GUNDAM EVOLVE
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GUNDAM EVOLVE | |
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読み | ガンダムイボルブ |
原作 |
矢立肇 富野由悠季 |
監督 |
|
制作 | サンライズ |
発売元 | バンダイビジュアル |
公開日 | 2001年5月17日~2007年1月26日 |
話数 | 15話 |
巻数 | 3巻 |
概要[編集 | ソースを編集]
2001年~2007年にかけて製作された短編OVA作品集。全15作。
それぞれの作品は大きく分けて、ガンプラの同梱特典用として製作された第1期「GUNDAM EVOLVE PLUS」。テレビCM・CMでの展開用として製作された第2期「GUNDAM EVOLVE../Ω」及び「GUNDAM EVOLVE../A」の2種類となっている。
本シリーズは『GUNDAM THE RIDE ‐宇宙要塞A BAOA QU‐』で培った技術を使って、アニメの質感を伴ったCGで短編映像を作る企画として開始され、新しい映像表現へのチャレンジとして、第1弾である「EVOLVE 1」を除き、以降の作品が全て3DCGアニメーションで製作されているのが特徴となっている。
各話概要[編集 | ソースを編集]
書籍「ガンダムイボルブ マテリアル」より抜粋。
- EVOLVE 1
- 宇宙世紀0079年――地球連邦軍とジオン公国との戦いは、最終局面へと向かっている。ジオン軍の宇宙要塞ア・バオアクーの攻略を目前に控え、連邦軍宇宙艦隊は進撃を続ける。作戦開始5分前、ホワイトベースのMSデッキで待機するガンダムのコクピットでは、アムロ・レイがひとり黙想している。幾多の戦火をくぐり抜けて来た少年は、最後の出撃を前にして、何を想うのか。脳裏をよぎる戦いの日々……。そして今、ガンダムに出撃命令が下る。
- EVOLVE 2
- 宇宙世紀0087年――ジャブローへの降下作戦を目前に控え、月近傍でMS戦闘の模擬訓練を行うアーガマ。模擬訓練にはガンダムMk-IIのパイロットとなったカミーユ・ビダンも参加していたが、その訓練内容には不平不満があるらしかった――。この模擬訓練の映像は、整備長のアストナージ・メドッソの手によって、アナハイム・エレクトロニクス社によるガンダムMk-IIの映像と編集・再構成されている。
- EVOLVE 3
- 国を代表する「ガンダム」が宇宙の覇権を賭けて争う代理戦争――ガンダムファイト。第13回大会においてネオジャパン代表として参加するドモン・カッシュは、愛機のゴッドガンダムと一体化し、演舞を続ける。そこに乱入してきたのはパートナーであるレイン・ミカムラが搭乗するライジングガンダム!困惑するドモンに容赦なく襲い掛かるレイン。そのあまりの攻撃に、ついにドモンが逆ギレする!!
- EVOLVE 4
- 宇宙世紀0083――ジオン公国軍の敗残兵たちは、新たな組織デラーズ・フリートを結成。地球連邦軍に対して徹底抗戦の意を示した。連邦軍の試作ガンダム2号機を強奪したデラーズ・フリートは搭載された核兵器を使用。それはもはや一部の抵抗勢力とは言い切れない存在となっていった。試作ガンダム3号機の実戦投入を予測したアナハイム・エレクトロニクス社は、ラビアンローズでの稼働テストを実施するが、デラーズ・フリートMS部隊の急襲を受けてしまう。
- EVOLVE 5
- 人類史上最大の戦いとなった一年戦争の終結から14年、宇宙世紀0093――後に「シャアの反乱」と呼ばれることになる戦いが勃発。ネオ・ジオンの総帥シャア・アズナブルは、地球連邦への宣戦布告と同時に、小惑星アクシズを地球へ落下させる作戦を実行する。ニュータイプの素質を持つ少女、クェス・パラヤは、αアジールのパイロットとして戦いに参加するが、戦場で待っていたのはかつて心を通わせた少年、ハサウェイ・ノアだった。
- EVOLVE../6
- ドレッドノートのパイロット、プレア・レヴェリーはゲイツ部隊との交戦中に不思議な体験をする。ドレッドノートから分離するかのようにXアストレイが出現。ゲイツ部隊を殲滅したのである。そしてXアストレイは、その矛先をドレッドノートへと向ける。プレアの窮地を救ったのは、敵であるはずのハイペリオンだった。ドレッドノートとハイペリオンは敵味方を越えてXアストレイへと立ち向かってゆく……。
- EVOLVE../7
- 戦乱の日々が遠い記憶となりつつある平穏な世界――。しかし、再び地球圏に波乱が起きようとしていた。軌道上に建設されたコロニーが、実際はコロニー型の大型キャノンだというのだ。死んだはずのドクターJからキャノンの破壊指令を受けたヒイロ・ユイは、単独でコロニーへと潜入。そこで、かつて自分の愛機であったウイングガンダムゼロを発見する。ウイングゼロに搭乗したヒイロは、漆黒の闇に純白の翼をはためかせながら再び戦場へと飛び立つ。
- EVOLVE../8
- とある砂漠に建設されたザフトの軍事基地に、突如としてエールストライカーパックを装備したストライクガンダムが突入してきた。基地に配備されたMS部隊は急遽迎撃に出るが、ストライクガンダムの戦闘力は彼らの想像をはるかに超えるものだった。数で圧倒する他に勝つ手段が残されていないジンオーカー部隊。しかし、ストライクガンダムが手にした長大な剣によって1機、そしてまた1機と撃墜されていく……。
- EVOLVE../9
- 宇宙世紀0087――衛星軌道上に謎の巨大MAが出現し、迎撃に向かったエゥーゴ艦隊を殲滅させてしまう。この緊急事態に対して、エクーゴの協力組織であるカラバのチャクラ研究所へ出撃命令が下された。待機していた3機のΖガンダムは巨大MAの待つ軌道上へと飛ぶ。戦場に到着したΖガンダムを待っていたのは、可変機構を備えたニュータイプ用のMAであった。巨体から繰り出されるオールレンジ攻撃に苦戦するΖガンダムに、地上で戦いを見守る基地指令は無謀な攻撃命令を下すのだが……。「
- EVOLVE../10
- ハマーン・カーン率いるネオ・ジオン軍との戦いを終え、木星往復船ジュピトリスIIに同行して地球圏を後にしたジュドー・アーシタ。改修したΖΖガンダムで哨戒任務に出たジュドーに、妹のリィナから誕生日を祝うメッセージが届く。その時、ジュピトリスIIが亡命を求める救難信号を受信。どうやらそのシャトルは、ネオ・ジオン残党のMS部隊に追われているらしい……。救助に向かったジュドーは、そこでキュベレイMk-IIと遭遇する。
- EVOLVE../11
- 宇宙世紀0080――地球連邦軍とジオン公国の間に勃発した人類史上規模の戦争は、ジオン公国の敗北によって終結した。だが、最終決戦場となった宇宙要塞ア・バオア・クーの内部には未だ武装解除しないジオン兵が残り、散発的な抵抗を続けていた。終戦後に部隊へ配備された補充兵のヒデンは、ボール部隊での作敵任務を命令される。戦場の傷跡も生々しい要塞内を徘徊するボールの部隊。その時、見えない敵から攻撃を受ける!
- EVOLVE../12
- リック・ディアスの量産が始まり、それまでに蓄積されたデータを移行するため、アーガマに所属するクワトロ・バジーナは模擬戦闘を行う。全天周モニターに映し出されたシミュレーション映像には、旧ジオン軍のエース機であった赤い彗星のザクIIの姿があった。過去の自分に圧倒されてしまったクワトロは、赤い彗星のシャアとしての記憶を蘇らせる。
- EVOLVE../13
- エゥーゴによるジャブローへの侵攻作戦をキャッチしたティターンズは、地球への降下を阻止するべくMS部隊を迎撃に向かわせる。マラサイに乗るティターンズのパイロット、ジョナサンは、父親との確執を戦いの中で発散させるかのように突撃していく。しかし、この作戦はティターンズ上層部による罠であり、ジョナサンら兵士たちはエゥーゴをおびき寄せる囮でしかなかった。
- EVOLVE../14
- 無数の傷が刻まれた鎧を身に纏うひとりの武者――名を武者頑駄無(ガンダム)。魔殺駆(マザク)に奪われた光の巻物を取り戻すべく旅を続ける、武者七人衆のひとりである。平和な茶屋で子供たちに団子をご馳走していると、突然その茶屋に火の手が上がる。魔殺駆の手下、下塁愚愚(ゲルググ)の襲撃を刀の一閃で退けたものの、今度は魔殺駆が姿を現して巨大化、武者頑駄無に襲い掛かる。巻物に封印された「光の鎧」を巡る死闘が始まった!
- EVOLVE../15
- 木星船団に所属していたシャリア・ブルは、ギレン・ザビにニュータイプの素質を見出され、ジオン公国軍のニュータイプ専用試作モビルアーマーを任される。自らの能力に懐疑的なままキシリア・ザビ配下の実戦部隊に配備されたシャリア・ブルであったが、そこで赤い彗星のシャアとララァ・スンに出会い、ニュータイプという存在を知る。さらに戦場で遭遇したガンダムのパイロットとの熾烈な戦いの中で、その存在は現実のものであると確信するのだった。
登場人物[編集 | ソースを編集]
- EVOLVE 1
- EVOLVE 2
- EVOLVE 3
- EVOLVE 4
- EVOLVE 5
- EVOLVE../6
- EVOLVE../7
- EVOLVE../8
- EVOLVE../9
- EVOLVE../10
- EVOLVE../11
- EVOLVE../12
- クワトロ・バジーナ
- アストナージ・メドッソ
- マスター
- 偽の赤い彗星
- 酒場の女
- EVOLVE../13
- ジョナサン
- ジョナサンの父親
- EVOLVE../14
- 下塁愚愚
- 茶屋の娘
- 頑助 / 精之進 / 次武千代
- EVOLVE../15
登場メカ[編集 | ソースを編集]
- EVOLVE 1
- EVOLVE 2
- EVOLVE 3
- EVOLVE 4
- EVOLVE 5
- EVOLVE../6
- EVOLVE../7
- EVOLVE../8
- EVOLVE../9
- EVOLVE../10
- EVOLVE../11
- EVOLVE../12
- EVOLVE../13
- EVOLVE../15
楽曲[編集 | ソースを編集]
テーマソング [編集 | ソースを編集]
- Black stars (EVOLVE../6、../7)
- 作詞・作曲:東野純直
- SOLDIER -哀しみの詩- (EVOLVE../8)
- 作詞:清水しょうこ / 作曲:馬場一嘉 / 編曲:西田マサラ
- こんなもんじゃない! (EVOLVE../10)
- 作詞:大内正徳 / 作曲・編曲:平田祥一郎
- TIME IS ON MY SIDE (EVOLVE../11、../12)
- 作詞:岩里祐穂 / 作曲:山崎ますみ / 編曲:江口貴勅
- 終わらぬ未来 (EVOLVE../13)
- 作詞:川上次郎 / 作曲:野井洋児 / 編曲:土肥真生
- shift (EVOLVE../14)
- 作詞:三重野瞳 / 作曲・編曲:津下陽祐
各話リスト[編集 | ソースを編集]
DVD表題 | 話数 | サブタイトル | 初出 | 備考 |
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GUNDAM EVOLVE PLUS | EVOLVE 1 | RX-78 GUNDAM | 2001年5月 ・静岡ホビーショーでの上映 ・MGキャンペーンプレゼント |
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EVOLVE 2 | RX-178 GUNDAM Mk-II | 2001年11月 ・「PG ガンダムMk-II」初回生産分同梱特典DVD |
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EVOLVE 3 | GF13-017JⅡ GOD GUNDAM | 2001年12月 ・「EVOLVE 1」特典DVDと同時収録 |
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EVOLVE 4 | RX-78GP03 DENDROBIUM | 2002年3月 ・「HGUC ガンダム試作3号機デンドロビウム」初回生産分同梱特典DVD |
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EVOLVE 5 | RX-93 νGUNDAM | 2003年9月 ・ DVD「GUNDAM EVOLVE +」収録作品 |
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GUNDAM EVOLVE../Ω | EVOLVE../6 | YMF-X000A DREADNAUGHT | 「HG ハイペリオンガンダム」「HG ドレッドノートガンダム」PV | |
EVOLVE../7 | XXXG-00W0 WING GUNDAM ZERO | 「MG ウイングガンダムゼロ (EW ver.)」PV | ||
EVOLVE../8 | GAT-X105 STRIKE | 「PG ストライクガンダム」PV | ||
EVOLVE../9 | MSZ-006 Z-GUNDAM | |||
EVOLVE../10 | MSZ-010 ZZ-GUNDAM | 「ガンダムコレクション Vol.10」PV | ||
GUNDAM EVOLVE../A | EVOLVE../11 | RB-79 BALL | 「MG ボール Ver.Ka」「HGUC Gアーマー」PV | |
EVOLVE../12 | RMS-099 RICK-DIAS | 「MG リック・ディアス」「HCMpro リック・ディアス」「EXモデル アーガマ」PV | ||
EVOLVE../13 | RMS-108 MARASAI | 「HGUC マラサイ」「HGUC ガンダムMk-II+フライングアーマー」PV | ||
EVOLVE../14 | MUSYAGUNDAM | |||
EVOLVE../15 | RX-78/MAN-03 BRAW-BRO |
スタッフ[編集 | ソースを編集]
関連作品[編集 | ソースを編集]
- GUNDAM THE RIDE ‐宇宙要塞A BAOA QU‐
- 富士急ハイランドで期間限定公開されたアトラクション映像。培われた映像技術が本シリーズに活かされている。
- ガンダム新体験―0087― グリーンダイバーズ
- プラネタリウム全天周スクリーン用に2001年に公開された映像作品。本シリーズの「EVOLVE../9」がその後日談となる。
- 機動戦士ガンダム U.C.戦記 追憶のシャア・アズナブル
- 『1st』のオムニバスコミック。収録作品の一部として、「EVOLVE../12」のコミカライズ版と酒場の女の一年戦争時の活動風景を描いた作品を収録。
- ガンダムMSグラフィカ
- 本シリーズの製作スタッフによるCG集。「EVOLVE../9」の後日談も収録。
商品情報[編集 | ソースを編集]
DVD-BOX[編集 | ソースを編集]
DVD[編集 | ソースを編集]
書籍[編集 | ソースを編集]
外部リンク[編集 | ソースを編集]
リンク[編集 | ソースを編集]
脚注[編集 | ソースを編集]