機動戦士ガンダム
機動戦士ガンダム | |
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読み | きどうせんしガンダム |
外国語表記 | Mobile Suit Gundam |
監督 | 富野喜幸(現:富野由悠季) |
脚本 |
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キャラクターデザイン | 安彦良和 |
メカニックデザイン | 大河原邦男 |
音楽 |
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制作 |
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放送局 |
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放送期間 | 1979年4月7日~1980年1月26日 |
話数 | 43話 |
次作 | 機動戦士Ζガンダム |
機動戦士ガンダム劇場版 機動戦士ガンダム 機動戦士ガンダムII 哀・戦士編 機動戦士ガンダムIII めぐりあい宇宙編 | |
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制作 | 日本サンライズ |
配給元 | 松竹 |
公開日 |
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概要[編集 | ソースを編集]
1979年から放送された日本サンライズ制作のロボットアニメ。長年にわたって制作されるガンダムシリーズの記念すべき第1作であり、ファンの間では「初代」「ファースト(1st)」とも呼称される。
それまでは正義のスーパーロボットが悪の勢力と戦う勧善懲悪もののロボットアニメが主流だったが、人類同士の戦争を描いた本作においては、登場するロボット(モビルスーツ)が一貫して兵器として扱われており、ミリタリー色があり、かつリアリティのある作風から、スーパーロボットと対を成す「リアルロボット」の金字塔となった。
当初は全52話の放送を予定していたが、視聴率が振るわず放送短縮の憂き目を見る[1]。しかし、その後の再放送と視聴者の口コミ、放送の翌年より発売されたプラモデル「ガンプラ」が巻き起こした社会現象「ガンプラブーム」などで知名度と評価が高まり、1981年からは本編映像に新規映像を加えて再編集した劇場版三部作が製作された。
ストーリー[編集 | ソースを編集]
人類が宇宙への移住を初めてから半世紀以上が経った宇宙世紀0079年。
人類は宇宙に浮かぶ数百基のスペースコロニーを第二の故郷とし、繁栄を続けてきた。そんな中、地球から最も遠いコロニー群「サイド3」にあるジオン公国が地球連邦政府に対して宣戦布告。ジオン軍の新兵器モビルスーツを前に地球連邦軍は苦戦を強いられ、この戦いはわずか一週間で人類の半数以上を死に至らしめた。
戦争が膠着状態に陥ってから約8か月。サイド7では連邦軍がジオン軍に対抗するべく極秘裏に試作モビルスーツの開発と運用テストを行っていたが、ジオン軍のシャア・アズナブルがこれを察知。サイド7に3機のモビルスーツ「ザク」を差し向け、やがてサイド7は戦場と化してしまう。サイド7に住む少年アムロ・レイは試作モビルスーツ「ガンダム」を操縦してザクを撃退するが、これにより否応なしに戦争に巻き込まれてしまう。
そしてガンダムなどのモビルスーツと多くの民間人を載せてサイド7を出港した強襲揚陸艦ホワイトベースは、少年少女達と共にジオン軍と決死の戦いを繰り広げていく。果たして彼らは生き延びることができるか?
登場人物[編集 | ソースを編集]
地球連邦軍[編集 | ソースを編集]
ホワイトベース隊[編集 | ソースを編集]
- アムロ・レイ
- 連邦軍技術士官の息子。サイド7で試作モビルスーツ「ガンダムを操縦してジオン潜入部隊を撃破。なし崩しにパイロットとして連戦する羽目になる。徐々にニュータイプへと覚醒していく。
- ブライト・ノア
- ホワイトベースの艦長。若くして正規軍人がほぼ全滅したホワイトベースの指揮を執る事になった苦労人。
- セイラ・マス
- ホワイトベース通信担当。本名はアルテイシア・ソム・ダイクン。シャアの実妹。
- リュウ・ホセイ
- ガンタンクのパイロット。正規軍人。ラル隊との交戦により負傷していたが、クラウレ・ハモンによるカーゴ特攻を防ぐため、コアファイターによる特攻で迎撃、戦死。
- カイ・シデン
- ガンキャノンのパイロット。皮肉屋。生活のためジオン軍のスパイをしていた少女、ミハルとの出会いを通じて人間的に成長する。が、ア・バオア・クー攻防戦でも「臆病なくらいが丁度いい」とスタンスは変えなかった。
- ハヤト・コバヤシ
- ガンタンクのパイロット。アムロの友人で、柔道有段者。
- フラウ・ボゥ
- アムロ、ハヤトの幼馴染。ホワイトベースでは怪我人の治療の手伝いや孤児たちの世話をしていた。
- ミライ・ヤシマ
- 地球連邦の元高官の娘。小型宇宙船の操船経験を買われ、ホワイトベース操船を担当。
- ジョブ・ジョン
- WBの予備パイロット。歩哨や砲兵、白兵戦までこなす便利屋的存在。
- オムル・ハング
- メカニックマン。
- スレッガー・ロウ
- ホワイトベースのジャブロー到着後に配属された正規軍人。
- オスカ・ダブリン / マーカー・クラン
- WBのオペレーター。
- タムラ
- コック長。
- カツ・ハウィン / レツ・コ・ファン / キッカ・キタモト
- ホワイトベースに避難している戦災孤児たち。
その他(地球連邦軍)[編集 | ソースを編集]
- レビル将軍
- 連邦軍の高位軍人。オデッサ作戦、ソロモン攻略の指揮を執った。
- マチルダ・アジャン
- 連邦軍補給部隊に所属する女性士官。ミデアでの輸送任務中に黒い三連星の襲撃を受け、コクピットを拳で潰され戦死。
- アントニオ・カラス
- ジャブロー基地の防衛士官。
- ゴップ
- 地球連邦軍参謀本部の所属。大将。
- シン
- モビルスーツパイロット。ソロモン攻略戦にてジムに搭乗。
- モスク・ハン
- 連邦軍の工学技師。
- リード
- 中尉。サラミスの艦長。
- ワッケイン
- ルナツー司令。
- パオロ・カシアス
- ホワイトベースの先代艦長。
- ティアンム
- 連邦軍の将官。
- エルラン
- 連邦軍将官。ジオンと内通していたが、アムロによって内通が露見する。
ジオン公国[編集 | ソースを編集]
ジオン軍[編集 | ソースを編集]
- シャア・アズナブル
- 「赤い彗星」の異名を持つジオンのエースパイロット。本名キャスバル・レム・ダイクン。
- ララァ・スン
- フラナガン機関で育てられたニュータイプの少女。シャアに恩義を感じている。
- ガイア / マッシュ / オルテガ
- 黒い三連星と呼ばれるモビルスーツパイロットチーム。連携攻撃を得意としている。
- マ・クベ
- キシリア配下のジオン軍人。オデッサ基地司令。壷マニア。南極条約で禁止されている核弾頭を使用する。
- ククルス・ドアン
- ジオンの脱走兵。
- フラナガン・ブーン
- マッドアングラー隊の指揮官。
- アカハナ
- 特殊工作員。
- コンスコン
- ドズルの副官。
- カヤハワ
- コンスコン機動艦隊所属のパイロット。
- ドレン
- シャアの部下。ムサイ級巡洋艦「ファルメル」の艦長。
- デニム / ジーン / スレンダー / クラウン / ジェイキュー
- シャアの部下。
- トクワン / デミトリー
- シャアの部下のMAパイロット。
- ウラガン / クリンク
- マ・クベの部下。
- シムス・アル・バハロフ
- ニュータイプ用兵器開発部隊に所属する女性技術士官。
- シャリア・ブル
- 木星帰りのニュータイプ。
ランバ・ラル隊[編集 | ソースを編集]
- ランバ・ラル
- 一年戦争以前からゲリラ戦を率いてきたジオンの軍人。青い巨星の異名を持つ。
- クラウレ・ハモン
- ラルの内縁の妻。
- クランプ
- ラルの副官。
- コズン・グラハム / アコース / ギーン / ステッチ
- モビルスーツパイロット。
- タチ / サグレド / ゼイガン
- その他のラルの部下。
ザビ家[編集 | ソースを編集]
- デギン・ソド・ザビ
- ジオン公国公王。半分引退している状態になっている。
- ギレン・ザビ
- ジオン軍総帥。デギンの長男。ジオン公国の事実上の指導者。最終決戦時、キリシアに射殺される。
- ドズル・ザビ
- ジオン軍宇宙攻撃軍司令官。デギンの次男(三男説あり)。
- キシリア・ザビ
- ジオン軍突撃機動軍司令官。デギンの長女。ア・バオア・クーが陥落した際にザンジバルで脱出を図るが、シャアに射殺される。
- ガルマ・ザビ
- ジオン軍地球方面軍司令官。デギンの四男。シャアとは士官学校以来の友人。が、シャアに謀殺される。
その他の登場人物[編集 | ソースを編集]
- ジオン・ズム・ダイクン
- シャアとセイラの実父。
- イセリナ・エッシェンバッハ
- アメリカ・ニューヤーク前市長の娘。ガルマの恋人。
- ミハル・ラトキエ
- ベルファスト近郊に住む難民。ジオンのスパイとして現地徴用されるが…。
- カムラン・ブルーム
- サイド6の検察官。ミライの許婚。
- ペルガミノ
- サイド6に住む実業家。
登場メカ[編集 | ソースを編集]
地球連邦軍[編集 | ソースを編集]
モビルスーツ[編集 | ソースを編集]
航空機など[編集 | ソースを編集]
- コア・ファイター
- コア・ブースター
- ガンペリー
- Gファイター
- ミデア
- 61式戦車
- パブリク
- ファンファン
- フライ・マンタ
- トリアーエズ (本編未登場)
- 対ザク用タンク型自走砲
- 大口径バルカン砲重装甲車
- デッシュ
- デプ・ロッグ
- ドラゴン・フライ
- ドン・エスカルゴ
- 有線ミサイルカー
艦船[編集 | ソースを編集]
ジオン公国軍[編集 | ソースを編集]
モビルスーツ[編集 | ソースを編集]
モビルアーマー[編集 | ソースを編集]
航空機など[編集 | ソースを編集]
艦船[編集 | ソースを編集]
関連用語[編集 | ソースを編集]
組織[編集 | ソースを編集]
- 地球連邦軍
- 地球とその周辺コロニー(要するに人類の勢力範囲)を統治する地球連邦の軍事部門。個人のスタンドプレーが横行する一方、官僚主義や事なかれ主義が蔓延している。
- ジオン公国
- サイド3を中心として地球連邦から独立した国家。ザビ家による専制だが、国名は公王デギンのかつての同志であり政敵だったジオン・ズム・ダイクンにちなむ。
地名・施設[編集 | ソースを編集]
- サイド7
- 月から見て地球の反対側にあるラグランジュポイントにあるスペースコロニー。一年戦争時は未完成の1基のみ。モビルスーツの性能試験施設が存在する。物語のスタート地点。
- サイド3
- 地球から見て月の向こう側にあるラグランジュポイントにあるスペースコロニー群。ジオン公国の首都であるズム・シティがある。
- オデッサ
- 黒海に面した港湾都市。ジオン軍の資源採掘拠点があり、戦争後期に連邦軍の大反抗作戦「オデッサ作戦」が展開された。
- ジャブロー
- 南米アマゾン川流域にある連邦軍の本拠地。地下洞窟を利用しており上空からは鉄壁の防御を誇る。
- ベルファスト基地
- イギリスにある連邦軍の基地。
- キャリフォルニアベース
- 北米大陸の太平洋沿岸地帯一帯に広がるジオン軍の軍事基地。
- ルナツー
- 地球の挟んで月の反対側に位置する地球連邦軍の宇宙要塞。
- グラナダ
- 月の裏側に位置する都市。ジオン軍の突撃機動軍の本部が置かれている。
- ソロモン
- サイド1に位置するジオン軍の宇宙要塞。
- ア・バオア・クー
- サイド3にあるジオン軍の宇宙要塞。
その他[編集 | ソースを編集]
- 宇宙世紀
- 宇宙移民開始を初年とする暦。
- 一年戦争
- 宇宙世紀0079年1月3日から0080年1月1日にかけて繰り広げられた地球連邦とジオン公国の戦い。放送終了後に名称や具体的な日時が設定された。
- ルナ・チタニウム合金
- 地球連邦によって開発されたMSの装甲材。至近距離でザク・マシンガンを被弾しても無傷など、桁外れの強度を持つ。宇宙でしか精製できないとされ、そのためもあってガンダムの研究開発はサイド7で行われていた。
- コアブロックシステム
- コア・ファイターを核とし、上下半身のパーツを交換可能にしたシステム。MS運用ノウハウの無い連邦軍が、試作機であるガンダムの戦闘データを確実に回収するためや戦闘中の換装を素早く行う為の窮余の策でもあったと思われる。
楽曲[編集 | ソースを編集]
TV版[編集 | ソースを編集]
- オープニングテーマ
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- 「翔べ!ガンダム」
- 作詞:井荻麟 / 作曲:渡辺岳夫 / 編曲:松山祐士 / 唄:池田鴻
- エンディングテーマ
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- 「永遠にアムロ」
- 作詞:井荻麟 / 作曲:渡辺岳夫 / 編曲:松山祐士 / 唄:池田鴻
- 挿入歌
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- 「シャアが来る」(第40話)
- 作詞:井荻麟 / 作曲:渡辺岳夫 / 編曲:松山祐士 / 唄:堀光一路
劇場版 [編集 | ソースを編集]
- 「砂の十字架」(第1作主題歌)
- 作詞・作曲:谷村新司 / 編曲:青木望 / 唄:やしきたかじん (キングレコード)
- 「スターチルドレン」 (第1作イメージソング)
- 作詞:井荻麟 / 作曲・唄:やしきたかじん / 編曲:飛澤宏元 (キングレコード)
- 「哀 戦士」(第2作主題歌)
- 作詞:井荻麟 / 作曲・編曲・唄:井上大輔 (スターチャイルド)
- 「風にひとりで」(第2作挿入歌)
- 作詞:井荻麟 / 作曲・編曲・唄:井上大輔 (スターチャイルド)
- 「めぐりあい」(第3作主題歌)
- 作詞:井荻麟、売野雅勇 / 作曲・唄:井上大輔 / 編曲:鷺巣詩郎 (スターチャイルド)
- 「ビギニング」(第3作挿入歌)
- 作詞:井荻麟 / 作曲・編曲・唄:井上大輔 (スターチャイルド)
各話リスト[編集 | ソースを編集]
話数 | サブタイトル | 備考 |
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第1話 | ガンダム大地に立つ!! | |
第2話 | ガンダム破壊命令 | アイキャッチのBGM変更+静止画から動画に変更 |
第3話 | 敵の補給艦を叩け! | |
第4話 | ルナツー脱出作戦 | |
第5話 | 大気圏突入 | |
第6話 | ガルマ出撃す | |
第7話 | コアファイター脱出せよ | |
第8話 | 戦場は荒野 | |
第9話 | 翔べ!ガンダム | |
第10話 | ガルマ散る | |
第11話 | イセリナ、恋のあと | |
第12話 | ジオンの脅威 | アイキャッチの画像変更 (タイトルロゴのみ → ガンダム&タイトルロゴ) |
第13話 | 再会、母よ… | |
第14話 | 時間よ、とまれ | |
第15話 | ククルス・ドアンの島 | |
第16話 | セイラ出撃 | |
第17話 | アムロ脱走 | |
第18話 | 灼熱のアッザム・リーダー | |
第19話 | ランバ・ラル特攻! | |
第20話 | 死闘!ホワイト・ベース | |
第21話 | 激闘は憎しみ深く | |
第22話 | マ・クベ包囲網を破れ! | |
第23話 | マチルダ救出作戦 | |
第24話 | 迫撃!トリプル・ドム | |
第25話 | オデッサの激戦 | |
第26話 | 復活のシャア | |
第27話 | 女スパイ潜入! | |
第28話 | 大西洋、血に染めて | |
第29話 | ジャブローに散る! | |
第30話 | 小さな防衛線 | |
第31話 | ザンジバル追撃! | |
第32話 | 強行突破作戦 | |
第33話 | コンスコン強襲 | |
第34話 | 宿命の出会い | |
第35話 | ソロモン攻略戦 | |
第36話 | 恐怖!機動ビグ・ザム | |
第37話 | テキサスの攻防 | |
第38話 | 再会、シャアとセイラ | |
第39話 | ニュータイプ、シャリア・ブル | |
第40話 | エルメスのララァ | |
第41話 | 光る宇宙 | |
第42話 | 宇宙要塞ア・バオア・クー | |
第43話 | 脱出 | アイキャッチの画像変更 (第2話以降の物に差し戻し) |
スタッフ[編集 | ソースを編集]
- TV版
- 企画:サンライズ
- 原作:矢立肇・富野喜幸
- 総監督:富野喜幸
- アニメーションディレクター:安彦良和
- キャラクターデザイン:安彦良和
- メカデザイン:大河原邦男
- 美術設定:中村光毅
- 動画チェック:浜津守
- 特殊効果:土井通明
- 撮影:旭プロダクション、斉藤秋男
- 編集:鶴渕友彰、小谷地文男
- 現像:東京現像所
- 音響監督:松浦典良
- 効果:松田昭彦
- 整音:日向国雄
- 録音:整音スタジオ
- 制作進行:豊住政弘・他
- 設定製作:円井 正
- プロデューサー:関岡謙渉、大熊伸行、渋江靖夫
- アシスタントプロデューサー:神田 豊
- 制作:名古屋テレビ、創通エージェンシー、日本サンライズ
- 劇場版
- 企画:サンライズ
- 原作:矢立 肇・富野 喜幸
- キャラクターデザイン:安彦 良和
- メカデザイン:大河原 邦男
- 美術監督:中村 光毅
- 動画チェック:浜津 守
- 音楽:渡辺 岳夫・松山 祐士
- アニメーションディレクター:安彦 良和
- 制作協力:名古屋テレビ、創通エージェンシー
関連作品[編集 | ソースを編集]
- 機動戦士ガンダム (小説版)
- 複数あるノベライズ版の内、富野監督が執筆した小説。本作とは異なるストーリー展開になっており、一部キャラクターの設定や顛末が大幅に異なるのが特徴。
- 機動戦士ガンダム (冒険王版)
- 漫画雑誌「冒険王」で連載されていたコミカライズ版。ストーリーが熱血アニメ路線になっており、その原作崩壊ぶりから、ファンの間でカルト的な人気を博している。
- 機動戦士ガンダム THE ORIGIN
- 本作のキャラクターデザインを担当し、漫画家として活動している安彦良和氏が制作した漫画作品。本作のリブート作品であり、設定面やストーリー展開に差異がある。
- 機動戦士ガンダムさん / ガンダムさん
- 漫画雑誌「月刊ガンダムエース」で連載されている大和田秀樹氏の4コマ漫画作品。ギャグマンガであり、ショートアニメ「ガンダムさん」としてアニメ化もされた。
- トミノメモ
- 当初全52話の予定だった本作が全43話に短縮された結果、没となった物語後半(第37話~第52話)のシノプシス(あらすじ)の通称。ストーリー展開が大幅に異なる他、未登場となったキャラクターや機体なども存在している。
- ガンダムセンチュリー (宇宙翔ける戦士達 GUNDAM CENTURY)
- 1981年にみのり書房から発行されたムック。本作の世界観を補強するための各種設定が創作されており、一部の設定は『MSV』など様々な媒体を介して公式設定へと取り入れられ、後発のガンダムシリーズにも影響を与えた。
- MSV / MS-X
- 本作の登場機体に焦点を当てたメカニックデザイン企画。エースパイロットの専用機や任務に応じた仕様の機体など様々なバリエーション機が創作され、同様の企画は以降のガンダムシリーズにも継承されていった。
- 機動戦士Ζガンダム
- 続編。本作から7年後を舞台としており、一部キャラクターが成長した姿で続投している。
商品情報[編集 | ソースを編集]
資料リンク[編集 | ソースを編集]
リンク[編集 | ソースを編集]
脚注[編集 | ソースを編集]
- ↑ 当時発売されていたクローバーの玩具の売上は好調で、放送の延長の打診もあったがこの時点ですでに制作は終盤に差し掛かり、修正ができない状況であった。