。その後は[[ムウ・ラ・フラガ]]がパイロットとなり、オーブ開放作戦において、[[ストライクダガー]]や[[カラミティガンダム]]を相手に初心者と思えない戦いぶりを見せ、オーブが陥落した後も[[核ミサイル]]の撃破などの高い戦果を挙げるが、第二次ヤキン・ドゥーエ攻防戦にて[[ラウ・ル・クルーゼ]]の[[プロヴィデンスガンダム]]と交戦、善戦するが、中破する。最後は[[アークエンジェル]]に向けて放たれた[[ドミニオン]]のローエングリンを身を挺して防ぎ、機体は爆散・消滅した。なお、ナチュラル用OSが搭載される以前に、一度だけ[[サイ・アーガイル]]が動かそうとしたことがあったが、擱座しただけで歩かせることすらままならなかった。
+
:初登場作品。主人公[[キラ・ヤマト]]の前半の搭乗機であり、彼が後継機に乗ってからは[[ムウ・ラ・フラガ]]が搭乗する。他にも[[マリュー・ラミアス]][[サイ・アーガイル]]が搭乗した事もある。<br />[[ヘリオポリス]]での戦闘でザフト軍からの強奪を免れ、マリューとキラが乗り込んだ。始めはマリューが操縦していたものの様々な要因からナチュラルの彼女には手に余る機体であった為、キラと交代。彼がOSを書き換えた事で最大限に性能が発揮できるようになり、[[ミゲル・アイマン]][[ジン]]を撃破している。<br />その後はキラがパイロットとなっているが、専らストライカーパックを装備して戦う事が多く、紅海での[[モラシム隊]]との最初の戦闘でのみパック無しのこの状態で戦った。<br />キラが[[フリーダムガンダム]]に乗り換えた後はムウがパイロットとなり、フリーダムとの模擬戦時にこの状態で戦っている。また、[[スペースコロニー]][[メンデル]]での戦闘でもランチャーストライカーが対MS戦闘に向かない事からパージしてこの状態で[[クルーゼ専用ゲイツ]]と交戦するもエクステンショナル・アレスターの直撃を受け、片腕と腹部を損傷して戦闘続行不可能となり、キラのフリーダムに回収された。
;[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]]
+
;[[GUNDAM EVOLVE]]
:ストライクそのものは登場しないが、エターナル救援のために[[キラ・ヤマト]]が[[ストライクルージュ]]に搭乗した際、VPS装甲の電圧設定をストライクと同じにしたため、わずかな間だが「ストライクとほぼ同じ外見のストライクルージュ」が登場している。
+
:「EVOLVE../8」に登場。作中では跳び回って敵機を次々と撃破するなど、スタントマンも同然の挙動を見せている。当初はエールストライカーを装備していたものの、[[ジンオーカー]]数機の攻撃の前に損傷したため、パージして戦闘を続行。落ちていたグランドスラムを拾い上げ、残る敵機を撃破した。その際、グランドスラムは敵機2機を串刺しにした事で刀身が折れている。
;[[機動戦士ガンダムSEED C.E.73 STARGAZER]]
 
:設計図を元にアクタイオン・インダストリー社によって再製造され、後に[[ストライクE]](ストライクノワール)に改修される2機目のストライクが存在。こちらは[[スウェン・カル・バヤン]]の専用機体となっている。
 
  
 
== 装備・機能 ==
 
== 装備・機能 ==
 
 
=== 特殊機能 ===
 
=== 特殊機能 ===
 
;[[フェイズシフト装甲]]
 
;[[フェイズシフト装甲]]
:通電させる事で相転移する特殊な装甲で、物理攻撃を無効化する。通常はグレー一色だが、通電させると色が変化する。大気圏突入なども可能になるが、エネルギーを大量に消費する上、高出力のビーム兵器などには弱いという欠点もある。
+
:一定の電圧を持つ電流を流す事で相転移する特殊金属で構成された装甲。相転移した装甲は一定のエネルギー消費と引き換えに物理的な衝撃を無効化でき、単独での大気圏突入も可能。<br/>この金属は相転移に伴って装甲面の分子配列が変化する性質があるため、パーツごとに色彩も変化する。非展開時のカラーリングは概ねメタリックグレーで、その状態は「ディアクティブモード」と呼ばれる。
;換装
+
;[[ストライカーパックシステム]]
:ストライカーパックを換装する。
+
:ストライクに搭載された各種ストライカーパックを換装可能。ストライカー自体をメインのパワーパックとした事で、他の機体と比べて戦闘中のバッテリー補給が容易になるというメリットも存在した。
  
 
=== 武装・必殺攻撃 ===
 
=== 武装・必殺攻撃 ===
;75mm対空自動バルカン砲塔システム「イーゲルシュテルン」
+
;75mm対空自動バルカン砲塔システム イーゲルシュテルン
:頭部に2門装備された近接防御機関砲。敵機への威嚇や牽制、ミサイル迎撃などに使われる。MSのカメラ程度なら破壊する攻撃力があるが、装甲にダメージを与える程の威力はなく、あくまで牽制用としての武装である。
+
:頭部に2門内蔵されている標準的なCIWS(対空防御機関砲)。<br/>GAT-Xシリーズの頭部に共通して装備されており、主に至近距離でミサイルや航空兵力を迎撃するために用いられるが、対歩兵用などに使用される場合もある。高精度の射撃指揮装備により、目標の発見・追尾・射撃まで自動化されている。名称は「ハリネズミの陣」の意。
;コンバットナイフ「アーマーシュナイダー」
+
;コンバットナイフ アーマーシュナイダー
:両腰部に格納された折りたたみ式のナイフ。内蔵された電源と超振動モーターによって高周波振動させた刀身でPS装甲以外のほとんどの装甲を切断できる。キラがSEEDを発現させると多用しているイメージが強い。パック非装着時のストライクの標準装備だが、[[ミゲル・アイマン|ミゲル]][[アンドリュー・バルトフェルド|バルトフェルド]]といった、名だたるパイロットを撃破した武器でもある。
+
:MSサイズの超高度金属製近接格闘用戦闘ナイフ。超振動モーターで刀身を高周波振動させることで、あらゆる物質を切断可能。<br/>小型のため交戦距離は限定されるが、投擲するなどの使用も可能。<br/>稼働用バッテリーは内蔵式で、本体のエネルギー残量によらず使用が可能。PS装甲であっても技量次第では致命傷を与える事が出来る。<br/>開発初期段階において、機体本体に装備された武装はイーゲルシュテルンのみであったが、開発陣の間で不測の状況下でのストライカーパック未装備時戦闘に危惧を覚える声が上がり、急遽追加採用が決定された。<br/>なお、高周波振動ブレードの鍛造にあたって、[[グレイブヤード]]のテクノクラート集団の技を何らかの方法で導入したとされているが、風聞の粋を出ない。<br/>名称はドイツ語で「装甲を切るもの」を意味する<ref>ドイツ語で「装甲」はリュストゥング、またはパンツァーであるため、英語とのちゃんぽんになっている</ref>。
;57mm高エネルギービームライフル
+
;57mm高エネルギー[[ビームライフル]]
:携行式のビーム砲。[[ローラシア級]]の外装を一撃で貫通するほどの威力がある。ただし、機体のジェネレーターからエネルギーを供給する方式の為、使用した回数に応じて機体の稼働時間に制約を受ける。
+
:ストライクの主兵装。ザフト製の標準的なビームキャノンよりも大幅に小型化されている一方で、艦艇の装甲をも撃ち抜くほどの威力と、対MS戦などにも対応する連射性能を誇る。<br/>機体エネルギーをグリップのコネクターから直接供給しているため、使用回数や稼働時間は制限される事が多い。<br/>低電力高出力ジェネレーターの開発にあたって、その分野の最先端を走っていた民間企業の研究スタッフを徴用し<ref>同スタッフは表立っての戦争協力を拒んだため、氏名不詳とされている。</ref>、同時期に某ロビー団体の協力でザフトの最新研究情報を入手した上で実用化にこぎつけている。
 +
;対ビームシールド
 +
:ビーム兵器対策として用意された実体式の盾。特殊な共鳴現象を起こす複合金属を鋼材とし、ビームを拡散・吸収するコーティングも施されており、微細な振動を繰り返す鋼材の固有振動数との相乗効果で敵ビームを屈折・拡散させる。<br/>なお、本装備開発時に極秘視察を行った連合首脳部がMSの全身にこの部材の使用を提案したが、振動鋼材は通常の合金の倍近く金属疲労が激しく、更にPS素材との相性が極めて悪いという点から不可能であった。
 +
 
 +
==== その他 ====
 
;バズーカ
 
;バズーカ
:第8艦隊からの補給時に渡された対MS用の武装。[[デュエルガンダム]]が装備する予定だったタイプとは別の物。弾倉を4つまで装着可能。水中戦を挑む際に装備されたが、大した成果はなかった。使われたのもその時だけだったし。
+
:携行式の実弾兵器で、[[デュエルガンダム|デュエル]]用とは異なるタイプ。後部にカートリッジを4つ装填できる。<br />[[第8艦隊]]からの補給時に搬入され、『SEED』第22話の[[モラシム隊]]との初戦時や第24話での遭難したカガリの捜索時に使用された。
 +
;模擬戦用サーベル (正式名称不明)
 +
:ビームサーベルに似た形状の武装。『SEED』第37話のフリーダムとの模擬戦で使用している。
 
;XM404 グランドスラム
 
;XM404 グランドスラム
:プラモデル「PG ストライクガンダム」に付属しているオリジナル武装。最初は設定が起こされていたが、後に非公式装備として扱われる事になった。映像作品「[[GUNDAM EVOLVE]]」にて、ストライクが使用している。
+
:[[ガンプラ]]「PG 1/60 ストライクガンダム」付属のオリジナル武器を初出とする大型の実体剣。デザインは『SEED』のキャラクターデザインを担当した平井久司氏。当初は公式用に設定が用意されていたが、バンダイホビー側に提案した際「模型としての自由な発想が失われる」という旨を伝えられたため、設定無しのあくまで模型オリジナルの武装に留まっている<ref>[http://studioorphee.net/blog/astray/2006/10/post-98.html ASTRAYなブログ:昨日の話題に関連して]</ref>。<br />その後は一部のガンプラの付属品や模型誌の付録などで立体化されている他、『GUNDAM EVOLVE』にて、砂漠の辺境にあるザフト軍基地に置かれてあった物を奪取して緊急的に使用している。
;対ビームシールド
+
;MMI-M1001 90mm対空散弾銃
:対ビームコーティング処理が施された実体型シールド。デュエル等と同規格の大型タイプで、有効防御面が広い。大きい分取り回しに難があり、エールストライカーパック装着時の使用が望ましいとされる。
+
:厳密には本機の武装ではなく、ザフト製MSの[[ディン]]の武装。『SEED』第22話にてグーンの魚雷を受けアーマーシュナイダーを落とした際、アークエンジェルに撃墜され付近に落ちてきたディンの残骸から借用した。それもあってか、ガンプラ「ENTRY GRADE 1/144 ストライクガンダム[リサーキュレーションカラー/ネオングリーン]」で付属品として採用され、以降のオプションパーツセットなどにも付属している。
  
 
== 対決・名場面 ==
 
== 対決・名場面 ==
;OS書き換え
+
=== 機動戦士ガンダムSEED ===
:原作2話「その名はガンダム」より。キラはアスランとの邂逅を果たした後、ストライクにマリューと乗り込んでしまい交戦に巻き込まれる最中OSの不出来を看破してその場でOSを書き換えてあっという間にストライクの運動性能を驚異的なレベルに引き上げた。歴代ガンダムシリーズでもMSのOSの設定がされていた前例はこれまで存在せず、21世紀のガンダムシリーズであるガンダムSEEDにおけるMSの設定を強く印象付ける描写であった。
+
;対[[ジン]](ミゲル機)
 +
:PHASE-2より、ストライクの初戦闘。<br />戦闘に巻き込まれたキラはマリューと共にストライクに乗り込むが、そこにミゲルのジンがストライクを鹵獲しようと攻撃を仕掛けてくる。シートの後ろで様子を見ていたキラはOSが未完成である事に気づき、マリューと交代してOSをその場で書き換える。その結果、ストライクは見違える程に動きが変わり、その圧倒的な性能でジンを撃破するのだった。<br />歴代ガンダムシリーズでもMSのOSの設定がされていた前例はこれまで存在せず、「21世紀のファーストガンダム」であるガンダムSEEDにおけるMSの設定を強く印象付ける描写となった。
 
;対[[フリーダムガンダム]]
 
;対[[フリーダムガンダム]]
:原作37話「神のいかずち」より。[[オーブ軍]]に回収され、OSも[[ナチュラル]]仕様に書き換えられて修理の完了したストライクにムウは「自分が乗る」と言い出す。早速、キラと模擬戦を始めるのだが、「いきなり僕とやるのは早過ぎる」と軽口を叩くキラに「生意気言うんじゃないよ!」と返した。ここで遂に夢の新旧主人公機対決シーン(1カットのみだが)が描かれる事となった。<br />尚、ゲームの話にはなってしまうが、『SDガンダム G GENERATION ADVANCE』ではフリーダムは何とクルーゼ専用機として開発される(後に回収され、キラが搭乗するのだが)ため、キラのストライク対クルーゼのフリーダムという形での新旧[[主人公]]機対決が実現している。また、その後、ムウがクルーゼと決着をつけるためにストライクに乗り込み、クルーゼのフリーダムと交戦する事に。ちなみにこの時、キラはストライクの代わりに[[リ・ガズィ]]に乗っている。
+
:PHASE-37(リマスター版PHASE-39)より。<br />イージスとの戦闘で大破し、[[モルゲンレーテ社]]によって修復されたストライク。その際にナチュラル用OSが搭載され、再び[[アークエンジェル]]に配備される事になったのだが、その機体にはムウが乗る事に。早速フリーダムと模擬戦を行うが、「いきなり僕と模擬戦をやるのは早過ぎるのでは」と軽口を叩くキラにムウは「生意気言うんじゃない」と返し挑みかかるのだった。<br />夢の新旧主人公機対決シーンだが、その結果がどうなったのかは不明。<br />ちなみに、ゲーム『SDガンダム G GENERATION ADVANCE』でも新旧主人公機の対決があるのだが、こちらでは何とフリーダムは'''[[OZ]]がクルーゼ専用機として開発した'''という設定になっており([[プロヴィデンスガンダム|プロヴィデンス]]は登場しない)、キラのストライク対クルーゼのフリーダムという形になっている。また、ソロモン攻略戦では「クルーゼと決着をつける為にはストライクの力が必要」としてムウが搭乗して戦う。ちなみにこの時のキラはストライクの代替機として[[リ・ガズィ]]に乗っている。
  
 
== 関連機体 ==
 
== 関連機体 ==
 +
=== 各種ストライカー換装形態 ===
 
;[[エールストライクガンダム]]
 
;[[エールストライクガンダム]]
:
+
:エールストライカーを装備した高機動戦仕様。
 
;[[ソードストライクガンダム]]
 
;[[ソードストライクガンダム]]
:
+
:ソードストライカーを装備した接近戦仕様。
 
;[[ランチャーストライクガンダム]]
 
;[[ランチャーストライクガンダム]]
:
+
:ランチャーストライカーを装備した砲撃戦仕様。
 
;[[パーフェクトストライクガンダム]]
 
;[[パーフェクトストライクガンダム]]
:
+
:マルチプルアサルトストライカーを装備した形態。「ガンダムSEED HDリマスター」で登場。
 
;[[ストライクガンダムI.W.S.P.]]
 
;[[ストライクガンダムI.W.S.P.]]
:
+
:統合兵装ストライカーパックを装備した形態。
 
;[[ライトニングストライクガンダム]]
 
;[[ライトニングストライクガンダム]]
:
+
:ライトニングストライカーを装備した形態。
;[[ストライクE]]
+
;[[ガンバレルストライクガンダム]]
:
+
:ガンバレルストライカーを装備した形態。
;[[ストライクノワール]]
+
;[[ドライグストライクガンダム]]
:ストライクEがノワールストライカーを装着した状態。
+
:[[オルタナティブ・プロジェクト]]で再製造されたストライクがMS用多機能ツール「カレトヴルッフ」を装備した形態。
 +
 
 +
=== 系列機・派生機 ===
 +
;[[ストライクガンダムI.W.S.P. (再製造機)]]
 +
:[[アクタイオン・プロジェクト]]で再度製造されたストライクがI.W.S.P.を装備した形態。
 +
:;[[ストライクE]] / [[ストライクノワール]]
 +
::ストライク (再製造機)の改良型。複数の同型機が生産されている。
 +
;[[ストライクルージュ]]
 +
:[[オーブ連合首長国]]がストライクの予備パーツから組み上げたストライクのコピー機。
 
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:本機の設計を流用してオーブが開発した機体。
 
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:本機を基にして連合が配備した制式量産型。ストライクダガーとは異なり、ストライカーパックシステムを搭載している。
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;[[デュエルガンダム]] / [[バスターガンダム]] / [[ブリッツガンダム]] / [[イージスガンダム]]
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:同時期に開発された兄弟機。デュエルとバスターは本機と同様のX100系フレームを使用している。
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=== 技術的関与のある機体 ===
 
;[[スカイグラスパー]]
 
;[[スカイグラスパー]]
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:支援機。ストライカーパックシステムに対応し、前線のストライクにストライカーパックを輸送する事が出来る。
;[[コスモグラスパー]]
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;[[テスタメントガンダム]]
:
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:ストライカーパックシステムの検証用に[[ザフト軍]]が開発した機体。
;[[テスタメントガンダム]]<br />[[インパルスガンダム]]
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;[[インパルスガンダム]]
:ザフト版ストライク。
+
:ザフト版ストライクとも言うべき機体。[[ストライカーパックシステム]]に似た[[シルエットシステム]]を搭載している。
;[[ザクウォーリア]]<br />[[ザクファントム]]
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;[[ザクウォーリア]] / [[ザクファントム]]
:[[ストライカーパックシステム]]に似た[[ウィザードシステム]]を搭載している。
+
:ザフト軍が開発した「[[ニューミレニアムシリーズ]]」の量産機。ストライカーパックシステムに似た[[ウィザードシステム]]を搭載している。
 +
;[[ガンダムアストレイ]]
 +
:初期GAT-Xシリーズの技術を盗用して開発された機体。全5機が開発された。
  
== 商品情報 ==
+
=== その他 ===
*<amazon>B00030EUEE</amazon>
+
;ブラックストライク
*<amazon>B000AQMGAQ</amazon>
+
:コミックボンボンの読み切り漫画『ガンプラ武蔵』に登場する黒く塗装されたストライクの[[ガンプラ]]。
*<amazon>B0004EAGEM</amazon>
+
:;スーパーグレートストライクガンダム トリプルストライカー仕様
*<amazon>B000NP5J8U</amazon>
+
::ブラックストライクにエール、ソード、ランチャーの各種ストライカーをフル装備させた形態。
 +
:;スーパーグレートストライクガンダム ツインビームサーベル仕様
 +
::両腕を破壊されたスーパーグレートストライクガンダムに急遽バスターの右肩、右腕代わりのバクゥの頭部~首、ブリッツの左腕を装備させた形態。
 +
;[[ビルドストライクガンダム]] / [[ビルドストライクガンダム フルパッケージ]]
 +
:『[[ガンダムビルドファイターズ]]』に登場するストライクベースの[[ガンプラ]]と専用ストライカーを装備した状態。機体各部に手が加えられており、機動性が強化されている。後にさらに強化され[[スタービルドストライクガンダム]]となっている。
 +
;[[トールストライクガンダムグリッター]]
 +
:『[[ガンダムビルドファイターズA-R]]』に登場するストライクベースのガンプラ。エールストライカーの機能強化に重点をおいて改造されている。
  
== 話題まとめ ==
+
== 余談 ==
<!-- *[[namazu:ストライクガンダム]] (全文検索結果) -->
+
*本機に接近戦用の武器としてアーマーシュナイダーが設定された理由については、『SEED』監督福田 己津央氏が過去に演出およびストーリーボードを務めたロボットアニメ『機甲戦記ドラグナー』に起因している。同作の主役機ドラグナー1は両脛にアザルトナイフが装備されている設定であるものの、当時監督に「ナイフ使って良いですか?」と確認したところ、「悪役っぽいからやめとう」と却下されたため作中には未登場となった。『SEED』において主役機にナイフを持たせたのはその時の再チャレンジとなっている。
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*本機を含むGAT-Xシリーズ5機のデザイナーは公式では大河原邦男氏となっているが、一方で[[フェニックスガンダム]]や[[シスクード]]などのデザインを手掛けた片桐圭一郎氏が原案(最終準備稿)を描いたゴーストデザイナーである可能性が噂されている。実際、同一と思わしき人物がTwitter上でストライクのデザインを事細かに解説しているのが確認できる。
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**[https://twitter.com/R_AREA2019/status/1530001000701906944?s=20&t=pRuCGIlC6pgEbIC7Mz-UYA K-16(R-AREA)氏のツイート (ストライクのフレームデザインについて)]
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**[https://twitter.com/R_AREA2019/status/1530701078064267264?s=20&t=d1jQE-GDkuqit6RR1Z_Guw K-16(R-AREA)氏のツイート (ストライクのルーツはGMジャグラー)]
  
== 資料リンク ==
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== 商品情報 ==
<!-- *[[一覧:ストライクガンダム]] -->
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<!-- <amazon>ASIN</amazon> -->
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<!-- ASINにはAmazonの商品ページに記載されている10桁の番号を入力してください。 -->
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=== [[ガンプラ]] ===
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<amazon>B00030EUEE</amazon>
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<amazon>B000AQMGAQ</amazon>
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<amazon>B0004EAGEM</amazon>
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<amazon>B000NP5J8U</amazon>
  
 
== リンク ==
 
== リンク ==
 
*[[登場メカ]]
 
*[[登場メカ]]
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== 脚注 ==
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2024年7月20日 (土) 12:03時点における最新版

ストライクガンダム
外国語表記 Strike Gundam
作中名称 ストライク
登場作品 機動戦士ガンダムSEED
デザイナー 大河原邦男[1]
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スペック
分類 汎用試作型モビルスーツ
生産形態 試作機
型式番号 GAT-X105
全高 17.72m
重量 64.80t
主動力 バッテリー
装甲材質 フェイズシフト装甲
OS G.U.N.D.A.M. M.O.S.
開発組織
所属組織 地球連合軍三隻同盟
所属部隊 アークエンジェル
主なパイロット
テンプレートを表示

概要[編集 | ソースを編集]

地球連合軍に所属する大西洋連邦が、オーブ連合首長国モルゲンレーテ社の技術協力のもと、資源コロニーヘリオポリス」で開発していた試作モビルスーツ。ヘリオポリスで唯一ザフト軍の強奪を免れた機体で、コズミック・イラ70~71にかけての戦乱において、多大な戦果を挙げた事が広く知られている他、本機やそこに用いられた技術は以降のMS開発史に大きな影響を与えた。

「G兵器」のコードネームを持つ前期GAT-Xシリーズのうち最後に完成した機体で、デュエルバスターと同じくX100系フレームを採用しているが、ストライクへの使用にあたってより高い汎用性を求められた結果、フレームは人体の構造を可能な限り反映出来るよう改良が施され[2]、更にブリッツイージスからの技術的フィードバックも経た上で、標準的な仕様でありながらより洗練された機体として完成。高度な運用柔軟性を有するとともに、ザフトのシグーを上回る性能を獲得した[3]

G兵器は全機がフェイズシフト装甲を採用しており、ビーム兵器をほとんど持たないザフトのMSに対して無敵と言える防御力を発揮するほか、新型の高効率ジェネレーターによって小型化されたビーム兵器が標準装備となっており、戦艦を一撃で破壊可能なほどの攻撃力を備えている。一方、PS装甲とビーム兵器の稼働には膨大なエネルギーを必要とするため、同時に使用すると機体そのものの稼働時間が極端に短くなってしまう。また、PS装甲はバッテリー切れによって機能不全に陥るのみならず、それが外観からも一目瞭然であるため、実質的な最大戦闘可能時間は、一般的な量産機よりも短いと言われている。

最大の特徴はストライカーパックシステムと呼ばれる換装機構で、装備を換装する事で異なる特性を機体に与え、戦況に合わせた運用を可能としている。このシステムは後年の連合系機体にも採用され、ザフトのインパルスザクウォーリアの各種換装システムにも影響を与えた。

ストライクは、第1期GAT-Xシリーズの中で最も運動性能の向上に力を入れて設計されており、ストライカーパックによる装備換装も、任務に合わせて装備を替えることで余分なウェイトを減らす効果を狙った側面がある。また、同時期の機体に比べ四肢各部への制御の分散処理の比重が高められており、即応性と運動性能の向上をもたらしている[4]。更に、PS装甲に対する依存性を高めることで装甲部材の軽量化を図っている[5]。この他、ボディには緊急時にコクピットを防御するセーフティーシャッターが装備され、パワーダウン時や外装が破損した場合にパイロットを保護することが可能となっている。

登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]

機動戦士ガンダムSEED
初登場作品。主人公キラ・ヤマトの前半の搭乗機であり、彼が後継機に乗ってからはムウ・ラ・フラガが搭乗する。他にもマリュー・ラミアスサイ・アーガイルが搭乗した事もある。
ヘリオポリスでの戦闘でザフト軍からの強奪を免れ、マリューとキラが乗り込んだ。始めはマリューが操縦していたものの様々な要因からナチュラルの彼女には手に余る機体であった為、キラと交代。彼がOSを書き換えた事で最大限に性能が発揮できるようになり、ミゲル・アイマンジンを撃破している。
その後はキラがパイロットとなっているが、専らストライカーパックを装備して戦う事が多く、紅海でのモラシム隊との最初の戦闘でのみパック無しのこの状態で戦った。
キラがフリーダムガンダムに乗り換えた後はムウがパイロットとなり、フリーダムとの模擬戦時にこの状態で戦っている。また、スペースコロニーメンデルでの戦闘でもランチャーストライカーが対MS戦闘に向かない事からパージしてこの状態でクルーゼ専用ゲイツと交戦するもエクステンショナル・アレスターの直撃を受け、片腕と腹部を損傷して戦闘続行不可能となり、キラのフリーダムに回収された。
GUNDAM EVOLVE
「EVOLVE../8」に登場。作中では跳び回って敵機を次々と撃破するなど、スタントマンも同然の挙動を見せている。当初はエールストライカーを装備していたものの、ジンオーカー数機の攻撃の前に損傷したため、パージして戦闘を続行。落ちていたグランドスラムを拾い上げ、残る敵機を撃破した。その際、グランドスラムは敵機2機を串刺しにした事で刀身が折れている。

装備・機能[編集 | ソースを編集]

特殊機能[編集 | ソースを編集]

フェイズシフト装甲
一定の電圧を持つ電流を流す事で相転移する特殊金属で構成された装甲。相転移した装甲は一定のエネルギー消費と引き換えに物理的な衝撃を無効化でき、単独での大気圏突入も可能。
この金属は相転移に伴って装甲面の分子配列が変化する性質があるため、パーツごとに色彩も変化する。非展開時のカラーリングは概ねメタリックグレーで、その状態は「ディアクティブモード」と呼ばれる。
ストライカーパックシステム
ストライクに搭載された各種ストライカーパックを換装可能。ストライカー自体をメインのパワーパックとした事で、他の機体と比べて戦闘中のバッテリー補給が容易になるというメリットも存在した。

武装・必殺攻撃[編集 | ソースを編集]

75mm対空自動バルカン砲塔システム イーゲルシュテルン
頭部に2門内蔵されている標準的なCIWS(対空防御機関砲)。
GAT-Xシリーズの頭部に共通して装備されており、主に至近距離でミサイルや航空兵力を迎撃するために用いられるが、対歩兵用などに使用される場合もある。高精度の射撃指揮装備により、目標の発見・追尾・射撃まで自動化されている。名称は「ハリネズミの陣」の意。
コンバットナイフ アーマーシュナイダー
MSサイズの超高度金属製近接格闘用戦闘ナイフ。超振動モーターで刀身を高周波振動させることで、あらゆる物質を切断可能。
小型のため交戦距離は限定されるが、投擲するなどの使用も可能。
稼働用バッテリーは内蔵式で、本体のエネルギー残量によらず使用が可能。PS装甲であっても技量次第では致命傷を与える事が出来る。
開発初期段階において、機体本体に装備された武装はイーゲルシュテルンのみであったが、開発陣の間で不測の状況下でのストライカーパック未装備時戦闘に危惧を覚える声が上がり、急遽追加採用が決定された。
なお、高周波振動ブレードの鍛造にあたって、グレイブヤードのテクノクラート集団の技を何らかの方法で導入したとされているが、風聞の粋を出ない。
名称はドイツ語で「装甲を切るもの」を意味する[6]
57mm高エネルギービームライフル
ストライクの主兵装。ザフト製の標準的なビームキャノンよりも大幅に小型化されている一方で、艦艇の装甲をも撃ち抜くほどの威力と、対MS戦などにも対応する連射性能を誇る。
機体エネルギーをグリップのコネクターから直接供給しているため、使用回数や稼働時間は制限される事が多い。
低電力高出力ジェネレーターの開発にあたって、その分野の最先端を走っていた民間企業の研究スタッフを徴用し[7]、同時期に某ロビー団体の協力でザフトの最新研究情報を入手した上で実用化にこぎつけている。
対ビームシールド
ビーム兵器対策として用意された実体式の盾。特殊な共鳴現象を起こす複合金属を鋼材とし、ビームを拡散・吸収するコーティングも施されており、微細な振動を繰り返す鋼材の固有振動数との相乗効果で敵ビームを屈折・拡散させる。
なお、本装備開発時に極秘視察を行った連合首脳部がMSの全身にこの部材の使用を提案したが、振動鋼材は通常の合金の倍近く金属疲労が激しく、更にPS素材との相性が極めて悪いという点から不可能であった。

その他[編集 | ソースを編集]

バズーカ
携行式の実弾兵器で、デュエル用とは異なるタイプ。後部にカートリッジを4つ装填できる。
第8艦隊からの補給時に搬入され、『SEED』第22話のモラシム隊との初戦時や第24話での遭難したカガリの捜索時に使用された。
模擬戦用サーベル (正式名称不明)
ビームサーベルに似た形状の武装。『SEED』第37話のフリーダムとの模擬戦で使用している。
XM404 グランドスラム
ガンプラ「PG 1/60 ストライクガンダム」付属のオリジナル武器を初出とする大型の実体剣。デザインは『SEED』のキャラクターデザインを担当した平井久司氏。当初は公式用に設定が用意されていたが、バンダイホビー側に提案した際「模型としての自由な発想が失われる」という旨を伝えられたため、設定無しのあくまで模型オリジナルの武装に留まっている[8]
その後は一部のガンプラの付属品や模型誌の付録などで立体化されている他、『GUNDAM EVOLVE』にて、砂漠の辺境にあるザフト軍基地に置かれてあった物を奪取して緊急的に使用している。
MMI-M1001 90mm対空散弾銃
厳密には本機の武装ではなく、ザフト製MSのディンの武装。『SEED』第22話にてグーンの魚雷を受けアーマーシュナイダーを落とした際、アークエンジェルに撃墜され付近に落ちてきたディンの残骸から借用した。それもあってか、ガンプラ「ENTRY GRADE 1/144 ストライクガンダム[リサーキュレーションカラー/ネオングリーン]」で付属品として採用され、以降のオプションパーツセットなどにも付属している。

対決・名場面[編集 | ソースを編集]

機動戦士ガンダムSEED [編集 | ソースを編集]

ジン(ミゲル機)
PHASE-2より、ストライクの初戦闘。
戦闘に巻き込まれたキラはマリューと共にストライクに乗り込むが、そこにミゲルのジンがストライクを鹵獲しようと攻撃を仕掛けてくる。シートの後ろで様子を見ていたキラはOSが未完成である事に気づき、マリューと交代してOSをその場で書き換える。その結果、ストライクは見違える程に動きが変わり、その圧倒的な性能でジンを撃破するのだった。
歴代ガンダムシリーズでもMSのOSの設定がされていた前例はこれまで存在せず、「21世紀のファーストガンダム」であるガンダムSEEDにおけるMSの設定を強く印象付ける描写となった。
フリーダムガンダム
PHASE-37(リマスター版PHASE-39)より。
イージスとの戦闘で大破し、モルゲンレーテ社によって修復されたストライク。その際にナチュラル用OSが搭載され、再びアークエンジェルに配備される事になったのだが、その機体にはムウが乗る事に。早速フリーダムと模擬戦を行うが、「いきなり僕と模擬戦をやるのは早過ぎるのでは」と軽口を叩くキラにムウは「生意気言うんじゃない」と返し挑みかかるのだった。
夢の新旧主人公機対決シーンだが、その結果がどうなったのかは不明。
ちなみに、ゲーム『SDガンダム G GENERATION ADVANCE』でも新旧主人公機の対決があるのだが、こちらでは何とフリーダムはOZがクルーゼ専用機として開発したという設定になっており(プロヴィデンスは登場しない)、キラのストライク対クルーゼのフリーダムという形になっている。また、ソロモン攻略戦では「クルーゼと決着をつける為にはストライクの力が必要」としてムウが搭乗して戦う。ちなみにこの時のキラはストライクの代替機としてリ・ガズィに乗っている。

関連機体[編集 | ソースを編集]

各種ストライカー換装形態[編集 | ソースを編集]

エールストライクガンダム
エールストライカーを装備した高機動戦仕様。
ソードストライクガンダム
ソードストライカーを装備した接近戦仕様。
ランチャーストライクガンダム
ランチャーストライカーを装備した砲撃戦仕様。
パーフェクトストライクガンダム
マルチプルアサルトストライカーを装備した形態。「ガンダムSEED HDリマスター」で登場。
ストライクガンダムI.W.S.P.
統合兵装ストライカーパックを装備した形態。
ライトニングストライクガンダム
ライトニングストライカーを装備した形態。
ガンバレルストライクガンダム
ガンバレルストライカーを装備した形態。
ドライグストライクガンダム
オルタナティブ・プロジェクトで再製造されたストライクがMS用多機能ツール「カレトヴルッフ」を装備した形態。

系列機・派生機[編集 | ソースを編集]

ストライクガンダムI.W.S.P. (再製造機)
アクタイオン・プロジェクトで再度製造されたストライクがI.W.S.P.を装備した形態。
ストライクE / ストライクノワール
ストライク (再製造機)の改良型。複数の同型機が生産されている。
ストライクルージュ
オーブ連合首長国がストライクの予備パーツから組み上げたストライクのコピー機。
ゲイルストライクガンダム
ライブラリアンが製造した改良型。
ライゴウガンダム
フジヤマ社が本機の発展型として開発した機体。
オオワシアカツキ / シラヌイアカツキ
本機の設計を流用してオーブが開発した機体。
ストライクダガー
戦時量産型。ストライクの名を冠してはいるが、ストライカーパックシステムはオミットされている。
105ダガー / ダガーL / ウィンダム
本機を基にして連合が配備した制式量産型。ストライクダガーとは異なり、ストライカーパックシステムを搭載している。
デュエルガンダム / バスターガンダム / ブリッツガンダム / イージスガンダム
同時期に開発された兄弟機。デュエルとバスターは本機と同様のX100系フレームを使用している。

技術的関与のある機体[編集 | ソースを編集]

スカイグラスパー
支援機。ストライカーパックシステムに対応し、前線のストライクにストライカーパックを輸送する事が出来る。
テスタメントガンダム
ストライカーパックシステムの検証用にザフト軍が開発した機体。
インパルスガンダム
ザフト版ストライクとも言うべき機体。ストライカーパックシステムに似たシルエットシステムを搭載している。
ザクウォーリア / ザクファントム
ザフト軍が開発した「ニューミレニアムシリーズ」の量産機。ストライカーパックシステムに似たウィザードシステムを搭載している。
ガンダムアストレイ
初期GAT-Xシリーズの技術を盗用して開発された機体。全5機が開発された。

その他[編集 | ソースを編集]

ブラックストライク
コミックボンボンの読み切り漫画『ガンプラ武蔵』に登場する黒く塗装されたストライクのガンプラ
スーパーグレートストライクガンダム トリプルストライカー仕様
ブラックストライクにエール、ソード、ランチャーの各種ストライカーをフル装備させた形態。
スーパーグレートストライクガンダム ツインビームサーベル仕様
両腕を破壊されたスーパーグレートストライクガンダムに急遽バスターの右肩、右腕代わりのバクゥの頭部~首、ブリッツの左腕を装備させた形態。
ビルドストライクガンダム / ビルドストライクガンダム フルパッケージ
ガンダムビルドファイターズ』に登場するストライクベースのガンプラと専用ストライカーを装備した状態。機体各部に手が加えられており、機動性が強化されている。後にさらに強化されスタービルドストライクガンダムとなっている。
トールストライクガンダムグリッター
ガンダムビルドファイターズA-R』に登場するストライクベースのガンプラ。エールストライカーの機能強化に重点をおいて改造されている。

余談[編集 | ソースを編集]

  • 本機に接近戦用の武器としてアーマーシュナイダーが設定された理由については、『SEED』監督福田 己津央氏が過去に演出およびストーリーボードを務めたロボットアニメ『機甲戦記ドラグナー』に起因している。同作の主役機ドラグナー1は両脛にアザルトナイフが装備されている設定であるものの、当時監督に「ナイフ使って良いですか?」と確認したところ、「悪役っぽいからやめとう」と却下されたため作中には未登場となった。『SEED』において主役機にナイフを持たせたのはその時の再チャレンジとなっている。
  • 本機を含むGAT-Xシリーズ5機のデザイナーは公式では大河原邦男氏となっているが、一方でフェニックスガンダムシスクードなどのデザインを手掛けた片桐圭一郎氏が原案(最終準備稿)を描いたゴーストデザイナーである可能性が噂されている。実際、同一と思わしき人物がTwitter上でストライクのデザインを事細かに解説しているのが確認できる。

商品情報[編集 | ソースを編集]

ガンプラ[編集 | ソースを編集]

リンク[編集 | ソースを編集]

脚注[編集 | ソースを編集]

  1. 原案は片桐圭一郎の可能性あり
  2. 特に腕部は最も人間に近いと言われており、一般的なMSに不必要なほどの性能を持たされた結果、どのような武器にでも対応可能になっている。ただし、完成した機体は能力的なオーダーこそクリアしたが複雑化したシステムはコスト増と整備効率悪化を招き、特殊な腕による操作を必要とするような複雑な武器も現れておらず、後発の機体に同様の腕部は採用されずに終わっている。
  3. MS建造でザフトの後塵を拝した連合にとって、ザフトMS以上の性能を持つ機体の開発は最低かつ絶対の条件であった。
  4. これはMSに熟練したパイロットがいなかった連合軍にとって操縦負担を減らす意味でも重要度の高いシステム設計であったが、実際の運用では装備による機体重量及びバランス変化、地形への対応など複雑化した要因が加わるため、処理すべきデータの膨大化、カオス化が顕著であり、最終的な統括した制御をパイロットが受け持たねばならない事態も多かった。
  5. 一方でディアクティブ状態での抗甚性は著しく低下している。
  6. ドイツ語で「装甲」はリュストゥング、またはパンツァーであるため、英語とのちゃんぽんになっている
  7. 同スタッフは表立っての戦争協力を拒んだため、氏名不詳とされている。
  8. ASTRAYなブログ:昨日の話題に関連して