「ストライカーパックシステム」の版間の差分

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== ストライカーパックシステム ==
 
== ストライカーパックシステム ==
[[地球連合軍]]が開発した[[モビルスーツ]]用の装備換装システム。背部の専用コネクターを介して「ストライカーパック」と呼ばれる追加装備を装着する。
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[[地球連合軍]]が開発した[[モビルスーツ]]用の装備換装システム。仕様の異なる複数のバックパック<ref>換装バックパックそのものが「ストライカーパック」または「ストライカー」と呼称される。なお、ストライカーパックを接続可能なMSや支援機を含めて「ストライカーシステム」と呼称されることもある。</ref>を換装することで、MSの汎用性と特化性を両立した技術であり、[[地球連合軍]]の[[ストライクガンダム|ストライク]]で初めて採用され、その制式量産機にあたる[[105ダガー]]やその後継主力MSで広く採用された。
  
ストライカーパックは装備する事で機体の特性を変化させる他、パックには[[バッテリー]]も内蔵されている<ref>追加装備を稼働させる為の電源としての役割も担っている。</ref>ため、行動時間の延長にも貢献している。
+
その誕生の背景には、「単機で砲撃戦、格闘戦など様々な戦局に対応でき、なおかつそれ専用の機体と同等の性能を持つ」というストライクのコンセプトが根底にあった。しかし、開発当時の技術ではそうした万能性をMS単機に求めるのは困難であり、そこで考案されたのが、武装、推進器、補助装備などを含むバックパックを換装することでMSの性能傾向を変化させるストライカーパックである。また、このストライカー自体をメインのパワーパック([[バッテリー]])としたことで、他の機体に比べ戦闘中のバッテリー補給が容易になるというメリットを追加することにもなった。
  
ストライカーパックは単機能型と万能型の二種類に大別される。多くの機体は単機能型のストライカーを装備しているが、これは製造コストが安く、格闘・砲撃など武装の傾向を絞っている為、パイロットに特別な技術を要求しないという利点がある。一方で状況によって適切なストライカーを装備しないとその性能を発揮できないというデメリットもあった。対する万能型は距離・状況を問わず戦闘が可能である反面、多機能化・重武装化によって使用に高い技術を要求するため、エースパイロット以外では持て余してしまう。
+
複数の仕様のストライカーパックと、それに対応したMS本体で構成され、ストライカー対応MS本体の性能傾向は標準的なものだが、任務に応じた装備を搭載することで専用機に匹敵する性能を発揮する<ref>例えば[[ランチャーストライクガンダム|ランチャーストライカー]]を搭載したストライクは、[[バスターガンダム|バスター]]に迫る砲戦能力を発揮する。</ref>。その運用においては、母艦や運用施設でミッションに対応したストライカーを搭載して出撃するのが定石である。ただし、装備中のストライカーで戦局の変化に対応出来ない場合、退却して装備を交換する必要がある。
  
初期のストライカーの中には肩部に武装を搭載する物もあったが、その後は肩部装備に対応しない機体が主となり、ストライカーも背部にのみ装備するタイプが主流となっていった。
+
当初、この発想は提唱された当初こそその複雑なシステム構成から「アイデア倒れの空論」と批判され、とりわけパックの換装に専用の母艦が必要とされる点が最大の弱点とみなされた。しかし、その実用性は[[第1次連合・プラント大戦]]期にストライクが挙げた数々の戦果や運用データで実証され、軍上層部からの高評価を得る。とは言え、MSの定数確保が優先された結果、ストライカー非対応の戦時量産機が大量生産されたため、大戦中にストライカーは普及せず、ストライカー対応の量産仕様機の本格導入は、大戦末期、既に量産体制に入りつつあった次期主力MSやその後継機を待つことになった。
  
ストライカーパックは地球連合製以外にも数多く存在し、非正規に開発された物も多い。ザフトでもこれを参考に[[ウィザードシステム]]や[[シルエットシステム]]を開発している。また、コネクターのみを追加することで非対応機種であってもストライカーを装備可能になる<ref>アストレイシリーズやライブラリアンの機体などが該当。</ref>。
+
一方、[[ザフト軍|ザフト]]は汎用MSに専門性を求めておらず、必要に応じて局地専用機や特定任務専用機を開発していたが、[[ユニウス条約]]でMSの保有数が制限されると、MS単機に求める多用途性と専門性は高度なものにならざるを得ず、その結果、ストライカーを参考に[[ウィザードシステム]]や[[シルエットシステム]]を開発することになった<ref>これらは接続方式(ソケット形状)、仕様の傾向、バッテリー機能の有無といった違いこそあるものの、バックパック換装による仕様変更というコンセプトに変わりはない。</ref>。
  
 
== 登場作品 ==
 
== 登場作品 ==
 
;[[機動戦士ガンダムSEED]]
 
;[[機動戦士ガンダムSEED]]
:本作を初めとする[[コズミック・イラ]]の世界には基本的に登場する。
+
:初出作品。本作を初めとする[[コズミック・イラ]]の世界には基本的に登場する。
 
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;[[機動戦士ガンダムSEED MSV]]
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:
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;[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]]
 +
:
 
== ストライカーパック一覧 ==
 
== ストライカーパック一覧 ==
 
=== [[コズミック・イラ]] ===
 
=== [[コズミック・イラ]] ===
 
==== [[地球連合軍]] ====
 
==== [[地球連合軍]] ====
 
;AQM/E-X01 エールストライカー
 
;AQM/E-X01 エールストライカー
:最初期に開発された高機動ストライカー。推力を強化するストライカーであり汎用性が高いため、後に量産されている。ビームサーベルが追加される。また、バッテリーに余裕のある装備であるため、単純な行動時間の延長にもなる。重力下での飛行は不可能であったが、改良が続けられて滞空時間は延長されている。このストライカーから派生した物は多く、[[M1アストレイ]]のバックパックやコスモグラスパー用エールストライカー等が開発されている。
+
:大気圏内外での高機動戦闘を目的として開発されたストライカー。バッテリー容量に余裕があり汎用性が高く、[[ビームサーベル]]が搭載されているため、格闘能力も向上している。
 
;AQM/E-X02 ソードストライカー
 
;AQM/E-X02 ソードストライカー
:最初期に開発された近接戦ストライカー。対艦刀やビームブーメラン、ロケットアンカーが追加される。バックパックはバッテリーと接近戦闘支援情報制御システム、ウェポンラックの機能のみとなっている。近接戦闘能力を上げるストライカーであるため、ストライカーパックに対応している戦闘機との相性は悪い。
+
:対艦刀を主兵装とした近接格闘戦用ストライカー。ビームブーメランやロケットアンカーなど相手の虚を突く兵装も搭載している。
 
;AQM/E-X03 ランチャーストライカー
 
;AQM/E-X03 ランチャーストライカー
:最初期に開発された砲撃戦ストライカー。大型ビーム砲やコンボウェポンポッドが追加される。バックパックにはバッテリーが追加されるが、バッテリー消費の激しい装備であるため管理が重要となる。また、装備が大型であるため機動性も若干下がってしまう。
+
:高エネルギービーム砲「アグニ」を搭載した砲撃戦ストライカー。迎撃用にバルカンとガンランチャーも搭載する。
 
;AQM/E-M1(P202QX)I.W.S.P.
 
;AQM/E-M1(P202QX)I.W.S.P.
:上記3種のストライカーの能力を全載せすることを目的とした統合兵装ストライカー。電力消費の増大や重量増加による姿勢制御の悪化等の問題が解決できずに開発が難航したために正式採用は上記3種の単機能型ストライカーに譲っている。後に再製造された物はエースパイロットによりその性能に相応しい戦果を上げているが、到底一般兵には扱えるものではなかったようだ。
+
:中・近距離高機動総合戦闘能力、超長射程火器によるアウトレンジ砲撃能力、対MS近接戦闘能力を有する統合兵装ストライカー。
 
;AQM/E-YM-1 マルチプルアサルトストライカー
 
;AQM/E-YM-1 マルチプルアサルトストライカー
:I.W.S.P.とは異なり3種のストライカーをそのまま全載せした全領域型ストライカー。増大した電力消費に対応するためバッテリーパックは5基連結した物を使用している。多機能すぎて使い勝手が悪く、機動性も下がってしまう。
+
:I.W.S.P.とは異なり3種のストライカーをそのまま統合した全領域型ストライカー。増大した電力消費に対応するためバッテリーパックは5基連結した物を使用している。
 
;AQM/E-X04 ガンバレルストライカー
 
;AQM/E-X04 ガンバレルストライカー
 
:[[メビウス・ゼロ]]と同様のガンバレルを搭載したストライカー。他のストライカーと異なり[[スカイグラスパー]]に接続できないことから、単独で戦闘機としても運用可能となっている。使用には高い空間認識能力が必要であるため、生産数は多くない。
 
:[[メビウス・ゼロ]]と同様のガンバレルを搭載したストライカー。他のストライカーと異なり[[スカイグラスパー]]に接続できないことから、単独で戦闘機としても運用可能となっている。使用には高い空間認識能力が必要であるため、生産数は多くない。
 
;P204QX ライトニングストライカー
 
;P204QX ライトニングストライカー
:長距離砲撃を目的としたストライカー。レールガンによる長距離砲撃が可能な他、強化バッテリーパックも装備されており友軍機での電力供給も行うことができる。正式採用はされていない。
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:長距離砲撃を目的としたストライカー。レールガンによる長距離砲撃が可能な他、強化バッテリーパックも装備されており友軍機での電力供給も行うことができる。
 
;AQM/E-M11 ドッペルホルン連装無反動砲
 
;AQM/E-M11 ドッペルホルン連装無反動砲
:量産された対艦砲撃用ストライカー。I.W.S.P.のデータが使用されている。機動性が下がるため宇宙での使用が主となるが、地上でも使えないことはない。
+
:対艦砲撃用ストライカー。I.W.S.P.のデータを基に第1次大戦後開発された装備。機動性が下がるため宇宙での使用が主となるが、地上でも使えないことはない。
 
;AQM/E-A4E1 ジェットストライカー
 
;AQM/E-A4E1 ジェットストライカー
:量産された空戦用ストライカー。これにはI.W.S.P.とファトゥム-00のデータが使用されている。大気圏内での飛行を可能とするストライカーで、翼下にミサイル等を搭載できる。宇宙では機能しないため使用されることは基本的にはない。
+
:大気圏内空戦用ストライカー。ドッペルホルンとともに大戦後開発された装備で、大気圏内での飛行を可能とする他、翼下にミサイル等を搭載できる。
 
;マルチランチャーパック
 
;マルチランチャーパック
:量産された[[核ミサイル]]を搭載可能なストライカー。核ミサイルを搭載することだけを考えているためか大型であり、機動性はかなり低下してしまう。地上では使用不可能。
+
:[[核ミサイル]]を搭載可能なストライカー。核ミサイルを搭載することだけを考えているためか大型であり、機動性はかなり低下してしまう。地上では使用不可能。
 
;中域用エールストライカー
 
;中域用エールストライカー
 
:[[コスモグラスパー]]の標準装備として改良されたエールストライカー。当然モビルスーツにも装備可能。
 
:[[コスモグラスパー]]の標準装備として改良されたエールストライカー。当然モビルスーツにも装備可能。
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:同じくストライクE用に開発されたランチャーストライカー。コンボウェポンポッドは背部に移動されている。
 
:同じくストライクE用に開発されたランチャーストライカー。コンボウェポンポッドは背部に移動されている。
 
;AQM/E-X09S ノワールストライカー
 
;AQM/E-X09S ノワールストライカー
:I.W.S.P.を継承した統合兵装ストライカー。 近接戦闘寄りになっている。[[フェイズシフト装甲]]製であり、ごく少数が生産されている。
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:I.W.S.P.のコンセプトを継承し、近接戦闘寄りに調整された統合兵装ストライカー。 [[フェイズシフト装甲]]製であり、ごく少数が生産されている。
 
;AQM/E-X05 ディバインストライカー
 
;AQM/E-X05 ディバインストライカー
 
:連合が捕獲した[[テスタメントガンダム]]用に開発したストライカー。飛行用ウイングとなる他、クローにも変形する。
 
:連合が捕獲した[[テスタメントガンダム]]用に開発したストライカー。飛行用ウイングとなる他、クローにも変形する。
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==== [[オーブ軍]] ====
 
==== [[オーブ軍]] ====
 
;EW452HW マニューバストライカー
 
;EW452HW マニューバストライカー
:[[エクリプスガンダム]]用にオーブが開発した高機動ストライカー。4基のブースターが備わっており、可変にも対応している。さらに分離させることでストライカー単独での飛行を可能としている。
+
:[[エクリプスガンダム]]用にオーブが開発した高機動ストライカー。分離させることでストライカー単独での飛行を可能としている。
 
;EW453R ライジンストライカー
 
;EW453R ライジンストライカー
:同じくエクリプスガンダム用にライトニングストライカーを再設計する形で開発されたストライカー。センサー系や推力が強化される他、曲射可能なビーム砲が装備される。マニューバストライカーと同様にストライカー単独での飛行が可能。
+
:同じくエクリプスガンダム用にライトニングストライカーを再設計する形で開発された砲撃戦用ストライカー。
 
;EW454F オオトリ
 
;EW454F オオトリ
 
:オーブがI.W.S.P.を元に開発した多目的ストライカー。ストライカー単独で飛行が可能で、モビルスーツにもある程度の飛行能力を与えられる。後にアカツキのオオワシに発展している。
 
:オーブがI.W.S.P.を元に開発した多目的ストライカー。ストライカー単独で飛行が可能で、モビルスーツにもある程度の飛行能力を与えられる。後にアカツキのオオワシに発展している。
 
;オオワシ
 
;オオワシ
:アカツキ用の空戦用ストライカー。正確にはストライカーではなく、ほぼ同じ仕様というだけである。大気圏内での飛行を可能とするほどの推力を有する。
+
:アカツキ用に開発された大気圏内戦闘用ストライカー。
 
;シラヌイ
 
;シラヌイ
:同じくアカツキ用の無線誘導ストライカー。ドラグーン・システムとほぼ同様の機能を有しており、高い空間認識能力が求められる。
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:アカツキ用の無線誘導ストライカー。ドラグーン・システムとほぼ同様の機能を有しており、運用には高い空間認識能力が求められる。
  
 
==== [[フジヤマ社]] ====
 
==== [[フジヤマ社]] ====
 
;スペキュラムストライカー
 
;スペキュラムストライカー
:[[ライゴウガンダム]]用に[[フジヤマ社]]が開発した高機動ストライカー。エールストライカーを参考としており、飛行能力を有している。また、ミサイル等の装備も可能で、エールストライカーより機能面が充実している。
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:エールストライカーをベースに[[フジヤマ社]]が開発した高機動ストライカー。翼下にミサイル等の装備が可能など、エールストライカーより機能面が充実している。
 
;キャリバーンストライカー
 
;キャリバーンストライカー
:上記に同じく近接戦ストライカー。ソードストライカーを参考としており、大型ビームサーベルが追加されている。
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:ソードストライカーをベースとした近接戦ストライカー。対艦刀の他に大型ビームサーベルが追加されている。
 
;サムブリットストライカー
 
;サムブリットストライカー
:上記に同じく砲撃戦ストライカー。ランチャーストライカーや[[バスターガンダム]]、[[カラミティガンダム]]を参考としており、凄まじい火力を有する。その反面、バッテリー消費が尋常ではない。
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:ランチャーストライカーをベースとした砲撃戦ストライカー。開発に際して[[バスターガンダム|バスター]]、[[カラミティガンダム|カラミティ]]も参考としており、凄まじい火力を有する。その反面、バッテリー消費が尋常ではない。
  
 
==== [[ライブラリアン]] ====
 
==== [[ライブラリアン]] ====
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:[[ライブラリアン]]が開発した非正規の高機動ストライカー。名の通り対ビームシールドが装備されている。エールストライカーを元にしており、機動性を向上させる。
 
:[[ライブラリアン]]が開発した非正規の高機動ストライカー。名の通り対ビームシールドが装備されている。エールストライカーを元にしており、機動性を向上させる。
 
;バスターストライカー
 
;バスターストライカー
:同じく砲撃戦ストライカー。バスターガンダムの装備をストライカー化したものだが、連結機能は廃止されている。
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:ライブラリアン製砲撃戦ストライカー。バスターガンダムの装備をストライカー化したものだが、連結機能は廃止されている。
 
;バズーカストライカー
 
;バズーカストライカー
:同じく砲撃戦ストライカー。ランチャーストライカーを元としており、様々な武装を装備できる。主にゲイボルグが装備されるが、アグニも装備可能である。
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:ライブラリアン製砲撃戦ストライカー。ランチャーストライカーをベースに、アーム部に様々な武装を装備できる。主にゲイボルグが装備されるが、アグニも装備可能である。
 
;ドラグーンストライカー
 
;ドラグーンストライカー
:同じく無線誘導ストライカー。このストライカー自体がドラグーン・システムによって制御されており、装備されたビームライフルによって射撃が可能。
+
:ライブラリアン製無線誘導ストライカー。このストライカー自体がドラグーン・システムによって制御されており、装備されたビームライフルによって射撃が可能。
 
;マガノイクタチストライカー
 
;マガノイクタチストライカー
:同じく特殊兵装ストライカー。マガノイクタチとマガノシラホコが装備されている。[[ミラージュコロイド]]に対応した機体でなければ効果を発揮できない。
+
:ライブラリアン製特殊兵装ストライカー。マガノイクタチとマガノシラホコが装備されている。[[ミラージュコロイド]]に対応した機体でなければ効果を発揮できない。
  
 
==== [[サーペントテール]] ====
 
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==== その他 ====
 
==== その他 ====
 
;バックジョイント
 
;バックジョイント
:[[ガンダムアストレイ アウトフレーム]]用の非正規ストライカー。実はストライカーではなくコネクターを利用しているだけである。
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:[[ガンダムアストレイ アウトフレーム]]用の多目的装備。コネクターを利用しているのみで、正確にはストライカーパックではない。
 
;Gフライト
 
;Gフライト
:同じくアウトフレーム用の非正規ストライカー。完全に専用であり他のモビルスーツは装備できないが、スカイグラスパーには装備できる。
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:アウトフレーム専用の飛行型ストライカーパック。他のモビルスーツは装備できないが、スカイグラスパーには装備できる。
 
;マルチパック
 
;マルチパック
:上記に同じく専用の非正規ストライカー。[[リジェネレイトガンダム]]の可変プラグを元に開発されており、ストライカーだけでなく[[シルエットシステム|シルエット]]や[[ウィザードシステム|ウィザード]]を装備可能となる。
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:アウトフレーム専用の非正規ストライカー。[[リジェネレイトガンダム]]の可変プラグを元に開発されており、ストライカーだけでなく[[シルエットシステム|シルエット]]や[[ウィザードシステム|ウィザード]]を装備可能となる。
 
;ι デスティニーRシルエット
 
;ι デスティニーRシルエット
:民間企業が開発した万能型ストライカー。デスティニーシルエットを元としている。名称から勘違いしやすいが、シルエットではなくストライカーである。
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:民間企業が開発した万能型ストライカー。デスティニーシルエットをベースに開発された装備であり、シルエットと冠しているが、プラグはストライカーパックに対応している。
  
 
=== ガンプラ作品オリジナル ===
 
=== ガンプラ作品オリジナル ===
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;ラヴストライカー
 
;ラヴストライカー
 
:[[ガンダムラヴファントム]]が装備しているストライカー。ノワールストライカーを改造した物。
 
:[[ガンダムラヴファントム]]が装備しているストライカー。ノワールストライカーを改造した物。
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;スーパーマルチプルアサルトストライカー
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:[[ガンダムパーフェクトストライクフリーダム]]が装備しているストライカー。エール、ソード、ランチャーの各ストライカーの特性をストライクフリーダム用に統合した物。
  
 
== 対応機 ==
 
== 対応機 ==

2024年2月21日 (水) 04:44時点における最新版

ストライカーパックシステム[編集 | ソースを編集]

地球連合軍が開発したモビルスーツ用の装備換装システム。仕様の異なる複数のバックパック[1]を換装することで、MSの汎用性と特化性を両立した技術であり、地球連合軍ストライクで初めて採用され、その制式量産機にあたる105ダガーやその後継主力MSで広く採用された。

その誕生の背景には、「単機で砲撃戦、格闘戦など様々な戦局に対応でき、なおかつそれ専用の機体と同等の性能を持つ」というストライクのコンセプトが根底にあった。しかし、開発当時の技術ではそうした万能性をMS単機に求めるのは困難であり、そこで考案されたのが、武装、推進器、補助装備などを含むバックパックを換装することでMSの性能傾向を変化させるストライカーパックである。また、このストライカー自体をメインのパワーパック(バッテリー)としたことで、他の機体に比べ戦闘中のバッテリー補給が容易になるというメリットを追加することにもなった。

複数の仕様のストライカーパックと、それに対応したMS本体で構成され、ストライカー対応MS本体の性能傾向は標準的なものだが、任務に応じた装備を搭載することで専用機に匹敵する性能を発揮する[2]。その運用においては、母艦や運用施設でミッションに対応したストライカーを搭載して出撃するのが定石である。ただし、装備中のストライカーで戦局の変化に対応出来ない場合、退却して装備を交換する必要がある。

当初、この発想は提唱された当初こそその複雑なシステム構成から「アイデア倒れの空論」と批判され、とりわけパックの換装に専用の母艦が必要とされる点が最大の弱点とみなされた。しかし、その実用性は第1次連合・プラント大戦期にストライクが挙げた数々の戦果や運用データで実証され、軍上層部からの高評価を得る。とは言え、MSの定数確保が優先された結果、ストライカー非対応の戦時量産機が大量生産されたため、大戦中にストライカーは普及せず、ストライカー対応の量産仕様機の本格導入は、大戦末期、既に量産体制に入りつつあった次期主力MSやその後継機を待つことになった。

一方、ザフトは汎用MSに専門性を求めておらず、必要に応じて局地専用機や特定任務専用機を開発していたが、ユニウス条約でMSの保有数が制限されると、MS単機に求める多用途性と専門性は高度なものにならざるを得ず、その結果、ストライカーを参考にウィザードシステムシルエットシステムを開発することになった[3]

登場作品[編集 | ソースを編集]

機動戦士ガンダムSEED
初出作品。本作を初めとするコズミック・イラの世界には基本的に登場する。
機動戦士ガンダムSEED MSV
機動戦士ガンダムSEED DESTINY

ストライカーパック一覧[編集 | ソースを編集]

コズミック・イラ[編集 | ソースを編集]

地球連合軍[編集 | ソースを編集]

AQM/E-X01 エールストライカー
大気圏内外での高機動戦闘を目的として開発されたストライカー。バッテリー容量に余裕があり汎用性が高く、ビームサーベルが搭載されているため、格闘能力も向上している。
AQM/E-X02 ソードストライカー
対艦刀を主兵装とした近接格闘戦用ストライカー。ビームブーメランやロケットアンカーなど相手の虚を突く兵装も搭載している。
AQM/E-X03 ランチャーストライカー
高エネルギービーム砲「アグニ」を搭載した砲撃戦ストライカー。迎撃用にバルカンとガンランチャーも搭載する。
AQM/E-M1(P202QX)I.W.S.P.
中・近距離高機動総合戦闘能力、超長射程火器によるアウトレンジ砲撃能力、対MS近接戦闘能力を有する統合兵装ストライカー。
AQM/E-YM-1 マルチプルアサルトストライカー
I.W.S.P.とは異なり3種のストライカーをそのまま統合した全領域型ストライカー。増大した電力消費に対応するためバッテリーパックは5基連結した物を使用している。
AQM/E-X04 ガンバレルストライカー
メビウス・ゼロと同様のガンバレルを搭載したストライカー。他のストライカーと異なりスカイグラスパーに接続できないことから、単独で戦闘機としても運用可能となっている。使用には高い空間認識能力が必要であるため、生産数は多くない。
P204QX ライトニングストライカー
長距離砲撃を目的としたストライカー。レールガンによる長距離砲撃が可能な他、強化バッテリーパックも装備されており友軍機での電力供給も行うことができる。
AQM/E-M11 ドッペルホルン連装無反動砲
対艦砲撃用ストライカー。I.W.S.P.のデータを基に第1次大戦後開発された装備。機動性が下がるため宇宙での使用が主となるが、地上でも使えないことはない。
AQM/E-A4E1 ジェットストライカー
大気圏内空戦用ストライカー。ドッペルホルンとともに大戦後開発された装備で、大気圏内での飛行を可能とする他、翼下にミサイル等を搭載できる。
マルチランチャーパック
核ミサイルを搭載可能なストライカー。核ミサイルを搭載することだけを考えているためか大型であり、機動性はかなり低下してしまう。地上では使用不可能。
中域用エールストライカー
コスモグラスパーの標準装備として改良されたエールストライカー。当然モビルスーツにも装備可能。
アナザートライアルソードストライカー
ストライクE用に開発されたソードストライカー。ビームブーメランとロケットアンカーの数が2つずつに増加し、装備位置も対艦刀以外を腕にまとめる形に変更されている。
アナザートライアルランチャーストライカー
同じくストライクE用に開発されたランチャーストライカー。コンボウェポンポッドは背部に移動されている。
AQM/E-X09S ノワールストライカー
I.W.S.P.のコンセプトを継承し、近接戦闘寄りに調整された統合兵装ストライカー。 フェイズシフト装甲製であり、ごく少数が生産されている。
AQM/E-X05 ディバインストライカー
連合が捕獲したテスタメントガンダム用に開発したストライカー。飛行用ウイングとなる他、クローにも変形する。

オーブ軍[編集 | ソースを編集]

EW452HW マニューバストライカー
エクリプスガンダム用にオーブが開発した高機動ストライカー。分離させることでストライカー単独での飛行を可能としている。
EW453R ライジンストライカー
同じくエクリプスガンダム用にライトニングストライカーを再設計する形で開発された砲撃戦用ストライカー。
EW454F オオトリ
オーブがI.W.S.P.を元に開発した多目的ストライカー。ストライカー単独で飛行が可能で、モビルスーツにもある程度の飛行能力を与えられる。後にアカツキのオオワシに発展している。
オオワシ
アカツキ用に開発された大気圏内戦闘用ストライカー。
シラヌイ
アカツキ用の無線誘導ストライカー。ドラグーン・システムとほぼ同様の機能を有しており、運用には高い空間認識能力が求められる。

フジヤマ社[編集 | ソースを編集]

スペキュラムストライカー
エールストライカーをベースにフジヤマ社が開発した高機動ストライカー。翼下にミサイル等の装備が可能など、エールストライカーより機能面が充実している。
キャリバーンストライカー
ソードストライカーをベースとした近接戦ストライカー。対艦刀の他に大型ビームサーベルが追加されている。
サムブリットストライカー
ランチャーストライカーをベースとした砲撃戦ストライカー。開発に際してバスターカラミティも参考としており、凄まじい火力を有する。その反面、バッテリー消費が尋常ではない。

ライブラリアン[編集 | ソースを編集]

シールドストライカー
ライブラリアンが開発した非正規の高機動ストライカー。名の通り対ビームシールドが装備されている。エールストライカーを元にしており、機動性を向上させる。
バスターストライカー
ライブラリアン製砲撃戦ストライカー。バスターガンダムの装備をストライカー化したものだが、連結機能は廃止されている。
バズーカストライカー
ライブラリアン製砲撃戦ストライカー。ランチャーストライカーをベースに、アーム部に様々な武装を装備できる。主にゲイボルグが装備されるが、アグニも装備可能である。
ドラグーンストライカー
ライブラリアン製無線誘導ストライカー。このストライカー自体がドラグーン・システムによって制御されており、装備されたビームライフルによって射撃が可能。
マガノイクタチストライカー
ライブラリアン製特殊兵装ストライカー。マガノイクタチとマガノシラホコが装備されている。ミラージュコロイドに対応した機体でなければ効果を発揮できない。

サーペントテール[編集 | ソースを編集]

ヴィーヴルストライカー
ガンダムアストレイ ブルーフレームD用の非正規ストライカー。エールストライカーを改良したもので、ビームサーベルの代わりにビームキャノンドラグーンが2基が装備されている。ストライカーではあるが、アストレイ系プラグの規格に対応している。
スナイパーパック
ブルーフレーム用の物を再設計した追加装備。元々ストライカーとして開発されたものではないが、再設計によりストライカーパックの規格に対応するようになった。また、装備単独での飛行や支援攻撃も可能。
ローエングリンランチャー
同じくブルーフレーム用の物を再設計した追加装備。ストライカーパックの規格に対応する。装備単独での飛行が可能。

その他[編集 | ソースを編集]

バックジョイント
ガンダムアストレイ アウトフレーム用の多目的装備。コネクターを利用しているのみで、正確にはストライカーパックではない。
Gフライト
アウトフレーム専用の飛行型ストライカーパック。他のモビルスーツは装備できないが、スカイグラスパーには装備できる。
マルチパック
アウトフレーム専用の非正規ストライカー。リジェネレイトガンダムの可変プラグを元に開発されており、ストライカーだけでなくシルエットウィザードを装備可能となる。
ι デスティニーRシルエット
民間企業が開発した万能型ストライカー。デスティニーシルエットをベースに開発された装備であり、シルエットと冠しているが、プラグはストライカーパックに対応している。

ガンプラ作品オリジナル[編集 | ソースを編集]

ビルドブースター
ビルドストライクガンダム用に製作したストライカー。ビルドストライクガンダム フルパッケージとなる。オオトリを参考としている。ビルドアカツキガンダムも装備している。
ユニバースブースター
上記と同じでスタービルドストライクガンダムとなる。ビルドブースターの機構を踏襲しているが、多くのオリジナルギミックが搭載されている。
ギャラクシーブースター
上記と同じでビルドストライクギャラクシーコスモスとなる。星型の形状である。
ビルドブースターMk-Ⅱ
ビルドガンダムMk-IIのバックパック。Gディフェンサーを元としたものでストライカーではないのだが、接続の規格をストライカーパックと同じとしているため接続可能。
リボンストライカー
ベアッガイIIIが装備しているストライカー。リボンのような形状の高機動ストライカーであり、機動力を向上させる。
チェアーストライカー
ベアッガイFが装備しているストライカー。見た目は完全に椅子であり、プチッガイを座らせることができる。
サテライトストライカー
ガンダムダブルエックスのバックパックを改造し、ストライカーとした物。サテライトストライクガンダムと呼ばれる。
セブンソードストライカー
ダブルオーガンダム セブンソード/Gの装備を改造したストライカー。セブンソードストライクガンダムと呼ばれる。
ドラゴンハングストライカー
アルトロンガンダム (EW版)のドラゴンハングを背部に装備したストライカー。ドラゴンハングストライクガンダムと呼ばれる。
エンジェルストライカー
EXモデルのアークエンジェルを改造したストライカー。後部ブロックが装備されている。エンジェルストライクガンダムと呼ばれる。
ラヴストライカー
ガンダムラヴファントムが装備しているストライカー。ノワールストライカーを改造した物。
スーパーマルチプルアサルトストライカー
ガンダムパーフェクトストライクフリーダムが装備しているストライカー。エール、ソード、ランチャーの各ストライカーの特性をストライクフリーダム用に統合した物。

対応機[編集 | ソースを編集]

ストライクガンダム
エールソードランチャーマルチプルアサルトI.W.S.P.ライトニングガンバレルの装備が確認されている。
ストライクルージュ
エール、I.W.S.P.オオトリの装備が確認されている。
ストライクE
アナザーソードアナザーランチャーI.W.S.P.ノワールの装備が確認されている。
105ダガー
ソード、ランチャー、ジェット、ガンバレルの装備が確認されている。
105スローターダガー
エール、ソード、ランチャー、I.W.S.P.、ライトニングの装備が確認されている。
ダガーL
ジェット、ドッペルホルン、ソード、ランチャーの装備が確認されている。
ダークダガーL
ジェット、ドッペルホルンの装備が確認されている。
ウィンダム
ジェットドッペルホルンマルチランチャー、エールの装備が確認されている。
スカイグラスパー
エール、ソード、ランチャーの装備が確認されている。
テスタメントガンダム
中域用エール、ソード、ディバインの装備が確認されている。
ガンダムアストレイ アウトフレーム / ガンダムアストレイ アウトフレームD
各種専用ストライカー、ソードの装備が確認されている。
アカツキ
専用のオオワシシラヌイの装備が確認されている。
ライゴウガンダム
スペキュラムキャリバーンサムブリットの装備が確認されている。
ゲイルストライクガンダム
シールドの装備が確認されている
レーゲンデュエルガンダム
バズーカの装備が確認されている。
ヘイルバスターガンダム
バスターの装備が確認されている。
ネブラブリッツガンダム
マガノイクタチの装備が確認されている。
ニクスプロヴィデンスガンダム
ドラグーンの装備が確認されている。
ヴァンセイバーガンダム
マガノイクタチの装備が確認されている。
ガンダムアストレイノワール / ガンダムアストレイノワールD
ノワール、デスティニーRシルエットの装備が確認されている。
ガンダムアストレイ ブルーフレームD
ヴィーヴルの装備が確認されている。
インパルスガンダム
マルチパックに換装することで使用可能となるが、どの装備も確認されていない。
デスティニーインパルスガンダムR / DIアダガ / インパルスガンダムブランシュ
デスティニーRシルエットの装備が確認されている。
エクリプスガンダム
マニューバ、ライジンを装備。

リンク[編集 | ソースを編集]

脚注[編集 | ソースを編集]

  1. 換装バックパックそのものが「ストライカーパック」または「ストライカー」と呼称される。なお、ストライカーパックを接続可能なMSや支援機を含めて「ストライカーシステム」と呼称されることもある。
  2. 例えばランチャーストライカーを搭載したストライクは、バスターに迫る砲戦能力を発揮する。
  3. これらは接続方式(ソケット形状)、仕様の傾向、バッテリー機能の有無といった違いこそあるものの、バックパック換装による仕様変更というコンセプトに変わりはない。